POISON-X【ポイズン-X】

(ストーリー、マーベル

出版:2018年1月〜3月
掲載誌:"X-Men: BLUE ANNUAL", "X-Men: BLUE"#21〜22、"Venom" #162〜163

概要

"X-Men: BLUE"(過去から連れて来られた5人のオリジナルX-MENのストーリー)と"Venom"の2誌で展開するクロスオーバー
サイクロップスの父コルセア率いる宇宙海賊「スタージャマーズ」が突如シンビオートで武装化した一団に襲撃を受ける。
これを知ったサイクロップスほかX-MENたちはヴェノムに助けを求め、スタージャマーズ救出のため宇宙へと旅立つ。

登場人物

オリジナルX-MEN

過去から連れてこられたオリジナルX-MEN5人、若かりしころのファースト・ファイブ。今はマグニートーの指揮下にいて他にも仲間がいるが、今回のミッションは5人+ヴェノムで臨む。
マーベル・ガール(ジーン・グレイ):今は彼女がフィールドリーダーとなっている。
サイクロップス:ジーン・グレイと精神的につながった状態。お互い考えていることが筒抜けになってしまう。
ビースト:魔術にも手を染め、悪魔のような姿に変身し魔族を使役したり時空の扉を開くことができる。また2099世界で手に入れた「サイバーギア」を耳に装着し、あらゆる機械に自在にアクセスするテクノパスの能力を得た。
エンジェル:"The Black Vortex"の力によって強化され、翼が宇宙エネルギーの炎「コスミック・フレイム」によってできている。
アイスマン:ゲイをカミングアウト。氷の巨人に変身する技を身につけた。

X-MENの協力者

デンジャーデンジャールームが自我を持ち女性型アンドロイドに。ブラックバードに変形する。
ヴェノムエディー・ブロックと結合している。

スタージャマーズ

銀河を駆ける宇宙海賊。
コルセア:リーダーでサイクロップスの父。
ヘプチバ:スカンク型知的生命体の女性でコルセアの恋人。
チョドラザ・ロングナイフシコースキー

ほか

あらすじ

サイクロップスとコルセアの交信中、スタージャマーズがシンビオート共生体の一団に襲われ拉致される。X-MENはスタージャマーズ救出のためヴェノムに助けを求め、半ば強引に引き連れてブラックバードで宇宙へ。
宇宙の酒場でシンビオート共生体のならず者たちに襲われるがこれを撃退。
街はずれの倉庫で武器商人のヘイズ・マンサーの取引現場を抑える。戦闘中にヘイズが保存していたシンビオートの容器が破壊され、流出したシンビオートがX-MENと結合。5人全員共生体となってしまう。


("X-MEN: blue"#21,2018年2月)


結末と影響

ヘイズ・マンサーはノヴァ軍の刑務所に収監されるが、異世界のシンビオート共生体となったクレイヴン・ザ・ハンター(ポイズン・クレイヴン・ザ・ハンター)に助け出される。
ヘイズ・マンサーを雇っていたキラー・スリルもポイズン・クレイヴン・ザ・ハンターによってハイブ・マインド(集合精神)に取り込まれ、ポイズンズの一員になってしまう。

X-MENはスタージャマーズの救出に成功するが、ジーン・グレイもポイズン化され集合精神に取り込まれてしまい、サイクロップスはやむなくオプティック・ブラストで彼女を貫いた。現時点では死亡扱いとなる。
X-MENとスタージャマーズは宇宙船を破壊しポイズンズを撃退するが脅威が去ったわけではなく、地球や宇宙侵略に対処するため地球へと帰還。
X-MENに結合していたシンビオートの中で生存していたものはスタージャーマーズが惑星クリンターに連れ帰ったが、既にクリンターはポイズンズに侵略され、シンビオートたちの生存反応はなかった。
ストーリーは絶望的な状況のまま"VENOMIZED"へと続く。





最終更新:2024年06月24日 15:05
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