「いやあああああああ!」
喜多郁代は叫んだ。
自分の変わってしまった姿に。
自分の変わってしまった姿に。
「なんで…なんでこんな姿なのよ!?」
その姿が『男』であるのはまだいい。
本来の自分とはずいぶんと歳の離れてしまっている『老人』であることもまあ、置いておこう。
この姿の一番の問題、それは…
本来の自分とはずいぶんと歳の離れてしまっている『老人』であることもまあ、置いておこう。
この姿の一番の問題、それは…
「なんで半裸の腰ミノ姿なのよおおおお!」
彼女の肉体…その名はアドバーグ・エルドル。
キタキタおやじと呼ばれる、腰ミノ親父であった。
年頃のJKである郁代にとってはあまりにも衝撃的で羞恥が強すぎる姿であった。
キタキタおやじと呼ばれる、腰ミノ親父であった。
年頃のJKである郁代にとってはあまりにも衝撃的で羞恥が強すぎる姿であった。
「と、とにかく、どこかで服を調達しないと…」
郁代は、誰かに見つかる前にこの半裸姿から解放されたかった。
しかし、先ほど叫んでしまったのが災いしたのか。
しかし、先ほど叫んでしまったのが災いしたのか。
「おい、大丈夫かあん……なんだその格好!?」
「いやあああ!見ないでえええええ!!」
「ぐはあっ!?」
「いやあああ!見ないでえええええ!!」
「ぐはあっ!?」
突然現れた頭に触角のようなものがある宇宙人のような姿をした生物を、郁代は思いっきりぶん殴った。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「ごめんなさい!東方君!」
「いや、まあ気にしてねえっす」
「いや、まあ気にしてねえっす」
いくらか落ち着いた郁代は、先ほど反射的に殴ってしまった宇宙人姿の男の子に頭を下げた。
それに対して宇宙人…東方仗助はタブレットに目を向けながら気にしてないと笑って返す。
それに対して宇宙人…東方仗助はタブレットに目を向けながら気にしてないと笑って返す。
「でも…顔に傷までできちゃってるし」
彼の頬には殴られた時に出来たと思われる軽い傷があった。
そんな仗助の姿を見て、郁代はますます申し訳ない気持ちになる。
そんな仗助の姿を見て、郁代はますます申し訳ない気持ちになる。
「あー…この傷については軽いものだし…むしろちょうどいいかもしれないっすね」
「へ?どういうこと?」
「まずはこれから試すか…クレイジー・ダイヤモンド!」
「へ?どういうこと?」
「まずはこれから試すか…クレイジー・ダイヤモンド!」
仗助が叫ぶと、彼の背後に謎の人形が現れる。
「うわっ!?東方君、後ろに変なのが!」
「へ?郁代、お前スタンドが見えるのか?」
「へ?郁代、お前スタンドが見えるのか?」
仗助から名前を呼ばれた郁代は、ぐっと顔をしかめる。
彼女は、自分の名前が苦手で、尊敬する先輩からであっても、郁代という自分の名前を呼ばれることを嫌う。
だから仗助にもその旨を伝えようと思ったが、
彼女は、自分の名前が苦手で、尊敬する先輩からであっても、郁代という自分の名前を呼ばれることを嫌う。
だから仗助にもその旨を伝えようと思ったが、
『キタキタキタキタ』
(今は…苗字呼ばれる方がもっといやかも)
プロフィールにあるアドバーグ・エルドルの別名を知った今、喜多という苗字は彼女にとって郁代以上に忌むべきものとなりつつあった。
「おい、聞いてるか郁代?」
「へ?ああえっと…スタンドだっけ?その後ろにいるの」
「ああ、知らねえのか?」
「知らないわよそんな変なの。なんなの、スタンドって」
「まじで知らねえのか?スタンドってのはな…」
「へ?ああえっと…スタンドだっけ?その後ろにいるの」
「ああ、知らねえのか?」
「知らないわよそんな変なの。なんなの、スタンドって」
「まじで知らねえのか?スタンドってのはな…」
スタンドが見えるのに知らないという郁代を不思議に思いつつ、仗助はスタンドについて簡単に説明する。
「ふーん…まだよくわからないけど…東方君は超能力者みたいなものなのね?」
「まあ、そういう認識であながち間違ってもねえかな…しかし、スタンド使いでもねえのにスタンドが見えるって…あのエンムとかいう奴が何かしたのか…?」
「それで東方君、そのスタンド?ってので何をしようとしてるの?」
「ああ…このクレイジー・ダイヤモンドはあらゆるものを『治す』。怪我だろうと、壊れた物だろうと。ただし、例外があって…」
「まあ、そういう認識であながち間違ってもねえかな…しかし、スタンド使いでもねえのにスタンドが見えるって…あのエンムとかいう奴が何かしたのか…?」
「それで東方君、そのスタンド?ってので何をしようとしてるの?」
「ああ…このクレイジー・ダイヤモンドはあらゆるものを『治す』。怪我だろうと、壊れた物だろうと。ただし、例外があって…」
そういうと仗助は、先ほどできた傷にクレイジー・ダイヤモンドの手をかざす。
しかし、何も起こらない。
しかし、何も起こらない。
「自分は治せない…ってこと?」
「ああ…肉体が変わっても、これは変わんねえみたいだな」
「うう…ごめんなさい」
「いやだからそれはもういいって。…それに、本番はこっからだ」
「ああ…肉体が変わっても、これは変わんねえみたいだな」
「うう…ごめんなさい」
「いやだからそれはもういいって。…それに、本番はこっからだ」
そういうと仗助は、先ほど見ていたタブレットを郁代に見せる。
そこには今の仗助の肉体のプロフィールが書かれていた。
肉体の人物の名前は…
そこには今の仗助の肉体のプロフィールが書かれていた。
肉体の人物の名前は…
「アンチョビ(究極体)?」
「ああ、本来の姿は別にあって、本当ならこれ以外にも色んな姿になれるらしいんだが…この姿で固定されてるんだと」
「で、これがどうしたの?」
「このアンチョビ究極体の能力を今から試すんだ」
「ああ、本来の姿は別にあって、本当ならこれ以外にも色んな姿になれるらしいんだが…この姿で固定されてるんだと」
「で、これがどうしたの?」
「このアンチョビ究極体の能力を今から試すんだ」
そういうと仗助は、触覚のようにとがった頭部を掴み…引っ張る。
「完全再生(パーフェクトリバース)!」
仗助が頭部を引っ張ると、彼の…アンチョビの肉体の皮が脱げる。
そして脱いだ先には、新しいアンチョビの肉体が現れる。
先ほど郁代に殴られた傷がすっかり消えた新しい姿が。
そして脱いだ先には、新しいアンチョビの肉体が現れる。
先ほど郁代に殴られた傷がすっかり消えた新しい姿が。
「アンチョビの完全再生…脱皮することで傷とかダメージを完全に再生することができるらしい!」
「す、すごいじゃない!さっきのスタンドと合わせたら…無敵じゃない!」
「す、すごいじゃない!さっきのスタンドと合わせたら…無敵じゃない!」
自分以外を治すクレイジー・ダイヤモンド。
自分のダメージを完全になかったことにする完全再生。
郁代の言った通り、ある意味今の東方仗助は死角のない無敵といえる状態となっていた。
自分のダメージを完全になかったことにする完全再生。
郁代の言った通り、ある意味今の東方仗助は死角のない無敵といえる状態となっていた。
「おう、無敵のスタープラチナならぬ、無敵の仗助君だぜぇ!ってはしゃぎてえとこだけど…まあ弱点がねえわけじゃねえけどな」
「そうなの?あ、完全再生に回数制限があるとか?」
「いや、そういうことじゃなくて…まずこの完全再生、脱皮するのにちょい時間かかるんだよ。だからいつでも使えるかって言うとそうでもねえ。それに…この頭部か、あるいは腕を使えなくされたらやっぱり使えねえ」
「ああ…確かに」
「そうなの?あ、完全再生に回数制限があるとか?」
「いや、そういうことじゃなくて…まずこの完全再生、脱皮するのにちょい時間かかるんだよ。だからいつでも使えるかって言うとそうでもねえ。それに…この頭部か、あるいは腕を使えなくされたらやっぱり使えねえ」
「ああ…確かに」
実際本物のアンチョビは、足をかた結びされたり、頭部がボロボロになって完全再生を封じられるという憂き目にあったことがあった。
自分を治せないというクレイジー・ダイヤモンドの欠点が克服されたとはいえ、油断はできないだろう。
自分を治せないというクレイジー・ダイヤモンドの欠点が克服されたとはいえ、油断はできないだろう。
「それより郁代、お前服がなくて困ってるんだよな?それ、解決できるかもしれないぜ」
「え、本当に!?もしかして支給品に服が!?」
「いや、支給品にそういうもんはなかったが…これだよ」
「え、本当に!?もしかして支給品に服が!?」
「いや、支給品にそういうもんはなかったが…これだよ」
そういって仗助が見せてきたものを見て…郁代の表情が固まった。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「…ねえ東方君、これはこれで怪しくない?」
郁代は今、半裸の上半身にあるものを着ていた。
それは…皮である。
先ほど仗助が完全再生を行った時に発生した、アンチョビの脱皮した皮である。
下半身部分を切り取って、上半身部分をかぶせて仮の服としたのだ。
それは…皮である。
先ほど仗助が完全再生を行った時に発生した、アンチョビの脱皮した皮である。
下半身部分を切り取って、上半身部分をかぶせて仮の服としたのだ。
「贅沢言うなよ郁代。半裸よりはマシだろう?どっかで代わりの服見つかるまではそれかぶっとけよ」
「うう…早くまともな服を見つけたいわ」
「うう…早くまともな服を見つけたいわ」
こうして宇宙人っぽい男の子と、変な皮と腰ミノ姿の老人という奇妙な二人組は、まずは服を探すため、一緒に行動を共にすることになったのだった。
【東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:アンチョビ(究極体)@コロッケ!
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:エンムとかいやつをぶっ飛ばして殺し合いを止める。
1:とりあえず郁代の為にまともな服を探す。
[備考]
※肉体のアンチョビは究極体以外の姿に変化することはできません。
[身体]:アンチョビ(究極体)@コロッケ!
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:エンムとかいやつをぶっ飛ばして殺し合いを止める。
1:とりあえず郁代の為にまともな服を探す。
[備考]
※肉体のアンチョビは究極体以外の姿に変化することはできません。
【喜多郁代@ぼっち・ざ・ろっく!】
[身体]:アドバーグ・エルドル@魔法陣グルグル
[状態]:健康
[装備]:アンチョビ究極体の皮@コロッケ!
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:元の世界に帰りたい
1:とりあえずまともな服が欲しい。
2:キタキタおやじってなによ…いくら私が『キタ』だからってあんまりじゃない?
[備考]
※「郁代」呼びよりも「喜多」呼びへの忌避感の方が強くなっています
[身体]:アドバーグ・エルドル@魔法陣グルグル
[状態]:健康
[装備]:アンチョビ究極体の皮@コロッケ!
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:元の世界に帰りたい
1:とりあえずまともな服が欲しい。
2:キタキタおやじってなによ…いくら私が『キタ』だからってあんまりじゃない?
[備考]
※「郁代」呼びよりも「喜多」呼びへの忌避感の方が強くなっています
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