「トミカリミテッド」(2022/04/13 (水) 20:37:09) の最新版変更点
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*&bold(){トミカリミテッド}
|ロゴ|&image(tllogo.png)|
|国|日本|
|メーカー|タカラトミー|
|販売開始年|2001年|
|販売終了年|2013年|
|製造国|中国→ベトナム|
|価格|735円(税込)|
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**目次
#contents(fromhere)
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**概要
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トミカが30周年を迎えた翌年の2001年に、さらにリアリティを追求したトミカというコンセプトを掲げ誕生した。発売時点でトミカの再現性には定評があったが、それに加えて細かい着色やホイールデザインの再現など、1台のディテールが通常のものよりも細かくなっている。
2013年に販売が終了した(公式には「販売休止」扱い)ものの、その細かい再現性や車種ラインナップの充実さから、事実上後継シリーズのトミカプレミアムが発売された後でもコレクターの間では人気が高い。
なお、対象年齢は通常のものとは異なり14歳以上となっている。
**特徴
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-&bold(){クオリティ}
通常のトミカとは異なり、ディテールが実車に近い形で再現されている。特に、ウィンカー部分や窓枠部分、シャーシ裏の塗装など、通常のトミカではなかった部分まで再現されている。また、一部車種のヘッドライト部分には当時珍しかったクリアパーツを採用するなど、それ以外の部分に関しても力が入れられている。また、通常のトミカでは再現が難しかったホイール奥のブレーキキャリパーも再現されているなど、通常のトミカの約2倍の値段((発売当初は378円(税込))ながらクオリティは数千円台のミニカー並みに高い。
-&bold(){車種選定}
基本的に今までトミカの通常品で登場したことがある車種が選出されている。発売初期は1960~90年代に発売された国産車や当時の現行車が中心にラインナップされていた。2003年からは、同年7月に発売された[[カウンタック>>0031 ランボルギーニ カウンタックLP500S]]を皮切りに順次外国車やレーシングカーもラインナップされるようになった。一部のJGTC・SUPERGTのレーシングカーはリミテッド向けに新しく金型が作られ、20種類以上のバリエーションが発売された。
タカラトミーになってからは、上記の車種に加えて消防車やバスなどのはたらく車がラインナップされるようになった。しかし、金型の老朽化や製造国の変更などが重なり、初期にラインナップされていた旧車は姿を消していった。代わりに通常のトミカで発売されている車種がトミカリミテッドでも発売されるようになったものの、2013年6月に発売された[[トミカリミテッド 三菱 ランサーエボリューションX 2MODELS]]を最後に12年にわたる歴史に終止符を打つことになった。
上記の通り、発売される車種は通常版の金型の流用であることが多かった。しかし、[[ミニクーパー>0058 ミニクーパー]]や[[3代目GS>0088 レクサス GS430]]((日本国内では初代扱い))など、リミテッド向けに金型が作られる車種も存在した。中には[[2000GT>0021 トヨタ2000GT]]のように、2022年現在でも金型が使われている車種も存在する。
-&bold(){販売形態}
通常のトミカより一回り大きい箱に入れられていた。コレクションすることを前提としているのか、平面に置いたときにトミカが見えるよう箱の表面が工夫されている。また、開封方法も通常のものと異なり、透明のスリーブをずらしてトミカが入っているケースを取り出すという形であった。
通常のトミカやトミカプレミアムとは異なり同じ番号での入れ替わりがなく、ほとんどが数か月~数年で販売終了となっていた。また、出荷数の都合から末期に発売されたものは希少価値が付きやすい。
定期的に『MODELS』と題し、特別なカラーリングを施した車種のギフトセットも販売されていた。また、ティーポやカーマガジンといった著名な車雑誌とのタイアップも行っていた。
**歴史
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&bold(){2001年4月28日}
-発売開始。
**派生バリエーション
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&bold(){トミカリミテッドS-SERIES}
&bold(){トミカリミテッドヴィンテージ}
2004年から発売されている、トミカリミテッドよりさらにクオリティを追求した商品群。初期はトミーから発売されていたが、2006年以降はタカラトミーの子会社のトミーテックから発売されている。詳細は[[こちら>トミカリミテッドヴィンテージ]]
&bold(){トミカリミテッドヴィンテージネオ}
**ギャラリー
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**関連項目
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&bold(){これまで発売されたトミカリミテッドについては以下を参照。}
-[[トミカリミテッド/年代順]]
-[[トミカリミテッド/番号順]]
&bold(){似たようなコンセプトを持つトミカの商品}
-[[トミカダンディ]] - 1972年から1993年にかけて展開されていた。通常のトミカよりもスケールが大きく作られているのが特徴。2002年にトミカリミテッドSとして復刻された。
-[[トミカプレミアム]] - 2015年から展開されている、トミカリミテッド同様高級志向を目指した商品群。しかし、プレミアム用に新たに金型が起こされるなど、トミカリミテッドとの相違点は多い。
**外部リンク
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[[当時の公式サイト>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/lineup/limited/]]
[[トミカ歴史館>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/history/limited/index.htm]] - これまで発売された車種を見ることができる。
[[トミカ歴史館(S-SERIES)>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/history/s-series/index.htm)]] - 同上。
*&bold(){トミカリミテッド}
|ロゴ|&image(tllogo.png)|
|国|日本|
|メーカー|[[タカラトミー]]|
|販売開始年|2001年|
|販売終了年|2013年|
|製造国|中国→ベトナム|
|価格|735円(税込)|
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**目次
#contents(fromhere)
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**概要
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[[トミカ]]が30周年を迎えた翌年の2001年に、さらにリアリティを追求した[[トミカ]]というコンセプトを掲げ誕生した。発売時点で[[トミカ]]の再現性には定評があったが、それに加えて細かい着色やホイールデザインの再現など、1台のディテールが通常のものよりも細かくなっている。
2013年に販売が終了した(公式には「販売休止」扱い)ものの、その細かい再現性や車種ラインナップの充実さから、事実上後継シリーズの[[トミカプレミアム]]が発売された後でもコレクターの間では人気が高い。
なお、対象年齢は通常のものとは異なり14歳以上となっている。
**特徴
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-&bold(){クオリティ}
通常の[[トミカ]]とは異なり、ディテールが実車に近い形で再現されている。特に、ウィンカー部分や窓枠部分、シャーシ裏の塗装など、通常の[[トミカ]]ではなかった部分まで再現されている。また、一部車種のヘッドライト部分には当時珍しかったクリアパーツを採用するなど、それ以外の部分に関しても力が入れられている。また、通常の[[トミカ]]では再現が難しかったホイール奥のブレーキキャリパーも再現されているなど、通常の[[トミカ]]の約2倍の値段((発売当初は378円(税込))ながらクオリティは数千円台のミニカー並みに高い。
-&bold(){車種選定}
基本的に今まで[[トミカ]]の通常品で登場したことがある車種が選出されている。発売初期は1960~90年代に発売された国産車や当時の現行車が中心にラインナップされていた。2003年からは、同年7月に発売された[[カウンタック>>0031 ランボルギーニ カウンタックLP500S]]を皮切りに順次外国車やレーシングカーもラインナップされるようになった。一部のJGTC・SUPERGTのレーシングカーはリミテッド向けに新しく金型が作られ、20種類以上のバリエーションが発売された。
[[タカラトミー]]になってからは、上記の車種に加えて消防車やバスなどのはたらく車がラインナップされるようになった。しかし、金型の老朽化や製造国の変更などが重なり、初期にラインナップされていた旧車は姿を消していった。代わりに通常のトミカで発売されている車種がトミカリミテッドでも発売されるようになったものの、2013年6月に発売された[[トミカリミテッド 三菱 ランサーエボリューションX 2MODELS]]を最後に12年にわたる歴史に終止符を打つことになった。
上記の通り、発売される車種は通常版の金型の流用であることが多かった。しかし、[[ミニクーパー>0058 ミニクーパー]]や[[3代目GS>0088 レクサス GS430]]((日本国内では初代扱い))など、リミテッド向けに金型が作られる車種も存在した。中には[[2000GT>0021 トヨタ2000GT]]のように、2022年現在でも金型が使われている車種も存在する。
-&bold(){販売形態}
通常の[[トミカ]]より一回り大きい箱に入れられていた。コレクションすることを前提としているのか、平面に置いたときに[[トミカ]]が見えるよう箱の表面が工夫されている。また、開封方法も通常のものと異なり、透明のスリーブをずらして[[トミカ]]が入っているケースを取り出すという形であった。
通常の[[トミカ]]や[[トミカプレミアム]]とは異なり同じ番号での入れ替わりがなく、ほとんどが数か月~数年で販売終了となっていた。また、出荷数の都合から末期に発売されたものは希少価値が付きやすい。
定期的に『MODELS』と題し、特別なカラーリングを施した車種のギフトセットも販売されていた。また、ティーポやカーマガジンといった著名な車雑誌とのタイアップも行っていた。
**歴史
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&bold(){2001年4月28日}
-発売開始。
**派生バリエーション
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&bold(){トミカリミテッドS-SERIES}
&bold(){トミカリミテッドヴィンテージ}
2004年から発売されている、トミカリミテッドよりさらにクオリティを追求した商品群。初期はトミーから発売されていたが、2006年以降は[[タカラトミー]]の子会社のトミーテックから発売されている。詳細は[[こちら>トミカリミテッドヴィンテージ]]
&bold(){トミカリミテッドヴィンテージネオ}
**ギャラリー
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**関連項目
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&bold(){これまで発売されたトミカリミテッドについては以下を参照。}
-[[トミカリミテッド/年代順]]
-[[トミカリミテッド/番号順]]
&bold(){似たようなコンセプトを持つトミカの商品}
-[[トミカダンディ]] - 1972年から1993年にかけて展開されていた。通常のトミカよりもスケールが大きく作られているのが特徴。2002年にトミカリミテッドSとして復刻された。
-[[トミカプレミアム]] - 2015年から展開されている、トミカリミテッド同様高級志向を目指した商品群。しかし、プレミアム用に新たに金型が起こされるなど、トミカリミテッドとの相違点は多い。
**外部リンク
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[[当時の公式サイト>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/lineup/limited/]]
[[トミカ歴史館>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/history/limited/index.htm]] - これまで発売された車種を見ることができる。
[[トミカ歴史館(S-SERIES)>>https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/history/s-series/index.htm)]] - 同上。
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