謎の黒ずくめ男……少佐を見失った内海は、マッドローグの変身を解除して木にもたれかかっていた。
「くっそ……。マジできついな、これ……」
説明書にも書かれていた、エボルドライバーの反動。
それが現在、内海の体を襲っていた。
現在の彼の肉体である内海成彰は変身を繰り返すうちに反動に対して耐性をつけていったが、
主催者が用意した肉体は一度世界が作り直された後のもの。
桐生戦兎に頼み込んでネビュラガスを注入してもらったことで、仮面ライダーへの変身こそ可能になっているものの、
肉体に刻まれた戦闘経験はリセットされてしまっている。
早い話が、単なる一般成人男性とほぼイコールである。
それが現在、内海の体を襲っていた。
現在の彼の肉体である内海成彰は変身を繰り返すうちに反動に対して耐性をつけていったが、
主催者が用意した肉体は一度世界が作り直された後のもの。
桐生戦兎に頼み込んでネビュラガスを注入してもらったことで、仮面ライダーへの変身こそ可能になっているものの、
肉体に刻まれた戦闘経験はリセットされてしまっている。
早い話が、単なる一般成人男性とほぼイコールである。
「あんまりゆっくりしてもいられないんだけどな……。
だからといって、こんな状態で動いたところで……」
だからといって、こんな状態で動いたところで……」
誰に言うでもなく、愚痴をこぼす内海。
その時、デイパックの中にあったタブレットが大音量のアラームを鳴らし始めた。
その時、デイパックの中にあったタブレットが大音量のアラームを鳴らし始めた。
「な、なんだぁ!?」
慌てふためきながら、内海はタブレットを取り出す。
その画面には、先ほど夢に出てきた少女の顔が映っていた。
その画面には、先ほど夢に出てきた少女の顔が映っていた。
『やあお前たち、約束の連絡の時間だ』
◆ ◆ ◆
「マジかよ……。たった1時間で8人も……」
放送終了後、内海は大きくため息をつく。
おのれの認識が甘かったと、内海は痛感していた。
これだけの人数が死んでいるということは、殺し合いに積極的な参加者は自分の想像以上に多い。
一刻も早く止めなければ、手遅れの事態になってしまう。
おのれの認識が甘かったと、内海は痛感していた。
これだけの人数が死んでいるということは、殺し合いに積極的な参加者は自分の想像以上に多い。
一刻も早く止めなければ、手遅れの事態になってしまう。
「気持ちは焦るけど……。こういうときこそ冷静に、だ……。
まずは与えられた情報を確認しないと」
まずは与えられた情報を確認しないと」
額の汗を拭いながら、内海はタブレットを操作してタブレットに送信された名簿を確認する。
「ウタ……。あいつが体を使ってた女の子の心も参加させられてるのか……。
その次が俺で……ウルトラマン……え?」
その次が俺で……ウルトラマン……え?」
たまらず、内海は名簿を二度見する。
読み間違いではない。
その名前は、たしかに内海の下に記されていた。
読み間違いではない。
その名前は、たしかに内海の下に記されていた。
「ウルトラマン!?!?!?!?」
内海は、魂の底から湧き上がる叫びを抑えられなかった。
なぜなら、彼はウルトラシリーズの大ファンなのだから。
なぜなら、彼はウルトラシリーズの大ファンなのだから。
「いや、なんでウルトラマンが!?
え、これがマルチバース?
ウルトラマンが実在する世界もあるってこと!?」
え、これがマルチバース?
ウルトラマンが実在する世界もあるってこと!?」
内海は、世界が自分たちの住むものだけでないことを知っている。
そして先ほど見せられた死者の画像には、自分と同じ世界の住人とは考えづらい異形の生物も混ざっていた。
そもそも宇宙人がもたらしたというエボルドライバーの存在もあり、
このデスゲームには複数の世界の人間が参加させられているのだろうと内海は考えていた。
だが自分の憧れのヒーローが本当に存在する世界があるなど、彼は考えてもいなかった。
そして先ほど見せられた死者の画像には、自分と同じ世界の住人とは考えづらい異形の生物も混ざっていた。
そもそも宇宙人がもたらしたというエボルドライバーの存在もあり、
このデスゲームには複数の世界の人間が参加させられているのだろうと内海は考えていた。
だが自分の憧れのヒーローが本当に存在する世界があるなど、彼は考えてもいなかった。
「うわ、他にもタイラントとかメフィラスとかメトロン星人とかいる……。
ゾーフィは……誤植か? いや、ゾフィーの異次元同位体かもな。
というか、体の方にもメトロン星人いるじゃん!
ちゃんと人間サイズなんだろうな!」
ゾーフィは……誤植か? いや、ゾフィーの異次元同位体かもな。
というか、体の方にもメトロン星人いるじゃん!
ちゃんと人間サイズなんだろうな!」
内海の脳裏に浮かぶのは、数十メートルのメトロン星人がドラゴンや大ダコと殴り合う光景。
そんな地獄絵図が現実にならないことを祈るばかりだ。
そんな地獄絵図が現実にならないことを祈るばかりだ。
「ふう……。いろいろ衝撃的だったけど、知り合いの名前がないのは喜ぶべきか……。
後は……地図かな」
後は……地図かな」
名簿の確認を終えた内海は、続いて地図を開く。
「うおっ、なんかいっぱい書いてある……」
「ハレルヤランド」やら「ペシミズム厭世病院」やら胡乱な施設名が並ぶ中、内海の視線はとある施設に止まる。
「科特隊……日本支部……」
内海は即座に、その施設をめざすことを決意する。
「科特隊」。それはすなわち、ウルトラマンと一心同体であるハヤタ隊員が所属していた防衛組織だ。
ウルトラマンがこの場にいるなら、この場所をとりあえず訪れる可能性が高いと考えたのである。
一介のオタクとして本物のウルトラマンに会いたいという気持ちも、もちろんある。
だがそれ以上に、現実的な考えが内海の中にはあった。
ウルトラマン。それはすなわち、絶対的正義。
洗脳でもされない限り、殺し合いに乗ることなどあり得ない。
知り合いが参加していない内海にとって、この場で最も信頼できる存在がウルトラマンなのだ。
「科特隊」。それはすなわち、ウルトラマンと一心同体であるハヤタ隊員が所属していた防衛組織だ。
ウルトラマンがこの場にいるなら、この場所をとりあえず訪れる可能性が高いと考えたのである。
一介のオタクとして本物のウルトラマンに会いたいという気持ちも、もちろんある。
だがそれ以上に、現実的な考えが内海の中にはあった。
ウルトラマン。それはすなわち、絶対的正義。
洗脳でもされない限り、殺し合いに乗ることなどあり得ない。
知り合いが参加していない内海にとって、この場で最も信頼できる存在がウルトラマンなのだ。
(正直、戦力になるかどうかはどんな体になってるか次第だが……。
たとえ非戦闘員だとしても、精神的支柱としてこれ以上の存在はない!
絶対に合流すべきだ!)
たとえ非戦闘員だとしても、精神的支柱としてこれ以上の存在はない!
絶対に合流すべきだ!)
方針が決まれば、やる気も湧いてくる。
まだ反動ダメージが完全に抜けたわけではないが、内海は動き出さずにはいられなかった。
まだ反動ダメージが完全に抜けたわけではないが、内海は動き出さずにはいられなかった。
(あの黒いやつを放っておくのは、気が引けるけど……。
俺一人じゃ、見つけるのも一苦労だ。
まずは仲間を増やした方がいい)
俺一人じゃ、見つけるのも一苦労だ。
まずは仲間を増やした方がいい)
迷いを振り切りつつ、内海は両の足で地面を踏みしめる。
「よっしゃ、いくか! 待っててくれよ、ウルトラマン!」
気合いに満ちた表情で、内海は走り出した。
ここにいる「ウルトラマン」が、彼の知る「ウルトラマン」とは別人であるとも知らずに。
ここにいる「ウルトラマン」が、彼の知る「ウルトラマン」とは別人であるとも知らずに。
【F-4 森/深夜】
【内海将@SSSS.GRIDMAN】
[身体]:内海成彰@仮面ライダービルド
[状態]:変身の反動(ほぼ回復済み)
[装備]:エボルドライバー(複製品)&バットボトル&エンジンボトル@仮面ライダービルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:一人でも多くの人を守る。
1:ウルトラマンと合流したい。
2:1のために、科特隊日本支部を目指す。
3:黒い男とは、いずれ決着をつける。
4:タイラント、メトロン星人、メフィラスを警戒。
[備考]
※参戦時期は「グリッドマンユニバース」終了後。
※内海成彰の肉体は新世界のものです。そのため、サイボーグ化はされていません。
※2018年までのウルトラシリーズを把握しています。ただしあくまで一般オタクなので、知識が正確である保証はありません。
※タイラントをウルトラ怪獣のタイラントと誤認しています。
[身体]:内海成彰@仮面ライダービルド
[状態]:変身の反動(ほぼ回復済み)
[装備]:エボルドライバー(複製品)&バットボトル&エンジンボトル@仮面ライダービルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:一人でも多くの人を守る。
1:ウルトラマンと合流したい。
2:1のために、科特隊日本支部を目指す。
3:黒い男とは、いずれ決着をつける。
4:タイラント、メトロン星人、メフィラスを警戒。
[備考]
※参戦時期は「グリッドマンユニバース」終了後。
※内海成彰の肉体は新世界のものです。そのため、サイボーグ化はされていません。
※2018年までのウルトラシリーズを把握しています。ただしあくまで一般オタクなので、知識が正確である保証はありません。
※タイラントをウルトラ怪獣のタイラントと誤認しています。
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