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  • 真贋バトルロワイヤル
  • Cuz I―この人生の意味と使い方を

真贋バトルロワイヤル

Cuz I―この人生の意味と使い方を

最終更新:2025年08月29日 00:50

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 ◆

 「斬撃無双剣!!」
 「雷電残光!!」
 嵐の様な轟音と共に、剣技と剣技がぶつかり合う。
 吹きすさぶ風、迸る稲妻。
 両者一歩も譲らないぶつかり合いだが、戦場の趨勢は明らかにドゴルドに傾いている。

 冥黒の五道化たるドゴルドは、羂索やヒースクリフの手でいくつかの改造を施されている。
 呪力の会得。聖文字の習得。クルーゼの言う最高のインナーフレーム。
 恐らくまだ引き出せていない能力さえあるだろう。
 戦う度、強者とぶつかり合う度に、蓋が開いたように未知の力が溢れ出してくる。

 その全てが――腹立たしくて仕方なかった。
 今の自分は間違いなく、キョウリュウジャーを相手していた時より強い。
 だがその強さが、どこか自分の物のようには感じられなかった。

 ぶつかり合う斬撃の勇者の刃を七支刀で塞ぎ、左手に携えたノ夜で脇腹めがけて斬りかかる。
 相手もその動きを予測し、最高のタイミングでザクトルスラッシャーで刃を防ぎ、腕を弾く。

 刹那の攻防で両者がどれだけ思考を重ね、相手の動きを読み切って動いたか。それがわかるのは達人のみだろう。
 キョウリュウグリーンの実力は、間違いなくそう言っていいほど高い。
 刃の鋭さ、足さばきの巧みさ、織り交ぜるフェイント。いずれもドゴルドの知る彼より遥かに熟達したものだ。

 それを見てドゴルドはこう思った―――その程度かと?

 確かに達人だ。だがお前レベルの実力者はこの会場にはザラにいる。
 氷の忍者。勇敢な魔法少女。銀の仮面ライダー。魔法の天才令嬢。邪悪の王。鬼呪の子。
 キョウリュウグリーンは彼らに並ぶ要素はあれ、抜きんでた要素はない。
 キョウリュウジャーは彼らと同じ、会場に数多居る強者に過ぎない。

 そも、ドゴルドは冥黒の五道化だ。
 他の五道化がそうであるように仮想敵が用意されている。
 黒き最後の神。闇檻の災害。神殺し。真の邪悪の王。
 ルルーシュが『4凶』と称した彼らと戦える参加者こそが、ドゴルドの仮想敵。
 たとえば、三界を股にかける死神代行。
 たとえば、時を超えて世界を救う戦闘民族の末裔。

 そこに、斬撃の勇者や雷鳴の勇者が入る余地が。いったいどれほどあるのあろうか。

 刃を受ける。躱す。キズナブラックの絆創膏を聖文字で弾き飛ばし、呪力で固めた腕で斬撃を受ける。どこか膠着したような状況の中、ドゴルドは気づいた。
 このまま勝てる。勝ててしまう。
 キョウリュウジャー1人ならば確実に倒せてしまうほど、今のドゴルドは強い。
 ・・・・・・・・・・・
 強くさせられてしまった。
 1人で強くなれない鎧のドゴルドにとって、これほど下らないことはない。

 嵌められた。心の底からそう思う。
 羂索やクルーゼにそのような意図が無いとしても、ドゴルドにしては悪い詐欺にかかったようなものだ。
 奴らは端から空蝉丸など眼中になかったのだ。実情はどうあれ、ドゴルドにとってはそう言われたのと大差ない。

 奴らと結んだ縛りは『十全の空蝉丸との決着』だ。
 思わず笑いそうになる、ドゴルドの現状は成程一つも反していない。
 空蝉丸は十全のまま会場にいるし。決着はつく。 
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 空蝉丸が十全だろうと限界を超えようとドゴルドが勝つという出来レースのような形で。まず間違いなく片が付く。
 空蝉丸の実力が目の前のキョウリュウグリーンを大きく引き離していない限り、そうなってしまう。

(おいおいマジかよ。どこまで俺を萎えさせる気だ?)
 普段のドゴルドでは絶対にありえないことに、この時ばかりは怒りよりも落胆が先に来た。
 キョウリュウジャーではドゴルドに勝てない。
 キョウリュウグリーンとの戦いは、このままドゴルドの勝利で終わる――。

「おい。」
 そんな陰気な思想を吹き飛ばすように、目の前の勇者が言った。
 萎えた一瞬握る力が弱まったか、ドゴルドの手首を狙った一撃で喧嘩上刀が宙を舞った。
 カランと軽い音を立て、七支刀が地面に落ちる。
 そちらに視線を向けることさえ咎めるように、ソウジは荒々しく刃を掲げた。

「何をよそ見している。」
 ドゴルドは目が離せなかった。
 怒気を孕んだ勇者の声に。
 その手に輝いた、赤い痣の光に。
 落胆よりも、怒りよりも。期待と高揚が先に来た。



 立風館ソウジはここで令呪を使った理由はなんだったのだろうか。
 優先すべきは撤退だ。亀井美嘉と浅垣灯悟を含んで全員で逃げる事。
 ドゴルドを倒せれば最上だが、そのために令呪を切るつもりは無かったはずだ。

 きっかけがあるとすれば、やはり先ほどの一瞬だろう。
 七支刀を振るうドゴルドの剣速が、見るからに落ちていた。
 体の動き、足運び、刃を纏う未知のエネルギー。その全てに迷いが見えた。
 だがそれ以上にソウジを苛立たせたのは、ドゴルドの顔つきだ。
 正体が鎧なのは知っている。仮面で表情が変わらないのも知っている。
 それでもその眼には、明らかな落胆の色が見えた。

 ああ、お前この程度なのか。これなら勝てるな。
 大会の決勝戦で当たった相手が想像より弱かった時の様な。そんな顔だ。

「…は?」
 ブチリと頭の中で何かが千切れる音がして、ソウジは気づくと令呪を掲げていた。
 侮られている。勝った気でいる。退屈そうな顔を向けている。
 見ず知らずの相手ならまだいい、話に聞くメラやジンガならそうした反応も見せるだろう。
  ・・・・
 だがドゴルドがそんな眼をするのか?
 キョウリュウジャーの強さを誰よりも知るお前がか?

 何か、想像もつかないことが起きていた。
 この時ソウジは、何かに間違いなく怒っていたのだろう。
 何に怒っていたのかは、後になって思い返してもはっきりとは分からない。
 ドゴルドだろうか。
 それともドゴルドにそんな顔をさせた、誰かにだろうか。
 とかくソウジは、自身が令呪を切った理由を短絡的な怒りによるものだと結論付け、それ以上考えないことにした。

 断じて――令呪を切った本気の戦いを、ドゴルドが望んでいたからではないのだと。




 喧嘩上刀を落としドゴルドの右手は空いている。
 隙だらけの右半身に逆手に持ったガブリカリバーが叩き込まれ、鎧に傷を入れながら大きくドゴルドを吹き飛ばした。硬い何かに全身が叩きつけられる。

「テメェ何しやがる!!」
「戦闘中に気を散らしたお前が悪い、今もな。」
「何を…」
 怒鳴るドゴルドの口を黒い布が塞ぐ。
 見ると背後の黒い壁から無数の細長い何かが動き、ドゴルドの体を縛り上げようと迫る。
 黒い絆創膏だ。人体を丸ごと包み込める絆創膏。

「こいつはキズナブラックの!!」
 状況を理解したドゴルドは、喧嘩上刀を失い空いた右腕に緑色の稲妻を集め、背後の塊へと叩きつける。
 雷が落ちる轟音と共に絆創膏は爆発し、辺り一面を焼き焦がしながらドゴルドは自由を取り戻す。
 爆発でついた煤を払いのけドゴルドは周囲に目をやろうとしたその時、キョウリュウグリーンの顔が目の前に飛び込んできた。

「斬撃無双剣・ザクトルスラッシャー!!」
 抉りこむような拳ドゴルドの鳩尾めがけて叩き込まれ、クローの斬撃がドゴルドを切りさき再び吹き飛ばす。
 鎧を裂くではなく吹き飛ばすことが目的のようだ。
 背後を見る。そこにはまた黒い絆創膏の塊が小さな山のようにそびえている。

「テメエ!俺を誘導してやがるな!!
 キズナブラックが縛りやすい位置に!!」
「どうだろうな!」

 灯悟が美嘉の攻撃を防ぐもう1つの戦場とは真逆の連携。
 戦闘において熟練者であるソウジならば、美嘉とは違いサポートを受けやすいように動かすことだって難しくない。
 動きが鈍った今のドゴルドなら、なおさらだ。
 二度や三度なら振りほどける。
 だが後これが何度続く?
 斬撃の勇者はなおもドゴルドを追っている、令呪の効果はまだ有効だ。
 振りほどく余力を失った瞬間、必殺の一撃を叩きこまれることは間違いないだろう。その気を逃すようなキョウリュウジャーではない。
 最悪のシナリオの前にドゴルドの胸中に渦巻くのは、焦燥感でもなければ恐怖でもなかった。

「まったく…これだからキョウリュウジャーってのは油断ならねえ!!」
 楽しそうに。こうなることを待っていたように。怒りの戦騎は雄々しく叫ぶ。

「だが!その程度で俺を止められると思うなよ!!」
 ありったけの呪力をノ夜に乗せ、振り向きざまに全方位を切り飛ばす。
 漆黒の斬撃が弧を描き、ドゴルドの周囲にあった絆創膏の山を切り飛ばす。
 その余波で周囲の電柱が真っ二つになり、いくつかの廃ビルに深々と切れ込みが入る。ガラガラと崩れた音を聞くに、うちいくつかは完全に倒壊したようだった。

「それにテメエはもう獣電池を3つも使ってる!!
 俺だって獣電竜を操ってたことがあるから分かるぜ、無制限に扱えちゃいねえんだろ!
 令呪が使えるうちに俺を倒せるのか!あぁ!?」
「調子が戻ってきたじゃないか。」
「戻ってきた?ちげえよ、滾って来たんだ!!!」

 その言葉を証明するように、ドゴルドはバチバチと緑の稲妻を全身に迸らせる。
 これまでの無雑作な力の放出ではない。
 その背に浮かぶは稲妻を具現化したような三対の翼。
 装甲に稲妻のシンボルが刻まれ、頭上にはキヴォトス人の環(ヘイロー)にも似た光輪が浮かぶ。

 その力、滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)
 その名、神の雷霆(バルバリエル)
 ドゴルドが与えられたTの聖文字(シュリフト)。その力の極点。

 その名をドゴルドが知るのは、もう少し後の話になる。
 無論ソウジもその名を知らない。
 ただ分かるのは、ドゴルドの放つエネルギーが急激に膨れ上がったこと。
 令呪を解放した自分と同等…あるいはそれ以上の上昇だ。
 真正面の攻撃をぶつけ合っていれば、まず間違いなく勝てない。
 そう思わせるほど強い、はち切れんばかりのエネルギー。

「だがなぜだろうな…ドゴルド。
 今のお前には負ける気がしないんだ。」

 ちらりと周囲に目を向ける。遠くの戦場、柊真昼がいるはずの場所から、絆創膏の山が消えている。
 その前にキズナブラックの姿が見えた。向こうもこちらに気づいて、親指を立てる。

「向こうは終わったか。
 灯悟があの様子なら、美嘉ちゃんも無事だな。」
 これで唯一の憂いも消えた。
 令呪が切れるまで残り数秒。
 ドゴルドにしてみれば効果が切れるまで待つのが最善手だろうその一瞬。
 その一瞬でドゴルドは、キョウリュウグリーンとの間合いを一気に詰めた。

「キョウリュウグリーン!!負ける気がしねえとは大きく出たじゃねえか!!」
 待つことはない。守ることもない。
 怒りのクラッシャー。その面目躍如と言わんばかりに、ドゴルドは稲妻の羽を1つ毟り右腕にありったけの力を込め振り下ろす。

「ガルヴァノジャベリン・雷電残光!」
 霊子の魔剣に雷鳴の斬撃。それはまさしく、指向性を得た雷そのものだ。
 命中どころか掠るだけで命を容易く焼き尽くす。
 轟音と共に落ちる力ある落雷が脳天まで迫る刹那。ソウジは動いた。
 背後に退く――否。
 左右に躱す――否。
 迫る刃へめがけて、ソウジは身をかがんで突っ込んだ。

「ん…だとぉ!!!」
「出力で負けているのなら、俺が出来ることは二つしかない。
 1つは…徹底的に攻め込むことだ!!」
 ドゴルドが動揺する刹那の隙。
 懐に入り込んだソウジの刃が三角の弧を描き、白銀の閃光を上げた。

「トリニティストレイザー!!」
 賢神より授かりし必殺剣。
 その斬撃がドゴルドを弾き飛ばすのは、怒りの稲妻が落ちるよりわずかに速かった。

「なっ…んだとォ!!」
 叫びと共にドゴルドの体が宙を舞う。
 必殺剣がもたらす圧倒的な加速は、生えたばかりの翼では耐えることさえ叶わない。

 直後ドゴルドが叩きつけた雷は直撃こそしなかったものの、身を焦がしそうな電熱と共にソウジを弾き飛ばしす。
 ダメージは軽い。だが同時に令呪が切れ、ソウジの変身も解けた。

「まだだ!!」
 消耗著しい好敵手へとドゴルドは勝ち誇るように叫ぶ。

「テメエは令呪も切れた!チェンジも解けた!!
 もう俺にとどめを刺すことはできねえ…これで…」
「いいや、終わりだ。俺に出来ることのもう一つは、仲間を信じることだ。
 言ったはずだぞ、絆の力でお前を倒すと。」
 ソウジが言い切る。
 それと同時にドゴルドの体が、5つの羽が風を掴むより速く黒い絆創膏により縛り上げられ地面へと落ちた。

「キズナブラック…!!」
 ドゴルドが見上げると、そこには黒き戦士の姿。
 いつの間に駆け出したのか、ソウジをかばう様にその姿はドゴルドのすぐそばまで来ていた。

「横槍を入れるようで悪いが、お前はここで倒す!」

 ドゴルドを縛り上げる絆創膏をキズナブラックは一気に引き寄せる。
 叩きつけられる加速に自由を奪われる中、吸い寄せられるキズナブラックの拳に絆創膏が寄り集まり、巨大な砲台へと形を変えていく。

「バーニング・パイル・カットバンカー!!!」
 通常は杭を撃ちだす兵装から放たれるは、黒色の絆創膏。
 しかしその槍は、魔王族の肉体を粉々に消し飛ばす威力を誇る。
 流石のドゴルドも気づく、直撃は不味い。
 とっさに5つの羽を自身の前方に展開し盾とするが、すぐさま1枚目の羽が砕けた。

「クッ…ソガァ!!」
 片膝をつきながら、カットバンカーを防ぎ続ける。
 至近距離の一撃になおもカットバンカーの勢いは増していき、さらに1枚羽が砕けた。

 もはや趨勢は決したように見えた。ソウジにも、灯悟にも、ドゴルドにも。

 この戦いが英雄譚の一節であれば、浅垣灯悟達の勝利だった。
 この場にいる人物が、柊真昼とドゴルドのみであれば彼らは目的を果たせていただろう。





『勝手に勝った気になるからこんなことになるんだ。』




 その結末に水を差すように、女の声が響いた。

「んなことテメエに言われるまでもねえ!そこまで落ちたつもりはねえよ!」
『でもキョウリュウグリーンに敗けた。
 このままドゴルドがやられると、私も困る。』
「俺だってやられる気なんざねえよ!!」
『ん。だから私がやる。』

 誰の声か分からない灯悟をよそに、女の声にドゴルドは苛立たし気に言い返す。
 残り三枚の羽根とカットバンカーがぶつかりあい、さらに羽根が1つ砕けた。
 推し進めている。勝ちに近づいている。
 なのに灯悟は、湧き出る冷や汗を止められない。

「ドゴルド…お前誰と話している?」
 ドゴルドと女が言葉を交わすたびに、ドゴルドの中で黒いエネルギーが渦巻いていくのを肌で感じる。
 怒りの戦騎と名乗った男の、はち切れんばかりの怒りとは全く別のもの。
 いや、怒りはある。怒りもあるがそれだけじゃない。
 悲嘆。後悔。絶望。憎悪。悔恨。
 それはまるで、”バッドエンド”を迎えたばかりの自分を見ているよう。

「ああ…なんだ。俺の相方が不服だとよ!!腹立たしい!」
 心底嫌そうな言葉と共に、ドゴルドの姿が元に戻る。
 稲妻の羽も頭上の輪っかも消え去り、防いでいたカットバンカーがドゴルドの体に届く。
 その刹那、気づく。
 ドゴルドの頭上。滅却師完聖体になるまでは何もなかったはずの場所に。

 黒くくすんだ光輪が――ヘイローが浮かんでいた。

『私にもやらなきゃならないことがあるから。』

 その言葉と共に、ドゴルドの体が弾けとんだ。
 カットバンカーの勢いを押し殺して余りある衝撃に灯悟の腕は痺れ、パイル・カットバンカーを維持できない。
 キズナブラックは地面に投げ出され、煤けた道路を転がった。
 爆炎の中から姿を見せた者と目が合った。

 砕けて飛び散ったドゴルドの中から姿を見せた者。
 最後の冥黒の五道化は、柊真昼や亀井美嘉と変わらない少女に見えた。

 違いがあるとすれば、その頭には狼のような耳が生えていたこと。
 梔子ユメと同じく、その頭上にくすんだように黒い光輪が浮かんでいたこと。
 何よりも、少女の眼が何の希望もないとでも言いたげなほど光を失っていたこと。
 柊真昼のように。美嘉が見せた少年霊のように。キズナブラックのように。
 深く冷たい絶望に染まった目に、ソウジと灯悟はほんの一瞬気圧された。

 たかが一瞬。されど一瞬。
 五道化相手にその隙を見せることは、自ら首を差し出したに等しい。

「言いたいことは色々あるし、いうべきこともある。
 でも約束は守らなきゃいけない。『先生』が言ってた。」
「何を…」

 言葉の意味を灯悟が理解するより早く、灯悟の体に激痛が走る。
 少女が持つノ夜が灯悟の心臓を貫いていた。

「許さなくていい。私も謝らないから。」
 今にも泣きそうな声で、少女は冷淡に告げる。
 刀を伝う血が少女の手を赤く穢していた。




 その状況を前に、美嘉の頭に浮かんだのは疑問符だった。
 何が起きたのか。なぜ灯悟さんは刺されているのか。
 マヒしたかのようにそんな考えは頭から抜け落ち。代わりに浮かんだのは灯悟を刺した少女のこと。

「なんで…あの子がドゴルドの中に…」
 浅垣灯悟の心臓を貫いている少女の姿を、美嘉は知っていた。
 ・・・・・
 砂狼シロコ。
 アビドスでのダークマイトの戦いで同じ姿をした人物を見たが、アレは黒見セリカがマジアベーゼの力を用いて生みだした偽物だったはずだ。

 じゃあアレは本物か?
 セリカの知る砂狼シロコそのものなのか?
 分からない。だとしたらなぜドゴルドの中から現れる?運営側なのか?参加者じゃないのか?
 それともまたグリオンが生み出した偽物なのか?分からない。分からない。

「美嘉!!今すぐ柊真昼から離れろ!!」
 ぐるぐる回る頭が、ソウジの叫びに叩き起こされる。
 意識を戻した美嘉は反射的に真昼の方に目を向ける。

 石化はとうに溶けていて、その全身を石化した巨大絆創膏が縛っている。
 その隙間に赤い欠片の様なものが入り込んでいた。
 なんだか分からない。だが嫌な予感がする。
 後ずさる美嘉の前で、真昼の顔が赤く染まる。
 否、染まっているのではない。赤い仮面が真昼の顔に張り付いていた。
 ドゴルドの顔だ。
 この顔は俺のものだと主張するように、ぺったりと張りつけられている。

「ドゴルドは鎧だ!まだあいつはやられてない!
       ・・・・・・・・・
 アイツは今、柊真昼を乗っ取った!!」

 この一手で、この戦いは執着する。
 この瞬間、この場にいる参加者4名 全員の敗北が決定した。

 ◆

 無限に白と黒が広がるだけの世界。
 喪失した心と2柱の黒鬼が住むだけの世界に、ドゴルドはズカズカと入り込む。
 その中心で、いつも通りの爛々とした笑顔で真昼は怒りの戦騎へと向き直った。

「成程ね。これが狙いだったの?赤鬼さん。」
「いやぁ。マジで全員殺す気だったぜ。」
 本心だ。ドゴルドはこの場で全員を殺すつもりだった。
 NPCとしての義務――という表現は羂索どもの掌の上のようで腹立たしいが、ドゴルド個人の意思として闘争と殺戮には意味があった。

 それが成せなかったのはひとえに己のミスだ。
 土壇場で彼はキョウリュウグリーンを侮った。
 最も警戒したはずの者たちを前に、怒りの戦騎ならざる道化はまんまと踊らさせていた。
 では今の状況はドゴルドにとって不本意だと問われれば――否である。

「だが、あのガキの体は乗り換えるつもりだった。
 なにせクルーゼやヒースクリフのお手製だ。
 ぜってえロクでもない罠がある、懲りてんだよそういうのは。」
「それもそうね。」
 真昼なら3つは罠を仕込む。
 そして自分が罠を仕込むことをもっと上の連中は見越したうえで、もう1つ2つは手を打っておくだろう。

「その点テメエはかなりイイ。
 フィジカルは常人を逸脱してる。
 本性を剥き出しにする鬼呪の装備ってのも俺の性質にぴったりだ。ノ夜を振るって確信したぜ。」
「口説き文句としては落第ね。やりなおし。」
「そういう話じゃねえだろ。ひとでなし。」
 ドゴルドはため息をついて、柊真昼の顔を見た。
 笑っているのか泣いているのか怒っているのか楽しんでいるのか。
 微かな笑みはそのどれでもないようにも、その全てであるようにも見えた。

「だが一番俺好みなのは、テメエが内包する感情よ。
 一瀬グレンを奪う世界。柊シノアを傷つける世界。テメエの人生を縛る世界。
 テメエはその全てに怒ってる。
 或いは、キズナブラック風に言えば、それほどの怒りを生み出す執着をテメエはこいつらに抱いている。」
 その言葉を微塵も想定していなかったかのように、真昼は目を見開いた。

「そう見える?
 鬼に心を喰われた私に、感情なんてものが残っているとでも?」
「デーボス軍の俺様に、”人間の感情”で嘘をつくのは億年はええよ。
 逆に聞きてえな。世界にキレるくらいの感情がねえと、確定した破滅から全員を出し抜くなんざ考えつかねえだろ。」
「…そっか。貴方にも私の記憶が知られてるんだっけ。」
 柊真昼は破滅を生み出すための歯車だった。
 そのために生まれ、そのために生き、そのために死ぬことが定められている。
 その定めに、柊真昼は1つだけ抗った。
 天罰を動かす歯車ではなく、愛する人の手の中で死ぬ。そんな破滅を描いている。

 柊真昼はそれを恋と呼んだ。
 ドゴルドはそれを怒りと呼んだ。
 両者の違いは、あるいはそのくらいのものだったのかもしれない。

 いつの間にか握っていた阿修羅丸、真昼はその切っ先をドゴルドへと向けた。
 対するドゴルドの手には漆黒の大鎌が握られている。四鎌童子だ。
 既にドゴルドの侵食は進んでいる。
 これまでの戦いで消耗した真昼では止めることはできないのかもしれない。
 それでも無抵抗なままでいることを、柊真昼の感情が拒んでいた。

「私の恋も。私の怒りも。私の破滅(カタストロフィ)も私の物よ。
 そう簡単に、貴方にはあげられない。」
「そうかい柊真昼。テメエの承諾は必要ねえよ!
 俺は俺の怒りに任せて、テメエの体を奪う!
 後そうだな…1つだけ言っておくがな。」

「今テメエ。少しだけ怒ったぜ。」

 ◆

 ああ…これ駄目だ。 灯悟は自身の終わりを悟る。
 急速に体が熱を失い足元がふらつく中、体が崩れていくような感覚がある。

(いや…違うな。実際に崩れてきてるのか。)
 浅垣灯悟は浅垣灯悟の情報を再現した贋者(ドッペルゲンガー)だ。
 その体が致命傷を前に限界を迎えた。
 あとどれだけ持つのだろう。
 そもそもあとどれだけ、自分は”浅垣灯悟”でいられるのだろう。
 わからない。わからないが。

「絆創…拘束(バインド)。」
 体は、何をすべきか分かっていた。

「なっ…なんでまだ動け…」
 どよめく目の前の少女。それと遠くでドゴルドに抵抗しようともがく真昼の体。
 黒い絆創膏は二つの醜い傷を余すと来なく覆い隠し、その上からさらに縛り上げる。
 塞ぐためではなく、治すためでもなく。守るために縛り上げる。

「ターボ…円陣…」
 再度、ブレスを動かす。
 浮かび上がるは肩を組みあった戦士たちを模した、浮遊型の円盤。
 その円盤を灯悟は迷わずソウジの腰にくっつけた。
 ターボ円陣が炎を噴き上げ、ソウジの体がわずかに浮き上がる。

「なっ!?これは…」
「美嘉ちゃんを連れて逃げてください。
 俺も柊真昼も、どれだけ耐えられるか分かりません。」
「馬鹿を言うな!まだ俺たちは…」
「ソウジさんなら分かるはずです。今この瞬間を逃せば全滅すると!
 俺はもう駄目だ。だからせめて…最後にでも二人を守らせてくれ。
 俺が死ぬためでなく、君たちを生かすために戦わせてくれ!」
 覚悟を決めた男の、赤く染まり始めた背中。

「‥‥‥わかった。」
 その男の意志を無下にすることは、立風館ソウジにはできなかった。

「ソウジさん。」
 灯悟はソウジへと振り向き、何か言いかけたソウジはその表情に口を紡ぐ。
 割れた仮面から見える灯悟の顔。
 既に半分以上がドッペルゲンガーのまっさらな顔に戻っている中、目をわずかに潤ませながら晴れやかな笑みを浮かべ、ソウジへと問いかける。

「俺は”ブラック”に相応しい男でしたか?」

 ――ブラックは、弾丸の勇者の色は最悪自分が死ぬまで戦えばなんとかなる、いや、自分だけでどうにかする気しかないブレイブをはき違えた奴が名乗っていい色じゃない。

 そんなことを言ったことさえ、ソウジは忘れかけていた。
 彼の目の前にいる戦隊は、それだけ強く気高い男だったから。

「…ああ。実にブレイブな奴だったよ。」
「…ありがとう。
 そう在れたなら、悔いはないよ。」

 その言葉を最後に、ソウジはターボ円陣の加速を一身に受ける。
 へたりこんでいた美嘉を抱き上げたことを確認すると、灯悟はターボ円陣をさらに加速させた。
「――――」
 遠くで美嘉ちゃんが何か叫んでる。よく聞こえない。
 まだターボ円陣の音が聞こえる。せめて聞こえなくなるまでは、変身を解かない。俺は”浅垣灯悟”でなきゃいけない。
 新しい世界でできたこの絆を…俺は…

 それが、”浅垣灯悟”が最後に残した心だった。


【ドッペルゲンガー@戦隊レッド 異世界で冒険者になる 死亡】

【キズナブラック@戦隊レッド 異世界で冒険者になる 消滅】


「逃げられたな。」
 体を縛る石化した絆創膏を砕きながら、ドゴルドは状況を再確認する。
 どれだけ拘束されたのだろう。正確な時間は分からない。
 キズナブラックが耐える時間も、柊真昼が抵抗する時間も、ドゴルド達が想像するよりずっと長かったことだけは確かだ。
 それ故、逃げた参加者を追うことはもはや不可能だろう。

 立風館ソウジと亀井美嘉の姿は既に無く、柊真昼はドゴルドの中で眠っている。
 後に残るは、キズナブラックだった顔のない死体が倒れているだけだ。黒い絆創膏はその死と同時に消え失せた。

「ん…。逃がした。
 全員ここで終わらせておきたかった。」
「そう甘い連中じゃねえってことだ。理解しろクソガキ。
 これがこの会場のレベルってことだ。」
 そういうとしょんぼりと項垂れる少女めがけて、ノ夜の鞘を投げつけた。
 空中でキャッチしてノ夜を仕舞こむと、少女はじっとりとした責めるような目でドゴルドを睨んだ。

「なんだよ。」
「ん…レベルを測れてなかったのはドゴルドも同じ。
 私がいなかったらキョウリュウグリーンをとキズナブラックにやられてた。」
「んだとテメェ!!…いや、今回ばかりは言い返せねえか。
 この会場のレベルを図り損ねていたのもそうだし。キョウリュウジャーを侮った。」

 普段の憤怒よりもっとじっとりとした、粘ついた怒り。
 その怒りをドゴルドは、余すところなく己に向けている。
 クルーゼやヒースクリフと見解の相違があるかどうかは別としても。侮りがたい旧敵を勝手に比較し勝手に失望したのはドゴルド自身だ。
 そのせいで負ける寸前にまで達していたのだから不甲斐ない。

 その敗戦は、ドゴルドを心から反省させた。
 ただ怒りに任せて暴れるだけの暴獣ではないからこそ、ドゴルドは強いのだ。
 喧嘩上刀を拾い上げると刃にドゴルドの顔が映る。もう不甲斐ない顔は晒せない。

「安心しろよ二度はねえ。
 もう俺は参加者を侮らねえよ。どんな雑魚も、どんなイカレ野郎もな。」
「ああ…あの変態魔法少女。」
「思い出したくねえから口にするな!腹立たしい!」
 嫌でも思い出すピンクの闇落ち魔法少女を頭から払いのけた。
 あれが何なのかは今でもよくわからない。あれも一種の呪いなのだろうか。

「ともかくだ。今の俺の全霊を込めて空蝉丸を叩き潰す!
 そのためにはなんだって使ってやる!」
 ふっきれたように叫ぶと、ドゴルドは左右に二つの武器を現出させた。
 黒鬼を宿す黒剣――阿修羅丸
 同じく黒鬼を宿す大鎌――四鎌童子

 柊真昼の力だけではない。呪力も聖文字も健在だ。
 先の戦いで垣間見た聖文字の真価――滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)にも興味は尽きない。
 真昼が持っていた仮面ライダーの力だけは奪い損ねた(間一髪美嘉が回収し終えていた)のは腹立たしいが、それでも十分。
 そしてそれだけの強さを持ってなお、ドゴルドの中から失望と慢心が消失した。

 なにせキョウリュウグリーンがドゴルドを吹き飛ばし敗北寸前まで追い詰めたのだ。
 空蝉丸もまた、ドゴルドの知る彼より強くなっているはずだ。
 そう信じることに、理由など必要ない。

「そっか。じゃあ私も、やるべきことをやる。」
 少女はそう呟くと、顔のない死体からブレスレットと小さな絆創膏を拾い上げ、自身の腕に装着する。
 銀色の髪と空色の瞳に、赤色のキズナブレスは良く映える。

「絆喪チェンジ。」
『ベッDOWN!!』

 鈍く重苦しい音に合わせ、少女の姿が変わる。
 焼き尽くす 深き執着の戦士。
 資格者が全て死んだはずの世界に、その漆黒の鎧は亡霊のように佇んでいる。

「再創造」
 左手を掲げ、浮かび上がったヘイローを思わせるサークルを浮かび上がらせる。
 その輪に全身を通過させると、少女は変身を解いた。

 その動作はキズナレッドが子供化の特権魔法を前に見せた、『絆エネルギーによる肉体の再創造』。
 キズナブラックのまままでは何の変化もないように見えるその効果は、元の姿になって初めて示された。

 シロコの姿が変わっていた。
 髪は腰にかかるまでに長く延び、ボロボロの制服だった意匠は酷く簡素な漆黒のドレスへと変化している。
 血に濡れた包帯で覆った片目も治り、左右で異なる黒白の瞳が世界を見つめていた。

 異なる世界。
 色彩に触れた砂狼シロコを知る者には、今の彼女はまさしくそう映るだろう。
 しかしここに居るは、色彩を知らずその姿の身を変えた、モノクロームの道化。

 唯一変わらない点は、その目が称える底知れない冷たさだろう。
 道化は笑わない。笑えない。
 ただ悲し気に、執着と喪失を胸にこの世界を見つめている。

「なんだお前。オシャレとか気を遣う奴だったのか。」
「違う。私も五道化である以上、羂索やヒースクリフに何かしら仕込まれているはず。
 とりあえず、分かる範囲の能力をあいつらに干渉できないようにした。」
「ほーう。」
 顎に手をやるとくつくつと笑う。
 まさか運営連中も、そんな手で仕込みを覆されるとは思わなかっただろう。
 それも干渉疎外だけならば、五道化として追加された能力は健在だ。

(まあ、テメエらのこと嫌ってる奴を五道化なんぞにしたあいつらの自業自得だわな。)
 シロコの過去を見たドゴルドが、きっぱり吐き捨てる。
 後にルルーシュと桐藤ナギサの手で公開されることだが、彼女のいるキヴォトスを滅ぼしたのは奴らなのだ。
 何かしらの目論見が頓挫しても、自業自得以外に形容しようがない。

「それで、テメエ名前何だっけ。たしか亡失鎮魂の…」
 五道化としての少女の名を思い出そうとするドゴルドを、シロコの手が制止する。

「その名前は嫌い。シロコでいい。」
「そうかい。まあどっちでもいい。呼ぶならクソガキで十分だ。」

 けたけたと嗤いながら、ドゴルドは回収した柊真昼の支給品を漁る。
 そうして取り出したのは、木製の古びたドア。
 どこだかドアと呼ばれるそのアイテムは、転移場所が分からないアイテムだが。ドゴルドは躊躇いなくその扉を開けた。

「どこに行くの?」
「どこでもいいが。この辺りは既に歩いた。
 別の場所で仕切り直してえ。異存はあるか?」
「ん‥特にない。他の五道化と鉢合わせるのも面倒くさいし。」

 二人以外の五道化は運営の忠実な僕だ。
 仲良くなれるとは全く思えない。ドゴルドもそれには同意していた。

「だろ。んじゃ…。」

 そういうとドゴルドは扉を潜る足を止め。顔のない死体の場所へと戻ってくると。

「おらよ。」
 喧嘩上刀に稲妻を溜めると、死体めがけて叩きつけた。
 破壊と電熱。その一撃で顔のない死体は黒いすすの様な塊となってほろほろと風に乗って砕けていく。
 そのひと手間に意味があるのか分からず、シロコは尋ねた。

「何をしてるの?」
「クルーゼが言うには、この会場には死体を操るNPCモンスターがいるって話だ。
それにあのうてなとかいう小娘も、死んだ参加者から作った人形だろ。
このままほっておくとこいつもそんな眼に合うかと思うと、腹が立っただけだ!」

 どうしてそんな発想に至ったのか、ドゴルドにもよくわからない。
 浅垣灯悟が冥黒うてなの様な存在になるかと思うと、ムカついて仕方なかった。
 それはひょっとすればある種の敬意だったのかもしれない。
 ドスドスと足音を立てるドゴルドを見て、シロコはぼそりと呟いた。

「ツンデレ?」
「ちげえわ!!」

 そんなやり取りを最後に今度こそ2体の道化はドアを潜り。ぱたんという音と共にどこだかドアは消えた。
 後に残るは戦場の痕。切り裂かれた街並みと爆炎と穴に埋め尽くされた道路。
 その真ん中でわずかな煤が風に吹かれ。どこかに飛んでいった。

【????/????/9月2日午後2時30分】

 【柊真昼@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅】
 状態:ドゴルドに乗っ取られ意識不明 
 ダメージ(大)、疲労(大)、柊家への怒り(再燃)、益子薫への微かな期待
 服装:普段の学生服
 装備:
 令呪:残り二画
 道具:ドゴルドと同一
 思考
 基本:――――(ドゴルドの影響下にあるため意識不明)
 01:――――
 参戦時期:第一渋谷高校襲撃事件にて離反後、吸血鬼となる前の何処かから。
 少なくとも漫画版7巻のInterlude~生きる意味~(第27話と第28話の間)よりは後。
 備考
 ※ソロモンによる洗脳能力は一度に2体までかつ一度解除しないと新たな洗脳は不能、ライダー以外に使用可能か現状不明、相手の精神状態次第では無効、一度使うとインターバルが必要、真昼当人は変身前でも使える事を未把握となっています。詳細なインターバルは後続にお任せします。
 ※令呪行使時に使用可能な巨大カラドボルグをキングオブソロモンへと変形させ行使する能力や、巨大なる終末の書の投影はどちらもサイズ及び有効範囲が落ちています。
 ※冥黒うてなの影響で『獣電戦隊キョウリュウジャー』『トラぺジウム』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました

 【激怒戦騎のドゴルド@獣電戦隊キョウリュウジャー】
 状態:ダメージ(大) 全身に浅い裂傷と凍傷、怒り(大)、戦意(大)
 肉体:柊真昼@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅
 装備:喧嘩上刀@獣電戦隊キョウリュウジャー、Tの聖文字@BLEACH
 令呪:NPCモンスター扱いの為無し
 ドロップアイテム:????@????
 道具:精神に作用する呪符×8@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅(残り3枚)、ホットライン、どこだかドア@ドラえもん(午前2時半に使用、午後8時半まで使用不能)、クリスマスケーキに付属していたフォーク@仮面ライダーエグゼイド、フエルミラー@ドラえもん(午前9時55分に使用、午後3時55分まで使用不能)、ジャコーダー@仮面ライダーキバ
 基本:十全の状態で空蝉丸と決着を付ける。
 01:もう侮らねえ。全員確実に叩きのめしてやる
 02:プレイヤーどもを痛めつけて戦隊どもを引っ張り出す。
 03:ヒースクリフどもはいつか殺す。嵌めやがって。クソヤロウ
 04:歯ごたえのある連中は多い。だがやはりキョウリュウジャーもやりやがる。
 05:あの黒い稲妻は一体なんだ?
 06:マイって女は殺し合いに乗ってるのか?

 参戦時期:死亡後 
 備考
 ※単純な復元による復活ではなくヒースクリフたちにより再錬成される形での復活な為、巨大化などのデーボモンスター固有能力を喪失している代わりに呪力、ソードスキル、ブレイブなどを使える様になっています。
 ※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
 ※使ってる肉体が女性の為、魔戒剣をはじめとした生物的に男性であることが前提条件の武器や能力を使えません。
 ※黒閃を決めたことによる能力上昇は現時点ではありません
 ※冥黒うてなの影響で『トラぺジウム』『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました



【亡失鎮魂の????】
 状態:健康
 肉体:シロコ*テラー@ブルーアーカイブ
 装備:ノ夜@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅
 キズナブレス@戦隊レッド 異世界で冒険者になる、ブラック絆装甲@戦隊レッド 異世界で冒険者になる
 令呪:NPCモンスター扱いの為無し
 ドロップアイテム:????@????
 道具:
 基本:?????
 01:ドゴルドとの約定のため、彼と空蝉丸が気兼ねなく戦える状態を作る。

 参戦時期:不明(少なくともキヴォトスがクルーゼたちの手で崩壊した後)
 備考
 ※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
 ※桐藤ナギサ同様「クルーゼの手で崩壊したキヴォトス」の存在であると考えられています
 ※キズナブレスの力で肉体を再構築しました。シロコ本人は運営側が仕掛けた罠や仕込みは防いだと考えています
 防ぎきれなかった仕掛けが残ってるのかについては後続の書き手様にお任せします。

 ◆

 ターボ円陣が消滅した意味が分からないほど、ソウジも美嘉も馬鹿ではない。
 お姫様抱っこの状態でソウジに抱かれていた美嘉は、ソウジの胸で身を丸まらせて泣いていた。
 人が死んだ恐怖からか。
 凄惨な戦いに心を痛めたからか。
 亀井美嘉が泣く理由は、そのどちらでもない。

「助けるって…言ったのに。また…私は。」
 約束を果たせなかった。
 助けることが出来なかった。
 浅垣灯悟は無惨にやられ、柊真昼は運営の傀儡となった。
 亀井美嘉がここで戦った全てが、無駄だったと突き付けられる。
 その彼女に、ソウジも何も言えなかった。

 会話もなく、希望もなく。
 二人はいつの間にか租界を抜けていた。
 建造物の影を失い、草原の頭上には偽りの太陽が燦燦と照り輝いている。
 潤んだ目で空を見上げ、美嘉は一言だけ言葉を発した。

「ソウジさん。
 …私、強くなりたいです。」
 その左腕には黒いブレスレットが装着されている。
 キズナブレス。
 正式にはその形状を模しただけのデバイス。
 暴走と迷走を繰り返し、周囲に厄災を招きつづけた魔女を、戦いの土俵に上げるための力。
 遠くに走る兎を見上げることしかできなかった亀が、自分の足で歩きだすための力。
 ブレスレットに手をあて、美嘉はうなだれた。
 彼女は未だ、何も守れてはいない。

「…何かを守れる自分に。私はなりたいです。」
「俺もだ。」
 少女の願いに、ソウジもまた本心から答える。
 何も守れていないのは、彼も同じだ。
 美嘉を救ったのは灯悟だし、自分を救ったのも灯悟だ。
 彼もまた、何も守れてはいなかった。
 少なくとも立風館ソウジは、本気でそう思っている。

「強くなろう。俺も、君も。守りたい者のために。」

 そういったソウジはがどんな顔をしていたのか。美嘉は目を向けることができなかった。
 ただ小さく頷くことが、今の彼女には精いっぱいだから。


【エリアF-8/橋の傍/9月2日午後2時30分】

 【亀井美嘉@トラペジウム】
 状態:疲労(大)、ダメージ(大)キリトに対する殺意(小)左目損傷(眼帯装着)魔王グリオンへの怒り(大)、後悔(大)
 服装:学生服
 装備:ライオンのぬいぐるみとスケッチブック@ダークギャザリング
 ソードスキル:星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)@HUNTER×HUNTER
 (継承スキル):幻妖と契約して力を得る能力@鵺の陰陽師
(継承スキル):冥黒錬金術@仮面ライダーガッチャ―ド
 未来の宝太郎の眼帯@仮面ライダーガッチャ―ド
 黒いキズナブレス&黒い絆装甲@オリジナル(戦隊レッド異世界で冒険者になる)
 ケミーカード(エンジェリード、ドッキリマジーン、ジャマタノオロチ、ケスゾー)@仮面ライダーガッチャ―ド
 令呪:残り二画
 道具:香水@ダークギャザリング ドゥームズドライバーバックル&オムニフォースワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー、ホットライン
 思考
 基本:生きて帰る。キリトをどうするかはもう一度出会ってから考える?
 00:強くなりたい。私は…
 01:黒い剣士がどんな人なのか、知ってから考える
 02:ゆうちゃん・・・・
 03:シノン……。マジアベーゼ……。貴女たちのこと、忘れない。
  だって私のせいだから
 04:グリオンみたいなやつらの好きには……
 05:ごめん……灯悟さん。

 参戦時期:東西南北解散後東ゆうと再会する前
 備考
 ※究極メカ丸 絶対形態は破壊されました
 ※月蝕尽絶黒阿修羅は黒いキズナブレスへと再錬成されました
 ※左眼を開くことが出来ません。
 失明したのか時間経過で回復すのかなど具体的な状態については後述の書き手様にお任せします。
 ※代葉を殺したキリトが贋者である可能性に行き着きました。
 方針としてはもう一度キリトと出会ってから決定する予定です。
 ※冥黒うてなの影響で『獣電戦隊キョウリュウジャー』『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました

【立風館ソウジ@獣電戦隊キョウリュウジャー】
 状態:ダメージ(大)、疲労(大) 後悔(大)
 服装:私服
 装備:ガブリカリバー@獣電戦隊キョウリュウジャー
   ガブリボルバー@獣電戦隊キョウリュウジャー
   4番の獣電池×6@獣電戦隊キョウリュウジャー(3本使用済み)
 令呪:残り二画
 道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン、舞衣の手作りクッキー×2
 思考
 基本:この殺し合いを止める
 01:レジスターに削がれた力は全体で1~3割減、ってところかな。
 02:空蝉丸やギラ、流牙や舞衣ちゃんたちの仲間を探す。
  戦えない人が来ているなら助ける。
 03:羂索や名前だけ出たクルーゼや茅場に関して知ってる人も探す。
 04:宇蟲王ギラやメラを警戒。
 05:キズナブラック……ブレイブな奴だった。絶対に忘れない。
 06:ドゴルド…俺の知ってるアイツより強くなってる
 参戦時期:キングオージャ―VSキョウリュウジャー終了後
 備考
 ※エリアD-8の大型立体駐車場の一室にメッセージを残しました。
 内容は以下の通りです。
『ただいま2日の午前7時半、斬撃の勇者は黒と共にメラを追う』
 ※冥黒うてなの影響で『トラぺジウム』『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました


【支給品解説】

黒いキズナブレス&黒い絆装甲@オリジナル(戦隊レッド異世界で冒険者になる)

  • 月蝕尽絶黒阿修羅@ダークギャザリング を素材に、絆エネルギーと冥黒錬金術で再構築したデバイス。
形状はキズナシルバーのキズナブレスが元となっており、外部装甲となったことで黒阿修羅の呪いの効果は非常に軽微になった。
変身時の姿はキズナブラックだが、スカートなどの女性的な装飾が施されている

美嘉が使用する場合、左腕にケミーを取り込むことでケミーの能力を使用することができる
その場合ケミーに応じた色合いに腕の色は変化する

このことがケミーにどのような影響を及ぼしているかは、後続の書き手様にお任せします。



111:Cuz I―Imitation Ghost 投下順 112:正義Ⅰ:溢れ出す涙なら今は止めなくていい
時系列順 098:ロロ・ランペルージ:エンディング
キズナブラック GAME OVER
立風館ソウジ
亀井美嘉
冥黒うてな GAME OVER
柊真昼
激怒戦騎のドゴルド
GAME START 亡失鎮魂の???

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【書き手別SS】

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