概要
銀鷲組とは、
シャルティア王国に存在する派閥である。
国立リストレア魔導学園7972年卒業生、いわゆる
豊穣なる聖杯世代の貴族を中心に結成された。
名前の由来は、彼らが普段から集合場所として使用していた貴族用の高級バー「銀鷲」であり、いつしか周囲からそう呼ばれる様になった為、自分たちでそう名乗っていたわけではない。
学生時代から、現状のままでは
シャルティア王国は滅亡の道をたどると憂いていた
シエルたちだが、卒業後に国に仕える身となるものの、まだ新人の自分たちには大した発言力がないことを自覚していた為、とにかく立場と発言力が強大になるまではいかなる命令であろうとひたすら国に忠義を尽くして出世することを誓い合った。
主要メンバー
血の同窓会
しかし、
シエルたちの思惑は、皮肉なことに自分たちと同じく国の未来を憂いながら、別の道を選び、
ブレイアスに所属した
豊穣なる聖杯の平民組によって邪魔されることとなる。
互いに国の事を思いながら、内部から治療しようとした貴族組と、外部から外科手術をしようとした平民組は衝突、血の同窓会を迎えることとなった。
学生時代から、何度か衝突しながらも最終的には互いを理解していたことから、
シエルは平民組との間にいずれ意思疎通する機会が現れると信じていたが、
ブレイアスとの戦いで
エイダが捕虜となり(後に救出)、更に
ラナが落命したことからその考えを捨て、また平民組からしても
朱焔国を攻め滅ぼした時点で、もう貴族組との共存はありえないと考えていた。
ただし、
ブレイアスにも派閥争いがあり、
アステリアたち平民組は
エイダが囚われた事も
ラナが討たれた事も知らず、また
銀鷲組の目的は自らが手柄をあげることで、それと引き換えに
朱焔国の存続を願うつもりであったが、平民組の視点では手柄を求めて嬉々として先陣をきっているようにしか見えず、互いの思いのすれ違いが徐々に傷口を広げていた事も否めない。
また、実際には
ラナより先に
有馬龍造を
エイダが討っているが、この時の
エイダは人格が分裂していた為自身でも記憶を持っておらず、
有馬龍造は乱戦の中で王国軍によって討たれたとしか思われていなかった。
銀鷲組の決意を天が試すかのように、友人たちの祖国
朱焔国、そして自分たちの母校である魔導学園に攻め込み、すべては未来の為と心を殺してそれらの任務を達成するが、それと引き換えに平民組たちとの間に修復不可能な亀裂がうまれる。
その一方で、銀鷲組の真意を知らない王国側は、魔導学園陥落時に手に入れた
ゴルドラドの遺産である「
カルザイアス」を預けるほど、その実力と忠誠を買っていた。
消滅と合流
その後、
フィルツは政局の混乱の中処刑され、
シエル、
センティース、
ハーラルトは領地を没収されるものの、貴族の地位を剥奪されるだけで戦後処理を生き延びた。
戦いが落ち着き、互いに冷静になったこともあり、
ヴィオラとの対談と薦めにより銀鷲組はそのまま
ブレイアス(この時はすでに
ヴィオラたちだけの組織となっていた)に加入、紆余曲折を経て再び学生メンバーが再結集することとなる。
なお、高級バーである銀鷲は王都を占拠した時に接収され、
ボナトゥーラたち新政権の主要メンバー専用のバーとなった。
関連項目
最終更新:2026年05月27日 13:18