【詳細】
ブーメランを口に咥えた、洗濯バサミのような姿のウイルス。
上位種名は「ラウンダラウ」「ラウンダバー」。『3』には「ラウンダSP」が、『4』には各種EXが出現する。
本体は無属性で、攻撃にのみ
木属性が付与されている。
出現位置の縦列を移動し、上下端に到達すると相手及び自エリアの外周を飛ぶブーメランを放ってくる。
攻撃チャンスは基本的にこの時のみであり、ブーメランを咥えている間はそのブーメランがガードの役割を果たてしまい攻撃が通らない。
攻撃範囲の性質上、中央の2マスが安全地帯。
『3』のラウンダラウ以上になると、中央列へ来たタイミングで「
パネルスチール」を使って安全地帯を奪ってくる。
奪う回数はランクが上がる毎に2回・3回と増える。
『4』でもパネルスチールは使用する。こちらは所持・未所持がランダムで、最大1枚しか使ってこないので驚異度が減った。
『4』では、ラウンダ以外のウイルスが全て
デリートされると攻撃パターンが変化。
ロックマンと列を合わせるように素早く移動して、真っ直ぐブーメランを飛ばしてくる。
『P.o.N』では、マスの上下端に到達すると予備動作無しですぐ飛ばしてくるために、若干隙が小さくなっている。
カウンタータイミングは『ブーメランが発射された直後』。マスの数にして、1~1.5マス分の猶予時間と考えるべき。
2マス目を飛んでいる時点では、とっくにカウンタータイミングを過ぎている。
上述の通り、ラウンダは攻撃に移るまでの間はガード状態のため、ブーメランを飛ばしてくるタイミングを見計らって、別の列から
ブレイク性能持ちの攻撃を当てたいところ。
『
5』以降は登場せず、ブーメランのチップだけが登場。
『
6』では上位チップに「ハイブーメラン」、「メガブーメラン」も存在する。
【余談】
ユーモアセンス
ラウンダとの戦い方は『4』の
ユーモアセンスのネタに使われている。
「クチを…ねラウンダ!」
本家『ロックマン5』には、似た名前の「ラウンダー」という雑魚敵がいるが、外見や特徴などで関係性は特に無い。
各攻略本の「ラウンダSP」出現場所表記
「ラウンダSP」は隠し要素を除くとBLACK版のみの登場。
当時BLACK版がまだ出ておらず通常版のみの攻略本として発売されたカプコンとコロコロの合同編集の攻略本『バトルネットワークロックマンエグゼ3完全攻略ガイド』(増補版ではない方)や、双葉社から発売された『バトルネットワークロックマンエグゼ3 バトルマスターズバイブル』では出現場所が「?」と表記されていた。
イベントのみの出現でもそのイベント名まで記載されていたため、出現イベントが完全に秘匿されていた「ラウンダSP」のみこうなっている。
しかし、後者の攻略本はBLACK版の情報も網羅されているので本来の出現場所も記載されていても良いはず。…修正し忘れだろうか?
BLACK版発売後の『バトルネットワークロックマンエグゼ3完全攻略ガイド 増補版』には、しっかり記載されている模様。
通常版におけるラウンダSPは、
プラントマンSP・
ボウルマンSP・
ヤマトマンSPの前哨戦に出現する。
こちらは当時の隠し要素だったため、最後の攻略本である『バトルネットワークロックマンエグゼ3究極攻略SP』まで情報が解禁されなかった。
【改造カード】
『5』では
改造カードの絵柄としてラウンダが登場。容量18MB。
適用するとB溜め撃ちがブーメランになり、B+左でシールドが出るようになる。
しかし、Bボタンで発動する攻撃がバスターに戻り、
カスタム画面でHPが減少するバグがデメリットとして発現するので注意。
最終更新:2025年02月11日 17:32