忘却の城
概要
狭間の世界に存在するいびつな形をした巨大な城。記憶の光を象徴する地上13階層と、記憶の闇を象徴する地下12階層から成る。外観は黄土色の壁と青緑の屋根で、内装は一面真っ白のデザインとなっている。
『
キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』の主要な舞台となる。
ソラを城に導いた
マールーシャ曰く、「手に入れる代わりに失い、失う代わりに手に入れる場所」と言われる。まず城に入った瞬間に前作で覚えた技を忘れ、さらに奥へ進むたびに記憶を失い、心に眠る心の記憶が目覚めていくという。この仕組みにはからくりがあり、作中で真実が明らかになる。
また、マールーシャによるとこの城はカードで制御されている。各階には入口ホールと出口ホールがあり、その間には真っ白な部屋が複数あるが、人の記憶から作り出したワールドカードを使用することで特定のワールドを模した部屋に姿を変え、記憶の中にいる人の幻も出現する。ちなみに記憶の時間軸は前作『KH』の開始時点であり、旅をする前から知っていた人物の幻は面識がある。バトルや探索もすべてカードで行われる。
各フロアにはワールドカードから作り出された様々な世界の幻が広がり、出口ホールに向かうことで次のフロアへ進むことができる。城を管理している
XIII機関サイドは各フロアを自由に行き来できる。
以前は
他の名称*で知られていたが、
ある人物*によって封印され、今の姿となった。その後、XIII機関に発見され、記憶やレプリカの研究施設となった。
基本データ
訪問者
登場作品
ゲーム
KH
キングダムハーツの扉を締め世界が元通りになり、その場に取り残された
ソラ、
ドナルドダック、
グーフィーが
プルートを追って辿り着いた城。冒険の舞台となる。ソラは忘却の城のホールと、ソラの記憶から作られたワールドカードの幻の世界を交互に進み1階から13階を目指していく。その過程でソラの記憶は薄れ、心のなかに眠る真の記憶が目覚めていく。
1階~10階のワールドカードで訪れるのは前作に登場したトラヴァースタウン、アグラバー、オリンポスコロシアム、ワンダーランド、モンストロ、ハロウィンタウン、アトランティカ、ネバーランド、ホロウバスティオン、100エーカーの森。11階ではソラの裏の記憶にあるという
トワイライトタウン、12階は故郷
デスティニーアイランド、13階は忘却の城本体となる。前作に登場した
ディープジャングルは権利の都合で登場しない。
「ソラ編」では、ラストフロアとなる13階で本格的に冒険する。マップは一本道だが通らなくてはならないルーム数は非常に多く、はじまりのキーカードの部屋でも合計99もの数値のマップカードを要求される。
「リク編:Reverse/Rebirth」では、ラストフロアとなる地下1階で本格的に冒険する。「ソラ編」とは対照的に短い一本道となっている。
リクはワールドごとに使用デッキが固定になるが、忘却の城のデッキは地下1階と城の各階の出口ホールで共通となる。
「ソラ編」ではギミックからアタックカード「ダイヤモンドダスト」(13階で
マールーシャ(1回目)を倒した後)が入手できる。隠し部屋の宝箱からは「アルテマウェポン」(1回目:「リク編:Reverse/Rebirth」クリア後)、「
レクセウス」(2回目:「リク編:Reverse/Rebirth」クリア後)、「
アンセム」(3回目:「リク編:Reverse/Rebirth」クリア後)が入手できる。
『Re:COM』では隠し部屋の宝箱がストック技「レイジングストーム」(1回目)、アタックカード「アルテマウェポン」(2回目:「リク編:Reverse/Rebirth」クリア後)、エネミーカード「レクセウス」(3回目:「リク編:Reverse/Rebirth」クリア後)に変更。未知なる宝のキーカードの部屋の宝箱はアビリティ「スーパーグライド」(1回目)、アタックカード「スターシーカー」(2回目:『KHIIFM』クリア後)に変更されている。
『Re:COM』HD版では「スターシーカー」の入手条件である『KHIIFM』クリアが『Days』クリアに変更となり、北米版でも入手可能となっている。
最終更新:2024年09月08日 18:17