『カスJK沙都子と梨花vsラーメン二郎①』
🍜 めちゃくちゃ厳しい典型的二郎ラーメンに挑む編 🍜
二人は放課後、以前来たラーメン二郎に入店。
入店時点で空気が悪かった。
沙都子「ここさ、来るたびにHP減ってくんだけど」
梨花「それ歓迎って概念がないだけ」
店主「……」(無言で食券を確認)
沙都子「見た?今の目」
梨花「“どうせ残す”の目」
(着丼)
沙都子「……」
梨花「黙ってるの珍しい」
沙都子(麺を一口)
沙都子「……あ、無理」
梨花「早」
沙都子「いやこれさ、食べ物じゃない」
梨花「昨日より判断が早い」
沙都子「学習はした。完食は無理って学習」
沙都子「でもさ、怒られるのマジで嫌なんだけど」
梨花「残したら確定演出」
沙都子「なんとかならん?」
梨花「ならない」
沙都子(店内を見回す)
沙都子「……あ」
梨花「その“あ”やめて」
(隣の席)
隣客「……」
(立ち上がる)
沙都子「今!!」
梨花「最悪の反射神経」
(隣客、トイレへ)
沙都子「よし」
梨花「よしじゃない」
沙都子(自分の丼を持ち上げる)
梨花「待て」
沙都子「一瞬だから」
(ズボッ)
(当然、溢れる)
野菜、麺、背脂が、隣のどんぶりの上に山を作る
沙都子「あ、キャパ超えてる」
梨花「見て分かる」
沙都子「てかこの丼、浅くね?」
梨花「他人の丼を評価するな」
(足音)
沙都子「やば」
梨花「戻ってくる」
沙都子(自分の席に戻る)
沙都子「セーフ」
梨花「全然アウト」
(隣客、戻る)
隣客「……え」
店主「……」(厨房から視線)
梨花「終わった」
沙都子「いや、私じゃないし」
梨花「言い訳が小学生」
隣客「……これ」
店主「……チッ」(沙都子を見る)
店主「お前だろ」
沙都子「え、証拠あります?」
梨花「最低」
店主「……今日はいい。帰れ」
沙都子「助かった」
梨花「“許された”じゃなくて“処理された”」
(店外)
沙都子「な?怒られなかった」
梨花「次は出禁」
沙都子「でもさ」
梨花「なに」
沙都子「二郎ってさ、トイレ行くとき命懸けじゃん」
梨花「お前が危険物なだけ」
終
最終更新:2026年01月23日 23:54