ラッシュ系

【名前】 ラッシュ
【読み方】 らっしゅ
【種類】 ウイルス
【属性】 無属性
【チップ】 ユカシタ
エアシューズorメテオ18orバリアブルソード
【登場作品】 『1』『2』『トランスミッション』
【アニメ版CV】 木村 亜希子
【英語名】 ラッシュ:Rush(1)/Mole(2、トランスミッション)
ホンキノラッシュ:Mole2

【詳細】

穴から顔だけを出した犬の姿をしたウイルス
3つの穴のうちの1つから姿を見せていて、攻撃を当てるたびに地面に潜り、また別の位置から飛び出す“モグラ叩き”のような挙動が特徴。攻撃はしてこない。
被弾するとのけぞり、悲鳴を上げる。

ラッシュとのバトルは特殊な仕様になっている。
HPは10だが、あらゆるダメージを1に変換するためタフ。
そして攻撃を外すとエスケープで逃げられてしまう。

体力が減るにつれ、姿を見せる時間が短くなる。
なので後半は暗転と全体攻撃の要素を持つチップがオススメ。
実はリモコゴロー系も有効。パネルを破壊してラッシュの移動範囲を狭めてくれる上、運が良ければリモコゴローの雷がヒットしてくれるのだ。

終盤のエリアに出現する。
『1』はインターネットエリア14と15。
『2』はウラインターネット6。

『1』ではポイズンアヌビスを置いておくと顔を出した瞬間にダメージを与えられるので、ポイズンアヌビスを引ければそれだけで勝利が確定した。
『2』では置いてるだけでは逃げられてしまう。

『2』には上位種の「ホンキノラッシュ」が登場した。体は赤く、目が吊り上がっている。
1ダメージに変換する能力は失われたが、HPが800もある。
更に多段ヒット攻撃は1発分のダメージしか与えらない。
逃走のパターンが増えていて、一定回数の攻撃で倒せなかった場合もエスケープを使用する。
とはいえヘビースタンプなら一撃で倒せるため、狩るなら専用フォルダを組むと楽。
こちらはWWWエリア3に出現する。

バスティングレベルに関係なくチップを落とす。
ラッシュはユカシタ
ホンキノラッシュは
の三種を狙える。

ハードモードのラッシュはHPが5になっても逃走してしまう。ウズシオ系の即死でしか倒せなくなったため、ユカシタの入手がかなり面倒になった。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』には、ノーマルショットのダメージを100倍にする「バスターMAXモード」があるが、ラッシュにはやはり1ダメージしか入らない。
ホンキノラッシュには有効で、カスタマイズ次第では1〜2発でデリート可能になる。

『3』以降はウイルスから一転、ナビカスプログラムラッシュサポート」として登場(『3』の説明書の挿絵にもいる)。
『6』では足場としても登場した。

番外作『トランスミッション』では伝説のWWWエリアにウイルスとして登場。
挙動の再現度が高く、階段上の足場から顔を出したところへ10回攻撃を当てないとデリート出来ない。逃走もする。
低確率でホンキノラッシュも出現し、こちらは200回攻撃を当てないと倒せないという鬼畜仕様。しかも本作のユカシタはホンキノラッシュを倒さないと手に入らない(チップトレーダーも無い)。

アニメ版

無印

第24話にて初登場。
熱斗の父親の光博士が開発した電脳犬として登場し、散らばったロックマンのデータのうち「フレーム」の捜索を担当した。

電脳空間に穴(ラッシュホール)をあけワープすることができ、この穴からウイルスを呼び出して戦わせることもできる。
基本的には桜井メイルのPETの中でロールに飼われている(?)。

第41話では、ネコウイルスが雷の影響で現実世界に実体化する能力を得てしまい、ラッシュにも雷の影響を与えた結果なんと実体を持ったホログラムとして現実世界に現れる能力(=実体化能力)を獲得する。
加えてサイバーワールドに戻れる能力も持っていることから、自身は自由に現実世界とサイバーワールドを行き来する力を得たことになった。
この時、熱斗が居間に寛ぐラッシュを見て驚き、その後PETに居るはずのラッシュが居ないことに慌てて熱斗に電話をしてきた桜井メイルに熱斗は「ラッシュなら俺の家にいる」と少し呆れながら伝えていた。

AXESS

相変わらずメイルの家で飼われているのだが、メイルが留守の間はかなりくつろいでいる。

電脳生命体ではあるが水は平気なようで、第17話では、チサオら「温泉研究部」と共にシータワーの温泉に浸かって満喫していた。

第45話では主役(?)を務める。
メイルがまりこ先生から預かった猫がかなりの暴れん坊でメイルの家を荒らしまくったのだが、犯人がラッシュであると勘違いされてしまったために家出。
その先で、はぐれたマルモコと出会って友達となるのだが、マルモコがダークロイドバブルマンシェードマン復活のために集めていたエネルギーに惹かれて行ってしまったため、追った先でバブルマンと対峙。
一戦が終わった後は、メイルの家に戻らず熱斗の家の風呂で超満喫していた。

第50話では、その特異な実体化能力をフォルテに目を付けられ、復活したシェードマンに、科学省のバトルチップ変換システムを用いれば、電脳生命体が現実世界に実体化可能な「ラッシュシンクロチップ」を作り出せると入れ知恵されたことで、バブルマンに誘拐されてしまう。
ラッシュシンクロチップに変換された後、シェードマンに使用され彼を実体化させてしまった。

最終話でシェードマンがデリートされた後、ラッシュのデータはバラバラに分解されたが、バブルマンが罪滅ぼしのためかラッシュのデータを回収し、ロックマン達の下へ届けた。

Stream

第28話。
この話で、『AXESS』でシェードマンによりラッシュシンクロチップにされたデータはラッシュ自身の体内に残っていたため、このラッシュシンクロチップを用いることでクロスフュージョン(以下CF)を実現できるという仮説が立てられた。

候補として名乗り出たのがデカオだったが、ガッツマンとのシンクロ率があまりにも低すぎたために爆発して失敗。怖い
その直後メイルが挑戦し、CFロールを発現させた。

これ以降、メイルはデューオの紋章に選ばれた者の一人として、ラッシュと共にデューオの試練に挑んでいく。
…のだが、この方法はクロスフュージョン体のダメージがそのままラッシュにも及んでしまう。つまりラッシュにとって大変痛くてつらい
嫌がるラッシュに対して、メイルはあの手この手で押し切り、熱斗をドン引きさせている。
「ラッシュ、お手。逆立ち。タップダンス。すごいすごーい。ラッシュって何でもできるのねー。じゃあ次、シンクロチップ。」

CFロールのお尻の部分(スカートの上)からラッシュの尻尾が出てくる場合がある。メイルが注意すると引っ込める。

BEAST以降

こちらの世界にいる間はメイルがクロスフュージョンすることがなかったため、ラッシュは平穏に過ごせた。
また、並行世界「ビヨンダード」に飛ばされることもなかったため、やはりクロスフュージョンの巻き添えを受けずに済んだ。

【余談】

元ネタは初代ロックマンに登場する、同名の犬型ロボット。
ジャンプ台や飛行ユニットに変形してロックマンをサポートする。
これを考えると『3』以降やアニメ版のロックマン達をサポートする立ち位置の方が、より元ネタに近いと言えるだろう。

エグゼ版のデザインのラッシュは、もともとは『ロックマンDASH』シリーズで登場予定だったがボツになったため、エグゼで復活させた経緯がある。
『DASH』時の草案では、コミカルな外見と裏腹に、メチャクチャ渋い声でしゃべる予定だったらしい。

『2』までのウイルスとしてのラッシュの行動パターンは、初登場の『1』の企画時点では『ロックマンDASH』のコブン達にやらせるつもりだったらしい。
40体のコブンが1体ずつ穴から登場し、計40回攻撃を外さず当てれば勝利……とする予定だったが、さすがに40回はキツいということで、10回=HP10のラッシュに変更された。

アニメ版のCVはロックマンと同じ。

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最終更新:2025年04月20日 10:31