エルカム交通公団 > 運営機関


概要

 当記事では、エルカム交通公団の運営機関(グループ本社事業部門)について解説する。

組織

経営理事会

 ルフィアム・アリアンナを始め、公団各部門から選出される上級理事からなる。意思決定機関。
基本的にアリアンナの裁量権が強いものの、一定の改革解放路線を取っており、重要事項の決定にあたっては他の株主の意向を反映する体制となった。

株主代表総議会

 エルカムの議会にあたる組織。象徴的指導者であるアリアンナを中心に各国代表との駆け引きによる意思決定がなされる。
共立公暦1000年、現時点における普通株式占有率は以下の通り。

 エルカム・グループの創設者にして、象徴的指導者でもある。
外界との接触以前から自らによる一極体制を死守したが、円滑な取引を求める国際社会に譲歩して一定の改革解放を行った。

 エルカムと同じく、大規模な企業統治体制を取る連合体であり、最大の提携相手となる。投資各国の干渉に対処するため、ともに連立体制を組んだ。

 ゲート航路の敷設事業において上位のシェアを誇る。競合を避けるために一定の投資を行いつつ公団の主力事業にコミットする戦略を取った。

 黒丘影響圏での路線開発利権をパッケージで譲る代わりに一定の普通株式を確保。特定国家の侵食に一定の歯止めをかけた。交渉による自国保有率の上昇を狙う。

諮問評議会

 優先株主からなる諮問機関。経営に関する投票権を持たないが、個々の投資額に応じた潜在的な影響力を有する。
共立公暦1000年、現時点における優先株式占有率は以下の通り。

 学園社会における、かねてからの誘致戦略を補強する一貫として参入した。公団の優先株式を事実上独占する。
広大な敷設航路を有するエルカムの交通利権は、航空宇宙分野における自国の遅れを補うために十分すぎるほどの安定性を見込んだ。

ラマーシャ公国:5%
 イドゥニア中央鉄道に強い影響力を持つ。持ち株比率を巡る交渉で多くの候補国が離脱し、絶好の機会を得るも、ユピトルの財力を前に抗しきれず5%の保持に留まった。

◆中央管理局

工機部
総合製造課
各機械制作工場や列車製造工場を管理する。
輸出課
他国に輸出する機械の管理を担当。

事業部門

グループ本社の運営を直接担っており、必要に応じて関連子会社などへの管理指導も実施する。

相互人事部
国内人員管理課
国内の人員を管理する、国民は必ずここに登録される。
国際人員管理課
広域運輸管理局で働く人員を管理する、他国籍の人が大多数。


◆内政管理局

保安部
治安維持隊
国内の治安維持隊を各居住施設に配置している。
輸送隊
治安維持隊の物資を運搬する。貨物列車を所有している。

内政施設部
行政法管理課
エルカム内の法律を決める。
公共施設管理課
エルカム内の国内交通部と被らない公共施設を管理する。

国内交通部
海上運輸課
海上船舶を運用する、大半が渡し船や中規模客船。
地上鉄道司令
地上鉄道の列車を管理する、年々廃止の傾向にあり規模は縮小していく。
惑星間列車司令
エルカム内の星間列車を運用、大半が通勤型の車両。
惑星間列車区司令
エルカム内の惑星間列車の車両基地を管理運用する。
星系保線区司令
エルカム内の惑星間列車の施設保守整備を行う、流星対策として超巨大装甲列車を保有する。
道路管理課
地上の道路をかんりする。
国内駅務課
惑星間列車や海上船舶の駅や港施設の運営を担当する。

広報部
国内管理課
国内の治安を乱すような広告を取り締まる。
放送連合会
国内メディアを管理する。


◆広域運輸管理局

交通部
国際列車司令
一番広大な組織、エルカムが航路を伸ばす各国家に列車司令所を置いて定期列車に指令を送る。
列車区列車司令
エルカムが航路を伸ばす各国家にある車両基地に指令を送る。
特別列車司令
総帥専用列車や貴賓列車に司令を送る。
車両点検課
国際列車の車両に対して保守整備を行う。

警備部
装甲列車隊
武装列車で各国際航路を警備し、治安維持を行う。装甲列車1編成につき1部隊となる。
特殊装甲課
巨大列車砲や対艦ミサイル車両の運用を担当する。

施設部
国外駅務課
国際列車の駅業務全般を担当する。
列車区運営課
国際列車の車両基地における雑用を担当。
施設運営課
ホテルなど列車関係以外の施設の運営を担当。

保線部
日常点検課
主に保線列車を使って航路やゲートの保守管理を担当する
保線装甲隊
惑星破壊ミサイル等特殊装置を使用し航路上の障害物を取り除く。
共立機構国際平和維持軍との共同作業が大半であるが、派遣部隊そのものの指揮権は、通常、エルカム本国の裁量に委ねられている。
その上で、予め合意された内容に従って代表となる外国人将校の指揮下に入ることもある。
惑星破壊ミサイルに関しては、共立機構の許可を得た後に同平和維持軍の中央総隊から一時的に共有される形を取る。
敷設課
ゲートや駅施設の敷設や建設を担当する。

外交部
外務課
外交を担当する。
計画課
他国の交通量を調査し外交計画を立てる。
メディア管理所
他国へのメディア広告や列車内放送の収録を担当。

支援部
国際支援隊
他国へ技術支援を行う、列車企業設立の援助も担当。貨物列車を大量に所有している。
資材保管所
エルカムが使用する資材を管理する。

研究部
技術保管所
完成した技術を保管する施設の運営を担当。
技術開発課
交通技術研究所や親善交流会を運営し技術開発を行う。

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最終更新:2024年06月15日 12:32