講談社X文庫
概要
1984年に講談社から発売された文庫本シリーズで、当初はアニメ・映画のノベライズおよび、それらの作品の研究本的な内容であった。
特撮関連としては、1987年に発売された東映特撮作品の研究本である『メーキング・オブ・東映ヒーロー』シリーズおよび、同シリーズの円谷作品版ともいえる『メーキング・オブ・円谷ヒーロー』が展開された。
これらの書籍は、誤情報こそ多いものの、講談社らしく、マニアックな作りが特徴である。
編集スタッフは、講談社らしく、ほぼ『
テレビマガジン』系列のスタッフで固められており、作り方としては
テレマガ特別編集シリーズの姉妹編ともいえる。
また、ゲームブックとして『ウルトラマン』も同シリーズで発売された。
しかし、少女向け小説の「ティーンズハート」へとシリーズ展開の主軸を移すことになり、これらのマニアック路線は事実上廃止されてしまった。
発売タイトル一覧
特撮作品を扱ったもののみに限定する。
| シリーズ名 |
巻数 |
概要 |
| メーキング・オブ・東映ヒーロー |
全3巻 |
マニアックな視点から東映特撮作品を扱ったもの |
| メーキング・オブ・円谷ヒーロー |
全2巻 |
上記のシリーズの円谷版。 アニメ作品やパイロットフィルムも紹介 |
シリーズの概要について
『メーキング・オブ・東映ヒーロー』
東映制作の特撮作品を、テーマごとに全3巻に分けて構成したもの。
「メーキング」の名前が記す通り、基本的な内容は、各作品の企画の立案、作品展開、そして社会現象について、秘蔵スチールおよび関連キャスト・スタッフのインタビューを交えながら構成されている。
巻頭カラーページにはスチール主体で代表的な作品の簡略な紹介に加え、センターカラー扱いでNG版スチールおよびメイキングスチール、代表的な出演俳優・女優陣の紹介記事も記載されている。
ラインナップは以下の通り。
| 巻数 |
サブタイトル |
発売年月 |
概要 |
| 1 |
アクションヒーローの世界 |
1987/2 |
仮面ライダーシリーズに代表されるアクションヒーロー作品を中心に構成 |
| 2 |
ラディカルヒーローの世界 |
SF作品から時代劇・妖怪・コメディ作品まで、多彩な世界観および、多彩な特殊能力を持つヒーロー作品を中心に構成 |
| 3 |
メカニカルヒーローの世界 |
1987/4 |
戦隊&メタルヒーロー両シリーズに代表される特殊メカを使って戦うヒーロー作品を中心に構成 |
『メーキング・オブ・円谷ヒーロー』
東映編のヒットを受けて発売されたもので、構成は東映編とほぼ同じだが、若干、記述の構成が変わっている。
なお、東映編では、縦書きの数字表記は漢数字で表記されていたが、本シリーズでは縦書きでもアラビア数字に変更されている。
ラインナップは以下の通り。
| 巻数 |
サブタイトル |
発売年月 |
概要 |
| 1 |
スーパーヒーロー・ワールド |
1987/8 |
初期ウルトラシリーズ3作品に加え、巨大・アクションヒーロー・コメディ系の作品を中心に構成 |
| 2 |
サイエンスヒーロー・ワールド |
メカニック系、非変身怪奇ドラマ作品に加え、70年代以降のウルトラシリーズ作品を紹介 |
最終更新:2026年03月15日 18:31