ハロルド・ベルセリオス(はろるど・べるせりおす)
概要
登場作品
デスティニー(PS)
年齢:??歳 性別:男性
職業:地上軍中佐/天才科学者
ソーディアンを生み出した地上軍の天才科学者で、カーレルの双子の
弟。
心中に悪しき野望を秘めているがそれに気付く者はいない。
カーレルのソーディアンの人格でもある。
そのためソーディアンの中では唯一マスターとソーディアンに照射された人格の持ち主が違う。
ダイクロフトの決戦においてカーレルはミクトランと刺し違え、天地戦争は地上軍の勝利で幕を閉じる。
ところが、この時ミクトランの魂がソーディアン・ベルセリオスのコアクリスタルの中で生き延びる事となり、千年後(スタン達の時代)に天地戦争を繰り返す事になる。
しかし上記はエンターブレイン発行の攻略本の中だけの設定であり、
ゲーム中ではこの設定は語られずコアクリスタルの人格をミクトランの人格で上書きしたことになっている。
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各作品での差 |
「 ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ デスティニー」ではハロルドの存在はなく、
科学者のカーレル・ベルセリオスがベルセリオスの人格ということになっていた。
つまりマスターとソーディアンに照射された人格の持ち主が同じである。
エンターブレイン発行の攻略本以降から「カーレルの弟」としてハロルドが登場した。
啄木鳥しんき作の漫画版ではミクトランではなく彼が全ての首謀者・元凶である。
ドラマCDではコアクリスタルの人格をミクトランの人格で上書きした設定で、
ベルセリオスの声はミクトラン。
死んだはずのベルセリオスにミクトランが成りすましていた…というより、
他のソーディアンが声を聞いてもミクトランであることを彼自身が明かすまで見抜けなかった。
ドラマCDではカーレル及びハロルドの存在は特に語られていない。
矢島さらが書いている「 テイルズオブデスティニー 運命をつぐもの」はゲーム通りの設定。
祭紀りゅーじの小説「 天地戦争編」ではカーレルには「 妹がいたという設定」があり、ハロルド女設定はこの作品が初登場。
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神の眼を巡る野望
16話のディムロスの説明にてベルセリオスだけは天地戦争時代からマスターとソーディアンに投射された人物が異なっていたと明かし、ベルセリオスの人格はカーレルの双子の弟「ハロルド=ベルセリオス」であると語った。最初はカーレルの予定だったが、ハロルドの強い希望で人格が投射されたとの事。人物像に関しては「ハロルドはなんかわけのわからん男だったからな」と評価は低かった。
- 6巻のおまけ漫画では作者に変わって感謝の言葉を述べていた。
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ネタバレ |
32話で初登場。ダイクロフトの神の眼の間にてマリアンの身体を借りてスタン達と敵対。ここでようやくディムロス達と会話を行い、1000年前にカーレルの死を悼んでベルセリオスもまた死んだと周りの人間を欺ていたことを明かす。ソーディアンになった理由は「永遠の命」であると語り永遠に生きていつか思い通りの新世界を創造するためにヒューゴと結託していたという。
33話で登場したリオンと心の声を聞かせて真相を明かそうとするマリアンの助力があり、ベルセリオスはマリアンから引き離される。その隙にスタンが神の眼へと投げ入れ、自分の計画通りにいかなかったことを悔やむ。ディムロス達には「なぜそんな風に決められた運命を受け入れてしまうんだ」と告げたが、「運命に従った訳ではない。これは紛れもなくいまの俺達の意志なんだ」と諭されて消滅した。
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天地戦争編
年齢:3歳(没年齢) 性別:女性
小説内では「妹」とだけ語られ名前は一切出てこない。
彗星の衝突による大災厄の際に高層ビルの倒壊に巻き込まれて腕だけを残して生き埋めになる。兄のカーレルは何とか手の見えている部分を握って引っ張り出そうとしたが、小指がちぎれてしまいそれしか形見として残らなかった。
近くの救助隊にカーレルは事情を話し救助してもらおうと考えたが、隊員はカーレルの指が千切れたものと勘違いをしてしまい、小指にカーボナイト凍結(小説内のカーボン冷凍という言葉は間違い)という冷凍処理を施し、まともな医療機関を見つけたら治療してもらうようにとだけ告げて去ってしまった。
それから何年も経ってミクトランから妹を復活させる技術を提供するという誘いに乗る形でカーレルは天上軍に加担。残った小指を使って妹そっくりのクローンを作ることを企むが天地戦争末期に作ったクローンはミクトランによって持ち去られてしまう。
ミクトランとの最終決戦の場において、妹のクローンはミクトランが作り出した生体兵器「闇の忌み子」の素材として組み込まれ、無数の実験体になった人間と繋ぎ合わされ水槽の中で活かされていた。水槽が破壊された後は、上半身のみしか自身の体を持っておらずその後には語られていないが間もなく亡くなったようである。
デスティニー(PS2版)
年齢:??歳 性別:女性
デスティニー2の設定が反映されているため、性別は女性。
ただし、PS版と違い本人(?)は登場せず、ミクトランがその存在を示唆するのみ。
- PS2版では天上軍でもソーディアンと同様の兵器の開発・研究が進められており、その技術でコアクリスタルの人格をミクトランの人格で上書きしたことになっている。
デスティニー2
年齢:23歳 性別:女性
身長:149cm 体重:35kg
声優:平松 晶子
職業:地上軍大佐(工兵隊部隊長)/天才科学者
主人公カイルが過去世界で出会う稀代のマッドサイエンティスト。
科学に関してはまさに天才といえるハロルドだが、それ以外の分野についてはまったくの子どもで、一般常識などには著しく疎い。
しかし、それを引け目に感じるどころか、自身を「天才的な能力に精神的な成長が追いつかないレアなサンプル」と捉えているところに彼女の彼女たる所以がある。
カイルたちの世界を救う旅に興味を持ち、行動を共にする。
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ネタバレ |
当初は歴史を改変しようとする神を阻止するためにケンカを売るなんて面白いじゃない!という理由から面白半分でカイルたちに協力しているが、
その過程で兄であるカーレルがミクトランと相討ちになって死ぬことを知ってしまう。
が、「未来を知る者が自分の都合だけで歴史を変えちゃいけない」と理解していたハロルドは兄の死という史実を変えることはせず兄の死を受け入れた。
それ以降は兄が命がけで守った世界を好き勝手させたくない、という理由でカイルたちに協力しているようだ。
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デスティニー2アンソロジーコミック
啄木鳥しんき氏の作品「Colosseum Girl」に登場。ラストの1カットのみ登場し、ノイシュタット闘技場にてカイルとリムルの試合を観戦していた。この事からカイルは最終現代まで時間旅行をした後にリムルに挑戦したことがわかる。
TOWレディアントマイソロジー
辺境の国ガヴァダのアドリビドムに所属する自称『天才科学者』。
(他からは『マッドサイエンティスト』とされる)
※ドープルーンアドリビトムに所属するフィリアとは師弟の間柄。
『超』天邪鬼な性格とガヴァダに繁栄を与えたアウロラの魔科学に対し、
異論を唱える事から住民からは煙たがられている様だが…。
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ネタバレ |
マナに代わる次世代エネルギーとしてフローライトの研究をしている上に
魔科学がマナを枯渇させるものであるという警鐘を鳴らし続けていたため、
ガヴァダをギルガリムに喰らわせることを目論むアウロラに疎まれ太古の森に幽閉された。
長いこと飲まず食わずで幽閉されたため、初登場時にはいきなりモルモの弁当を奪って食べるなど
その奇想天外な言動は相変わらずだが、退行催眠を施して カノンノの記憶を取り戻すという天才描写もきちんとある。
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TOWレディアントマイソロジー2
職業:科学者
自称天才科学者。
ナナリー達と同じギルドに所属していたが
トラブルを起こして失踪している。
好きな研究に没頭することに無上のよろこびを感じる。
TOWレディアントマイソロジー3
「はいは~い♪ 脳ミソ見て欲しいのはどちらかしら?」
ナナリーと共に、アドリビトムで働くことを希望してやってくる。
自称天才科学者で、実験の手違いからカイル達を異世界から招いてしまう。
バーサス
「私が勝ったら、あんたたちのデータを取らせて!」
所属国家: 騎士国家フレスヴェルグ
騎士国家で技術参謀をつとめる天才科学者。
とある研究機関でまかされていた重要な研究をほとんど1人で完成にこぎつけてしまうほど、
研究者としては卓越した能力を持つ。
しかし性格的には大変な変わり者で、いつも周囲をふりまわしている。
TOWタクティクスユニオン(DLC)
「グフフ! ただの夢なのに世界滅亡の危機 なんて、面白いじゃない!」
威力の高い術と、近接での技を扱う女性。
さばさばとしているが、天才を自称するどこか変わった面も。
TOWレーヴユナイティア
「あ、安心して?ちゃんときれいに開いて、閉じてあげるから」
様々な攻撃術を使いこなす不思議な女性。
常識はずれの言動だが、並外れた頭脳の持ち主。
レイズ
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ネタバレ |
フェアリーズレクイエム編1章にてエルレインと一緒にアスガルド帝国に具現化された。
以降はグラスティンと共にリビングドールβを生み出すのに協力するなど帝国に力を貸していたが、
それは表向き見せていた顔であり帝国側の鏡映点を密かにイクス側に送り込む計画を主導していた。
なお上記のプロフィールでは中佐となっているが、中佐なのはPS版時代のカーレルの「弟」のハロルドでありD2の彼女の地位は大佐である。
作中では「ベルセリオス博士」と呼ばれることが多い。
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最終更新:2024年11月25日 06:19