基本情報



略歴

バルディゴス討伐連合軍(684)では、シャリアル国の先陣としてギディスと共に奮戦、「左将軍ギディス、右将軍フォール」と兵士達は噂した。
シシリスの戦い(685)においては、先発隊としてイージル国国境を突破し、周辺の軍を駆逐して本隊到着の道を作った。

その後もルセーンの戦い(689)など、各地で勲功を重ね、ルーディア包囲網における戦いでは、エィディスの戦い(692)でベヌロゥズを討ち取りる活躍を見せる。

ギルミアの戦い(693)ではメファイザスの知略に手玉にとられるが、第2次エィディスの戦い(694)では、五舞将シレンを相手に進軍と見せて後退し、後退と見せて進軍する見事な駆け引きで互角の戦いを見せている。

エルキバーナの戦い(694)では援軍として後半戦から参戦し、ゾゥドと共にリューグ国16万を徹底的に撃ち破り、698年のシャリアル遠征では、ロードレア国軍の大軍の前に苦戦を強いられるが、アルヴァドスが反乱を起こしたことに乗じてロードレア国軍を撃退する。

この様に、大きな戦いで戦果をあげてきたフォールだが、ラケイトの戦い(699)で大敗を喫し、フェルスデッド国軍の捕虜となる。
仕官の誘いを二君には仕えられないと一度は断るが、シリナの説得に応じて以後はフェルスデッド国の将軍となり、ゾリメック城の戦い(707)に参戦。

フェルスデッド併合によって、ほとんどの将がそのままロー・レアルス国の将となったが、彼女は「説得により信念を曲げて二君に仕えたが、それを繰り返すことはできない」と、今度は仕官を固辞、将の位を捨てて民となるが、シリナとの個人的な交流は続いたという。


関連項目



最終更新:2024年08月22日 01:07