暗い夜の森の中で、彼は目を覚ました。
彼の名は、ミストバーン。否、精神だけを呼称するならば真の名である「ミスト」の方が適切か。
彼の名は、ミストバーン。否、精神だけを呼称するならば真の名である「ミスト」の方が適切か。
「たしかに私は消滅したはずだが……。
この殺し合いとやらを開いた奴等の中には、そうとうな力の持ち主がいるようだな」
この殺し合いとやらを開いた奴等の中には、そうとうな力の持ち主がいるようだな」
おのれがたしかに生きていることを確認したミストは、そう独りごちる。
彼のいた世界において、死者の蘇生は非常に難しいことではあるが絶対に不可能な事象というわけではない。
だがそれも、蘇らせる肉体があってこそ。
おのれの肉体を持たないミストにとって死とは魂の消滅であり、それを蘇らせるというのは奇跡という言葉でも足りないレベルだ。
彼のいた世界において、死者の蘇生は非常に難しいことではあるが絶対に不可能な事象というわけではない。
だがそれも、蘇らせる肉体があってこそ。
おのれの肉体を持たないミストにとって死とは魂の消滅であり、それを蘇らせるというのは奇跡という言葉でも足りないレベルだ。
「私を蘇らせるのに比べたら、精神を別の肉体に宿らせることなど簡単か……。
おかげで、私本来の能力は封じられているようだが……」
おかげで、私本来の能力は封じられているようだが……」
本来ミストは他人の体に憑依することができ、その状態で自身の能力である暗黒闘気を操ることもできる。
だが今の彼は、憑依とは別の方法で精神を他者の体に定着させられている。
ゆえに自分の意思で体を離れることはできないし、暗黒闘気も使えなくなっていた。
だが今の彼は、憑依とは別の方法で精神を他者の体に定着させられている。
ゆえに自分の意思で体を離れることはできないし、暗黒闘気も使えなくなっていた。
「これほどの力を持っているのなら、願いを叶えるというのもあながち戯れ言ではないか……。
信用できるかは別問題だがな」
信用できるかは別問題だがな」
そう呟くミストだったが、実際のところ彼にとってそれはどうでもよかった。
主君である大魔王バーンの役に立つ。それがミストの全てだ。
個人で叶えたい願いなどない。
バーンのために願いを使うというのも、ミストの価値観ではおこがましい行為である。
そもそも自分が死んでからどれほどの時間が経っているのが、ミストにはわからない。
バーンが勇者ダイに倒されていることだけはないとミストは信じているが、何にしても主の現状がわからなければ願いの使いようがない。
ゆえに、「バーンの元に帰還する」。それがミストにとって最大の目標だ。
そのためなら、手段はどうでもいい。
優勝して主催者が元の世界に帰してくれるなら、それでよし。
それ以外に脱出する方法があるなら、そちらに乗っかってもいい。
主君である大魔王バーンの役に立つ。それがミストの全てだ。
個人で叶えたい願いなどない。
バーンのために願いを使うというのも、ミストの価値観ではおこがましい行為である。
そもそも自分が死んでからどれほどの時間が経っているのが、ミストにはわからない。
バーンが勇者ダイに倒されていることだけはないとミストは信じているが、何にしても主の現状がわからなければ願いの使いようがない。
ゆえに、「バーンの元に帰還する」。それがミストにとって最大の目標だ。
そのためなら、手段はどうでもいい。
優勝して主催者が元の世界に帰してくれるなら、それでよし。
それ以外に脱出する方法があるなら、そちらに乗っかってもいい。
「何にせよ、まずはこの体のことを知らんとな……。
このアイテムを操作すればいいのか……」
このアイテムを操作すればいいのか……」
ミストは荷物からタブレットを操作し、肉体の情報を表示する。
「これは……ハーッハッハッハッハ!!
面白いことをしてくれる!」
面白いことをしてくれる!」
普段の彼からは考えられないほどの大声で、ミストは笑う。
「大魔王の忠実な従者である私に、異世界の勇者の体を与えるとはなあ!
なかなか洒落の効いたことをしてくれるじゃないか!
少しだけ、おまえたちの掌の上で踊ってやってもいい気がしてきたぞ!」
なかなか洒落の効いたことをしてくれるじゃないか!
少しだけ、おまえたちの掌の上で踊ってやってもいい気がしてきたぞ!」
ミストは、邪悪な表情でなおも笑う。
かつて、「悪魔の子」の汚名を着せられた勇者の顔で。
かつて、「悪魔の子」の汚名を着せられた勇者の顔で。
【ミスト@ドラゴンクエスト ダイの大冒険】
[身体]:勇者イレブン@ドラゴンクエストXI
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:バーンの元に帰還する。方法は問わない。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※完全に肉体と一体化しているため、憑依能力は使えません。
[身体]:勇者イレブン@ドラゴンクエストXI
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:バーンの元に帰還する。方法は問わない。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※完全に肉体と一体化しているため、憑依能力は使えません。
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