ホセ・キャリオカ
概要
ブラジル人のステレオタイプが反映されており、明るく気さくで賢いキャラクター。おしゃれな帽子とエレガントな服装で、葉巻をくわえている。傘や杖を持ち歩き、それをフルート、ギター、トロンボーンなどの楽器代わりに使うことも。
第二次世界大戦*中、南米視察をしていた
ウォルト・ディズニーがブラジルで見かけたオウムがモチーフとなっている。終戦後から1949年まで
ヨーロッパ*での映画公開が禁止されていたため、ディズニーは新たな市場として南米にスポットを当てた際、ホセはご当地キャラとしてプロモーションに大きく貢献した。
エピソード
ホセ・キャリオカのデビュー作は本作の最後にあたる第4話『
ブラジルの水彩画*』。
ブラジル*へやってきた
ドナルドダックの目の前に現れた筆によって描かれたホセはポルトガル語で延々と話し始める。困惑するドナルドが名刺を見せると、彼の大ファンだったらしく大喜びする。相変わらずホセの言葉が理解できないドナルドが辞書にまみれていると、ホセが英語で「つまり、ブラジルを案内するよ」と話しかける。
ホセはドナルドにカシャッサやサンバを薦める。ごきげんになった二人はクラブへと向かい、楽しく過ごす。
第3話『
ホセ・キャリオカとブラジルの旅*』でドナルドの誕生日にホセはドナルドと再会する。ホセはブラジルの州
バイーア*に関する本をプレゼントし、二人で小さくなって本の中へと旅立つ。ドナルドがバイーアを満喫して本の外へ出ると、ホセの魔法で元の大きさに戻る。
1950~1980年代
1999年放送の「素敵なディナー」にゲスト出演し、
ミッキーマウス、
ミニーマウスと本格的に初共演する。いつも同じハムチーズサンドを作ってくるミッキーにうんざりしたミニー。そんな彼女が料理上手のホセと仲良くしているのを見たミッキーが嫉妬し、おしゃれな料理を作ろうとするが失敗。ミニーにフラれたと思い身を引こうとするミッキーだが、ミニーはホセにミッキーのための素敵なディナーを作ってもらおうとしていたことが判明する。そんなホセが作ってきたのはミッキーと同じハムチーズサンドだった、というオチで幕を閉じる。
ホセはクラブの客として登場するほか、2つのエピソードで活躍している。
「スリー・キャバリエロ」では、三人の騎士がゲストとして登場することになるが、世間がドナルドをメンバーだと認知していないことが判明する。怒ったドナルドは大物ぶるようになり、ミッキーたちを困らせる。ミッキーに呼ばれたホセとパンチートはステージの上でパフォーマンスをしながら大物ドナルドをおちょくり、恥をかかせる。
「グーフィー大変身?」では、ドジばかりのウェイター、
グーフィーの指導をホセが担当。ドジを一切しない完璧なウェイターへと育て上げるが、周りのみんなは次第に寂しく感じるようになる。そこで三人の騎士が「自分とは何か」をテーマにしたパフォーマンスを披露するが、効果は無い。
ホセは3つのエピソードにゲスト出演している。
「ミッキーのさいこうのいちにち」にゲスト出演。三人の騎士は
スペイン*の
マドリード*で公演をすることになるが、辛いものを食べたドナルドの声が出なくなってしまう。パンチートとホセは、三人の騎士の大ファンで歌を全て知っているという
デイジーダックを代役に選ぶ。最終的に声が出るようになったドナルドを迎えて四人でパフォーマンスを披露する。
TVシリーズ初のレギュラー出演。
パンチートと共にゲスト出演。
その他
ゲーム
2022年6月8日に開始したクローズドβ版から登場した、「ミッキー&フレンズ」のレーサーが装備できるレアリティ「エピック」のクルー。名称は「ホセ・キャリオカ&
パンチート」。
ドナルドダックの専用クルーであり、全ステータスと専用スキル「アングリーダック」の性能を向上させる。さらに、スタートスキル「ボム」を持った状態でレースをスタートできる。
テーマパーク
登場作品
1940年代
1950年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 18:39