前田隼人 - 遊戯王＠2ch辞典

前田隼人（まえだはやと）

遊戯王デュエルモンスターズGXのレギュラー登場キャラクター。オシリスレッド所属。
十代と翔のルームメイトである。

九州男児らしい鋭利な名前とは裏腹に、丸い体型と丸い体、そして丸い性格を持つ男。
「～なんだな」というどこぞの放浪画家もどきの喋り方をする。
その性格ゆえに実力至上主義のデュエル・アカデミアとそりが合わず、１年生を留年中。

自身が《デス・コアラ》に似ている、という理由で「コアラデッキ」を所持。
彼の《デス・コアラ》には精霊が宿っており、彼自身も精霊の声を聞く力(姿は見えない)を持っている。
後に翔や十代のカードを加え、豪州の有袋類全般を用いた「オーストラリアデッキ」になった。
ただしリバース効果モンスターの《デス・コアラ》を攻撃表示で出すなど、当初デュエルの腕はトメさんレベルであった。
しかし、十代達と過ごした１年間を通じて大きく成長し、最終的にはクロノス先生と渡り合うまでに腕を大きく上げている。

因みにデッキには、自称「アイドルカード」として《治療の神 ディアン・ケト》が入っている。
ディアン・ケトのイラストを知らない人は画像検索してみて欲しい。「アイドルカード」を期待しているとゲンナリな結果が待っているだろう。
本人曰く「故郷の母ちゃんを思い出すんだな」との事で、決してソノ道の人ではないらしい。
が、4kids版では何をトチ狂ったか「故郷の彼女を思い出す」と言っている。どういう趣味なんだ・・・。

実家は薩摩焼酎の造り酒屋であり、父親前田熊蔵は筋骨隆々の肉体と息子同様のコアラっぽい顔を持つアンバランスそのものの姿をしている。

ペガサスに画才を見出されたため、１年生の終了と共にカードデザイナーとしてI2社に就職。
仲間たちの声援と共に学園を後にした。
デュエリストとしての才能がある訳ではないが、カードの精霊の声を聞くことができ、デュエルを愛する男だからこその道を選んだといえるだろう。
ちなみに作中では１勝もしていない。

後にアカデミアへと１度だけ姿を見せ、十代に自身がデザインしたカード《摩天楼２－ヒーロー・シティ》を託して《ラーの翼神竜》撃破に貢献した。
が、その後《摩天楼２－ヒーロー・シティ》は１度も使われていない。

１年目には十代と一緒に結構画面に映っていたのだが、いかんせんキャラが薄すぎて印象に残らない男。
「あれ？三沢くん、居たの」？とは対照的に、「あれ？そんなキャラ、居たの？」という感じである。
直後に登場したティラノ剣山やらエド・フェニックスやら斎王琢磨やらが濃すぎたのも原因かもしれない。
漫画版では最初から居なかったことになっている。

声優は蓮岳大。
DMや5D'sでもレオンの父や吉蔵の父などチョイ役で出演している。