ヤマトマン

「拙者の目の黒いうちは、何人たりともこの先に進むことまかりならん!」

【名前】 ヤマトマン
【読み方】 やまとまん
【分類】 ネットナビ
オペレーター なし
【属性】 無属性
【所属】 不明
現在はほぼフリー※過去は一応科学省
【登場作品】 『3』
【基本装備】 ヤマトスピア
【ナビチップ】 ヤマトマン(チップ)
【アニメ版CV】 山口太郎

【詳細】


見た目通りの武人肌な性格で、槍を用いた連続攻撃を得意としており、自身を「電脳世界一の槍使い」と自負する。
熱斗からは会って早々に「暑苦しいヤツ」と言われてしまった。

かつては科学省の精鋭部隊隊長だったがセレナードに敗北してからは忠誠を誓い、かつての立場を捨て忠臣として仕えている。
セレナードからは「私の右腕とも呼べる頼もしい男」と全幅の信頼を寄せられている。
逆に、セレナードの命を狙っていたダークマンとは犬猿の仲だという。

上述されている通り過去に科学省に所属していたことは判明しているのだが、科学省と絶縁した動機や開発者などは特に語られていないため謎。

【使用技】

多彩な属性攻撃を駆使するダークマンとは対照的に、無属性だが高威力な技を持つ。大半がシラハドリ可能。
裏を返すと刃物での攻撃が主なので、カゲブンシンは役に立たない。

・ストレートスピア

まっすぐに突き刺さす技。範囲はヤマトマンの横3マス。
ファイターソードに似ているが、あちらより発生が遅く、離れていれば対処は容易。

初戦でも1発150あり、V2なら200、V3なら一発250と、フォルテのゴスペルキャノンの300へあと一歩に迫る高火力っぷり。

・サウザンドスピア

2マス前の縦3マス(正確には攻撃位置を中心とした上下1マスずつ)を連続で突く攻撃。
実は柄の部分にダメージ判定がないので、ヤマトマンの前1マスは安置。攻撃範囲としては『4』の「フレイムライン系」と同じ。

V1で100、V2で150。3ヒットしかねない危険なワザで、V3だと一発200。つまり、一度に600ダメージ受けかねない。

・スピニングリフレクト

こちらのショット系攻撃に対するカウンター。
槍を高速で回転させ、かなりの弾速がある衝撃波として跳ね返してくる。
ロックバスターだけでも高威力で跳ね返してくるため、手の空いたタイミングにバスターを撃ち込むような戦法は控えたい。
セレナードと違い、暗転チップならば跳ね返されない。
意外に威力もあり、ストレートスピアと同じく順に150.200.250。

・アシガルゾウエン

敵エリアから足軽を模した小さな兵士が次々と敵陣奥から突撃してくる。一度発動すると永続し、増援を捌きながら上記の技に対応する事になる。
兵士はこちらのエリアを奪い、逃げ場を削ってくる。兵士は破壊可能。
非情に厄介な攻撃であり、最後列まで削られていると、ヤマトマンの攻撃が回避できなくなる。この技があって何故セレナードに勝てなかったのか……
一応アシガル自身の槍は単発なら100.150.200だが、なによりヤマトマン本体のサウザンドスピアが危険なため、ルークで侵入を防いでおきたい。

元ネタは本家『ロックマン6』に登場する同名のロボット。
メインカラーが紫から水色になったほか、主に下半身に変更が加えられており、袴やすね当てといった、実際の鎧武者に近いパーツをまとうようになった。

セレナードを撃破した後はシークレットエリアでV2相手にタイムアタックに挑める。
V2の時点でHPが1800と多く、攻撃が頻発でないためリフレクト戦法が通用しにくい。かなりの難敵になっている。

海外名は「JAPANMAN」。

アニメ版

『Stream』

第18話「剣とサムライ」でアステロイドとしてシリーズで初登場し、スラーによってライカの友人「イリヤ」のナビとして授けられる。
イリヤの「武器は使われてこそ輝く。このような場所(博物館)に居ては武器が可哀そうだ」という意志に同調し、「様々な武器を手にすることでより強くなれる」とイリヤを唆す。これによりイリヤは、博物館や美術館から槍や刀を次々と盗み出すという行為を行うようになった。
イリヤがフェンシングの大会でニホンへ来日している中、試合の最中に現実世界に実体化し盗みを行っていた*1

当然ながらネット警察に探知され、サイバーワールドでロックマン及びサーチマンと鉢合わせするが、彼らをものともせず押し切り逃亡し盗みを続けていく。
次に盗みを行う場所で彼らに待ち伏せされていたが、再び圧倒し実体化をして盗みを行おうとした矢先、CFロックマン・CFサーチマンが登場。
「スピニングリフレクト」や「サウザンドスピア」で圧倒し、スピアをギガキャノンで破壊された後は、盗んだ武器を転送・合体させ、自分の武器に魔改造する能力を使用して形勢逆転を果たす。

だが、イリヤの「勝つことと他人を傷つけることは違う!」という言葉を聞いたことで「戦うとはこういうことだ。お主は分かっていると思ったが、残念だ! 拙者の望みにそぐわないというのなら、もうお主のナビではない!邪魔だ!」と彼を刀で切り殺そうとしたが、CFサーチマンが展開したバリアで防御される。

最期はCFロックマンとCFサーチマンのマグショック+ゼロチャージショット+ワイドソードのコンビネーション攻撃でデリートされた。

その後、終盤でアステロイド軍団の一体として登場した。

『BEAST』

グレイガ側のゾアノロイドとして第20話で登場。直前の話で同軍のゾアノダークマンが撃破された報告を受けた際には驚いていたが、戦場へ出陣。
シンクロナイザー「トリル」を手にするため、ディメンショナルエリア研究所を目指す熱斗達の前に現れ、部下を率いて強襲。

アステロイドの個体と同じく「スピニングリフレクト」や「サウザンドスピア」などを使用し、通常の状態でもロックマンを追い詰める実力を見せた。
獣化後は炎を纏った荒武者となり、戦闘スタイルも槍を主体としたものから二刀流に変化。合流したブルースとサーチマンも圧倒したが、トリルとアイリスによって理性を保ったまま獣化したロックマン(グレイガビースト)の一撃で倒された。

剣を用いるという点では、『Stream』に登場したイリヤのアステロイドの個体とよく似ている。
原作『3』のクリア後隠しボスとしては、相方のダークマンとは同じグレイガ軍所属のゾアノロイドになっている。


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最終更新:2025年01月02日 21:53

*1 イリヤが試合開始直前にディメンショナルチップを用いて実体化させている