frame_decoration

準備をしておけ

原題:Be Prepared
作曲:エルトン・ジョン
作詞:ティム・ライス
楽曲:『ライオン・キング』(1994年)

バリエーション

ライオン・キング

英語 ジェレミー・アイアンズ / ジム・カミングススカー
ウーピー・ゴールドバーグシェンジ
チーチ・マリンバンザイ
コーラス(ハイエナ)
日本語 壤晴彦スカー
片岡富枝シェンジ
樋浦勉バンザイ
コーラス(ハイエナ)

ライオンのスカーは王位を乗っ取るためにハイエナと手を組んでいたが、兄のムファサの乱入によって計画は失敗。そこでスターはムファサを殺すという恐ろしい計画をハイエナに披露する。

本来は、スカーが自分の地位を誇示するための曲として作られたが、陰謀の歌にしたほうがよいという意見から歌詞が改められ、映画の前半に配置された。

スカー役のジェレミー・アイアンズが歌声も披露しているが、終盤で声が枯れて歌えなくなってしまったため、途中からエド役のジム・カミングスが代わりに歌っている。

間奏の後にはハイエナたちが行進する場面があり、敢えてナチスを思わせるようなシーンとしたところ、やはり物議を醸したという。ゲーム版『ライオン・キング*』でハイエナを倒すと、この曲中にエドがしていたような敬礼ポーズを取る。

The Lion King Collection』にも収録。

幻のバージョンでは、王位を乗っ取ったスカーがザズーとの会話から自分に足りないのは妃であると気付き、ナラを娶ろうとする。雌ライオンたちはナラを守ろうと反発する。スカーはここでようやく新たな仲間としてハイエナを披露し、ナラを国外へ追放する。この一連のスカーの台詞が「準備をしておけ」のメロディで歌われている。このナラを妃にしようとするシーンはナラが国外へ出る動機付けのために用意されたが最終的にカットとなり、ミュージカル版で復活した際には新曲「スカー王の狂気」に変更された。

ナラを妃にしようとするくだりはミュージカル版に反映されている。超実写版では、その対象はサラビに変更されている。

ライオンキング*

ライオンキング*

英語 ジョン・ヴィッカリースカー
トレイシー・ニコール・チャップマン*シェンジ
スタンリー・ウェイン・マティス*バンザイ
ケヴィン・カフーン*エド
日本語1 下村尊則スカー
家本朋子シェンジ
大塚俊バンザイ
長谷川輝エド
日本語2 道口瑞之スカー
松本昌子シェンジ
韓盛治バンザイ
朝隈濯朗エド


日本語版では「覚悟しろ」というタイトルに変更されている。

ライオン・キング3 ハクナ・マタタ

新たな住居を見つけたティモンプンバァだが、この楽曲のイントロが流れてハイエナの影が見えたため、転居せざるを得なくなる。

ライオン・キング (2019)

英語 キウェテル・イジョフォースカー
日本語 江口洋介スカー

超実写版の雰囲気に合わせて最初はカットされる予定だったが、「準備をしておけ (2019)」というタイトルで新アレンジされることとなった。

ハイエナたちへの演説をメインに原曲の歌唱部分を少しずつ引用した短縮アレンジとなっている。

ゲーム

ディズニー ツイステッドワンダーランド』では、ユウが夢の中で「準備をしておけ」の場面を見ている。

ユウの夢の中にも登場する。

タグ:

楽曲
最終更新:2024年09月08日 21:49