4kids

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4kids(ふぉーきっず)

遊戯王の海外版(アジア版を除く)アニメを配給していた北米の企業。
主に性的表現や暴力描写等、年齢制限設定などの北米市場に合わせた変更を行う。
遊戯王においては人が死んだり暴力的だったりするシーンや裸などが修正or変更の対象となる(映画作品は除く。映画とテレビでは規制基準が異なるため)。
また、北米ではアニメの放送時間が日本よりもかなり短いので、尺を合わせるため不適切なシーンでなくともカットされる。
BGMやSE、OPEDがオリジナルのものに変更されている。
次回予告と今週の最強カードがカットされている。
ライフや攻撃力・守備力の表示枠のデザインが変更されており、増減時のSEも変わっている。
カードのイラストも変更されており、そのカードの効果を説明する欄がなくなっており、ライフと攻撃力などの最低限の表示に変更されている(劇場版の光のピラミッドは除く)。
台詞もアレンジが加えられ、本来無言のシーンに台詞が加わっていたり、有言であるはずのシーンが無言になっていることや本来Aが喋るシーンをBが変わりに代弁していることがよくある。
キャラクターの設定も変更され、実年齢が5000歳になっていたりヤンデレどころか両性具有すら怪しくなっていたり父親に関する事がなかったことにされていたりやたらと喋ったり叫んだりするようになっていたり暗い過去が大幅にカットされていたりそんな人居ませんされたり泥棒小僧ではなくちゃんとお金を払っていたりそんな中でもさほど変わっていなかったりする。
ちなみにキャラクターが喋る台詞も大幅なアレンジが加えられ内容が大きく改編されているため、キャラ崩壊率も高い。
五芒星などの宗教に関連する用語・マークが変更されている。
登場人物の名前が一部変更されている。

日本版 北米版
城之内克也 Joey Wheeler
真崎杏子 Téa Gardner
本田ヒロト Tristan Taylor
武藤双六 Solomon Muto
ペガサス・J・クロフォード Maximillion Pegasus
孔雀舞 Mai Valentine
パンドラ Arcana
レアハンター Seeker
人形 Strings
光の仮面 Lumis
闇の仮面 Umbra
リシド Odion
ダイナソー竜崎 Rex Raptor
インセクター羽蛾 Weevil Underwood
梶木漁太 Mako Tsunami
川井静香 Serenity Wheeler
御伽龍児 Duke Devlin

ここに名前が挙がっていない武藤遊戯社長モクバなどは特に名前が変更されていない。
が、武藤遊戯(Mutou Yugi)は『Muto Yugi(uがなくても「ムトー」と発音する)』に、海馬乃亜(Noa Kaiba)は『Noah Kaiba(ノアの方舟のノアと同じつづりで、おそらくキャラデザイナーの意図に沿っている)』と若干の違いは見られる。
静香などは面白い例で、「静香→静か→serenity」といった形で名前が翻訳されている。

さらにカードの名称も変更されている。あちらでは宗教、人種、民族などの兼ね合いから「Angel」「Black(近年使われつつある)」「Blood」「Damon」「Death」「Devil」「God」などが使えないため、その殆どが中立的な単語に差し替えられている。

日本版 北米版
ブラック・マジシャン Dark Magician
ブラック・マジシャン・ガール Dark Magician Girl
デーモンの召喚 Summoned Skull
エルフの剣士 Celtic Guardian
天使のサイコロ Graceful Dice
悪魔のサイコロ Skull Dice
ワイバーンの戦士 Alligator's Sword
白い泥棒 White Magical Hat
ウィジャ盤 Destiny Board
死霊の残像 Spirit Illusion
オベリスクの巨神兵 Obelisk the Tormentor
オシリスの天空竜 Slifer the Sky Dragon
ラーの翼神竜 The Winged Dragon of Ra

ちなみにグールズはあちらでは『Rare Hunters』という名称である。
神のカードに関しては『Egyptian God Cards』と呼ばれ「God」の単語が使用されているが
これは「エジプトの神」という言い回しを使うことで宗教絡みの問題をクリアしているためである。

おにぎりなどの日本文化的なものがサンドウィッチやポップコーンに書き直されている。
作中でキャラクターが死んでしまうシーンは、海外版では"Shadow Realm"(闇の世界)に送られるということになっている。
カプセルモンスターズ編という4kids製作の海外限定オリジナルエピソードも存在する。

アジアを除く海外では4kidsの編集どおりに翻訳するように言われていることがあるため、上記の変更が海外でも同様に行われている。
ただし強制ではないため、国によってまちまちである。英語版よりも更に変更などが激しくなっている場合もある。一例としてはイタリア版遊戯王GXでは天上院明日香に修正が加わっており、白タイツを穿いている。(ちなみにイタリアはOPも独自に作詞・作曲している)

しかし、これらの変更はあくまで4kidsがライセンスを取得しているためである。
アメリカのテレビ放送基準は非常に厳しく、放送枠や時間帯、地上波やCATVなどの放送形態によって著しく異なる。
特に地上波での子供向け番組のレーティングは比較的規制の緩い日本から見たらびっくりするぐらい厳しいので日本版のまま放送することは不可能である。
文化的にも社会的にも違う国なので当然といえば当然である。
(BGMを変更したりする理由はよくわからないが)
ちなみにCATVのカートゥーンネットワークといったチャンネルでは規制が緩いため、日本アニメも少ない編集で放送されている。
実のところ4kidsからは無編集でなるべく日本版に沿った吹き替えを行ったDMのノーカット版DVDが3巻までだが発売され
さらに4kidsの公式チャンネルで英語字幕付きの日本語版が公開されていたが、日本側の権利者側からの申し立てで配信が停止してしまった。

なんだかんだで批判の多い4kidsであるが、DM33話では遊戯と城之内のデュエル直前に二人のテーマソングが流れ、これまでの回想シーンが流れるなど熱い展開もあったりするので全部が全部悪いとは言えない。

近年はヒット作品が出ていない事と自社開発したTCG事業の業績悪化などにより経営が悪化。
他有力コンテンツを売却したために、遊戯王は文字通り4kidsの生命線となっている。

5D's以降、日本語版からの映像修正と放映がかなり早くなったが、序盤の舞台がスラム街であること、拘束・殴打・放電シーンが多いこと、凶器の描写が増えたこと、主要人物の過去がかなり暗いことなどから、人物の設定やストーリーが大幅に変更され、ディヴァインが関与する6話分が未放送となり、この部分がネット放送および年齢制限時間帯での放送に切り替えられた。
その後放送が打ち切られ、再開もネット配信に限定されるなど、4kidsの生命線たる遊戯王すら危うい状況になっている。
さらにNY証券取引所から株式上場廃止の警告が言い渡され、資金調達が厳しい状況となった。

2010年6月初旬にテレビ放送が42話から再開されたが、追って放映しているCartoon Network(カートゥーンネットワーク)が、未放映の36~41話をきっちり放送していたこと、先行放送の4kidsを既に追い越して、同じく6月初旬に50話台を放送していたこと、そしてネット配信がかなり進んでおり、本放送との大きなズレが生じていることから、視聴率確保に苦戦しているようだ。

そして2011年3月に利益の50%を日本側に支払う契約を守らず不当に利益を得ていたとしてテレビ東京とNASが裁判を起こし、ついに遊戯王関連の契約を破棄された。同年4月6日、4キッズエンタテインメントは連邦倒産法第11章を申請し、経営破たんした。
UpperDeckといい海外の遊戯王は本当にトラブルが多い。

その後、NASと再契約し現在は遊戯王ZEXALを放映中。相変わらずの規制で小鳥のスカートは膝丈まで長くなり、アストラルは裸体規制により下半身にぼかし修正されている。

2012年6月28日に4kidsは、同社の資産の大半を日本のコナミの関連会社4K Aqationと米国のブランドビジネス大手のサバン・ブランズの関連会社Kidsco Media Ventureに売却することを明らかにした。
コナミが引き継ぐ資産の大半は、4kidsが持つアニメ遊戯王の海外でのライセンスビジネスに関するものである。

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