X-MEN: BLUE 【X-MEN:ブルー】
出版:2017年~
ミュータント同士の戦争が発生するのを恐れ、ビーストことハンク・マッコイは若き日の自分を含むオリジナルX-MENは時間軸上に引きずり出した。今、彼らはこの時代に囚われている。しばらく離れていたマーベル・ガール、
サイクロップス、
アイスマン、ビースト、
エンジェルは再結集し、自分たちが本来あるべきヒーローであることを世界に示そうと決意した。
("
X-MEN: BLUE#1巻頭の説明文より)
概要
登場人物
X-MEN シリーズ開始時の初期メンバー
その他
内容
#1
#2
2ヶ月前、廃車置き場でジーンと
マグニートーが邂逅。
マグニートーはミュータントの生存のために人類との共存が必要だと感じ、彼らオリジナルX-MENを集めることを提案する。ジーンは半信半疑だったが
マグニートーの精神に入り込み、真実と知る。
バルセロナに
センチネル出現の報を受け、急行する
X-MEN。その間、
マグニートーは彼らを元の時代に帰すタイムマシン建造の計画を進めていた。
#3
バルセロナの
センチネルは
ミュータントを救出・保護するためにプログラムされていた。能力を覚醒させたばかりの女性
ミュータントのベレンとともに基地に運ばれたX-MENを待っていたのは
バスチオンだった。彼はテリジェン・クラウドのせいで人口が激減した
ミュータントを保護しないと「
ミュータントを攻撃する」というプログラムの目的が果たせないと考えているのだ。
真実を知った
X-MENはセンチネルを攻撃するが、バスチオンたちは
ミュータント保護のプログラムに乗っ取り反撃せずに逃亡する。
#4
#5
メンバーとニュー・マローダーズが戦っている間、ジーンは精神世界でミス・シニスターと出会う。ミス・シニスターはジェイムスのような特殊な
ミュータントを調査しているというのだが…
最終的にニュー・マローダーズは撤退。ミス・シニスターの目的は謎のまま残される。
X-MENはジェームスを連れ帰り、仲間にする。
#6
10-12
#13〜15"Mojo Worldwide"【モジョ・ワールドワイド】
#16〜20"Cross Time Capers"
ジーン・グレイが
プロフェッサーXからの「戻って来い」というテレパシーを受け、
マグニートーが開発したタイムマシンを使い一同が元の時代に戻ろうとする。
しかし装置を使用するたびに過去の世界ではなく別の時間軸に移動し、2099の世界(
Earth-928)や
ジェネレーションXの時代などを次々と移動。たどり着いた元の世界の過去では、どういうわけか
プロフェッサーXと
X-MENがブラザーフッドを殺してしまった世界だった。
この世界の
マグニートーと協力し、X-マンションにテレポートした一行は
プロフェッサーXもX-MENも偽物がなりすましていて、その正体は未来のブラザーフッドだと突き止める。
X-MENが本物の教授を救出すると未来のブラザーフッドは逃亡。教授との再会を喜び、この時代に留まることを望んだ
X-MENだったが、教授は成長し変わり果ててしまった彼らを見て「今はそのときではない。変化を元に戻すことが可能なはずだから、その後で」と提案する。
X-MENたちは再び現代に戻ることを余儀なくされた。
一方、過去の
マグニートーは未来のブラザーフッドを追跡していた。
なお、このストーリーでは
ビーストが2099世界でセラブラから「サイバー・ギア」を手に入れ、あらゆる機械に自在にアクセスする「テクノパス」の能力を得る。
"X-Men: Blue Annual", #21〜22 クロスオーバー"POISON-X"【ポイズン-X】
#23〜28 "CRY HAVOK"
#29〜30 "THE SEARCH FOR JIMMY HUDSON"
"
VENOMIZED"によってポイズン最後の生き残りと化した
ジェイムス・ハドソン。逃亡生活を続ける彼を助けるため、地球に帰還した
ブルーチームがその行方を追っていた。
ジェイムスをみつけた
ブルーチームだったが、戻るように説得している間にダケンが現れ彼を攻撃。
マグニートーにより暗殺の指示を受けたのだという。
戦闘の最中でポイズンと化した彼の中にジェイムスの心が残っていることを確認するが、彼は
ブルーチームには戻らず去ってしまう。
最終更新:2025年04月21日 04:58