ライカ

「ネットバトルは戦争だ!」

【名前】 ライカ
【読み方】 らいか
【分類】 登場人物
【所有ナビ】 サーチマン
【出身】 シャーロ
【登場作品】 『4』『5 チームオブブルース』『L.o.N』
【アニメ版CV】 結城比呂

【詳細】

13歳という若さで"シャーロ軍ネットワーク第13部隊"に所属する軍人であり、凄腕のネットバトラー
大統領から直々の指令を受けて任務の遂行を行っているところを見ると、軍人としての実力もかなりのものだと思われる。

クールな性格で、ネットバトルを「戦争だ」と表現するなど軍人らしい厳しさを持ち合わせている。
その性格のため周囲からは誤解されることがあるようだが、根は優しい。
しかし、幼い頃から一流の軍人になるためだけに育てられてきたせいか友達が居ないらしく、光熱斗からその事を指摘された時は動揺していた。

『4』ではアメロッパで開催されたレッドサントーナメントに参加している。ウラインターネットでとある犯罪集団のアジトが見つかり、アジトを制圧する任務を行うために帰国する。
シャーロにある宇宙センターでのテストに合格した熱斗の実力を試すため、あえて彼に援軍を向かわせることを了解する。
サーチマンにロックマンを狙撃させてその力を試していたが、アジトの制圧を見届けると組織のヒールナビ達を一気にデリートさせた。

トーナメントで熱斗と戦うが、ロックマンがサーチマンの想定を上回る力を発揮したため敗れてしまう。
「シャーロ軍の軍事力を世界に知らしめる」という使命を受けて大会に参加したことを告げ、「罰を受けるかもしれない」と言い残して去っていった。
クライマックスでも(トーナメントで戦わなかった場合でも)登場し、シャーロから市民と共にロックマンに声援を贈っている。

続編の『5』では、チームオブブルースのメンバーとしてニホンに召集される。
エンドエリアの解放作戦に加わることになり、顔合わせのために集まったチームのオペレーター達に紹介された。
なお『4』のサーチマンシナリオは正史扱いではないためか、ライカに対して熱斗は特にリアクションを起こさない。

ネビュラのナビがロックマンとサーチマンに変装して騒動を起こしたため、熱斗とは互いに疑い合うことになる。
しかし、熱斗に敗れた後、ネビュラのナビが正体を現すと、気が合ったかのように協力して彼らをデリートした。
その後は正式に作戦を再開することになり、改めてチームに迎えられた。

『L.o.N』では第四話に登場。シャーロ有数の資産家であるアブラーモ夫婦の護衛としてシャーロ軍から派遣されている。
アキンドシティ行きの飛行機内でリバースに操られたライドマンを正気に戻した後ではキズナが深まったのか「光」ではなく「熱斗」呼び*1になっており、本当の意味で友達に近づいたようである。

ネーミングは、ソ連が有人飛行を行うにあたって安全性のテストの為にスプートニク2号で打上げた犬の名前「ライカ」、もしくはウクライナの弦楽器の「バラライカ」からだろうか。


【アニメ版】

第2期『AXESS』第18話「シャーロから来た男」で、シャーロのネットセイバーとして初登場。
シャーロのネット警察の総監・マレンコフの甥。

初登場エピソードでは寡黙・冷徹ないかにも軍人然とした人物像で、熱斗とも衝突するシーンが見受けられた。
さらにクロスフュージョンに関しては否定的で、自らの身体能力とナビの性能を用いれば、実体化するウイルスやダークロイドは恐れるに足りないと称していた。
実際に、初登場の『AXESS』第18話では身体能力でウイルスの大群を回避しつつ、サーチマンのワープ弾で現実空間を超えてディメンショナルコンバーターの破壊に成功する形で、ビデオマンを退ける活躍を見せている。*2

しかし、エピソードが進む毎に、時として上層部の命令に背いたり我が身を危険に晒したりしてでも、犬や市民を助けようとするなど、氷の表情の下に熱い心を持っている事が描かれるようになる。
『AXESS』第49話「さらばブルース」では、当時は殆ど接点がなかった炎山のためにダークブルースをおびき出し救出する作戦にも参加しており、最終話「光とどく場所」でもリーガルタワー制圧のため、民間人であるデカオや日暮などに協力を要請している。

共闘シーンもかなり多く、第3期『Stream』ではクロスフュージョンを獲得。
元々クロスフュージョンに関しては否定していたが、デューオの地球抹殺と共に現れ始めたアステロイドと戦うため、第16話「恐怖の重力(グラビティ)ダイエット!」にて極秘任務を受け来日し、第17話「ダークチップ再び」で初クロスフュージョンで初陣、アステロイドのフラッシュマンビーストマンのタッグを相手に初勝利した。
これ以降、同じネットセイバーである熱斗、炎山に並ぶ第3のメインキャラクターとして、第5期『BEAST+』まで本筋に絡む形で活躍を続ける。
劇場版にも登場するなど、存在が正史扱いされていないゲーム版から見るとウソのように優遇されている。

原作での13歳という設定は上述の通り中々無茶な設定に思えるが、アニメ版では年齢は不詳である。
「子供のころ」「学生時代」と過去を振り返るシーンがあることから、少なくとも学校を卒業して軍人になれる年齢のようだ。一方で、「育ち盛り」とも言われている事から、10代である事も想像に難くない。
身長は大人キャラより少し低い程度に描かれており、見た目は普通に青年軍人のように見える。

後半になるにつれてクールボケキャラ属性が付与されており、
当然のように熱斗達に同席して甘いものを食べている・オレンジジュースを飲んでいる、
パクチーとディンゴのカレー対決で他のメンバーがほぼ満場一致でパクチーに投票したのに対し
一人だけディンゴのカレーに投票し、その後もしばらく執着するなどギャグシーンもそこそこ見受けられる。
特に『BEAST』第17話「風天老師」ではギャグ全振り。

また、フェンシングの達人という設定が追加され、『Stream』の第18話「剣とサムライ」で見事なフェンシング術を見せた。
『BEAST+』第22話「実体化する幽霊」ではクロスフュージョン状態でサムライソードを利用して戦うシーンもあった。
この際、キャッシュデータから作られたファントムナビのロックマンとブルースは、ライカが剣の達人であることを知らなかった。
これは、『Stream』第18話でロックマンはサーチマンと共にアステロイドのヤマトマンを追跡しており、ライカとイリヤのフェンシング対決を観ていなかったため。ブルースは炎山やラウルと共にアメロッパに滞在していたので当然知る由はない。といった具合で、過去シリーズ要素の細かい描写をしっかり踏襲している。
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最終更新:2025年02月02日 19:23

*1 電話口や炎山が同じ場所にいる場合は「光」呼びのままであるが

*2 この手段は第20話『ダークチップをよこせ!』でサーチソウルに変身したロックマンも使ったが、ワープが遮断されるという対策をDr.リーガルにとられていて破壊できなかった。