■美しき雌鹿亭[うつくしきめじかてい]
東町の商工会ギルドそばの一等地に大きな店を構える、冒険者向けの店としてはトーチ・ポートでもっとも広い品揃えを誇る雑貨屋。
元冒険者の店主2人と数人の店員、そして一頭の犬によって切り盛りされるこの店には、冒険者が通常必要とする道具類や装備品のほとんどすべてが取り扱われている。掃除の行き届いたこざっぱりとした店内には所狭しと日用雑貨が陳列され、また希少なものや精密な品はカウンター前にあるガラスケースの中に収められている。
店内にはかつて店主が狩ったという魔獣や異形のトロフィー(頭部の剥製)が飾られている。カウンター後ろには大きな陳列棚があり、そこには店主のコレクションであるたくさんのダガーが並べられている。

(イラスト:zombi)
[取扱商品]
元冒険者の店主2人と数人の店員、そして一頭の犬によって切り盛りされるこの店には、冒険者が通常必要とする道具類や装備品のほとんどすべてが取り扱われている。掃除の行き届いたこざっぱりとした店内には所狭しと日用雑貨が陳列され、また希少なものや精密な品はカウンター前にあるガラスケースの中に収められている。
店内にはかつて店主が狩ったという魔獣や異形のトロフィー(頭部の剥製)が飾られている。カウンター後ろには大きな陳列棚があり、そこには店主のコレクションであるたくさんのダガーが並べられている。

(イラスト:zombi)
[取扱商品]
- PHBに掲載されている冒険用品と、武器・装備ガイド掲載の冒険用品すべて。ほとんどの商品について十分な量の在庫が確保されている。これらのものについてベルダやアイラに聞けば詳細な説明や有効な利用法が聞けるだろう。
※ただしヒルガ聖堂との関係から宗教関連のもの(聖印や聖水)は置かれていない。
これらの品は聖堂や各宗教の神殿・祠で手に入れる必要がある。
これらの品は聖堂や各宗教の神殿・祠で手に入れる必要がある。
- 武器は単純武器と軍用武器のすべて、鎧は軽装鎧のみ在庫がある。それ以外のものは店員に注文すればその場で採寸・仕様を確認し、出入りの鍛冶屋に発注される。特殊武器や鎧は在庫品があればサイズ調整(1~3日)で、なければ数日~数週間の時間が必要となる。
- 乗用動物やそれに関連する用品、馬車などは店員が町外に契約している農場まで案内してくれる。農場では馬やロバ、ラバのほか、犬や鷹、鳩なども取り扱っている。また港湾部に知り合いが多く、船の購入や他の港への移動や荷の運搬に関しても相談に乗ってくれるだろう。
- マジックアイテムは1000gp以下のものでDMGか武器・装備ガイドに掲載されているものであれば50%の確率で購入できる。 #複数必要な場合はそのつど在庫存在チェックを行なうこと。
- 通常アイテムは市場価格の50%で、傷ついたアイテムなら25%で買い取ってくれる(最大1000gpまで)。彼の店ではこうして買い取った武器や鎧を仕立て直して販売しているのである。 またベルダはナイフコレクターとして有名であり、珍しい形であったり希少な金属でできたダガーやナイフを高価(市場価格の40+(1d3x10)%で計算する)で買い取ってくれる(最大2000gpまで)。
- この店ではマジックアイテムを鑑定することはできない(アイラが魔法の有無を調べることはできる。またそのアイテムについてバード知識で何か知っていることもありうる)。そのためどんな強力な武器・防具を持ち込んでも通常+1以上の価値としては購入してくれないし、「その他のアイテム」も美術品以上の価値では買ってくれない(そもそも町のリミットである1000gp以上は払わない。ダガー以外には)。
[NPC]
ベルダ=ホワイトハインド
ハーフオーク・男・レンジャー5/コモナー2・秩序にして善
店主。
元冒険者で堂々とした巨躯を持ち、その腕は並の男の足ほどの太さがある。
凄みのある、やややぶにらみな顔つきを、全身を覆う小さな傷跡がさらに恐ろしげに飾り立てており、バーバリアンやグラディエイターに間違われることも多い(この店主の外見のためか、店はひそかに「牡牛亭」などと呼ばれている)。
無口なため無骨でとっつきにくい人物であると思われがちであるが、実際には彼はよく気の回る男で、掃除や店の品の手入れ、帳簿の整理などはほとんど彼が一手に担っているなど、見かけにまったくそぐわない繊細な一面を持ち合わせている。
また近隣でも有名なナイフコレクターで、店の棚をひとつ自分のコレクションの陳列に使っている。
店主。
元冒険者で堂々とした巨躯を持ち、その腕は並の男の足ほどの太さがある。
凄みのある、やややぶにらみな顔つきを、全身を覆う小さな傷跡がさらに恐ろしげに飾り立てており、バーバリアンやグラディエイターに間違われることも多い(この店主の外見のためか、店はひそかに「牡牛亭」などと呼ばれている)。
無口なため無骨でとっつきにくい人物であると思われがちであるが、実際には彼はよく気の回る男で、掃除や店の品の手入れ、帳簿の整理などはほとんど彼が一手に担っているなど、見かけにまったくそぐわない繊細な一面を持ち合わせている。
また近隣でも有名なナイフコレクターで、店の棚をひとつ自分のコレクションの陳列に使っている。
アイラ=ブリガンディ
ハーフエルフ・女・ローグ3/バード1/コモナー2・混沌にして善
元冒険者で『美しき雌鹿亭』共同経営者。
すばらしい美貌と、蛇のように毒のある悪口を兼ね備える人物。勝気な性格と凛と通る美しい声を最大限に活用した罵声とできびきびと店を取り仕切っており、誰が相手でも遠慮の無い口調で接客する。
いつも無口で冷静なベルダをしょっちゅう怒鳴りつけているが、ベルダをないがしろにしたことは一度もない。またベルダを心から信頼し、尊敬しているという態度を崩したこともない。
一方で、ローグとしての経験とバードの知識を生かした古美術品の目利きとしても知られており、ときおり商館や大学から鑑定依頼が舞い込むこともある(〈鑑定〉+16、バードの知識 +6)。
元冒険者で『美しき雌鹿亭』共同経営者。
すばらしい美貌と、蛇のように毒のある悪口を兼ね備える人物。勝気な性格と凛と通る美しい声を最大限に活用した罵声とできびきびと店を取り仕切っており、誰が相手でも遠慮の無い口調で接客する。
いつも無口で冷静なベルダをしょっちゅう怒鳴りつけているが、ベルダをないがしろにしたことは一度もない。またベルダを心から信頼し、尊敬しているという態度を崩したこともない。
一方で、ローグとしての経験とバードの知識を生かした古美術品の目利きとしても知られており、ときおり商館や大学から鑑定依頼が舞い込むこともある(〈鑑定〉+16、バードの知識 +6)。
トッド
犬(ハウンド)/真なる中立
ベルダの「動物の友達」。いつも眠たげに店の前の陽だまりや暖炉の前に寝そべっている。
すでに老犬だが非常に賢く、不心得者が商品をくすねようとするといつの間にかそばに座り、じっと見つめているという。
普段はおとなしく、何をされても吠えたり噛み付いたりしないため、近所の子供たちの格好の遊び相手となっている。
ベルダの「動物の友達」。いつも眠たげに店の前の陽だまりや暖炉の前に寝そべっている。
すでに老犬だが非常に賢く、不心得者が商品をくすねようとするといつの間にかそばに座り、じっと見つめているという。
普段はおとなしく、何をされても吠えたり噛み付いたりしないため、近所の子供たちの格好の遊び相手となっている。

(イラスト:チョモラン)