カラードマン

「いいよ〜。デリートする順番が変わるだけだもんね~」

【名前】 カラードマン
【読み方】 からーどまん
【分類】 ネットナビ
オペレーター 色綾まどい
【属性】 無属性
【所属】 WWW
【登場作品】 『1』『バトルチップGP』『トランスミッション』『WS』
【基本装備】 ミニカラードマン
【チップ】 カラードマン(チップ)
【関連チップ】 カラードボール
【アニメ版CV】 うえだゆうじ
【海外名】 ColorMan.EXE
WackoMan.EXE(アニメ海外版)

【詳細】

WWWの幹部である色綾まどいのネットナビ。
ピエロのようなコミカルな外見をしており、のんびりとした喋り方をするが、極めて残虐な性格の持ち主。

水道局の電脳の道中にて初登場。この時は特にイベントもなく普通に会話もできるが、通りすがりの親切なナビを自称しており、かなり胡散臭い。
その後、アイスマンを囮にしている間に目的のアクアプログラムの強奪に成功し、駆けつけたブルースの追撃も振り切って任務を達成した。

劇中ではデンサンタウンシナリオで登場。まどいの命令で信号機に異常を発生させていた張本人。
それを自動車のオートドライブシステムに異常があるかのように見せかけ、それを直すためのプログラムと称する物を100万という法外な金をだまし取ろうとしていた。

光熱斗がそれを邪魔したことで標的を幼馴染である桜井メイルがのったバスに変更。バスの電脳世界に侵入し、ガソリンタンクにウイルスを仕掛け大爆発を引き起こそうとする。
バスの大爆発を阻止しようとするロールをデリートしようとするが、寸前で間に合ったロックマンに標的を定めバトルを行うも敗北し、消滅した。

その後は復活して外伝作品に登場しているが、WWW所属ではなくなったからなのか、残虐な性格がなくなり外見を反映したコミカルな性格になっている。
『トランスミッション』ではゼロウィルス事件と関係なく、「まどいが構ってくれないから」という理由でゲームセンターの電脳でいたずら騒ぎを起こしていた。

同期のナンバーマンと同様の、過去のロックマン作品にモチーフのないエグゼオリジナルデザインのナビ。
まず「信号機がハッキングされる事件」のシナリオが先にあり、そこから「色を操る能力を持つ敵ナビ」が必要となってデザインされた。
言わばシナリオ先行で生み出されたキャラクター。

ピエロモチーフのロボット自体は『ロックマン8』にも「クラウンマン」がいるのだが、あちらは腕の伸びる小柄なピエロのデザインであり、カラードマンとは方向性が大きく異なる。
「ピエロだからカラーリングは当然派手」という事なのか、一応両者とも両腕の青と黄の配色パターンが共通しているが、その程度である。
なお、同じピエロモチーフのナビの後輩として『6』に登場したサーカスマンが存在するが、こちらは一般公募から選ばれているのでやはり全く関係ない。

【戦闘】

戦闘においては赤と青の「ミニカラードマン」という分身を作り出し、それぞれに炎属性(赤)と水属性(青)の攻撃を行わせる。
また、分身はこちらの攻撃を防ぐ盾の役割も果たす。ちなみに本体は無属性(「WS」のみ炎か水かの属性切り替えが可能)。
ゲーム版ではスライムに丁髷が生えた様な外見をしているが、アニメ版ではまんま本人を小型化させた風貌の容姿。たまに色も違う。
ウイルスのような存在であるらしく、ロールと戦った際にはロールチャームで魅了され、ロール側に寝返りカラードマンを攻撃していた。

『トランスミッション』や『WS』といったアクション系の外伝作品では分身を使用せず、本体がフレイム(アクア)タワーを使用する。
『バトルチップGP』では、2属性のタワーをまとめて「FAタワー」として使用する。
プログラムデッキには同じく炎・水2属性の他にも、輪投げヨーヨーなどのオモチャをイメージさせるバトルチップを組み込む。
ボール攻撃は作品によってただ転がるだけでなく、弾みながら追いかけてきたり複雑な軌道でバウンドするなど、様々な動きを見せてくれる。

最前列の赤いミニカラードマンが使用。
ボルケルギアが使用するものと同一。

中央列の青いミニカラードマンが使用。
ウォルタルギアが使用するものと同一。

本体が乗っているボールが分離し、プクール系の攻撃のように大きくバウンドしながらロックマンを追尾する。
ボール自体にHPが設定されており、攻撃して破壊することが可能。

【余談】

丸いボールのような下半身が特徴…と思いきや実は「ボールの上に座っているだけ」であり、スカートにも見える部分の中にはきちんと二本脚が存在する。
ボールがついている時には体の前に2つのでっぱり(赤と青の「!」マークが書いてある)ができるが、これが(スカートを通り抜けて飛び出している)足の裏だったりする。
特に穴やスリットもなく足が見えているのは、やはり電脳の存在である故か。
ちなみにゲーム中でも、カラードボールで攻撃している間はちゃんと自分の足で立っているカラードマンを見ることができる。

『トランスミッション』やアニメ版でのCVは「うえだゆうじ」氏。彼は日暮闇太郎ナンバーマンも演じており、つまり実質一人三役
キャストを見てみないと同一人物だと分からない程に声の域がかけ離れており、氏の演技の幅の広さが良く分かる。
違うゲーム系のアニメを挙げるとして、タケシとソーナンスを連想すればあるいは納得するかもしれないが。
ちなみに、カラードボールを飛ばす攻撃の際には「玉!」だか「友!」だかの声をほぼ必ず発している。
これは声優のアドリブや(とうっ!等の)掛け声ではないようで、ブラザースタイルになったロックマンが「エクステンションチップ」でカラードマンと合体した際にはボールをシュートする技を使用する際にも同じような単語を発している。
無印32話では発射する物体に合わせて「じゃがいも!」「お肉!」「花型人参!」とセリフを変えているため、おそらく「玉!」だと考えられる。
仮にもし「友!」だった場合、それは「ボールは友達」という某有名なフレーズからきているのだろうか…?

エグゼのイラストを担当していた日暮竜ニ氏は「エグゼシリーズのキャラデザインの多様性を感じさせてくれた」という理由で、もっとも好きなナビに彼を挙げている。

【関連項目】


「エグゼ1」シナリオボス
ファイアマンナンバーマンストーンマンアイスマン→カラードマン→エレキマンボンバーマンマジックマン

+ タグ編集
  • タグ:
  • ネットナビ
  • 無属性
  • バトルチップGP
  • トランスミッション
  • カラードマン
  • WWW
  • OSS
  • EXE1
  • バトルチップGP
  • トランスミッション
  • WS
最終更新:2023年12月05日 18:01