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基本情報



略歴

シャルティア王国貴族。
代々国の重臣を務めてきた家系で、自身も将来国の重要な地位につくことを信じており、そのための知識を身に着けるためガーマス7970年、国立リストレア魔導学園に入学する。
彼女の家系の多くがこの学園で優秀な成績を残して卒業しているため周囲の期待も高く、シエル自身もテストでは常にトップの点数を出していたが、実技のみ同じ世代のアステリアに一歩及ばなかったという。

学園で様々な課題や依頼をこなし、イルダの依頼で地下水脈に行った時は、「精霊を食らう精霊」の危険性を察知して珍しくヴィオラと意見が一致、地下水脈を封鎖させた。

学生時代からアステリアの能力を高く評価し、卒業後は国の中枢にスカウトしようとしていたが、彼女が民間の小さな魔導研究所に入ったことから断念。
卒業後はセンティースと共に「銀鷲組」と呼ばれる派閥を作り、シャルティア国の将来のための組織作りをはじめる。

王族であるリクハルドは、銀鷲組を自らの派閥に取り込もうと接近、彼の依頼によりブレイアスに奇襲を仕掛けるが、そこでブレイアスのメンバーとなっていたかつての学友たちと血の同窓会を迎えることとなる。

イアンズ湿地帯での戦いではブレイアスを罠にかける事には成功するが、「アグラスの笛」を使った反撃により撤退、この時エスタを捕虜とするが、この時はまだかつての学友と戦うことをためらっていたことと、将来の交渉材料になると思い彼女を無傷のまま解放した。
しかし、ブレイアスの方は捕虜としたエイダを拷問(アステリア達の知らないことであったが)していたことから、徐々に考えを変えていく。

エイダを救出した時に偶然一緒に助けたアルマから、新たなゴルドラドの遺産の情報を得ると、エルメット遺跡に向かい、再び遭遇したアステリア達に先んじて「ノルスデッド」を奪取する。

その後、マルティンの提案により同盟国朱焔国への侵略が開始され、この戦いへの参戦が命令されるとやむを得ず暁美ヶ原の戦い朱焔里の戦いに参陣。
シエルと銀鷲組の考えは、この戦いで自分たちが一番手柄を上げ、その功績をもって式守珠月を説得する機会を貰い、朱焔国は一時的な形だけでもいいので属国にさせ、後に再び独立させようとしたが、朱焔国と、ブレイアスに所属するかつての学友たちからは手柄ほしさに嬉々として前線に来た様にしか見えず、ついに交渉の機会を得ることはできなかった。

更に母校である国立リストレア魔導学園が所持しているゴルドラドの遺産を奪うため、王国軍は学園攻めを決定する。
シエルはラナと共に第一次攻撃陣に組み込まれるが、ブレイアスの援軍と、ゴルドラドの遺産を使いこなした学園側の猛反撃にあって敗退する。

7974年1月、ゴルドラドの遺産を所持している国立リストレア魔導学園に対して、これらを没収することを目的にリクハルドを総指揮官とした王国軍が出陣、銀鷲組もその部隊に組み込まれるが、学園攻めにそこまでの大軍は動員できない為、シエルとラナが出陣した。
一度は降伏を促す書状を送るが返事は来ず、学園攻めを行うがゴルドラドの遺産を使いこなした学園側の反撃によって敗北、この戦いでラナを失う。

更にマルティンを総指揮官に二度目の国立リストレア魔導学園攻略戦がはじまり、その主力部隊に編入される。
この時は、ラナを失い、平民組に一度は伝えた脱出の手引きも無視されたことから、これまでと違いかつての学友と本気で戦うことを選び、激しい籠城戦の末に学園の陥落に大きな戦功をあげる。(魔導学園攻略戦
この戦功と忠誠を認められ、学園攻略戦の最中に手に入れたゴルドラドの遺産である「カルザイアス」は銀鷲組に託された。

ブレイアスを中心とした反王国連合軍が本格的に挙兵、王都を目指して北上してくると、これを食い止めるべくアルブレッド渓谷の戦いに参戦。
ブレイアスが採るであろう作戦をセンティースが先読みして、敵本陣に奇襲を仕掛ける。
レオニダの奮戦と、ヴィオラたち別動隊が風向きを変えた事によってあと一歩届かずに決戦に敗北すると、王都に戻らず密かに姿をくらまし、レミリアル国と戦っていた学園の先輩であるカミュアが所属する部隊へ移動すると、「本国からの特命を受けた」と偽って強引に部隊の主導権を奪い(元々の司令官は事故にみせかけて暗殺)レミリアル国に圧倒的に有利な条件で和睦を結び、国境で戦っていた主力部隊を率いて戻ってくる。(シエルの大返し
完全なる越権行為であるが、戦いにさえ勝てば国王ボルニファースの性格から不問に付されるであろうという自信をもっての作戦であった。

しかし、一度は壊滅に追い込んだブレイアスは、朱焔国の援軍を得てスメリア森の戦いに勝利、この戦いで平民出身の兵士が四散したことからこれ以上戦うことは不可能と悟ると、自分の領地に戻り、その後の情勢の推移を見守った。
ボルニファースは暗殺され、領地や爵位を奪われたものの、それまで統治していた領民から擁護の声もあった為それ以上の罪には問われず、平民としての生活がはじまった。
そんな折、ブレイアスを自分たちの組織として受け継いだヴィオラ達から声がかかり、ここに一度は敵対した学生時代のメンバーが再結集し、7976年2月聖杯の蜂起と呼ばれる政変に協力、ボナトゥーラ一派を討って、セシルを国王とした新たな国造りを始めた。

険悪になった周辺諸国との外交、平民の許容するギリギリの税制の中での国の立て直しと仕事は山積みであったが、ある時国立リストレア魔導学園再建に携わっていたアステリアたちの招きを受け、共にゴルドラドの深淵である翡翠の森へと向かう。

しかしそこにカミルが自分の儀式を邪魔されない為の時間稼ぎのため呼び寄せたルードルフが現れ、獅子王グレイファントの怨念によってシャルティア国を亡ぼすことしか考えられなくなった彼の前に敗北し、ティメスガーナ起動に必要な翡翠の数珠も奪われる。
シャルティア国の王都を射程に捉えて動き始めたティメスガーナの砲身の中で再びルードルフと戦い、衝撃で正気を取り戻したルードルフが自らの命を引き換えに魔力炉に飛び込むことでティメスガーナは止められた。

更に、娘のルチアを蘇生させようと世界の法則を変えようとした校長カミルと対峙するが、ゴルドラドの叡智をもってしても禁忌を変えることはできず、カミルは娘のもとへと旅立った。

一連の騒動のすべての元凶はゴルドラドの遺産であり、これはまだ人類が手にするべきものではなかったと結論を出したアステリアは、世界樹に存在するゴルドラドの遺産すべての原動力となる魔力の源である水晶の破壊を提案、これに賛同して協力した。

学生時代からの悲願であった国政への参加を果たし、それまで温めておいた数々の改革や法案を提出する。
急進的過ぎたことから時には反対されることもあったが、おおむね彼女の理想通りに国造りは進んでいた。
しかしある時突然拉致されて半年間行方不明となる、犯人はかつてシエルの大返しの時に軍の指揮権を奪うために討たれた無実の指揮官の息子であり、政変の混乱で地位も領地も失ったことから自暴自棄になっての復讐であった。
救出された後、一年の休養の後に政務に復帰するが、それまでの革新的な考えは鳴りを潜め、ひたすら波風を立てない無難な考えに徹し、物音がしただけでも怯えるほど性格は急変したという。


人物

  • 生真面目な性格ではあるが、友人を招いての茶会では年相応にファッションや恋愛の話もしたという。


関連項目


最終更新:2026年06月19日 17:51