afinira @ ウィキ
SSS
最終更新:
afinira
-
view
Sophie's Safecraking Simulator
Sophie's Safecraking Simulatorとは
Steamで販売されている金庫破りシミュレーター。
https://store.steampowered.com/app/1651780/Sophies_Safecracking_Simulator/
ステージがあってクリアして、といった流れではなく、ひたすら金庫をいじるだけなのでゲームではなくシミュレーター。
金庫の設定をいじって正解の数値と順番を探り当てるゲームとも言える。
https://store.steampowered.com/app/1651780/Sophies_Safecracking_Simulator/
ステージがあってクリアして、といった流れではなく、ひたすら金庫をいじるだけなのでゲームではなくシミュレーター。
金庫の設定をいじって正解の数値と順番を探り当てるゲームとも言える。
操作方法
基本的にはマウスだけで操作可能。
左ドラッグ | Dialを回転させる。 何もないところだとカメラ操作 |
---|---|
A,D | Dialを回転させる |
Q,E | フルターン(Dialを1回転させる) |
ホイール | 視点の拡縮 |
Ctrl | Gentle Turn、Ctrlを押しながらDialを回すと接点で止まる |
チュートリアル
日本語対応してないのでてきとうに和訳。
0.チュートリアル入門
チュートリアルを始める前にちょっとしたアドバイス。 1.注釈の使用 解説文の用語には色がつけられ太字で表示されていることがあります。例えば"Dial"のように。 それらのテキストはクリックすることで対応する部位がハイライト表示されます。 2.ステップバイステップ チュートリアルの各ステップは前ステップの理解が前提となっているので、混乱してきたら前のステップを見直すと良いでしょう。 3.様々な操作を試す 自分にあった操作方法を探しましょう。このシミュレーターではマウス、キーボード、ゲームパッドが使えます(複数組み合わせてもOK) キー設定はSettingsのCotrolsで変更することも可能です。 4.時間に余裕を持って このチュートリアルは多くのことをカバーしているので自分のペースで進めましょう。
1.LeverとCam
このシンプルなロックはコンビネーションを必要としません。 Dialを左(反時計周り)や右(時計回り)に回してみましょう。 Dialは左には延々と回し続けられるが、ロックが解除されるのは右に回した時だけです。 その理由を知るために機構の裏側を見てみましょう。 Leverのフックパーツ("Nose")は常に下に引っ張られています。 しかし、その下の円盤("Cam")は特定の方向に回した時しか引っかかりません。
2.FenceとWheel Gates
このロックは1つの数字のコンビネーションを必要とし、そのためのWheelを1つ持っています。 繰り返しになるが、左にいくら回してもロックは解除されません。 しかし、今回は右に回し続けた場合もアンロックされません。 Leverには棒("Fence")が取り付けられており、この棒が正しい数字(位置)の時以外はCamにLeverが落ちないようになっています。 これをどうにかするにはまずDialを左に回し、Wheelの凹んでいる部分("Gate")がFenceの下に来るようにし、そこから右に回すとBoltが引き込まれます。
PinとFly
Dialを回しながらCamとWheelの間を見てみましょう。 Camから突き出ているPinがWheelの小さなパーツ(Fly)を押しています。 CamはPinがWheelのFlyに接触してWheelを押し始める前に最大で1回転できます。 次のステップへ移る前にこのことを覚えておいてください。
4.複数Wheelのポジショニング
このロックにはWheelが3枚あるので、3つの数字のコンビネーションとなります。 全てのWheelのGateがFenceの下に位置しなければならず、1枚でもずれているとLeverがロック解除に必要な高さまで下がりません。 Gateを正しい位置に揃えるには、まずWheelのPinがFlyを拾って全Wheelが一緒に回転するまで左へ回します。 回すのを止めたら最初の(Dialに最も近い)WheelのGateを正しい位置にします。 そこから右へ回すと、最初のWheelの位置はそのままに2枚目のWheelのGateを正しい位置に調節できます。 あとはWheelが1枚しかなかったロックと同様、左へ回して3枚目のWheelのGateを揃えればOK。 これが機械式コンビネーションロックの仕組みです。 PinとFlyを用いれば複数のWheelを1枚ずつ回転させることができますが、各番号の組み合わせる間にDialを何度も回す必要があります。 必要なフルターン数は各WheelがCamからどれだけ離れているかによって決まります。 すなわち奥にあるWheelは1回転、手前にあるWheelは3回転といったように。
5.フルターン(コンビネーション実践)
これは前回同様の3Wheelロックです。 何回回さなければならないか考えながら、Dialの横に書かれている数字を入力してみましょう。 左に3回フルターンしてから最初の番号まで左に回す。 右に2回フルターンしてから2番目の番号まで右に回す。 左に1回フルターンしてから3番目の番号まで左に回す。 そこから右に1回転ほど回せばロックが解除されるはずです。 Dialがそれ以上右に回らなければ正しく入力できたことが確定します。 難しい場合、または再確認したい場合はX-rayツール(右上のアイコン)を使うこともできます。
6.ロック機構概要
これまでのことをまとめると、 ロックが解除されるのはLeverがCamにNoseを引っ掛けられた時。 Wheelは正しい組み合わせにならない限りLeverをブロックする。(全てのGateがFenceの下になければならない) WheelはPinとFlyによって順に押されるため、奥にあるWheelは手前のWheelを邪魔することなく左右に一定量回すことができる。 つまりすべてのWheelがDialと一緒に回転するようになるまで何度もフルターンすることになる。 錠前をいじってこれらが理解できれば次のステップに進む準備が整います。
7.金庫破り紹介
鍵を開けるにはLeverが完全に下がるようにすべてのWheelをFenceの邪魔にならないようにしなければならないことを理解できたはずです。 組み合わせ(Wheel Gateの正解位置)を調べるにはいくつかのことを知っておく必要があります。 1) 同じサイズのWheelはありません。最も大きなWheelのGateがFenceの下にある場合、他のWheelが間違っていてもLeverは少し下がります。 2) Leverがどこまで下がるかはDialだけで測定できます。Leverが下がる位置を見つけることでGateの位置がわかります。(この方法は次のステップで) これらが解錠の基礎であり、これらを知ることで解錠が可能となります。
8.接点とコンタクトエリア
Leverがどれだけ下がるかを測定するには、まずDialのどの位置でLeverが下がるかを見つけましょう。 Dialを回しながら機構を見ると、LeverのFenceは通常どのWheelにも接触していないことがわかります。 LeverのNoseがCamの開口部に潜り込んで初めてLeverが下がり、最も大きなWheelに接触します。 Camのこの部分をコンタクトエリアと呼びます。 コンタクトエリアの両端を接点と呼び、この間を動かすとLeverはCamかWheelのどちらかに乗ります。 Leverは常に引き下げられているため、接点に触れた際にわずかな抵抗を引き起こすので、Dialを回す際にそれを感じることができます。 このシミュレーターでは現実のように抵抗を感じることはできませんが、Gentle Turning操作でDialを回すと接点を見つけることができます。 また、LeverのFenceがWheelの上に落ちたり、NoseがCamに接触した時にも音がするのでそれでも感知できます。
9.コンタクトエリアの変化
Camのコンタクトエリアを調べると真ん中が狭くなっていることがわかるはずです。 Noseがここに落ち込むほど、Camが接触せずに回転できるスペースが少なくなります。 Leverを下げるとコンタクトエリアが小さくなります。 Dialを回した時の抵抗感(または機構の音)から接点を見つけることができれば、そこから間接的にWheelの幅を測定できるはずです。 接点が近づけば近づくほどLeverは下がることができ、接点が最も近づくとWheelはもうLeverを邪魔することはありません。
10.測定の練習
接点からコンタクトエリアを測定する練習をして、最大のWheelのGateと他のGateとでどのように変化するかを確認してみましょう。 Dialを回す際に"Gentle Turn"機能を使えば、接点で止まるのでコンタクトエリアを通り過ぎるのを防げます。 また、この機会にシミュレーターで利用できる他のツールも使ってみましょう。 スペクトログラフは機構内で発生した音(LeverがCamやWheelと接触する音、PinがFltに接触する時のWheelのノイズ、Dialが接点に到達した際のタップ音)を視覚的に表示することができます。 デジタルカメラはDial付近にある鳥の足(現在の数字を示すマーク)を拡大表示してくれるため、接点がどれだけ移動したかが視覚的に測定しやすくなるのでDialを回す位置を正確に確認できます。 Dial自体に取り付けられるジャイロスコープは現在の数値が正確に表示されるので、より正確に接点を探したり数値読み取りに利用できます。
11.最初のGateのグラフ作成
ここまでで組み合わせの中で最大のWheelの数値を見つける準備が整いました。(最初の数字かもしれないしそうではないかもしれない) 最初のステップは全てのWheelがCamと一緒に動くまで複数回フルターンすること。 これは左に回す場合は「AWL(All Wheels Left)」と呼ばれ、右に回す場合は「AWR(All Wheels Right)」と呼びます。 左に回すか右に回すかの違いはWheelが可動Flyを持っているかどうかで変わりますが、ここでは気にしないでください。 全てのWheelが揃ったらテストしたい最初の数字に到達するまでDialを回し続けましょう。 その後、Wheelは回さないようにコンタクトエリアへ戻り、接点がどこにあるかをメモしてください。 次に、再度全てのWheelを揃えてから次にテストしたい数字までDialを回し、再度コンタクトエリアへ戻ってメモします。
何度もこれを続けていると最大のWheelの形状を測定したことになり、コンタクトエリアが狭くなる位置が見えるはず。 これがWheelのGateであり、その数字が組み合わせの1つであることがわかります。 数字をテストする際、1から100までの数字すべてをテストする必要はほとんどありません。 ほとんどの金庫では正しい数字から+-1程度の猶予を持つため、2の倍数でテストすれば事足ります。 このシミュレーターではGateが特に広いいため、5の倍数でテストしてそれでも見つからない場合に間の数字を試すと良いでしょう。 ご想像の通り、数字を大まかにテストする場合でも接点を記録するにはかなりの量のメモを取ることになります。 そのため、インターネットで「Safe Manipulation Graph」等の例を検索することをおすすめします。。 印刷して使用可能な白紙のグラフや、その使用方法についての解説が見つかるはずです。 (このシミュレーターが上手く行かない場合はそちらを参照するのもいいかもしれません)
12.Wheelの数え方
組み合わせの数字を見つけたら、その数字がどこに位置するのかを調べる必要があります。 その最初のステップとして、まずAWLまたはAWRですべてのホイールが持ち上がるまでの回数を数えましょう。 これにより組み合わせにいくつの数字が含まれているかがわかります。 通常は3つですが、より複雑な錠前にはそれ以上のWheelが含まれている場合もあります。 Wheelが持ち上がるのを知るにはPinがFlyに接触した音を聞くか、その音を視覚化するためにスペクトログラフで観察する必要があります。 フルターンした際にWheelが1つも持ち上がらなかったらすべてのWheelを見つけたことになり、組み合わせの数を知ることができます。
13.トライアル&エラー
あなたは既に最大のWheelのGateの位置を探す方法を知り、錠前にいくつのWheelがあるかも見つけられるはずです。 各数字が組み合わせの何番目に位置するかを調べるには試行錯誤が必要です。 1つのWheelを除き、他のWheelが同じ数字を持っているとしてテストしましょう。 例えば3つのWheelがあるとして、Xが組み合わせの最初であり、Yが組み合わせに含まれていない可能性が高いとしましょう。 以下の組み合わせを試してみて下さい。 X,Y,Y Y,X,Y Y,Y,X 各組み合わせを試した際に接点をメモし、間隔が狭まっているかどうかを確認してください。 接点が狭まっている組み合わせが、Xが最初・2番目・3番目の数字であるかを示しています。 (この時点でコンタクトエリアが大幅に狭まっている場合、それが大きめのWheelである可能性があります。 通常のケースではありませんが、疑わしい場合は次のステップでYをテストすることができます)
14.他の数字を探す
小さいWheelの数値を探す方法は前のステップを似ています。未知のWheelを特定の数値に回し、コンタクトエリアが狭まるかどうかを確認します。 既知の数値が正しく入力されていて、それらのWheelが小さいWheelのテストを邪魔しないようにしておくのが重要です。 WheelのGateが見つかったらそれらの数値を組み合わせ内で位置替えして正解の順番を特定します。 最終的には1つの数字しか残らなくなり、この時点ではコンタクトエリアのテストではなく、その組み合わせでロックが解除されるかを確認するだけです。 これには少し時間がかかるかもしれませんが、何が起こっているか理解できるまで錠前をいじっていれば少しずつ理解が進むでしょう。 もし行き詰まったらX-Rayで透視しても構いません。全てが理解できたらさらなるチャレンジへ。 もし時間をかけても進展がないようであれば、インターネットで金庫破りについての解説を検索してみることをおすすめします。 様々な文書や動画があり、それらはすべて私(Sophie)よりも経験豊富な人々が制作しています。 私からの最重要アドバイスは「楽しもう!」