+ 神器の形・仮
仮タイトル:神器の形
参加者:ミクリオ・エドナ・デゼル

ミ「…………うーん」
エ「なにを考えてるの? 背が縮むわよ?」
ミ「……君はいちいち毒を吐かないと声をかけられないのかい?」
ミ「どうして僕の神器の形が弓なのかって考えてたんだよ」
エ「神器の形?」
ミ「ああ。僕もスレイも弓は使った事がないし、僕らが使っている武器とかけ離れてるだろ?」
ミ「君の手甲やデゼルのナイフだってそうじゃないか」
デ「興味深い話をしているな」
ミ「デゼル」
エ「あなたはどうして自分の神器がナイフなのかわかる?」
デ「心当たりはある」
デ「ナイフは俺の親友が使っていた武器だ。だから印象に残っていたのかもな」
ミ「でも、君の場合たくさん増えて翼になってるけど?」
デ「……もう手遅れだって想ってる奴を引っ張りあげてやれる翼がほしかったのかもしれん」
デ「ナイフはあいつの武器でもあるからな……」
エ「それってロゼの事?」
デ「ふん……さぁな」
ミ「なるほど。じゃあ僕の弓も理由があるのか……」
エ「あなたの場合は簡単よ」
ミ「え?」
エ「弓と矢でワンセット。スレイとあなたもワンセット」
エ「遺跡を見ると矢のごとく一直線に向かっていく遺跡バカ」
エ「ホラぴったりじゃない」
ミ「……確かにあの時は、スレイに知覚してもらえていなかったからな」
デ「いいんじゃないか? まっすぐ進めってことだろ」
ミ「そうだね」
エ「……意外にも真面目に受け取ったわね」
デ「それで、お前は心当たりはあるのか?」
ミ「確かに、気になるね」
エ「それはね……」
ミ・デ「それは?」
エ「淑女の秘密を軽々しく暴こうとするんじゃないわよ坊や達」
エ「ミクリオ坊やとデゼル坊や。セットでミボデボね」
ミ「やっぱり教えてくれないんじゃないか!」
デ「俺を坊や扱いするんじゃねぇ!」
ミ「はぁ、言いたくないならいいよ」
デ「ったく」
ミボデボがフェードアウト
エ「……大きな手」
エ「ワタシは……誰かとてを繋ぎたかったのかしら?」
エ「それとも、マーガレットの頭をなでてあげたかった?」
エ「……なでるなら普通の手のほうがいいわね」
エ「そういえば……お兄ちゃんの手も大きかったな……」

+ 紙鉄砲・仮
スレイ「中々上手く折れない・・」
アリーシャ「だが、以前より上達しているぞ」
エドナ「こういうのなら多少ずれても問題ないわよ」つ紙鉄砲
スレイ「これはなんだい?」
エドナ「いい?大き目の紙でこうやって折って行って・・・」
スレイ「折って行って・・・」
エドナ「ミボの耳元に振り下ろす!!!」パァン!!!
スレイ「ミクリオの耳元に振り下ろす!!!!」パァン!!!!
アリーシャ「振り下ろす!!!!」パァン!!!!
ミクリオ「うぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!」
エドナ「うぁぁぁぁ!?ですって」
ミクリオ「エドナァァァァァァ!」
エドナ「やぁね、やったのはスレイとアリーシャもよ」

+ 紙飛行機・仮
ス「いけっ!」
スレイが紙ヒコーキをなげる
ア「おお、結構飛んだじゃないか」
ス「うーん、でもやっぱりライラにはかなわないか」
ミ「みんな、なにしてるんだい」
ミクリオがやってくる
ラ「紙ヒコーキを飛ばして遊んでましたの」
ミ「紙ヒコーキ?」
ラ「翼を作って、飛ばして遊ぶものですわ」
ミ「へぇ、そんなのも作れるんだね」
ス「でもライラのより遠くに飛ばないんだよなぁ」
ミ「……折り方きたなくないかい?」
ス「うっせ」
ラ(ふふ……初心者に負ける私ではありませんわ)
ア「では次は私が……えいっ!」
ヒューんと飛んで、ライラのよりも遠くまで飛ぶ
ラ「…………」
ス「アリーシャすげー! ライラのより飛んだじゃないか!」
ア「た、たまたまだよ」
ア(うわぁ! すごく飛んだ! やったやった!)
ス「じゃあ次はまたライラの番」
ラ「うふふ……どうやら本気を出すときが来たようですわね」
キラン
ミ「ん?」
ラ「……それっ!」
ライラが投げた紙ヒコーキが、アリーシャのよりもさらに遠くに飛んでいく
ス「おおおっ! 紙ヒコーキってあんなにも飛ぶもんなのか!」
ア「さすがはライラ様です!」
ラ「ふふ、それほどでもありませんわ」
ス「よーし、俺も作り直して……」
スレイが紙ヒコーキを折り始める
ミ「……ライラ、今ズルしたよね?」
ラ「ズルっ! え、なんですか?」
ズルッと滑ったまねをしてごまかそうとする
ミ「紙ヒコーキに天響術で――」
ス「力をこめて……思いっきり……いけっ!」
ヒューン
ア「あ、戻って――」
スコーン!
ミ「いたっ!」
紙ヒコーキがミボのこめかみに激突。ミボがうずくまる
ス「ああっ! ミクリオごめん!」
ア「だ、大丈夫ですかミクリオ様!」
ラ「それは痛いですわよね。紙ヒコーキは先が尖っていますから……」
ミ「……これ、武器にしたほうがいいんじゃないかな?」
↓続き
ザビーダ「お、それいいね、いただきっと!」
紙飛行機を風で操って飛び回らせる
デゼル「危ないだろうが!やめろ!」
デゼルが風で応酬、二人の風で紙飛行機が無茶苦茶に飛びまくる
エドナ「……武器にしたら危ないんじゃないかしら?」
ミクリオ「……そうだね、僕が悪かった」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2015年04月28日 21:58