基本情報
略歴
貴族は平民を導く存在であるが、同時に平民は貴族に黙って従うだけでいいという選民思想をもっていたが、学園で平民組と関わるうちに、その考えは徐々に軟化していった。
しかし、
ボナトゥーラが国王である
ボルニファースの第三婦人と密通するという事件を起こして出奔、これに連鎖して彼の家も没落することとなる。
学園では優秀な成績を残しながら、彼に待っていたのは出世の道から外れた反乱者や思想犯を拷問すると言った任務であった。
彼は自らの境遇に不満を抱きつつも、生来の性格からその仕事にも一切手を抜かず、
ブレイアスの密偵であった
ミシリアを逆に自身の部下にするなど、才能を発揮させていく。
イアンズ湿地帯での戦いでは捕虜となった
エスタを預かるが、この時はまだ
シエルがかつての学友と戦うことをためらっていたことと、将来の交渉材料になると思い彼女を無傷のまま解放した。
マルティンの提案により同盟国
朱焔国への侵略が開始され、この戦いへの参戦が命令されるとやむを得ず
暁美ヶ原の戦い、
朱焔里の戦いに参陣。
銀鷲組は、この戦いで自分たちが一番手柄を上げ、その功績をもって
式守珠月を説得する機会を貰い、
朱焔国は一時的な形だけでもいいので属国にさせ、後に再び独立させようとしたが、
朱焔国と、
ブレイアスに所属するかつての学友たちからは手柄ほしさに嬉々として前線に来た様にしか見えず、ついに交渉の機会を得ることはできなかった。
シエルの依頼で王族の良識派である
セシルの保護を頼まれるが、この時彼は姿を見せなかった、その理由は彼の家がかつて
ボナトゥーラに仕えていた縁もあり、父は既に内通を画策、フィルツはプライドからこれに反対するも、家長の命令には逆らえずこれに従事した為である。
国王
ボルニファースが暗殺され、
ボナトゥーラが国王になると、彼の一族は晴れて国の重臣に返り咲くが、自身の手柄を必要以上に強弁した父はやがて
ボナトゥーラに疎まれ、私財を没収する為冤罪を着せられ一族全員処刑された。
不穏な空気を察して、かつての学友たちが所属する
ブレイアスに、
ボナトゥーラの悪事をまとめた資料を送り、これが後の彼らの蜂起の大義名分となった。
人物
- 平民を見下す性格をしていたが、「無勉強の者が政治に口を出しても混乱を招くだけ、自分たちに任せておけばいい」という考えで、平民の生活をよりよくするという気概は持ち続けていた。
関連項目
最終更新:2026年05月24日 14:40