ゾアノロイド

【名前】 ゾアノロイド
【読み方】 ぞあのろいど
【登場作品】 『BEAST』

【詳細】

アニメ『BEAST』に登場したアニメオリジナルの特殊なナビ。
並行世界・ビヨンダードDr.ワイリーが作り出した「獣化因子」と呼ばれるデータを植えられたネットナビ達はゾアノロイドと化す。
初登場は第2話のゾアノプラントマン、ゾアノスパークマン

獣化因子は「グレイガ」「ファルザー」の2種類が存在し、Dr.ワイリーの計画のために互いの勢力が争い合うようプログラムされている。
獣化因子を植えられたゾアノロイド達も同様で、自身の持つ獣化因子の電脳獣の配下となり、異なる勢力を一方的に敵視する。

ナビエンブレム部分は通常のナビマークではなく、自身の持つ獣化因子と同じエンブレム(グレイガ、ファルザーのどちらか)になっている。
この部分が破壊されるとデリートされる。
また、ゾアノロイド達同士で獣化因子の書き換えを行うことも可能。例としては、第6話「ネットナビ改造計画」のゾアノファラオマンのナビ改造ピラミッド。

さらに、獣化因子を植え付けられゾアノロイドとなったナビは、元のネットナビであった頃の記憶を忘れてしまっており、主はオペレーターではなく自分達の勢力の電脳獣であるとしている。
完全に忘れ去ったわけではなく、第21話「ファルザー襲来!」ではゾアノカーネルアイリスの力でカーネルの記憶の一旦を取り戻しかけていたため、「獣化因子により記憶を封印されている」という見方が正しいと思われる。
第23話では、トリルがシンクロナイザーの力を発揮して、カーネルとアイリスを融合させ元の1つのカーネルに戻すことでゾアノロイドから戻ったかのように見えたが、それは獣化因子を抑え込んでいただけにすぎない。

これらと下記の獣化能力などの特徴故か、ゾアノロイドとなったナビは元のナビとデータの相違が生じているとサーチマンが分析していた。

前作『Stream』のアステロイドのような実体化能力を備えていない。
元いたビヨンダードが、電脳生命体も実体化できる世界であったこともあり、こちらの世界で現実世界にも進軍すべく「コピーロイド」を作り出し、これを用いることで実体化を果たした。

獣化能力

ゾアノロイドとなったナビは、「獣化」能力を得る。
獣化フォルムは当然ながら自身が所属する勢力の電脳獣に似た姿となる。
パワーやスピードといったスペックも強化され、特に第10話「狙われたトリル」で登場したゾアノクイックマンは圧倒的スピードを誇り、第11話「海底SOS」でのゾアノスワローマンは攻撃時の風圧が格段に強化されていた。

獣化は獣化因子を持つゾアノロイドだけの能力であった。
しかし、獣化因子に対する抗体としてビヨンダード光正に開発されたシンクロナイザー・トリルは、こちらの世界の光正の究極プログラムを基に作られたロックマンと融合し、抗体から獣化を発現。
以後、あり得るはずのないこちらの世界のナビの獣化から、シンクロナイザーを巡る戦いが始まる。

登場したゾアノロイドや配下(勢力別、登場順)

グレイガ軍

グレイガ軍ゾアノロイドの配下

ファルザー軍

ファルザー軍ゾアノロイドの配下


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最終更新:2025年04月22日 14:19