「ハアァッ!!?赤髪のシャンクスが死んだだと!!!??」
タブレットの画面を見ていたサンジから、驚きの絶叫が上がった。
B-5の草原エリア、サンジ達は今この場所の川の近くにいる。
ここで彼らは、タブレットに配布された名簿データを確認していた。
サンジが斗和子を連れて自分の身体の敵相手から撤退した後、“空中歩行”〈スカイウォーク〉による空中移動により湖の上空を越え、この場所にたどり着いた。
その直後くらいで、前から予告されていた最初の放送が始まった。
ここで彼らは、タブレットに配布された名簿データを確認していた。
サンジが斗和子を連れて自分の身体の敵相手から撤退した後、“空中歩行”〈スカイウォーク〉による空中移動により湖の上空を越え、この場所にたどり着いた。
その直後くらいで、前から予告されていた最初の放送が始まった。
最初に主催陣営がウタの姿をとっているところを見てからまだ1時間しか経ってなく、ここまでの間に起きた出来事のこともあって心の整理はしっかりついているとは言い難い。
この状態で再び主催のウタ…魘夢の姿を見せられることについては心に良いとは決して言えない。
しかし、情報のためには一旦それを飲み込んで話に耳を傾けるしかない。
この状態で再び主催のウタ…魘夢の姿を見せられることについては心に良いとは決して言えない。
しかし、情報のためには一旦それを飲み込んで話に耳を傾けるしかない。
その放送で、予告通りタブレット内に新たに参加者名簿のデータが転送されたことが伝えられた。
他には、この1時間の中で早くも死亡した者達についても知らされた。
そこで、先ほどのサンジの絶叫の理由となる驚くべき情報がもたらされた。
その情報の前に、見知らぬ者達とはいえ何人かレディ達が精神身体共に犠牲になったらしいことにサンジは心を痛める。
だがそれとは別で、とても衝撃的な情報が彼にもたらされた。
他には、この1時間の中で早くも死亡した者達についても知らされた。
そこで、先ほどのサンジの絶叫の理由となる驚くべき情報がもたらされた。
その情報の前に、見知らぬ者達とはいえ何人かレディ達が精神身体共に犠牲になったらしいことにサンジは心を痛める。
だがそれとは別で、とても衝撃的な情報が彼にもたらされた。
この殺し合いの主催に姿を使われている歌姫ウタ。
その父親であり、四皇という強大な海賊の一角である赤髪のシャンクスが、たった1時間の内に何者かに殺されたというのだ。
シャンクスが死んだことについて、放送を担当しているウタ姿の魘夢という者は、不自然なことに特にコメントがない。
それよりも、自分との直接の知り合いの死に対し嘲笑するような反応を見せていた。
その父親であり、四皇という強大な海賊の一角である赤髪のシャンクスが、たった1時間の内に何者かに殺されたというのだ。
シャンクスが死んだことについて、放送を担当しているウタ姿の魘夢という者は、不自然なことに特にコメントがない。
それよりも、自分との直接の知り合いの死に対し嘲笑するような反応を見せていた。
『そんな大声を出すなんて、それほどシャンクスというのは強い人だったの?』
「あ、ああ……。直接会って話したことはないが、強さを知る機会はあったし……」
『あんなよく分からない生き物の身体でも?』
「………まあ、確かに……………まさか、シャンクスを殺すためにあんな姿に……?」
「あ、ああ……。直接会って話したことはないが、強さを知る機会はあったし……」
『あんなよく分からない生き物の身体でも?』
「………まあ、確かに……………まさか、シャンクスを殺すためにあんな姿に……?」
先のタブレットでの放送では、死亡者達の姿が精神身体共に画面に映し出されていた。
そこで映っていた姿は、確かに手配書で見た通りの赤髪のシャンクスの姿だった。
そして、その身体とされていたのは、「じゃんけんするやつ」と呼ばれていた何かよく分からない巨大な手のような姿をした変な怪物だった。
さしもの赤髪のシャンクスでも、あんな珍妙なクリーチャーの姿では、全力を出せなかったとでもいうのだろうか。
シャンクスは覇王色の覇気を持っているはずであり、それは姿が変わってもおそらく変わらないだろう。
覇王色の覇気は主に威圧の力、支配する覇王の力。
それがあったとしても殺されたとあっては、もう身体があんまりにも悪すぎたとしか考えられない。
これでは初めから、シャンクスを殺すために「じゃんけんするやつ」とやらの身体を与えたとしか思えない。
自分に改造人間の身体を与え、自分の本来の身体も暴走するレディに与えた上でレイドスーツを与える程の性格のネジ曲がった主催陣営なら、そんなことをしてもおかしくはないかもしれない。
そこで映っていた姿は、確かに手配書で見た通りの赤髪のシャンクスの姿だった。
そして、その身体とされていたのは、「じゃんけんするやつ」と呼ばれていた何かよく分からない巨大な手のような姿をした変な怪物だった。
さしもの赤髪のシャンクスでも、あんな珍妙なクリーチャーの姿では、全力を出せなかったとでもいうのだろうか。
シャンクスは覇王色の覇気を持っているはずであり、それは姿が変わってもおそらく変わらないだろう。
覇王色の覇気は主に威圧の力、支配する覇王の力。
それがあったとしても殺されたとあっては、もう身体があんまりにも悪すぎたとしか考えられない。
これでは初めから、シャンクスを殺すために「じゃんけんするやつ」とやらの身体を与えたとしか思えない。
自分に改造人間の身体を与え、自分の本来の身体も暴走するレディに与えた上でレイドスーツを与える程の性格のネジ曲がった主催陣営なら、そんなことをしてもおかしくはないかもしれない。
「クソッ!ウタちゃんだけじゃなく、赤髪のシャンクスまでこんな目に合わせんのかよ…!ルフィに対しての嫌がらせのつもりなら、限度を越えているどころの話じゃねえぞ!!!」
サンジは主催陣営に対し、とても大きな怒りを抱く。
彼の船長であるルフィは、シャンクスのことを慕っている。
幼馴染みのウタだけでなく、シャンクスまでこのような形で尊厳を凌辱するような行いは、いくらなんでもあんまりが過ぎる。
彼の船長であるルフィは、シャンクスのことを慕っている。
幼馴染みのウタだけでなく、シャンクスまでこのような形で尊厳を凌辱するような行いは、いくらなんでもあんまりが過ぎる。
しかしここから少しした後、 サンジは更なる混乱の中に放り込まれることになる。
◆
サンジ達はタブレットを操作し、名簿ファイルを開く。
放送の情報は他にも整理すべきことはあるだろうが、ここには誰がいるかといったことの方が気になることだ。
放送の情報は他にも整理すべきことはあるだろうが、ここには誰がいるかといったことの方が気になることだ。
「………んん?……………んんんんっ!!!???」
そして、精神側の参加者とされる者達の名簿を見て、すぐに大きな違和感に抱くことになる。
『ウタ』
『シャンクス』
『シャンクス』
『首領・クリーク』
『シャンクス』
『シャンクス』
『首領・クリーク』
これらが、精神側名簿の中でサンジの知っている名前であった。
ここからサンジが違和感を感じたのは、以下の通り。
1つ、死んだはずのウタが参加者扱いされている。
1つ、ルフィや他の仲間達はいない。
それなのに何故か首領・クリークはいる。
クリークは一応、麦わらの一味としての船出に関わりがあるからサンジの人生において全く重要じゃないという訳でもないだろうが……けれども何だか少し妙な人選にも感じる。
ここからサンジが違和感を感じたのは、以下の通り。
1つ、死んだはずのウタが参加者扱いされている。
1つ、ルフィや他の仲間達はいない。
それなのに何故か首領・クリークはいる。
クリークは一応、麦わらの一味としての船出に関わりがあるからサンジの人生において全く重要じゃないという訳でもないだろうが……けれども何だか少し妙な人選にも感じる。
そして何より、最もおかしいことは、シャンクスの名前が2つあることだ。
『一体これはどういうことかしら?あなたの言うシャンクスは、2人いたの?』
「い、いや。そんな話は全く聞いたことがねえ………どういうことだ??」
「い、いや。そんな話は全く聞いたことがねえ………どういうことだ??」
シャンクスが2人いることに、サンジは大いに混乱する。
同じ名前の別人だということも考えにくい。
シャンクスという名の人物がそう何人もいるとも思えないし、何の関係の無い人物を一緒に名簿に入れてくるなんてそんな意味の無いことをするとも考えにくい。
同じ名前の別人だということも考えにくい。
シャンクスという名の人物がそう何人もいるとも思えないし、何の関係の無い人物を一緒に名簿に入れてくるなんてそんな意味の無いことをするとも考えにくい。
「まさか、シャンクスには影武者でもいたってことか……?死んだのはそっちの方とかか…?」
四皇という大きな影響力を持つ人物であれば、そんな者を用意してもおかしくはないかもしれないと思い、言葉が出る。
だがこれはどちらかと言えば、希望的観測も含む発言だった。
シャンクスが本当に死んだのだとしたら、この舞台にいるらしいウタにも何らかの悪影響が出る可能性がある。
死んだはずのウタが何故ここにいるのかはともかくとして、シャンクスをずっと父親だと思っていたのは確かなことのはずだ。
シャンクスが本当に死んだと思えば、ウタはまた暴走する可能性も考えられる。
名簿に名前が2つあることに気付き、片方は本物じゃないと思えれば、それを抑えられるかもしれない。
ウタ本人がどこにいるかも分からないので、その点についても都合の良い考え方になってしまってはいるが。
だがこれはどちらかと言えば、希望的観測も含む発言だった。
シャンクスが本当に死んだのだとしたら、この舞台にいるらしいウタにも何らかの悪影響が出る可能性がある。
死んだはずのウタが何故ここにいるのかはともかくとして、シャンクスをずっと父親だと思っていたのは確かなことのはずだ。
シャンクスが本当に死んだと思えば、ウタはまた暴走する可能性も考えられる。
名簿に名前が2つあることに気付き、片方は本物じゃないと思えれば、それを抑えられるかもしれない。
ウタ本人がどこにいるかも分からないので、その点についても都合の良い考え方になってしまってはいるが。
「あと……もう1つ気になることとしちゃ、この『オマツリ男爵』って奴、こいつも確かおれは会ったことがある。………ただ、どんな奴だったかあんま覚えて無えんだよな……」
先は知っている名前として挙げなかったが、オマツリ男爵についても、サンジは会ったことがある気がする。
しかし、詳細を思い出そうとしても、何故か頭に靄がかかったかのように思い出せない。
オマツリ男爵については、海上を流されてきた永久指針と地図に導かれて向かい、上陸した「オマツリ島」という場所で出会った人物だった気がする。
そこで男爵から、「地獄の試練」なんてものを受けさせられたような…気がする。
しかし、それ以降が思い出せない。
試練の内容がどんなものだったのかについても、ぼんやりとした感じがしてはっきりとした記憶が無い。
オマツリ男爵本人がどのような人物だったかもあまり思い出せない。
何となく覚えているのは、いつの間にか島の地面の上でいつの間にか眠っていたくらいのものだ。
しかし、詳細を思い出そうとしても、何故か頭に靄がかかったかのように思い出せない。
オマツリ男爵については、海上を流されてきた永久指針と地図に導かれて向かい、上陸した「オマツリ島」という場所で出会った人物だった気がする。
そこで男爵から、「地獄の試練」なんてものを受けさせられたような…気がする。
しかし、それ以降が思い出せない。
試練の内容がどんなものだったのかについても、ぼんやりとした感じがしてはっきりとした記憶が無い。
オマツリ男爵本人がどのような人物だったかもあまり思い出せない。
何となく覚えているのは、いつの間にか島の地面の上でいつの間にか眠っていたくらいのものだ。
「まあ、思い出せないもんはしょうがないさ。何か気持ち悪い気もするが……今は放っておくしかねえさ」
サンジとしては、記憶の思い出せない部分について、何故だか『良くないもの』という感じがあった。
オマツリ男爵が結局どんな奴か分からないのもあまり良くないことかもしれないが、別にそう必死になって思い出す必要も無いだろう、多分。
どうせ2年も前のことで、他の「偉大なる航路」前半での主な出来事よりも思い出せないのなら、あまり重要な記憶では無いのだろうと感じた。
オマツリ男爵が結局どんな奴か分からないのもあまり良くないことかもしれないが、別にそう必死になって思い出す必要も無いだろう、多分。
どうせ2年も前のことで、他の「偉大なる航路」前半での主な出来事よりも思い出せないのなら、あまり重要な記憶では無いのだろうと感じた。
◇
精神側名簿はサンジにとっては注目すべき情報が多かった。
だが、ルリ子と斗和子には知る名前は無かった。
さらに言えば、サンジはマスク越しにルリ子と会話しており、ルリ子の声が斗和子に聞こえないため、斗和子は2人の間に入らずにほとんど黙っていた。
斗和子の方からも今のところ話すことは無い。
サンジの後ろで黙っているようだった。
そんなところまで確認した後、話題は身体側名簿の方に移る。
だが、ルリ子と斗和子には知る名前は無かった。
さらに言えば、サンジはマスク越しにルリ子と会話しており、ルリ子の声が斗和子に聞こえないため、斗和子は2人の間に入らずにほとんど黙っていた。
斗和子の方からも今のところ話すことは無い。
サンジの後ろで黙っているようだった。
そんなところまで確認した後、話題は身体側名簿の方に移る。
「ルフィ!?こっちにはいるのか!!?」
そして2つ目の名簿を見た時も、サンジは驚きの声を上げた。
こっちの方であった彼の知る名前は、『モンキー・D・ルフィ』と『ゲッコー・モリア』の2つだ。
こっちの方であった彼の知る名前は、『モンキー・D・ルフィ』と『ゲッコー・モリア』の2つだ。
「くそっ、なんで寄りにもよってルフィは体側だけなんだよ!!中身の奴をクソ野郎にしてたらアイツらただじゃおかねえぞ!!!」
サンジの主催陣営に対する怒りがさらに大きくなる。
ただでさえ自分の身体とされているものの現状が問題だらけなのに、大事な船長まで同じような感じにされていたらと思うととても落ち着いてはいられない。
同時に、ウタの姿を主催としておきながら、ウタ本人やシャンクスは参加者側にするくせにルフィは同じ立場にしないことに対するチグハグさも少し感じる。
ウタだけを精神的に追い詰めたいという考え方もできるかもしれないが、その場合だと自分やクリークがここにいる意味は何なのかと考えさせられる。
身体とされているものがあるため、ルフィが巻き込まれてなくて良かったとも言うこと全くはできない。
もしルフィの姿でろくでもないことをされたらと思うと、それを防ぐためにも、サンジが探さなければならない対象がまた増えてしまった。
今はせめて話の通じるまともな奴であるのを祈るだけだ。
ただでさえ自分の身体とされているものの現状が問題だらけなのに、大事な船長まで同じような感じにされていたらと思うととても落ち着いてはいられない。
同時に、ウタの姿を主催としておきながら、ウタ本人やシャンクスは参加者側にするくせにルフィは同じ立場にしないことに対するチグハグさも少し感じる。
ウタだけを精神的に追い詰めたいという考え方もできるかもしれないが、その場合だと自分やクリークがここにいる意味は何なのかと考えさせられる。
身体とされているものがあるため、ルフィが巻き込まれてなくて良かったとも言うこと全くはできない。
もしルフィの姿でろくでもないことをされたらと思うと、それを防ぐためにも、サンジが探さなければならない対象がまた増えてしまった。
今はせめて話の通じるまともな奴であるのを祈るだけだ。
「それにモリアのまであるのかよ……こいつ死んだんじゃなかったのか?」
ゲッコー・モリアは、前にルリ子にも話した、新聞で死んだという記事があった「カゲカゲの実」の能力者だ。
この情報もまた、ルリ子に共有される。
この情報もまた、ルリ子に共有される。
「もしモリアになってる奴がカゲカゲの実の能力を使ってきたら、ちょっと考え方を変えるべきか?」
サンジとしては、ウタウタの実の能力の利用のされ方に1つある可能性があることを考えていた。
それは、ウタワールドに引き込むことで見た目だけを別人に変えるというものだ。
ウタワールドの中で、ウタはライブに来た観客達を人形などの姿に変えていた。
それを応用すれば、見た目だけでも別人に変えることは可能かもしれない。
つまり、実際には精神の入れ替わり等は行われてなく、そう見せかけているだけというものだ。
それならば、死んだはずのウタの姿で出現していることにも納得がいく。
それは、ウタワールドに引き込むことで見た目だけを別人に変えるというものだ。
ウタワールドの中で、ウタはライブに来た観客達を人形などの姿に変えていた。
それを応用すれば、見た目だけでも別人に変えることは可能かもしれない。
つまり、実際には精神の入れ替わり等は行われてなく、そう見せかけているだけというものだ。
それならば、死んだはずのウタの姿で出現していることにも納得がいく。
けれどもし、(サンジ視点)死んだはずのモリアの姿で彼の能力だったカゲカゲの実の力を使ってきたら、この考えを改めなければならないかもしれない。
能力者が死ねばその肉体から能力は失われる。
しかしもしモリアの姿の人物の能力がカゲカゲのままならば、それはモリアの肉体が死ぬ前のものだということになる。
この場合はもはや、主催陣営は時間を過去に遡る力を持っていて、死ぬ前の時から連れてきたのではなんてことまで考えてしまう。
サンジとしては、時間を遡る能力だなんてものには全く心当たりは無いが。
能力者が死ねばその肉体から能力は失われる。
しかしもしモリアの姿の人物の能力がカゲカゲのままならば、それはモリアの肉体が死ぬ前のものだということになる。
この場合はもはや、主催陣営は時間を過去に遡る力を持っていて、死ぬ前の時から連れてきたのではなんてことまで考えてしまう。
サンジとしては、時間を遡る能力だなんてものには全く心当たりは無いが。
『死者が過去から連れてこられている……私は、その可能性はあると思うわ。何故ならこの名簿には、私にとっても存在しないはずの名前があるのだもの』
「なんだって?」
「なんだって?」
ルリ子にもまた、身体側名簿の中にありえざる名前を発見していた。
『本郷猛、彼の肉体はもう消滅しているはずなの』
ルリ子は知っている、本郷猛の肉体はルリ子の兄を止めるための戦いの末に泡と化して失われたことを。
SHOCKERの産物に属する者は全て、機密保持のため死すれば泡となるためだ。
ルリ子自身の肉体も先述の戦いの前に完全消滅しているため、例外は無い(戦いそのものは肉体消滅後のプラーナ(魂)だけの状態で見届けた)。
本郷の魂は一応、彼の仮面ライダーとしてのマスクに残されており、それこそが本郷の最終的な身体と言えなくもないかもしれない。
しかしそれこそが、今ルリ子が宿っているこのマスクのことだ。
ルリ子とこのマスクは、意思持ち支給品としてこの舞台に下ろされた。
だからこの身体側名簿に載っているのはこのマスクのことではない。
SHOCKERの産物に属する者は全て、機密保持のため死すれば泡となるためだ。
ルリ子自身の肉体も先述の戦いの前に完全消滅しているため、例外は無い(戦いそのものは肉体消滅後のプラーナ(魂)だけの状態で見届けた)。
本郷の魂は一応、彼の仮面ライダーとしてのマスクに残されており、それこそが本郷の最終的な身体と言えなくもないかもしれない。
しかしそれこそが、今ルリ子が宿っているこのマスクのことだ。
ルリ子とこのマスクは、意思持ち支給品としてこの舞台に下ろされた。
だからこの身体側名簿に載っているのはこのマスクのことではない。
『私もこの本郷君の肉体が私の知る者かどうかを確かめたい。奴らの持つ技術がどういうものであるのかを確かめるためにも』
◇
タブレットに入れられたファイルの確認作業はまだ続き、その他とされている名簿のファイルにも目が通された。
「あとおれが知っていると言えるのは、その他の精神側にあったチャカって奴だな。………いや、まさかあの時のアイツが…」
チャカとは、かつて麦わらの一味の仲間だったアラバスタの女王、ビビの配下の人物だ。
かつてサンジ達がアラバスタでバロックワークスという組織と戦った後、海軍から匿ってもらったりと世話になった。
おかげでどうどうとアラバスタの町で買い物等ができたものだ。
ただ、今までの冒険の中で出会ってきた様々な人物たちの中で、この状況に巻き込まれている内の一人がまさか彼になることも何か意外に感じた。
首領・クリーク程ではないがそれなりに懐かしい相手だ。
かつてサンジ達がアラバスタでバロックワークスという組織と戦った後、海軍から匿ってもらったりと世話になった。
おかげでどうどうとアラバスタの町で買い物等ができたものだ。
ただ、今までの冒険の中で出会ってきた様々な人物たちの中で、この状況に巻き込まれている内の一人がまさか彼になることも何か意外に感じた。
首領・クリーク程ではないがそれなりに懐かしい相手だ。
「とりあえず、ビビちゃんを悲しませないためにも、こいつのことも探してやらないとな」
サンジが探すべき人物がまた一人増えた。
その他名簿に分類されているということは、チャカはルリ子と同じく意思持ち支給品になっているか、はたまた副人格として誰かと同じ身体に宿らされていることになる。
どちらにしろ、自由に動ける状況ではない可能性が高い。
男だが一応は世話になった人物だし、ビビも彼がこんなところで命を落としてほしくはないに決まっている。
その他名簿に分類されているということは、チャカはルリ子と同じく意思持ち支給品になっているか、はたまた副人格として誰かと同じ身体に宿らされていることになる。
どちらにしろ、自由に動ける状況ではない可能性が高い。
男だが一応は世話になった人物だし、ビビも彼がこんなところで命を落としてほしくはないに決まっている。
そしてこのチャカの確認をもって、この場にいる者達にとっての知っている名前の確認は一応の終わりを告げる。
ならば次にやるべきことは、これから何処に向かうべきかを決めることだ。
ならば次にやるべきことは、これから何処に向かうべきかを決めることだ。
「見たところ今の現在地は……ん?」
『ビュンッ ビュンッ』
『ビュンッ ビュンッ』
サンジはタブレット内の地図を見ながら、周囲を見渡して現在地を確認しようとする。
そこで、斗和子が妙な行動をとっていることに気付いた。
彼女は、手に槍を持って素振りをしていたのだ。
その槍の尖った穂先は、青い宝石のような見た目をしていた。
そこで、斗和子が妙な行動をとっていることに気付いた。
彼女は、手に槍を持って素振りをしていたのだ。
その槍の尖った穂先は、青い宝石のような見た目をしていた。
サンジとルリ子が名簿を確認している間、知る名前の無い斗和子はずっと黙っていた。
そしてサンジがルリ子と話し合っていた間、斗和子が何をしていたか認識できていなかった。
これは、名簿の内容に驚かされてしまっていたためでもあった。
そしてサンジがルリ子と話し合っていた間、斗和子が何をしていたか認識できていなかった。
これは、名簿の内容に驚かされてしまっていたためでもあった。
「あっ……ごめんなさい。名簿の方はよく分からなかったから、支給品の確認をしようと思いまして」
「そうか、ならちょっとこっちに来て今後の相談をしよう」
「そうか、ならちょっとこっちに来て今後の相談をしよう」
サンジが自分を見ていることに気付いた斗和子は反応し、質問される前に答える。
サンジはその言葉を疑わず、話し合いを持ち掛ける。
サンジはその言葉を疑わず、話し合いを持ち掛ける。
「向こう側に雪原、反対側に山が見えることからも、ここはB-5エリアだと推測できる。そしてここから何だが……おれとしては、この山を越えた先にあるエレジアの城って所に行きたいと考えている」
エレジア、それはウタが本来暮らしていた島の名前である。
そしてエレジアにある城の中には、サンジも入ったことがある知った場所なのだ(厳密にはウタワールド内に再現されたものだが)。
そしてエレジアにある城の中には、サンジも入ったことがある知った場所なのだ(厳密にはウタワールド内に再現されたものだが)。
「ウタちゃん、そしてもう1人のシャンクスは知っている場所としてこの城を目指すかもしれない。……それに、もしかしたらこの殺し合いについて何か情報が手に入る可能性もあるかもしれない」
知っている場所として、ウタやもう1人のシャンクスが目的地とする場所があるとしたらここしか考えられない。
それにもしかしたら、彼らもまた互いに出会うためにここを目指すかもしれない。
また、かつてサンジが訪れた時にエレジアの城にはウタウタの実の能力についての情報が記された資料があった。
それだけでなく、その能力を使えば起動できる魔王「トットムジカ」についても資料室の天井に記されていた。
この殺し合いの開催にウタウタの能力が関わっている可能性が考えられることからも、この場所なら何らかの有益な情報が得られるかもしれないことをサンジは考えていた。
もっとも、それらの情報には古代文字で書かれているものがあり、当時はそれを読める学者のニコ・ロビンがいたから何とかなったものだ。
ロビンがいない今では、情報を期待できないかもしれないが、それでも行かないよりはマシだろう。
城の中には警備用の動く巨大な像もあったが、もしそれが今もあったとしても、一度戦った相手であるためそれくらいはまだ何とかできることだろうと判断していた。
それにもしかしたら、彼らもまた互いに出会うためにここを目指すかもしれない。
また、かつてサンジが訪れた時にエレジアの城にはウタウタの実の能力についての情報が記された資料があった。
それだけでなく、その能力を使えば起動できる魔王「トットムジカ」についても資料室の天井に記されていた。
この殺し合いの開催にウタウタの能力が関わっている可能性が考えられることからも、この場所なら何らかの有益な情報が得られるかもしれないことをサンジは考えていた。
もっとも、それらの情報には古代文字で書かれているものがあり、当時はそれを読める学者のニコ・ロビンがいたから何とかなったものだ。
ロビンがいない今では、情報を期待できないかもしれないが、それでも行かないよりはマシだろう。
城の中には警備用の動く巨大な像もあったが、もしそれが今もあったとしても、一度戦った相手であるためそれくらいはまだ何とかできることだろうと判断していた。
(……もう一つ気になんのは、このバラティエ……これは、おれが知っているバラティエか?)
バラティエとは、サンジがかつて所属していた海上レストランだ。
そこはサンジにとって、バラティエはとても大事な場所だった。
オーナーのゼフはサンジにとって恩人だ。
自分にとって、実の父親以上に父だった。
麦わらの一味に入るために出ていく際には、思わず「くそお世話になりました」と叫んでしまったこともあった。
場合によっては脅迫の材料にされたこともあるくらいには、大事に思っている場所だった。
そこはサンジにとって、バラティエはとても大事な場所だった。
オーナーのゼフはサンジにとって恩人だ。
自分にとって、実の父親以上に父だった。
麦わらの一味に入るために出ていく際には、思わず「くそお世話になりました」と叫んでしまったこともあった。
場合によっては脅迫の材料にされたこともあるくらいには、大事に思っている場所だった。
(もしあいつらにも何かしているとしたら……ただじゃおかねえからな)
サンジが気になったのは、地図上のバラティエが自分の知るバラティエであるかどうかだ。
もしそうだとしたら、この舞台に持ってくるにあたって、ゼフらバラティエのスタッフ達に危害を加えている可能性も考えてしまう。
そんな心配もあるため、サンジとしてはバラティエが本物かどうかの確認もしたい気持ちがあった。
また、そこまでやるつもりがあるかどうかは分からんが、首領・クリークが再び狙う可能性の心配も少しあった。
もしそうだとしたら、この舞台に持ってくるにあたって、ゼフらバラティエのスタッフ達に危害を加えている可能性も考えてしまう。
そんな心配もあるため、サンジとしてはバラティエが本物かどうかの確認もしたい気持ちがあった。
また、そこまでやるつもりがあるかどうかは分からんが、首領・クリークが再び狙う可能性の心配も少しあった。
(けれどここからだと遠いし、ウタちゃんのためにも城の方を優先するしかない、か……)
バラティエのあるH-5とエレジアの城があるB-8では、現在地のB-5からでは城の方が近い。
それに今のウタの精神状態が心配なことも考えると、やはり城の方を優先しなければならないとしか考えられなかった。
また、城の近くの山中の湖を越えただいたい反対側のA-7には、ワープ土管というものがある。
それと同じ名前のものが、バラティエに近いH-4の方にある。
名称からして、この土管はワープ…瞬間移動ができると考えても良いだろう。
つまり、エレジアの城に立ち寄った後にワープ土管の方に行けば、バラティエまでの時間も短縮できる。
それに今のウタの精神状態が心配なことも考えると、やはり城の方を優先しなければならないとしか考えられなかった。
また、城の近くの山中の湖を越えただいたい反対側のA-7には、ワープ土管というものがある。
それと同じ名前のものが、バラティエに近いH-4の方にある。
名称からして、この土管はワープ…瞬間移動ができると考えても良いだろう。
つまり、エレジアの城に立ち寄った後にワープ土管の方に行けば、バラティエまでの時間も短縮できる。
なお、この話は今はしない。
話しても余計に長くなり、探し人達を探す時間も無くなってしまうかもしれないため、まだ後とする。
話しても余計に長くなり、探し人達を探す時間も無くなってしまうかもしれないため、まだ後とする。
◇
「とりあえず、まずはあの山の向こう側にあるエレジアの城を目指すってことでいいか?」
『ええ、構わないわ』
「はい…」
『ええ、構わないわ』
「はい…」
出発前に最後の確認をする。
サンジの希望通り、一先ずの目的地はエレジアの城となった。
ルリ子も斗和子も、地図上に知っている施設は存在しない。
一応、斗和子の身体とされている天城雪子に関係がありそうな天城屋旅館という施設はある。
だけど斗和子は天城雪子本人ではないため、優先度は低くしても良いということになった。
前に出会った、天城雪子本人だと自称したサンジの姿になっている者――何故か名簿だとシャドウ天城雪子になっている――が向かう可能性も考えられるため、いつかは向かった方が良いかもしれないが。
とにかく、ルリ子と斗和子も特に反対意見が無いため、山の向こうを目的地として彼らは歩き出した。
サンジの希望通り、一先ずの目的地はエレジアの城となった。
ルリ子も斗和子も、地図上に知っている施設は存在しない。
一応、斗和子の身体とされている天城雪子に関係がありそうな天城屋旅館という施設はある。
だけど斗和子は天城雪子本人ではないため、優先度は低くしても良いということになった。
前に出会った、天城雪子本人だと自称したサンジの姿になっている者――何故か名簿だとシャドウ天城雪子になっている――が向かう可能性も考えられるため、いつかは向かった方が良いかもしれないが。
とにかく、ルリ子と斗和子も特に反対意見が無いため、山の向こうを目的地として彼らは歩き出した。
『……今から言うことについては何も答えなくて良いわ。黙って歩き続けて頂戴』
(?……どうしたんだ、ルリ子ちゃん?)
(?……どうしたんだ、ルリ子ちゃん?)
移動中、ルリ子がマスクから突然話しかけてきた。
黙って話だけを聞けということは、斗和子には聞かれたくないということだ。
黙って話だけを聞けということは、斗和子には聞かれたくないということだ。
『あの子の、先の素振りは何だったのかしら?』
(それがどうかしたのか?)
(それがどうかしたのか?)
ルリ子が問いかけてきたのは、先ほど斗和子が行っていた槍の素振りについてだ。
『あなたは全く疑問に思ってなかったみたいだったけど、あんな時に急に素振りなんて始める?』
ルリ子が言いたいのは、自分たちが名簿を確認している途中なのに、急に離れて素振りを始めるだなんて変じゃないかということだ。
『もしかしたら本当に暇になったからだけのことかもしれないけど、念のため、私が疑問を感じたことは頭の片隅に置いてほしい』
(……あまりそんなことまで気にしたくはないけどな)
(……あまりそんなことまで気にしたくはないけどな)
サンジとしては、斗和子のことを疑いたくなかった。
これはどちらかと言えば、サンジの美学の問題でもあった。
サンジは、たとえ死んでも女は蹴らないと言う。
そして、女の涙は疑わない、女の嘘は許すのが男だと、とにかく女性(レディ)に対してはとにかく徹底的に紳士的であろうとする。
だから、たとえ斗和子がもし本当に何かを隠していたとしても、サンジは疑わない。
とは言っても、同じくレディであるルリ子からの言葉ではあるため、言われた通り一応頭の片隅に置いておくだけはする。
これはどちらかと言えば、サンジの美学の問題でもあった。
サンジは、たとえ死んでも女は蹴らないと言う。
そして、女の涙は疑わない、女の嘘は許すのが男だと、とにかく女性(レディ)に対してはとにかく徹底的に紳士的であろうとする。
だから、たとえ斗和子がもし本当に何かを隠していたとしても、サンジは疑わない。
とは言っても、同じくレディであるルリ子からの言葉ではあるため、言われた通り一応頭の片隅に置いておくだけはする。
それでもサンジは、斗和子に対しては何事もなかったように歩き続けていた。
◆
ルリ子の懸念は、当たっていた。
斗和子は、隠し事をしていた。
槍の素振りは、それをごまかすためのものだった。
斗和子は、隠し事をしていた。
槍の素振りは、それをごまかすためのものだった。
彼らが川の近くに降り立ち、タブレット内の名簿を確認していた時、斗和子は名簿内に知る名前が無いことを早々に確認した。
タブレットの電源を落とした後、先にふとあたりを見渡してみた。
そして、ふと川の中に視線を向けた時、あるものを見つけた。
タブレットの電源を落とした後、先にふとあたりを見渡してみた。
そして、ふと川の中に視線を向けた時、あるものを見つけた。
それは、死体だった。
これが誰の肉体のものであるのかは、まだ夜で暗いのと、川底に沈んでいることからぱっと見では分からなかった。
こっそりと懐中電灯を取り出してそーっと照らして見てみたところ、先の放送で玉壺、本来の持ち主としては雨生龍之介と呼ばれた男のもののように見えた。
服に石でも詰められているのか、そいつは川底から浮かんでくる様子はなかった。
こっそりと懐中電灯を取り出してそーっと照らして見てみたところ、先の放送で玉壺、本来の持ち主としては雨生龍之介と呼ばれた男のもののように見えた。
服に石でも詰められているのか、そいつは川底から浮かんでくる様子はなかった。
そして更によく見てみると、その死体には支給品のデイパックがまだ背負われている状態だった。
斗和子はこれを、幸運と捉えた。
サンジの方をちらりと見てみれば、まだ名簿の方に注目させられていた。
斗和子が何を見ているかに気付いている様子は無い。
マスクの中身となっているルリ子も、サンジに被らされて名簿の方に目を向けさせられているため、斗和子の方を見ることはできない。
つまり、今なら川底に沈んだ死体からデイパックを回収できるかもしれないと考えた。
斗和子はこれを、幸運と捉えた。
サンジの方をちらりと見てみれば、まだ名簿の方に注目させられていた。
斗和子が何を見ているかに気付いている様子は無い。
マスクの中身となっているルリ子も、サンジに被らされて名簿の方に目を向けさせられているため、斗和子の方を見ることはできない。
つまり、今なら川底に沈んだ死体からデイパックを回収できるかもしれないと考えた。
事前に確認しておいた支給品の中に、川底からの回収に使えそうなものがあった。
またそれの大きさから、デイパックの中はどんなものでもいくらでも入れられると考えられた。
つまり、自分のデイパックの中にさらに回収したデイパックを入れることができれば、何故かデイパックを2つ持っていることも誤魔化せられる。
そして斗和子が元々持っていた支給品の中で川底のものを回収できそうだったもの、それが槍だった。
この槍は、元はコッコロという人物の持ち物だったらしい。
またそれの大きさから、デイパックの中はどんなものでもいくらでも入れられると考えられた。
つまり、自分のデイパックの中にさらに回収したデイパックを入れることができれば、何故かデイパックを2つ持っていることも誤魔化せられる。
そして斗和子が元々持っていた支給品の中で川底のものを回収できそうだったもの、それが槍だった。
この槍は、元はコッコロという人物の持ち物だったらしい。
斗和子はサンジが名簿を見て騒いでいて自分の方をまだ見てないことを確認すると、この槍を持ってそっと水の中に入れた。
まるで子供用のように槍が短かめだったため、斗和子はかなり身体をかがめて槍を水中に入れなければ川底の方に届かなかった。
そのためもしこのタイミングでサンジが振り返れば、一発でこの死体の存在がバレるところだった。
まあ、もしそうなったとしても死体を作ったのは自分では無いため、正直にたまたま発見して気になったからデイパックを回収しようとしたと言えば良いだけだ。
別にそれだけで、怪しまれることは無いだろう。
違うのは、自分だけがこっそりと他者が知らない支給品を持つことができないことだけだ。
そして幸運にも、そのタイミングで気付かれることはなかった。
まるで子供用のように槍が短かめだったため、斗和子はかなり身体をかがめて槍を水中に入れなければ川底の方に届かなかった。
そのためもしこのタイミングでサンジが振り返れば、一発でこの死体の存在がバレるところだった。
まあ、もしそうなったとしても死体を作ったのは自分では無いため、正直にたまたま発見して気になったからデイパックを回収しようとしたと言えば良いだけだ。
別にそれだけで、怪しまれることは無いだろう。
違うのは、自分だけがこっそりと他者が知らない支給品を持つことができないことだけだ。
そして幸運にも、そのタイミングで気付かれることはなかった。
槍が短めだったためかなりギリギリだったが、何とか先端をうつ伏せ死体の背中のデイパックの紐に引っ掛けられた。
そしてゆっくりと槍を引き上げて死体の背中からデイパックをはがし、水中から静かに引き上げた。
水の中にあったデイパックは引き上げてすぐに元から持っていたデイパックに入れた。
さすがに時間がかかってサンジに気付かれるであろうため、中の確認はしなかった。
いずれどこかで1人になって確認する時間を確保しなければいけない。
そしてゆっくりと槍を引き上げて死体の背中からデイパックをはがし、水中から静かに引き上げた。
水の中にあったデイパックは引き上げてすぐに元から持っていたデイパックに入れた。
さすがに時間がかかってサンジに気付かれるであろうため、中の確認はしなかった。
いずれどこかで1人になって確認する時間を確保しなければいけない。
最後に、川の中に入れたため槍が濡れていることをごまかそうとした。
そのために、槍の素振りを始めた。
槍を振って、水を切ろうとした。
そのタイミングで、サンジが振り向いて斗和子の行動に気付いた。
サンジは、斗和子の言い訳を信じてくれた。
こうして斗和子は、誰も知らない2つ目のデイパックを持つことになった。
そのために、槍の素振りを始めた。
槍を振って、水を切ろうとした。
そのタイミングで、サンジが振り向いて斗和子の行動に気付いた。
サンジは、斗和子の言い訳を信じてくれた。
こうして斗和子は、誰も知らない2つ目のデイパックを持つことになった。
誰がせっかくの殺した死体からデイパックをはがさずに川底に捨てたのかは分からない。
何を考えてそんな風にしたのかについても興味は無い。
これについて思うのは、今後のためになるものが増えたかもしれないことに幸運を感じるだけだ。
何を考えてそんな風にしたのかについても興味は無い。
これについて思うのは、今後のためになるものが増えたかもしれないことに幸運を感じるだけだ。
斗和子の目的はただ一つ、白面の者の分身として陽より産まれたもの全てを滅ぼすだけだ。
そのためならば、利用できそうなものは全て利用する。
かつて息子として育てた者のように。
サンジの騎士道も、彼女にとっては自分の状況に都合の良いだけの、くだらないものだ。
そのためならば、利用できそうなものは全て利用する。
かつて息子として育てた者のように。
サンジの騎士道も、彼女にとっては自分の状況に都合の良いだけの、くだらないものだ。
【B-5 草原/1日目/深夜】
【ヴィンスモーク・サンジ@ONE PIECE】
[身体]:一文字隼人@シン・仮面ライダー
[状態]:ダメージ(極小、回復中)、主催陣営への怒り、混乱気味
[装備]:タイフーン&ライダースーツ&仮面ライダー第2+1号マスク@シン・仮面ライダー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いを打破し、ウタちゃんたちを救う
1:エレジアの城に向かいながらウタちゃん、もう1人のシャンクス、ルフィの身体になっている奴を優先的に探す
3:ウタちゃんがいろんな意味で心配。
4:もう1人のシャンクスは何者なんだ?死んだ方は影武者か?
5:チャカも探しておいてやる。ビビちゃんのためでもある。
6:バラティエの現状も確認しておきたい
7:天城屋旅館もいずれ行っておきたい。もしかしたら、前に会ったおれの身体になっているレディが向かうかもしれねえ
8:首領・クリーク…あまりにも懐かしいやつが出てきたな…
9:オマツリ男爵…どんな奴だったけ…?
10:ゲッコー・モリア、生きていたのか?それとも…
[備考]
※参戦時期はFILM RED終了後です。
※ルリ子とお互いの世界についてある程度情報交換をしました。
※『オマツリ男爵と秘密の島』については、ここにおいては、記憶が曖昧なものになっているここだけの独自の解釈の状態になっているとします。
※オマツリ島に入って男爵に会ったことは何となく覚えているが、それ以降は映画終盤で島の中で目覚めるまでの記憶が思い出せないものとしておきます。
[身体]:一文字隼人@シン・仮面ライダー
[状態]:ダメージ(極小、回復中)、主催陣営への怒り、混乱気味
[装備]:タイフーン&ライダースーツ&仮面ライダー第2+1号マスク@シン・仮面ライダー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いを打破し、ウタちゃんたちを救う
1:エレジアの城に向かいながらウタちゃん、もう1人のシャンクス、ルフィの身体になっている奴を優先的に探す
3:ウタちゃんがいろんな意味で心配。
4:もう1人のシャンクスは何者なんだ?死んだ方は影武者か?
5:チャカも探しておいてやる。ビビちゃんのためでもある。
6:バラティエの現状も確認しておきたい
7:天城屋旅館もいずれ行っておきたい。もしかしたら、前に会ったおれの身体になっているレディが向かうかもしれねえ
8:首領・クリーク…あまりにも懐かしいやつが出てきたな…
9:オマツリ男爵…どんな奴だったけ…?
10:ゲッコー・モリア、生きていたのか?それとも…
[備考]
※参戦時期はFILM RED終了後です。
※ルリ子とお互いの世界についてある程度情報交換をしました。
※『オマツリ男爵と秘密の島』については、ここにおいては、記憶が曖昧なものになっているここだけの独自の解釈の状態になっているとします。
※オマツリ島に入って男爵に会ったことは何となく覚えているが、それ以降は映画終盤で島の中で目覚めるまでの記憶が思い出せないものとしておきます。
【斗和子@うしおととら】
[身体]:天城雪子@ペルソナ4
[状態]:恐怖
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×2、ランダム支給品0~2、ランダム支給品(玉壺の分)1~3、コッコロの槍@プリンセスコネクト!Re:Dive
[思考・状況]基本方針:陽より産まれたもの全てを滅ぼす。主催も参加者も関係ない。
1:サンジを利用して人間に取り入り、内部から滅ぼす。
2:獣の槍があるなら破壊したい。
[備考]
※手のひらから炎を放つ妖術を行使できます。他どの程度の能力を行使できるかは後続の書き手にお任せします。
[身体]:天城雪子@ペルソナ4
[状態]:恐怖
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×2、ランダム支給品0~2、ランダム支給品(玉壺の分)1~3、コッコロの槍@プリンセスコネクト!Re:Dive
[思考・状況]基本方針:陽より産まれたもの全てを滅ぼす。主催も参加者も関係ない。
1:サンジを利用して人間に取り入り、内部から滅ぼす。
2:獣の槍があるなら破壊したい。
[備考]
※手のひらから炎を放つ妖術を行使できます。他どの程度の能力を行使できるかは後続の書き手にお任せします。
[意思持ち支給品状態表]
【緑川ルリ子@シン・仮面ライダー】
[身体]:仮面ライダー第2+1号マスク@シン・仮面ライダー
[状態]:正常
[思考・状況]基本方針:一度失った命にこだわるつもりはないが、SHOCKERが殺し合いに関わっているのならばなんとしても止める。
1:脱出のすべを探る。
2:本郷君の身体になっている者を探し、その肉体の状態を調べたい
3:SHOCKERの関わりの有無を調べる。
4:斗和子の先ほどの行動の意味は一体?
[備考]
※参戦時期は映画本編終了後です。
※サンジとお互いの世界についてある程度情報交換をしました。
[身体]:仮面ライダー第2+1号マスク@シン・仮面ライダー
[状態]:正常
[思考・状況]基本方針:一度失った命にこだわるつもりはないが、SHOCKERが殺し合いに関わっているのならばなんとしても止める。
1:脱出のすべを探る。
2:本郷君の身体になっている者を探し、その肉体の状態を調べたい
3:SHOCKERの関わりの有無を調べる。
4:斗和子の先ほどの行動の意味は一体?
[備考]
※参戦時期は映画本編終了後です。
※サンジとお互いの世界についてある程度情報交換をしました。
※B-5の川底に沈んでいた玉壺(龍之介)の遺体から、デイパックだけ回収されました。
[支給品紹介]
【コッコロの槍@プリンセスコネクト!Re:Dive】
コッコロが普段から持っている槍。
先端は尖った青い宝石のようになっている。
アニメ版だと杖と扱われていたらしい。
コッコロが普段から持っている槍。
先端は尖った青い宝石のようになっている。
アニメ版だと杖と扱われていたらしい。
| 39:ギャグとシリアス。二つは決して交わらぬものではないと思うけどなんか微妙な温度差はある | 投下順に読む | 41:見えた攻略未来(クリアルート) |
| 36:君は完璧で究極のフィジカル | 時系列順に読む | |
| 登場話195:変身するわ、変身するの。私は貴方、貴方は私。変身するぞ、変身したぞ。我は汝、汝は我。 | ヴィンスモーク・サンジ | |
| 緑川ルリ子 | ||
| 斗和子 |