frame_decoration

ロジャー・ラドクリフ

名前:Roger Radcliffe
デビュー:『101匹わんちゃん』(1961年)

概要

ロンドン*に住む作曲家の男性。オスのダルメシアンであるポンゴの飼い主。

ポンゴがメスのダルメシアンパーディタに一目惚れし、リージェンツ・パークで飼い主同士を結び付けることに成功。ポンゴはパーディタと結婚し、ロジャーはパーディタの飼い主アニータ・ラドクリフと結婚し、家政婦のナニーを雇う。

売れない作曲家だったが、アニタの元同級生で毛皮マニアのクルエラ・ド・ビルをモチーフにした楽曲「町のクルエラ」がなぜか大ヒットとなり、裕福になる。

TVシリーズでは原作同様、ロジャー・ディアリーという名前に変更されている。

原作では作曲家ではなく経済学者であり、物語開始時点では既婚。

エピソード

101匹わんちゃん

作曲家ロジャーがいつまでも独り身であることに業を煮やした相棒のダルメシアン、ポンゴは自宅の窓からアニータ・ラドクリフという女性と散歩をしている美しいダルメシアン、パーディタを見つける。ポンゴはロジャーを散歩に連れ出し、公園でアニータたちとぶつかるアクシデントを起こす。これをきっかけに二人と二匹はそれぞれ結婚し、お手伝いのナニーとともに生活を始める。

ポンゴとパーディタの間に子犬が生まれることを聞きつけたアニタの同級生クルエラ・ド・ビルは毛皮目当てで子犬を買い取りたいと申し出る。10月になり、子犬が生まれるとクルエラが再訪問してくるが、ロジャーはこれを拒否。数ヶ月後、ポンゴとパーディタは15匹の子犬に囲まれて幸せに暮らしていた。ある晩、ロジャーとアニタとポンゴとパーディタが夜の散歩に出てナニーが留守番をしている隙にジャスパー・バダンホーレス・バダンの兄弟が電気工事者を装って家に押し入り、子犬たちを誘拐してしまう。

ポンゴとパーディタは自主的に子犬を助けに出てしまい、ロジャーとアニータとナニーは二匹が家出したと思い、寂しいクリスマス*を過ごしていた。そこへポンゴとパーディタが99匹の子犬を連れて帰宅するとロジャーたちは大喜び。ロジャーが大ヒット曲「町のクルエラ」で稼いだ印税を使って大きな農場に引っ越すことを提案するのだった。

101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険

ロジャーたち101匹のダルメシアンと飼い主の一家はロンドンからチェリー・ツリー農場への引っ越しを控えていた。翌日、ポンゴは肝心の引っ越し当日に数え間違いをしてしまい、パッチだけをロンドンの家に置き去りにしてしまう。引っ越しを終えて一段落したロジャーは過ちに気付き、アニータ、ポンゴ、パーディタとともにロンドンへ急ぐ。

彼らの留守中に、保釈中のジャスパーとホーレスがナニーから98匹の子犬を再び盗み出していた。ロジャーたちがロンドンに着く頃には、パッチとサンダーボルトがジャスパーとホーレスから子犬を救い出していた。ジャスパーとホーレスを雇っていた黒幕のクルエラが精神病棟送りになり、一家には平和が訪れる。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

登場作品

1960年代


1990年代


2000年代



2020年代





実写

『101』ではジェフ・ダニエルズ / 佐野史郎(劇場版)、小山力也(テレビ朝日版)が演じる。

クルエラ』ではカイヴァン・ノヴァク / 畠中洋が演じた。バロネスの弁護士として登場。彼女からは無能だと思われてこき使われている。アニメとは異なり、ピアノは趣味の範疇であった。

タグ:

キャラクター
最終更新:2025年01月19日 19:35