ソラ
概要
旅の途中でドナルドとグーフィーとの絆を深め、彼らを大事な仲間と思うようになる。
オリンポスコロシアムでは「心の強さとはドナルドとグーフィーのことだ」と結論付けている。カイリに対してはお互いに特別な感情を抱いており、
ロクサスはカイリを「アイツが好きな子」と認識している。
シリーズ初期では負けず嫌いな性格で、幼なじみのリクとは何かと張り合っては敵わないことが多かった。ヘラクレスとの対決では自らわざわざ一騎打ちを進言し、ドナルドから「かっこつけちゃって…」と呆れられることもあった。また、目上の相手に対しても無作法な言動をすることも多かった。シリーズが進むにつれてリクの凄さを認めたり、礼儀正しい言葉遣いをする場面が増えていっている。
「ファイナルファンタジー」シリーズの魔法を使うことができ、攻撃魔法・防御魔法をバランスよく覚える。召喚魔法やリンクでキャラクターを呼び出しともに戦うこともできる。
歴史
『
キングダム ハーツ』の主人公として生み出されたオリジナルキャラクター。当初、本作の主人公としてスクウェアは
ミッキーマウス、ディズニーは
ドナルドダックを推していたが、ディレクターの
野村哲也*が人間の主人公を希望したことからソラが誕生した。当初のデザインはチェーンソーを武器に戦う獣人であった。
KH
ソラ、ドナルド、グーフィーはディズニーワールドを旅し、それぞれの世界の鍵穴を閉じていく。
ソラはトラヴァースタウンやモンストロの体内でリクと再会するが、彼の様子はおかしかった。ネバーランドではリクは闇の力を操り、海賊の
フック船長と手を組み、心を失ったカイリを見つけて廃墟
ホロウバスティオンへと輸送していた。後を追ったソラは本来の持ち主であるリクにキーブレードを奪われ、ドナルドとグーフィーも連れて行かれてしまう。最愛の
ベルを助けに来た
ビーストと手を組んだソラは心のつながりでドナルドとグーフィー、そしてキーブレードまでをも取り返した。城の奥でこれまでの冒険で暗躍していた
ディズニー・ヴィランズ*のボス、魔女
マレフィセントと対決。マレフィセントはカイリを含む
セブンプリンセスを誘拐し、彼女らの心で
闇へと通じる鍵穴を出現させていたが、ソラに敗れた。マレフィセントの裏には闇の探求者
アンセムという黒幕が暗躍しており、彼はリクの身体を乗っ取っていた。闇へと通じる鍵穴を閉じようとするソラだが、カイリの心が不足していたため鍵穴は不完全だった。ソラはカイリの心が自分の中に眠っていることを知ると、人の心のキーブレードを自らの胸に立てた。ソラはハートレスになるが、彼の正体を見抜いたカイリによって元の姿に戻る。
ホロウバスティオンの鍵穴を閉じたソラ、ドナルド、グーフィーはアンセムを追って
エンド・オブ・ザ・ワールドに到着。ソラたちはキングダムハーツの闇の奥にある光を見出し、アンセムに勝利した。キングダムハーツへと続く闇の扉を閉じるため、
闇の世界に残る決断をした王様とリクに別れを告げながらソラ、ドナルド、グーフィーは闇の扉を閉じ、世界は元通りになった。三人は果てしなく続く道を歩いていると、王様の手紙らしきものを持った王様の愛犬
プルートを発見。彼の後を追って走り出した。
黒コートの男
マールーシャに導かれ、ソラ、
ドナルドダック、
グーフィーは「失う代わりに手に入れる場所」こと
忘却の城を訪れる。ソラは城を進むたびに前の冒険の記憶を失い始めるが、これまで忘れていた故郷の友達
ナミネに関する記憶を思い出し始める。ソラはナミネがマールーシャら
XIII機関に幽閉されていると知り、奮起する。次第にナミネに夢中になり、城に現れた
リクとナミネの思い出を巡って争ったり、ドナルドとグーフィーを蔑ろにしてしまう。
ようやくナミネと再会できたソラだったが、ナミネとの思い出はXIII機関に強要されたナミネの能力によって書き換えられた嘘の記憶であることが判明する。さらにソラの前に現れたリクもXIII機関の
ヴィクセンが作ったレプリカにナミネが嘘の記憶を吹き込んだものだった。絶望しXIII機関の
ラクシーヌに消されそうになった時、助けてくれたのはやはりドナルドとグーフィーであった。ラクシーヌを倒したソラはナミネをXIII機関から解放し記憶を元に戻してもらうべく、
アクセルとマールーシャに勝利。ナミネを後を任せて、記憶を修復するまでの間、ポッドの中で眠りにつくこととなった。
ソラ、ドナルド、グーフィーが旅する、ソラの記憶から作られた幻の世界は以下の通り。
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
ティーン
幼少期
ティーン
幼少期
最終更新:2024年09月08日 15:20