「ドリーム……マジック!」
【詳細】
プログラミングの達人である
マハ・ジャラマが所有し、一度は
ロックマンを
デリートするほどの実力者。
元ネタは本家『ロックマン&フォルテ』の同名のロボット…
ではない。詳細は後述。
様々な属性魔法を得意とし、魔法を忘れてしまっても背中にある「カンニングの書」を見ることで思い出すことができる。
このカンニングの書はアニメの設定画などで確認できる。
両手はマジックハンドになっており、そこから属性魔法を放つことができる。
ストーリー上のボスでありながら、
亡霊ナビとして戦えるのはクリア後になる唯一のナビだったりする(
ラスボス戦の前に初めて戦い、その後はセーブ不可で熱斗も外に移動できなくなるため。セーブ不可になることはマジックマンと戦う手前にプログラム君が居て会話するとそのことを示唆される)。
『バトルチップGP』で登場した際は、「
メテオ5」を得意とする「
炎属性」のナビへと属性が変更されていた。
確かに属性魔法を得意とする設定はあったが、マジックファイアといいどうも炎に偏っているような…
マハ・ジャラマがインド人っぽいから、やはり影響元はヨガファイアか?
もしナンバリングシリーズの続編に出ていれば、
メテファイア系や
メテマージ系辺りでも従えていたかもしれない。
前述の通り『ロックマン&フォルテ』に同名ロボットが登場するが、全く別物のキャラである。
そもそもこちらの「マジック」が魔法なのに対しあちらの「マジック」は奇術や手品を指しており、デザインモチーフからして違うのである。
これは「当初は「ウィザードマン」という名前の完全にオリジナルのナビとしてデザインされたものの、7文字の名前がチップ名に収められず、マジックマンに変更された」という経緯であるため。
IT用語としては、アプリケーションをインストールする時に文章や選択肢を選んでセットアップする形式を「ウィザード」と呼ぶため、これをITネタとして引用するつもりだったのかもしれない。
後に、本家マジックマンの特徴は
ハットマンへ受け継がれた。
ゲーム版では、『
4』で
ファイアマンが
ファイアソウルで、『
6』で
エレキマンが
エレキクロスで、それぞれロックマンをパワーアップさせた。
初代WWWメンバーのナビでは、
カラードマンと並んでロックマンのパワーアップ要素が無い。
しかし、そのカラードマンも、アニメ版だと
ブラザースタイルによる「エクステンションチップ」(当時有線だった
PET同士をスロットインの箇所に接続することで合体能力が使える力)によって合体攻撃を放っていた。
よって、全メディアを通してマジックマンだけがロックマンに直接力を共有した形での戦いを行う機会が無い。
【戦闘】
一方で、マジックマンは足下に魔法陣のある最後列中央から一切動かない。
その上攻撃を当てても無敵時間が発生しないため、手札次第では瞬殺も可能。
魔法陣から召喚されたウイルスは普通に移動をするというのに…
その上、自身が使ってくる攻撃は横一列を飛ぶ属性魔法「マジックファイア」だけである。
なお、バトルチップのマジックマンは無属性であるが、敵が使ってくるマジックファイアはきちんと炎属性である(=ウッドアーマーでは半減できない)。
また、バトルチップ側が持つ即死効果は一切ないので安心。
マジックマン本体はさほど脅威でない一方、ウイルスの組み合わせによっては攻撃の回避が難しくなってくる。
特にエリアスチールを連発するスウォータルと雨雲でこちらの移動に縛りをかけるクモンペ3rdが厄介で、対処が遅れると非常に危険である。
一方でファンカー3rdが2体出現した場合、左下のマスが攻撃の当たらない安全地帯となる。
この時点でウイルスへの攻撃を止め、マジックマン本体に集中するという手もある。
【アニメ版】
ゲームではシナリオの最終盤に出てくるだけだが、アニメ版ではWWWメンバーのレギュラーキャラ化に伴い大幅に出番が増加している。
初登場はウイルス召喚術でロックマンを大いに苦戦させたほか、ロックマンが使用したエレキソードに対し属性有利のダイジャンを召喚するなど全属性のウイルスを使役できる事が示唆されている。
その後はマハ・ジャラマの持ちナビとして度々登場するが、オペレーターに習って内輪もめを始めるファイアマン・エレキマン・カラードマンに振り回されたり、
「カレーショップ Maha壱番」のシステム異常に巻き込まれる、PETごとカレー鍋に落ちる、マハ・ジャラマの趣味のせいで蒸気機関に必死に石炭をくべることになる…など、
苦労人キャラが属性が付与されている。
アニメオリジナルの技として、片腕を刃にして斬りつける「マジックサーベル」を使用する。
『Stream』では「マジックカゲブンシン」「マジックソード」なども使用している。
【関連項目】
最終更新:2025年04月02日 06:58