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ライオン・キング

原題:The Lion King
公開:2019年7月19日
時間:118分
監督:ジョン・ファヴロー



  • 目次

ストーリー

動物たちの王国プライド・ランド*の王であるライオンのムファサと妻サラビの間にシンバという王子が誕生する。シンバは、幼馴染のナラと遊び呆けており、執事のサイチョウ、ザズーの手を焼かせていた。ムファサの弟スカーはムファサの次の王がシンバになることを知り、親子を殺そうと画策する。スカーはシェンジバンザイエドをはじめとするハイエナと手を組み、親子の殺害を実行する。ムファサを殺されたシンバは、スカーに「お前のせいでムファサは死んだ」と言われ、王国を追放される。シンバはハイエナに殺されそうになるが、逃げ切り、故郷を後にする。

概要

長編アニメーション映画『ライオン・キング』(1994年)をフルCGでリメイクした映画。リアルな映像と、ワンシーンのみ実写映像を使っていることから超実写版と呼ばれている。監督は同じくほぼCGで制作した実写版『ジャングル・ブック』(2016年)を手掛けたジョン・ファヴロー

アラジン』(2019年)同様、ヒロインのナラに新曲「スピリット*」が追加され、彼女を演じるビヨンセ*が歌唱した。

ムファサの声はアニメ版と同じくジェームズ・アール・ジョーンズ大和田伸也が続投した。

エンド・クレジットでは、2018年9月に亡くなったマーク・リヴォルシー*への追悼メッセージが流れる。彼は『ウォルト・ディズニーの約束』(2013年)や『ジャングル・ブック』(2016年)に編集として参加していた。

2019年5月24日、劇場公開に先駆け、ディズニー・アニマルキングダムの「ツリー・オブ・ライフ・アウェイクン」に本作のシーンが追加された。

歴史

2016年9月28日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ*は『ライオン・キング』超実写版の監督にジョン・ファヴローを起用することを発表。10月13日には脚本家のジェフ・ネイサンソン*、オリジナル版のブレンダ・チャップマンの参加も決まった。

ファヴロー監督の実写版『ジャングル・ブック』(2016年)では主人公の少年を除いて全てCGだったが、本作では人間が登場しないので、実写版とはいいつつフルCG制作となった。ファヴローは制作にあたってブロードウェイ版『ライオンキング*』も参考にしており、アニメ版にはなかったスカーサラビ(ブロードウェイ版ではナラ)を妃にしようとするシーンが追加されている。また、映像がリアルになったことで動物ドキュメンタリーらしさも意識しているという。

音楽

1994年のアニメ版のスコアを作曲したハンス・ジマーが再登板し、ファレル・ウィリアムス*と共に担当した。また、作詞ティム・ライスと作曲エルトン・ジョンのコンビも復活し、過去曲のアレンジを行ったほか、新エンディングとなる「ネバー・トゥー・レイト*」を作ってジョン自ら歌唱している。

ナラ役のビヨンセ*は新たに「スピリット*」という曲を共作で書き下ろした。彼女は本作にインスパイアされた楽曲を集めたアルバムを発表した。

サウンドトラックは2019年7月11日にデジタル配信、7月19日に一般販売された。

キャスト

シンバ ドナルド・グローヴァー(大人) 賀来賢人
JD・マクラリー*(子供) 熊谷俊輝
スカー キウェテル・イジョフォー 江口洋介
ティモン ビリー・アイクナー 亜生
プンバァ セス・ローゲン 佐藤二朗
ナラ ビヨンセ* 門山葉子
シャハディ・ライト・ジョセフ*(子供) 小林星蘭
ラフィキ ジョン・カニ* 駒谷昌男
ザズー ジョン・オリバー* 根本泰彦
シェンジ フローレンス・カサンバ* 沢城みゆき
アジジ エリック・アンドレ* 白熊寛嗣
カマリ キーガン=マイケル・キー 加瀬康之
サラフィナ ペニー・ジョンソン・ジェラルド 伊沢磨紀
サラビ アルフレ・ウッダード 駒塚由衣
ムファサ ジェームズ・アール・ジョーンズ 大和田伸也
ハイエナ J・リー* 村治学
インパラ フィル・ラマール 落合佑介
ホロホロ鳥 エイミー・セダリス 野一祐子
ガラゴ チャンス・ザ・ラッパー* 越後屋コースケ
ハネジネズミ ジョシュ・マクラリー* 水間友美
オオミミギツネ 山橋正臣
リンディウェ・ムキゼ* 菅井美和
レボ・M
エルトン・ジョン


楽曲

タグ:

長編映画
最終更新:2023年09月10日 01:06