「見せてあげましょう! ナンバーマン流、勝利の方程式を!」
【詳細】
日暮のコレクションである、膨大な
バトルチップデータを管理するためのカスタマイズが施されており、スーパーコンピューター並みの演算能力を持つ。
「ナンバー」の名を冠するだけあって攻撃方法も数字に関係するものがほとんど。
ナビマークは三角定規がモチーフのデザイン。
頭頂部に刻印(?)されており、アニメ劇中やイラスト本などに載っている真上からのカットを見ると確認できる。
『1』の騒動の際に
ロックマンにデリートされるが、
バックアップデータから復活し、日暮と共に改心した。
その後は
ヒグレヤの看板ナビとして殆どの作品に登場。
電脳世界でチップを販売していたり、
ナンバートレーダーの中で番号の照会をしてくれたりと、間接的に熱斗(とゲームプレイヤー)を
サポートしてくれている。
モチーフにコンピュータが含まれているだけあって、前科こそあるが根は真面目で働き者な性格。
シリーズ常連キャラだが、『6』では日暮さんと共に
アメロッパへ旅に出たため、残念ながら皆勤とはならなかった。
ナンバーボールのチップイラストと、熱斗が卒業するときの祝電でそれぞれ姿と名前だけは登場する。
ちなみに、バージョンによって
オペレーターの呼び方がバラバラ。
『1』では「日暮さん」、『3』と『4』では「日暮サマ」。アニメでは「闇太郎」と呼んでおり、これを逆輸入したのか『5』でも「闇太郎」と呼ぶ。
【ロックマンエグゼ1】
第二シナリオのボスとして登場。
Dr.ワイリーの演説プログラムで生徒達を洗脳しようとした。
この頃のナンバーマンは全く移動をしないが、ナンバーボールの仕組みが分かっていないと苦戦する。
「元々戦闘用でないため、バトルは苦手」という設定だが、こちらのチップもバスターも弱い初戦時点では強いボス。
ヒグレヤ開店後は店内の設備で再戦ができる。
【ロックマンエグゼ2】
【ロックマンエグゼ3】
【ロックマンエグゼ4】
今作からワープ移動をするようになり、新技「ナンバールーラー」が登場した。
【ロックマンエグゼ4.5】
最初から選べるナビの一人として登場。
公式の煽り文句は“すべて計算ずくの頭脳派ナビ”
加えて、”一見鼻につく性格とおもいきや、話してみると意外とひょうきん“と紹介されている。
キャラ紹介文の通り結構おしゃべりで口数も多く、積極的に茶化してくるタイプの為、非常に愛嬌のあるキャラクターとなっている。
ナンバリング本編での博打性能は健在で、固有技としてお馴染みのサイコロボムがセット出来る。チップ同様、出た目に合わせて威力が決まる。
ボム系と同じく投擲に時間がかかるうえ、ボム着地後に出目を確認する程度の時間を要し、その後に爆発するという流れとなっているので、攻撃範囲が9マス分とはいえ、
アイスマンなどの
ボム系溜め撃ちと比較しても扱いづらく、攻撃力が出目に依存するランダム性というのもネック。
HPの上昇には、毎日出題される
けいさんドリルのクリアが条件。また、他のナビを使用している時も、エリアの道をナンバーマンが塞いでいることがあり、彼を退かす際もクリアが求められる。
【ロックマンエグゼ5】
ヒグレヤでは一切姿を見せないため、
チームオブブルースだと会えない。
日暮さんの方も時折
カウンター裏で背中を見せて作業している姿を見ることはできるものの、店頭販売や取り寄せサービスは
ナナコが請け負っているので会話することはできない。
【漫画版】
鷹岬 諒版
『1』と目的は同じ。サイコロボムで
ガッツマンをデリートし、熱斗と
ロックマンの怒りを買った。
このときの「消えていった
ガッツマンは二度と帰ってこないんだ!!」は名台詞の一つ。
後に改心し、熱斗達に協力する。
あさだ みほ版
これまでとは全く違うキャラになっていて、
熱斗と
炎山を人質にしたうえで
ブルースに一方的に攻撃をしつつ、「友情や仲間など下らないこと」と発言するなど、データ主義で非情な性格の爆弾魔として描かれている。
日暮さんは登場しないため、
自立型ネットナビだと思われる。
【アニメ版】
声優はうえだゆうじ氏で、日暮さんと兼役。
電脳世界の住人故か、日暮さんと比べるとメカメカしたエフェクトのかかった声が特徴的。
ゲーム中では考えられないようなアグレッシブな挙動を見せたり、麻雀の点棒をモチーフにした武器で戦ったりと芸達者。
また、アニメ版の日暮さんは経済面に難があり、ナンバーマンが保護者のように釘を刺す一面がある。呼び方も「闇太郎」とかなりフランク。
ネットナビらしく唯心論を理解していないらしく、日暮さんがチップの大幣で祈ったギャグシーンにも『イノッテモ、カクリツワカワリマセン』と一蹴。
しかし、登場回を重ねるたびに喋り方も感情や個性が滲み出すようになり、
ロックマンに
ナンバーソウルを託すにまで至った。
ブルースと並び、初登場からの表情の発達が垣間見える要員。
BEAST
第8話「みどりの瞳の転校生」にて、グレイガ軍の
ゾアノロイドのナンバーマンが登場。並行世界・
ビヨンダードの存在であり、こちらの世界のナンバーマンとは別個体。
デリートされたゾアノ
ファラオマンからの情報を元に
グレイガから指令を受け、熱斗達の世界に潜入し、獣化出来るとされている
ロックマンの周りの情報を集めていた。
しかし、本物と鉢合わせてしまい、後から駆けつけた仲間達もどちらが本物か分からなかった(ちなみにゾアノナンバーマンのほうが体色が濃い他、声優も変更されているので、視聴者にはわかる様になっている)。
その後、事態を知った
アイリスが「ゾアノロイドなら獣化する」とアドバイスしたことで、
まとめて爆撃されてしまった。
本物は泣いていい
獣化して爆撃を凌いだ後、隙をついて撤退し、「
ロックマンが獣化出来るのはトリル=シンクロナイザーによるもの」という情報を持ち帰りグレイガに報告したが、次回の冒頭で
ファルザー陣営のゾアノ
ゲートマンに襲撃され、情報を抜き取られ
デリートされてしまった。
ゾアノナンバーマンが齎した情報により、グレイガ軍とファルザー軍、
ロックマン達の三つ巴の戦いは
トリルことシンクロナイザーを巡る争奪戦に発展する事になる。
【使用技】
「ナンバー」の名の通り数字か、若しくは数学モチーフから来る学校の備品を利用した技が特徴的。
使用作品:『1』『4』『5』
ナンバーマンの基本技。
縦3列にランダムな数字の書かれたボールを召喚し、まっすぐ転がして攻撃する。
ボールの数字は
ロックマンが攻撃を当てると減り、0以下になれば消滅する。
3つの中に1つだけ数字がかなり低いものが必ず配置されるので、これを狙って破壊する立ち回りが基本。
『1』ではV3でもさほど大きな数字は出ない(V1のものとほぼ同じ)が、『4』以降のSPともなると高い数字では70前後、低い数字でも30前後はあるので、
ロックバスターだけでは破壊しにくい。
『4』以降は
バトルチップ「
ナンバーボール」が登場しているが、こちらは操作キャラの現在HPの下二桁がそのまま威力になったボールを正面に複数個飛ばすというもので効果は大きく異なる。
『1』ではHPが多い時はこの技だけを使用し、半分以下になるとサイコロボム・カウントボムだけを使用するようになる。
ちなみにこの技の存在から、ナンバーマンは強化形態を『
フォルダ・バスターともに初期状態』で倒すことが原理的に不可能なナビだったりする。
使用作品:『1』『4』『5』
ナンバーマンの代名詞でもあるサイコロ型の爆弾。
『1』ではこちらのエリアの最前列のどこかに出現し、
ガイアハンマー系や
ツナミ系と同じように縦3列を順番に爆発していく。
『4』以降ではこちらのエリアに直接投げ込むようになり、着弾地点の周囲1マスに広がる爆発が起こる。
サイコロの名の通り出目によって威力が増減する特性があり、数字が大きいほど高威力。
なお、着弾後に出目が確定してから爆発するため、爆発までにダメージを与えて破壊することも可能。
使用作品:『1』『5』
ハンディース系の使うものと同性能で、3カウント後に置かれたエリア全体を攻撃する爆弾。
『1』ではサイコロボムと同じく縦3列の爆発が最前列から順番に発生し、『5』では下記の
ナンバートラップから出現する。
使用作品:『4』
三角定規型の飛び道具で、
ロックマン側のエリア最前列で一度動きを止めた後軌道を変えて高速で飛来するトリッキーな攻撃。
停止した時の定規の形が「◂」ならまっすぐ、「◢」ならUの字、「◥」なら逆Uの字に飛ぶ。
使用作品:『5』
ステルスマインのような見えないスイッチを1つ
ロックマン側のエリア内に仕掛ける。
踏むと上空から2×2マスの巨大な黒板消しが降ってきたり、低確率でカウントボムが召喚されたりする。
最終更新:2024年11月27日 23:48