神月アンナ(こうづき あんな)
飛行マシンにも変形する大砲「フライングランチャー」を持っている。
銃刀法を全力でスルーしたこれをどのように入手したのかは不明である。
年齢の割にオパーイがメチャクチャでかい。超弩級オパーイ
リアルファイトも中々の腕前のようで、なんと素手でコンクリを砕いた。
蹴りでロボットをぶっ飛ばし、壁を凹ました札付きといい勝負ができそうである。
気を引きたいがためか異常なまでにツンの効いたツンデレ行為で遊馬を苛め続け、転校する前に告白をしようと呼び出すもその場所に現れなかったため逆ギレ。(*2)
2年後ハートランドに戻ってきた際に遊馬を発見し、その命を奪おうと襲い掛かってきたのであった。
初登場シーンで、先述のバズーカでいきなり砲撃。(*3)更に初セリフが「ちっ、外したか・・・」である。(「おい、デュエルしろよ」。)
フライングランチャーを構え「せめてもの情けだ、苦しまずに逝けるよう1発で仕留めてやる」と遊馬に言うなどデュエルを始めたものの未だリアリスト、いやテロリスト。
使用デッキは「鉄道デッキ」であり、手札や伏せカードを豪快に犠牲にしつつ高レベル高火力高デメリット高排気量モンスターで豪快に攻める超パワーデッキである。
先攻1ターン目から攻撃力5000のモンスターを召喚する様は、どこかの闇磯野を彷彿とさせなくもない。
あの元キングですら技巧派に見える豪快さは前代未聞…かもしれない。
切り札はまさかのランク10エクシーズモンスター《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》。(*6)
後の遊馬とのタッグデュエルでは、遊馬のモンスターを勝手にリリースしたりエクシーズ素材にしたりして遊馬のモンスターを減らしておきながら、フォローするための防御カードを出さないなど(*7)
後先考えない戦術を取る場面もあり、まさしく脳筋に相応しい戦いっぷりだった。
登場当初はとても重いが別に不可能というレベルではない召喚条件から、アンナファンや一部のレベル10を多用するデッキに使用されるぐらいの、ロマンカードとされていた…
しかし、最近出来たカテゴリー【聖刻】(*8)を用いたデッキで1ターンキルのキーパーツとして重要視されるようになり、一枚500円程度から約十倍の5000円へと大高騰を成し遂げた。
こいつのせいで、レダメは制限カードの仲間入りを果たしたようなものである。
最近では列車の名を持つカードが続々と登場、グスタフ・マックスやその相方であるNo.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラが出しやすくなった。
聖刻ほどではないがやっぱりそのパワーは遺憾なく発揮され、時折大会でも入賞しているのが見受けられる。すごいぞアンナちゃん。
その後の描写からすると遊馬のことも憎からず思っているようであるが、直後に頭をぶつけた怒りを遊馬に転嫁していた。
第52話で再び登場。三対一の状況で不利な遊馬に助太刀する形で登場した。
同話では、本来の決勝進出者を縛り上げてムリヤリ参戦した事が本人の口から明かされている。
付近にいた、以前イカサマした奴をフルボッコにした元WDC運営委員は特にお咎めするような態度ではなかった。
まあ、以前と違ってもう運営委員ではないから、と言うのもあるだろうが。
前の出番が2012/4/23の第52話なのでなんと10ヶ月ぶりの登場である。
しかし、胸囲とかの以前に明らかにサイズが合わないであろう小鳥の制服を着たのに、きつそうな素振りを見せないのはどういうことなのか?
自身が姉と慕う海美がデュエルを引退するという話を聞いて、小鳥から制服と遊馬を強奪して羽原夫妻のいるベストカップルデュエル大会に参加した。(*9)
自身の自分勝手なデュエル(*10)で本人と遊馬をピンチに追い込んだ挙句、海美を失望させてしまい《RUM―バリアンズ・フォース》を使わせるきっかけを作ってしまったのだが、最終的には《献身的な愛》(*11)で遊馬に逆転のチャンスを与えた。
その後海美と和解したが、転入はおろかその後の出番を匂わせる描写は全く無い。次の出番はいつになるのやら……
上記の様に、自身の目的の為なら他への迷惑を一切顧みないデッキのテーマ通りの暴走機関車の形容が相応しい性格のため、視聴者からの評価の好悪の差が非常に激しい。遊戯王シリーズには他にも恋する乙女はいたが、目的の為に好きな人の元へ近付こうと努力していたレイと違い、彼女は照れ隠しのちょっかいと言うには度が過ぎた悪戯、容赦ない攻撃・破壊行為、結局遊馬の前の優也はどうなったのかと、その行動に嫌悪したせいで出番が減った説があるほど。