ネットモービル

【名前】 ネットモービル
【読み方】 ねっともーびる
【分類】 用語
【登場作品】 アニメ版『ロックマンエグゼ』

【詳細】

アニメ第1期『ロックマンエグゼ』に登場する、ネットナビ用の乗り物。
初登場は第47話。

超大手ゲーム会社のガブゴンが開発したプログラムで、基本的には車をモデルにしている。
それ以外にも戦車、バス、蒸気機関車など多様なデザインがある。
また、ライバル社であるIPCが開発したネットバイクという互換品も存在する。

ガブゴン社のゲーム用プログラムのノウハウを活かして製作されたものと思われるが、
普通に移動するよりも速いらしくアニメではその後もブルースがネットバイクに乗っているシーンがある。
原理は謎だが、ネットナビがネットワークやサーバーを移動する際のデータ転送速度を上げられることが判明している。
一度に多数のネットナビや電脳物資を輸送できる技術と考えると娯楽に限らず非常に有用なものだろう。

車種によって性能が異なるほか、攻撃能力や水中潜航能力、リアルに再現された蒸気機関などのウリがある。
アクセサリーチップにより走行中にマシンのパーツを入れ替えられ、
物によってはナビの能力と連動してパワーアップさせられるなど、ネットバトル顔負けの戦略性を持つ。

同エピソードでは発売を記念しガブゴン主催のレースが開催された。
他車への妨害は何でもありの潰しあいレースというなかなか尖ったルールだが、マシンがクラッシュ・大爆発しても操縦者のナビはきちんとログアウトされるなど、見た目よりも安全性に配慮はされているようである。

劇中のレースでは以下のモービルが出走した。

モデルはF-1カー+『マッハGoGoGo』に登場するマッハ号。
レーシングカーとしては比較的オーソドックスな形状で1人乗り。

赤茶色の戦車。ガッツマンの上半身がキューポラから突き出した形で操縦する。
おそらく『ロックマン2』に登場したガッツマン型の敵「ガッツタンク」が元ネタである。
主砲は付いているものの使用せず、ガッツハンマーでマニアオタッキーを撃破している。
アイスマンの氷攻撃でスピンした際、ガッツマン自ら
ロールを巻き込まない為にマシンを破壊、リタイアした。

  • No3:キューティーロール
  • 操縦者:ロール&ラッシュ
フォルクスワーゲンの「ビートル」がモデルと思われる黄色い乗用車…なのだが、
車の前面に巨大な唇、目に見立てたライトにはまつげがついていたりと奇抜なデザイン。
ボンネットにラッシュを磔にしているというかなり猟奇的スタイルでの出走。

  • No4:バトルバス
  • 操縦者:グライド&アイスマン
茶色い大型バス型の車両。
操縦はグライドが担当し、アイスマンはバス型である事を活かして屋根上に登り、他車を攻撃で妨害するというコンビネーション。
車体前部に機関車のカウキャッチャー状のパーツがついていることやマフラーが竹槍仕様なあたりから、
そこはかとなく『マッドマックス』感が漂う。

緑色のクラシックカー風。
やいとが最初にネットモービルの説明をした際にはこのマシンに乗るナンバーマンの映像が映し出されていたが、
結果としてレース本番では真っ先にリタイアし良いところがなかった。

異彩を放つ蒸気機関車型マシン。先頭車両はマジックマンが担当し、
残り3人は敵への妨害や能力によるサポートを担当する。
蒸気機関車型の理由は、マハ・ジャラマが実は鉄道マニアなためらしい。
石炭をくべて加速できる他、カスタマイズチップでパンタグラフを取り付け、
新幹線型に変形→エレキマンが給電し加速するなどのギミックがあった。

潜水艦をモチーフにしたマシン。その形状が災いしてジャンプ台の上り坂を越えられなかったが、コースアウトしても水中を進みコースに復帰した
…ものの、「わかはげ」と衝突しリタイアした。

  • 乱入によりナンバーなし:ネットバイク
  • 操縦者:ブルース
IPCが開発した互換品。スポーツバイク風の形状。
後のエピソードでも登場しており、ブルースがインターネットシティへ急行するのに使われたが
取り残された少女型ナビをゴスペルから助けるために転倒・クラッシュし消滅した。
その後どうなったのかは不明。

ロックマンでレースといえば、本家ロックマンに『バトル&チェイス』というレースゲーム作品が存在する。
ロックマンエグゼでもレースゲームは、決して不可能とは言い切れないかもしれない。

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最終更新:2025年07月03日 16:15