基本情報
略歴
シャルティア王国平民。
メリッサとは幼馴染、共に将来は国を良き方向へ導こうと夢を語り合っていた。
ガーマス7970年、
国立リストレア魔導学園に入学すると、持ち前の真面目さから平民組の級長となる。
将来は学園で実力をつけて文官になろうとしていたが、この頃の王国は王族の腐敗と相次ぐ戦争によって完全に疲弊、いま国に仕えてもそんな王族が民衆を苦しめる搾取に手を貸すだけではないかと考え、この頃活動していた反王族の組織である
ブレイアスに興味を持と、人材をスカウトする為学生として潜伏していた
ミシリアに接触し、自らを売り込んだ。
その後も学園で様々な課題や依頼をこなし、
イルダの依頼で地下水脈に行った時は、「精霊を食らう精霊」の危険性を察知して珍しく
シエルと意見が一致、地下水脈を封鎖させた。
卒業後は密かに繋ぎをとっていた
ブレイアスに接触し、正式にメンバーに加入する。
新人時代から多大な戦功を重ね、自らの発言権を強めたことにより、学生時代の平民組を次々と組織に勧誘し、
ブレイアスの内部に学園出身者によるもう一つの派閥を作り上げていく。
イアンズ湿地帯に
ゴルドラドの遺産である「
ミノス」が眠っているとの情報を得て回収に向かうが、それは
銀鷲組が仕掛けた罠であり、かつての学友たちと戦場で血の同窓会を迎えることとなる。
ブレイアスに戻ると、そこから三ヶ月は水面下の活動に徹する。
反王国の動きは激しくなっていたが、それらは別々に行動していた為、各個撃破される危険性があった、それらの組織の元へ行き、協力体制を敷くように説得して回った。
これにより、各地のブレイアス支部、民衆が中心となる反王国組織、交戦中の
レミリアル国、一度は滅ぼされたがいまだ反抗勢力の多い
ギアノ国、
朱焔国、そして次は自分たちに攻め込んでくるのかと戦々恐々している
キサス国、
ビーコック国、そして
国立リストレア魔導学園が反王国という一つの連合軍になりつつあった。
これらの行動は極秘裏に行われていた為、具体的な内容は残されていないが、
遺産戦争において最も大きな転機となったのはこの三ヶ月だと多くの戦史家が認めている。
王国軍の中にはかつての卒業生である
シエルと
ラナもいたが、
ラナはこの戦いで落命、しかし彼女たちの知らない場所での戦いだったこともあり、その事実を知るのは先のこととなる。
ブレイアスは、戦果を上げ続けながら王国や王家に特別忠誠を誓っているわけではない
ルードルフを引き抜くため、
オリヴィアの協力を仰ぎ水面下で引き抜きの準備を進めていた。
拠点を手に入れると、各地から集結した軍勢を率いて王都を目指して北上し、王国軍との決戦となる
アルブレッド渓谷の戦いに参戦、
ラ・ウィルガードを使って風向きを変えるという最も大事な任務をやり遂げて勝利に貢献するも、ここでも旧友である
エイダの喪失に立ち会う。
ただし、
ボナトゥーラたちの新政権と合流することに一抹の不安を感じ、治安維持部隊という名目で
ブレイアスの名前を残し、
豊穣なる聖杯世代だけの部隊として組織を受け継いで存続させた。
その疑念は現実のものとなり、
ボナトゥーラたちの新政権は出だしから財政面でつまづき、目線を逸らす為に旧体制の貴族たちを見せしめに処刑していったが、やがてその毒牙は自分たちの統治に反論した平民たちにも向けられていく。
険悪になった周辺諸国との外交、平民の許容するギリギリの税制の中での国の立て直しと仕事は山積みであったが、ある時
国立リストレア魔導学園再建に携わっていた
アステリアたちの招きを受け、共に
ゴルドラドの深淵である翡翠の森へと向かう。
更に、娘の
ルチアを蘇生させようと世界の法則を変えようとした校長
カミルと対峙するが、
ゴルドラドの叡智をもってしても禁忌を変えることはできず、
カミルは娘のもとへと旅立った。
一連の騒動のすべての元凶は
ゴルドラドの遺産であり、これはまだ人類が手にするべきものではなかったと結論を出した
アステリアは、世界樹に存在する
ゴルドラドの遺産すべての原動力となる魔力の源である水晶の破壊を提案、これに賛同して協力した。
国政の中心人物となり、貴族制度を見直し、国を根本から立て直したが、やがて歳月が流れると自分たち自身が無意識のうちに特権階級になっていった。
不作が続いたことから一時期内政に躓き、焦りから強引な手段をとりはじめたことを指摘されるが、国を立て直した自負からそれらの声に耳を貸さなくなり始める、しかしある時貧民から襲撃を受け身代わりとなった従者を失ったことから初心を思い出し、その後は再び安定した治世を行った。
人物
- 聖杯の蜂起においては、メリッサの命を奪った男が、彼女の杖を強奪していたことから偶然発見、親友の仇を討つ事ができた。
関連項目
最終更新:2026年06月22日 00:03