VENOMIZED 【ヴェノマイズド】

(シリーズタイトル、マーベル

出版:2018年4月~5月(週一刊行)

概要

"Venomverse"の続編的ストーリー。
シンビオート結合体を襲い、集合体意識"ハイヴ”に取り込み支配していくポイズンズが正史世界Earth-616に襲来。
シンビオートの故郷"惑星クリンター"から狩り出した大量のシンビオートを使いヒーローやヴィランたちを次々とヴェノム化、さらにポイズンズに取り込んでゆく。

"Venomverse"の続編であると同時にポイズンズが地球侵略に訪れるまでのストーリーは”X-MEN: BLUE"誌と"Venom Vol.2"誌のクロスオーバー"Poison-X"で描かれている。

登場人物

ヴェノムエディー・ブロック):宇宙でポイズンズと戦いスタージャマーズを救出。しかし地球侵略を防ぐことはできなかった。
X-MEN(ブルーチーム)サイクロップスエンジェルアイスマンビースト:過去から連れてこられたオリジナルX-MENたち。サイクロップスの父で宇宙海賊スタージャマーズのリーダー、コルセアがポイズンズに囚われてしまったためヴェノムをスカウトして救出に赴く。救出には成功したが地球侵略を止めることはできず、阻止するためヴェノムと共に地球に向かっている。
ジーン・グレイスタージャマーズ救出ミッションでポイズンズに触れられ、集合意識”ハイヴ”に取り込まれてしまった。X-MENたちは既に彼女が死んでしまったものと見做している。
スパイダーマン:かつて最初に地球にシンビオートを持ち込んだ張本人だがその危険性を熟知している。ヴェノムとは仇敵同士。

ソー:現在、その正体はジェーン・フォスター。ハンマーの力で雷神の力とアスガルド人の知識を得ている。

ポイズンズ:異世界の小型のモンスターたち。シンビオート共生体に触れることで変質させ、強化すると同時に集合体意識"ハイヴ"に取り込む力を持つ。マルチバースを渡り歩きながら宇宙を侵食している。なおシンビオートの故郷、惑星クリンターで大量のシンビオートを拉致して改造し、音波や炎といった弱点を克服させるなど変異させている。

アノマリー(例外的存在)たち

ハイヴにより通状のシンビオート共生体とは違う特別な力を持つ者たちと見做されている者たち
カーネイジ:大量殺人鬼クレタス・キャシディ。長年に渡りカーネイジと共生していたため他のシンビオートとの共生が難しいが、成功すれば地球を制圧するほどの強力な力を持つと考えられている。
キッド・カイジュウ:ノートに怪獣を描くだけで実体化できる能力者。強力な怪獣をいくつも仲間に取り込むことで銀河を制圧するほどの力を持つと考えられている。
エージェント・アンチヴェノム(フラッシュ・トンプソン):ヴェノムを無効化する能力を持つ。

結末と影響

ジーン・グレイは集合体意識に取り込まれたことを利用し、全てのポイズンズの精神力を集めて復活、ポイズンズを破壊。
現時点でジーンは精神体としては復活を遂げ、肉体も「人間かどうかもわからない」と言いつつ復活できたようだ。
ジーンの活躍によりポイズン化したシンビオート結合体のほとんどは破壊されたが、生き残った者もいるようだ。(ポイズン化ウルヴァリンが潜んでいるコマがある)
ポイズン化カーネイジは宇宙空間に放り出されたが消滅はしていないらしい。
生き残ったシンビオートは惑星クリンターに帰された。
キッド・カイジュウの怪獣スクラグはポイズン化した後に破壊され、埋葬された。









最終更新:2024年06月30日 11:41