稼ぎ攻略:各種テクニック

ジュエリングシステムの仕様をついた特殊な技みたいなものがいくつかあるので紹介します。一部は狙ってやらなくても偶然見かける事がありますが、意図的に狙ってやれるようになると、攻略の幅が一気に広がります。

※各技の名前は便宜上適当に付けたものです。
※サムネイル画像が小さすぎて見難い場合は、画像をクリックすると拡大表示されます。


ダブル取り

1回の仕込みで2回ジュエリングすることをダブル取りまたはダブルと呼びます。ダブル取りには大きく分けて以下の4つのやり方があります(明確には区別できない場合もある)。

元祖ダブル取り

ダイヤを仕込む
仕込んだ指輪をガンナーモードにして自動回収
ダイヤの指輪を少しだけ回収したタイミングで着火する
着火直後にガンナーモードを解除する
ガンナーモード解除後に残りのダイヤの指輪を回収してチャージ完了
これは最初に思いつきやすい方法なのですが、ダイヤの指輪がある程度広範囲に出ていないと決めにくく安定させにくいです。これを狙ったつもりが後述の半回収ダブルやダブルもどきになっていた、という事も少なくありません。

半回収ダブル

ダイヤを仕込む
仕込んだダイヤの指輪の一部を事前に回収
残りの指輪から一定以上の距離を取ってガンナーモード
ガンナーモードになった直後に着火する
着火直後にガンナーモードを解除する(画像だとこの時点でチャージ済み)
ガンナーモード解除後に残りのダイヤの指輪を回収してチャージ完了
最も基本的な実用性の高いやり方です(別名本家ダブル)。指輪の数が少ないとダイヤの指輪を部分的に回収するのが難しいこともありますが、その場合は無理せずダイヤ以外を回収しておくのが無難だと思います(この場合後述のダブルもどきになる)。

ダブルもどき

ダイヤを仕込む
仕込んだ指輪から一定以上の距離を取ってガンナーモード
ガンナーモードになった直後に着火する
着火直後にガンナーモードを解除する(この時まだダイヤの指輪は回収できていない)
ガンナーモード解除後にダイヤの指輪を回収してチャージ完了(チャージ後に出た宝石はダイヤになる)
半回収ダブルでダイヤの指輪を回収できない場合や、指輪の出現位置が遠いなどの理由で、事前に回収できない場合はこれになります。ジュエリングで消した弾の一部が価値の低い宝石になるので完全なダブル取りとは言えませんが、実用性はそこそこあります。価値の低い宝石で着火するため、弾密度がある程度高くないと失敗しやすいです。

2段仕込みダブル

ダイヤを仕込む
ガンナーモード前のショットで近くの雑魚を撃ち、2段仕込みをする。
ガンナーモードになったら近くの雑魚から出たダイヤの指輪を自動回収する
ダイヤの指輪を回収後着火する
着火直後にガンナーモードを解除する(画像だとこの時点で既にチャージ済み)
ガンナーモード解除後に遠い方のダイヤの指輪を回収してチャージ完了
2段仕込み(後述)を使って着火用とチャージ用のダイヤの指輪を別途生成しています。2段仕込み用と着火用の雑魚が必要になるので、雑魚が余っていてダブルもどきになるのを回避したい場合に有効です。バレリーナ編隊が割と狙いやすいと思います。


ダブル取りは雰囲気的にはケツイの空ロックと似ていますが、ガンナーモード(ロックショット)になった瞬間に敵を破壊してすぐ解除すると言う点が違っています。なお、プロギアではCボタンを離した時にセミオートのショットが出るため、ケツイのようにショットを単発で出す事はできません。

ダブル取りを練習する場合は、ガンナーモードになった瞬間に着火し即座に解除するという一連の動きを繰り返しやります。敵破壊のタイミングが重要なので、着火対象の敵へのダメージの与え方を覚える必要があります。指輪の自動回収が完了するまでに着火と解除を完了させればダブル取りが成立するので、慣れないうちは指輪からできるだけ離れるようにする(指輪を下まで落として上からジュエリング等)と成功させやすいです。慣れてくると画面3分の1位の距離でも狙えるようになります。


以下の2つはダブル取りの応用例です

遅延ダブル

仕込み→ジュエリング→仕込み→ジュエリングのサイクルを、仕込み→仕込み→ジュエリング(ダブル)→ジュエリングに変えるという物です。最初の仕込みがダブルになってるケースもあります。ジュエリングのタイミングを遅らせているので遅延ダブルと呼びます。

一見意味が無さそうに思えますが、前半弾が少なく後半稼げる場面で使います。2回仕込むのでダブル取りの際に事前回収する必要が無く、比較的決めやすいと思います。

保険ダブル

仕込み→ジュエリング→仕込み→ジュエリングのサイクルの中で1回目のジュエリングをあえてダブル取りにするという物です。

仕込みが安定せずダイヤの指輪が取れるかどうかわからない場面で、少しでもダイヤの指輪をチャージする確率を上げたい場合に使います。稼ぎ向けというより安定重視の2周目用の技といえます。


N段仕込み

自動回収しないで数回に分けて段階的にダイヤを仕込むことをN段仕込み(Nは大体2~4)と呼んでいます。弾数が少なく少々時間が掛かってでも雑魚戦車などでダイヤを仕込みたい場合に使います。

これは画面上の指輪(自動回収中の物を含む)の数が多いほど、少ない弾数でもより価値の高い指輪を仕込めるという性質を使っています。実用性が高く簡単なので、技というよりは基本といった感じで無意識にやっている人も多いと思います。

以下は4段仕込みの1例です。

1段目。ルビー小(+4)が最高価値
2段目。既にエメラルド中(+8)が出ている
3段目。上手く行けばここでダイヤが出ることも
4段目。仕込み完了


変則2段

ダイヤを仕込んで自動回収している最中に、"少ない弾数"でさらにダイヤを仕込むというテクニックです。通常のN段仕込みとは違って遅延ダブルとセットで使うのが主な用途です。変則2段はダブル取りを失敗した時に起こりやすいですが、狙ってやろうとしても安定せず実用性はそれほど高くありません。

ダイヤを仕込む
仕込んだ指輪をガンナーモードにして自動回収
自動回収が始まったらガンナーモードを即解除し、直後の余りのショットで敵を破壊する
破壊した敵の周辺の弾が消え、指輪が出現する(これは自動回収されない)
指輪出現後、自動回収していた指輪を回収しチャージ完了


リモートジュエリング

遠方の敵をピンポイントに狙ってジュエリングする方法のことで、2系統あります。

リモートファイタージュエリング(リモコン仕込み)

ガンナーモードを解除した直後の余りのショットで敵を破壊する物で、リモコン仕込みと呼ばれています。もともとは4面のオタケビ3rdなど正面に入りにくい敵から指輪を仕込む方法として編み出されましたが、このような硬い敵を使ったリモコン仕込みはパターンに組み込むというよりはパターンを崩した時にやるイメージが強いです(γが比較的狙いやすい)。


リモコン仕込みは固い敵よりもむしろ雑魚の方が狙いやすいです。例えば4面の開始直後やヘリ、ボス前で出てくる雑魚は、ガンナージュエリングに失敗して勝手に指輪が仕込まれたりします。これはガンナーモードを解除した直後の残りのショットが他の雑魚に当たっているためで、ガンナージュエリングの連鎖を止める原因(連鎖する弾が無くなっている)となっています。


スコアアタックでリモコン仕込みが使える場面はノーミスノーボム進行時の2周目だと思います。通常だと仕込み→ジュエリング→仕込み→ジュエリングというサイクルなのですが、ジュエルシンボルの下限がエメラルド大の状態の場合は普通にエメラルドで消しているだけでも、エメラルドでジュエリング→余りのショットでリモコン仕込み→ダブル気味にジュエリング→余りのショットでリモコン仕込みといったサイクルになりやすいです(2-1ボス発狂がやりやすい)。なおリモコン仕込みの狙いすぎはガンナージュエリングの連鎖を止める原因になりやすいので注意が必要です。

リモートガンナージュエリング(狭義のリモートジュエリング)

ガンナーモードに移行した時に画面内に残っているファイターモードのショットを使って着火する方法です。ガンナー任せのガンナーモード中のショットと違って、遠方の敵を確実に狙えるのが特徴です。

ミリタントの場合はショットが前方にしか飛ばないので前方の敵に限定されますが、ギャンブラーの場合は広角に狙う事ができるので適用できる場面が多くなります。自機や敵の種類、やり方にもよりますが、大体画面3分の1~半分位の距離を離すとやりやすいと思います。

以下はリモートジュエリングの一例です。

左上に逃げていくバレリーナ編隊の最後尾(画面左上から数えて4機目)がリモートジュエリングのターゲット
4発目のショットが当たった時点でリモートジュエリングによる着火に成功(耐久力4発分?)。すぐ下の雑魚戦車から先に着火しているが、こっちだけだと連鎖しにくい。
ファイターモードのショットでダイヤの宝石が出ている
上手く行くと左から来たダースディーガーの弾に繋がる。このダースディーガーに繋げるためにリモートジュエリングを使っている(一番遠いバレリーナから着火)。
さらに上手く行くと中央の中型機(ハヌマーン)の弾にも繋がる(全部で1500位入る)

遠方の雑魚でダブル取りを狙う場合、リモートジュエリングでないと安定しません(ガンナーが雑魚を狙ってくれない可能性が高い)。そのためリモートジュエリングはダブル取りとセットで使用することが多いです。


複合型

これまでに紹介してきたテクニックをいくつか組み合わせた物です。

トリプル

ダブル取りを狙う時に、運がいいとジュエリングと変則2段仕込みが一度に発生することがあります。この場合はもう一度ダブル取り(遅延ダブル)を狙うことで3回ジュエリングできます。1回の仕込みで3回ジュエリングしているように見えるのでトリプルと呼びます。


ジュエリングと変則2段を同時に発生させるのは非常に難しく、狙ってやっても成功率はかなり低いです。

ジュエルシンボルの下限がエメラルド大の場合はガンナーモード解除後の余りのショットを軽く当てるだけでもダイヤの指輪が出やすいので、無理に変則2段を狙う必要がなく、理論的には4連続以上のジュエリングも可能です(トリプルは3連続まで)。なおこの方法で3連続を決めてもトリプルとはあまり呼びません。

変則2段を使った遅延ダブル

変則2段仕込みの応用例です。B-β音無し動画の1面城内でやっています。ここは変則2段の変わりに、普通の2段仕込みから遅延ダブル(ダブルもどき)をする方法も考えられます(ジュエル回収量は減るが成功率は高い)。


リモートダブル

リモート(ガンナー)ジュエリングでダブル取りすることをリモートダブルと呼びます。遠方の敵を使ってダブル取りしたい場合に使います。リモートジュエリングは単体で使うことがあまり無く、ほとんどがリモートダブルに該当します。

最終更新:2013年02月13日 19:47