【名前】 |
プロテクト |
【読み方】 |
ぷろてくと |
【種類】 |
ウイルス |
【属性】 |
無属性 |
【チップ】 |
なし |
【登場作品】 |
『2』 |
【英語名】 |
Protecto/2/3 |
【詳細】
名前こそ「プロテクト」だがゲーム上では
ウイルスとして扱われている、『2』のストーリークリア後に解放される
WWWエリアで登場する敵の一種。
種類は「プロテクト」「メガプロテクト」「ギガプロテクト」の3種。
見た目は言わば十字型の
モノリスで、サーバーに見えなくもない。
実は
ウラインターネットの住人が金目当てで作ったもので、制作者はこれを
WWWに売りつけて大儲けしたらしい。
亡霊ナビ(V2)のようにマップ上で視認出来ず、決まった位置で出現する。逃走は不可能であり、戦闘中のBGMもボス戦のものが使われている。
必ず2体以上で出現し、パネルの状況や出現位置などはエンカウント場所によって完全に固定されている。
バトル開始と同時にカウントダウンを始め、10秒カウントし終わるとエリア全体に高威力の爆発を引き起こす、という行動を延々と繰り返す。
爆発のダメージは最下位種ですら200もあり、メガプロテクトも350ダメージ、ギガプロテクトは特定の1ヶ所のみの出現であるが、後期のフォルテXXや
ナンバーズ系でもないと超えられないような「
500」という凄まじい攻撃力を持つ。
そして、「プロテクト」の名の通り防衛面も盤石。なんと体力以下の攻撃は全て無効化(厳密には超高速で回復している)し、全てのプロテクトを同時に
デリートしないと復活してしまうという厄介な特性を持つ。
体力はプロテクトなら200、メガプロテクトなら350とギリギリ現実的だが、ギガプロテクトになると急激に跳ね上がり、生半可なP.Aでは到底及ばない620。
特別配信チップの
ゴスペルですら、
アタック+20を付けて強化しなければ撃破できない。
ただし抜け道もいくつか存在しており、例えば
バルーン系チップで爆発のダメージを逆に加算させれば簡単に撃破出来たりする。
上記の同時撃破が求められる性質上、何も準備をしていないと倒すことが出来ず、逃げられないため
詰むこととなり、最後にセーブした場所まで巻き戻されてしまう。
プロテクトが配置されている場所は目では分からないので、先に配置されている場所を把握してから探索するといいだろう。
ミステリーデータの手前に配置されていることが多く、アイテムを取りたいからと向かった手前で現れると大変なことになる。
特に、プロテクト系の配置が描かれていない攻略本で確認すると、特定場所で遭遇することさえ分からない。
そのため初見殺しとなりやすく、状況によっては強制ゲームオーバーにも追い込まれかねない非常に迷惑なウイルスである。
なお、バブルラップはあるが倒す手段がない場合、プロテクト側にもバブルラップを割る手段がない関係上、互いに千日手になる。大人しく電源を切ってリセットしよう。
この次の作品である『3』では、似たような
ウイルスである「
ナンバーズ系」が登場する。
ナンバーズはプロテクトの反省点を踏まえて出現場所が分かるようになり、また任意での挑戦という形に変更されている。
しかも挑戦前に立ち去るよう勧告してくれる。とても親切。
【余談】
実はバグらしき挙動がある。
復活するタイミングの時にHPが表示される前にカスタム画面を開く。
猶予が2フレームとシビアだが、成功するとそのまま攻撃されたプロテクトが
なんとデリートされる。
アドバンスコレクションでは
バスターMAXモードが搭載されたので、
ガッツスタイルにアタックを5にすれば攻撃力が1,000となりギガプロテクトすらも粉砕可能になる。
更に残り1体の時には復活せずに
デリートされることも判明。どうやら
ツインズ系に似た挙動のようだ。
最終更新:2025年06月10日 12:23