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リン・ヤオ - (2025/07/29 (火) 00:58:37) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2009/09/28(月) 22:05:16
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
&color(coral){力が欲しい…}
&color(coral){手に入れるため}
&color(coral){守るため}
&color(coral){維持するために}
&color(coral){絶対的な力が必要だ…!}
}
リン・ヤオとは、[[漫画]]『[[鋼の錬金術師]]』の登場人物。
CV:[[宮野真守]](アニメFA)
演:渡邊圭祐(実写映画版)
年齢:15歳
身長:約170cm(設定資料・対比表より)
[[アメストリス国>アメストリス(鋼の錬金術師)]]の東に位置するシン国の皇帝の第十二子で、50万人からなるヤオ族の出身。上を見て分かる通り正真正銘の&font(#ff0000){皇子}である。
[[メイ・チャン]]とは異母兄妹にあたるが、民族の格差から彼女からは一方的に憎まれている。
現皇帝が病に臥せた事を機にヤオ族の地位を引き上げ、そして次の皇帝に指名されるために不老不死の法を求めてアメストリス国へと不法入国してきた。
普段は護衛役のランファンとフーを連れているが、身勝手な行動でよくはぐれる。
年齢はエドと変わらない&bold(){15歳}だが、背が高く、細目で「老け顔」であるために少年と見られない事が多い。
目つきが怖いことを気にしており、故意的に細目にしている。
かなりの大食漢で空腹の間隔が短いため、すぐ行き倒れる。
【人物】
性格は極めて陽気で常に笑顔だが、目的と背負う物のために多少強引な手段もとり、非常事態には冷静沈着で真剣な顔を見せる。
その中にあって部下想いな面は特に強く、同じく国を統べる立場にありながら他者を簡単に切り捨てる[[ブラッドレイ>キング・ブラッドレイ]]には激しい怒りを示した。
シン国の現状に関しては彼なりに真剣に考えており、皇帝を目指すのもヤオ族・ひいてはシン国の為であり、メイが危惧していたような他民族の粛正などと言う考えは毛頭ない。
この点は[[ロイ・マスタング]]にも通じる所があると言える。
護衛の一人・フーは臣下であると同時に拳法の師匠。
その孫娘で同じく臣下のランファンとは幼馴染でもあり、深い信頼関係を築いている。
暗殺の危機から逃れるためフーの指導の元で身体を鍛えており、卓越した体術と柳葉刀を用い、最強の眼を持つブラッドレイと渡り合える程の剣術を持つ。
さらにランファンやフーと同様に気の流れを読めるため、身体に複数の命を持つ等の「人ならざるもの」の気配をすぐに察知できる(=ホムンクルスを通常の人間と見分けることが可能)。
【本編での活躍】
不法入国後ラッシュバレーで行き倒れていたところにエルリック兄弟と出会い、彼らが[[賢者の石]]について何か知っていると睨み強引に同行する。
セントラルでは、ホムンクルス捕獲のためエルリック兄弟・マスタングと共同戦線を張って[[グラトニー>グラトニー(鋼の錬金術師)]]を捕まえるが、[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]の仇である[[マスタング>ロイ・マスタング]]の登場にグラトニーが暴走、その力の前に一転して窮地に立たされた。
以下、[[ネタバレ]]
グラトニーの腹にある異空間から無事脱出したが、そこはホムンクルス達の「[[父>お父様(鋼の錬金術師)]]」のいるセントラル地下だった。
その場に居合わせた[[エンヴィー>エンヴィー(鋼の錬金術師)]]・グラトニーと戦闘に入るが取り押さえられ、[[賢者の石]](強欲)を注入され人間ベースの二代目グリードにさせられる。
初代のグリードの記憶は削除されているが、信条や癖、大まかな性格は同じ。
(記憶はフラッシュバックする程度には残留している)
リンの魂は消滅した…と思われたが、ラースと違いグリードの魂と別々に共存しており、初めはグリード主体でしか動けなかったが、話が進むごとにリンが動かせる場面も増え、後半はグリード≧リンといったところ。
リンはシン国の、グリードは世界の主になるという欲望は互いに認めている。
グリード主体の際は瞳の色が赤く変わり、基本的に髪で右目が隠れるように描かれる。
逆にリン主体の意識下では主に左目が隠れる(それなんてハブラレルヤ。中の人は刹那とグラハムだけど)。
硬化能力はグリード側のみが操作でき、リンの意思では使えない。
その代わりにリンの気の流れを読む能力はグリードには使えないという制約がある。
ただし、二人で協力することで、リンが主体のまま硬化能力を行使することも可能。
ラースと違い[[賢者の石]]との内在闘争をほとんどせずにグリードの魂を受け入れたので、爆発的な再生能力は健在。
ただしあくまでもベースの命はリンである為、首をはねられるなどの完全な損壊をしてしまうと死亡する事になる。
(それを本能的に自覚してるのか、二代目となってからは傷を負うことをなるべく避けている。弾丸を受けたり、腕を千切られたりする程度なら再生できる)
後に地下の警備をしていた際、侵入して来たビドーを殺害したショックで初代の記憶がフラッシュバックし、グリードが錯乱。
その中に見えた[[キング・ブラッドレイ]]を襲撃してホムンクルス側を離反した。
この混乱でリンの意識が体を奪い返すことに成功、その後[[エドワード>エドワード・エルリック]]に合流した。
その後のグリード+リン=グリリンの行動については[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]の項目を参照。
以下、最終巻[[ネタバレ]]
#center(){
&font(#808080){グリードの&bold(){最初で最後の嘘}により元の身体に戻ったリン。}
&font(#808080){だが、二人の魂の絆は決してなくなることはないだろう。}
}
腹心フーを失うも、[[賢者の石]]を手に入れる当初の目的は達成。エルリック兄弟のところにいたメイのもとにやって来ると、こう述べた。
#center(){
&color(coral){おいチャン家の。お前もバカだな。よその国のゴタゴタに付き合って結局賢者の石も手に入れられずか}
&color(red){&bold(){次の帝位はヤオ家のものだ}}
&color(coral){でも心配するな。お前の家はヤオ家が責任持って守ってやる}
&color(coral){&bold(){グリードですら受け入れたこの俺だぞ? チャン家も他の家の奴らも全部まとめて面倒見てやるさ}}
&color(coral){……なんて顔してんだよ。心配すんなよ。シンの人間は盟約を必ず守るんだぞ}
}
他の一族も皆まとめて受け入れる優しい“強欲”な一面を垣間見せ、メイと政敵としてでなく、兄妹としての絆を得た(リン曰わく「アイツのがうつったのかもな」)。
そしてランファン、メイと共にシンに帰還。
後に皇帝に即位した。
皇帝に即位後はアメストリス国などの海外との貿易に力を注いでいる模様。
恐らくは長年続いた民族間の差別も撤廃したと思われる為、これまでのシン国とは全く違う国家に生まれ変わっている事だろう。
&color(red){優しき“強欲”の王は、かつて偽りの王が「どこにもいない」と言っていた&bold(){民のために在る「真の王」}となったのである。}
モデルは恐らくラスト・エンペラーとして名高い愛新覚羅溥儀と思われる。
◆余談
リン、フー、ランファン、メイのシン国組が会話するシーンでは、彼らがアメストリス語を話す時は他のキャラ同様縦書きだが語尾の一文字がカタカナ、シン国語で話す時は横書きの通常表記になっている。
追記・編集お願いネー
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,73)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 最後の人気投票で3位になったのは驚いた -- 名無しさん (2013-06-20 16:21:49)
- ↑3回目は9位だったのが一気に爆挙げするとは思わなかったな あと最終人気投票の1~4位が主役揃いだから素晴らしい -- 名無しさん (2013-08-18 20:06:01)
- つーかこの少年漫画、エドアルリンの三人しか少年いねえ!? -- 名無しさん (2013-09-25 19:52:32)
- 言われてみればあとはカヤルとかラッセルぐらいか -- 名無しさん (2013-09-25 20:02:34)
- プライド(セリム)も少年っちゃ少年? -- 名無しさん (2013-11-08 14:45:07)
- ああいうのはショタジジィと言う -- 名無しさん (2013-11-08 16:21:07)
- いくらでも外伝作れたよなハガレンって -- 名無しさん (2014-06-20 15:16:29)
- ランファン担いでブラッドレイの斬撃防いでたから全力で行ってたらかなりいい勝負しそう -- 名無しさん (2014-10-05 22:39:15)
- グリードがリンの補助だけやってりゃいくらでも勝ちを拾えた場面はあったけどそんなタマじゃねーか -- 名無しさん (2014-10-05 22:51:10)
- アニメ版ミテネェ -- 名無しさん (2014-11-19 21:04:39)
- 一番好きなキャラだな。最初は何だコイツって思ってたけど、まさかの強者っぷりに完全に惚れたwグリードとのやり取りとか、ある意味アル以上のエドの相棒っぷりに毎回ワクワクした -- 名無しさん (2014-11-19 22:14:47)
- >首をはねられるなどの完全な損壊をしてしまうと死亡する事になる。 マジか…知らんかった -- 名無しさん (2014-11-19 22:26:56)
- ↑グリリンになってからはブラッドレイが首を切ろうとした時硬化能力で防いでたり、なるべく体が傷つかないようにしていたからね(グリリン状態で再生能力使ったのは数えるほどしかない) -- 名無しさん (2014-11-19 23:43:05)
- 敬語の類を使わないキャラで、目上の人に対して「あんた」ではなく、「あなた」を使う珍しいキャラ。 -- 名無しさん (2015-02-04 23:23:23)
- 細かいけど何で第十二子なんだろ。六子くらいにしとけば「次の皇帝を充分狙える位置」ってのもわかりやすいと思うんだけど -- 名無しさん (2015-02-23 18:18:41)
- リンからランファンに恋愛感情を示すような描写 -- 名無しさん (2015-05-13 11:21:24)
- ↑ミス 描写ってあったっけ? -- 名無しさん (2015-05-13 11:22:19)
- 信頼してる部下っていう感じではあるが、恋愛描写は感じられなかったなぁ。ていうか立場からしてランファンに恋愛感情を抱いちゃ駄目でしょ -- 名無しさん (2015-05-13 17:20:51)
- アイツってエドでしょ?メイに対してやったのは兄弟愛だからじゃない?フーじいさんも安心して成仏できるんじゃない? -- 名無しさん (2015-08-10 21:15:11)
- いや普通にグリードでしょ 甘いじゃなくて強欲すぎと言われてんだから あの時までエドは等価交換でやってきてたんだから強欲ではない -- 名無しさん (2015-10-16 20:07:33)
- ↑3立場弱かったといえ、曲がりなりにも皇女のメイが最終的にアメストリスで暮らしてる(もしかしたらアルと交際or結婚してる?)風なの見た感じ、皇族でも昔に比べりゃ自由になったんでないの?ランファンとの仲を変に反対してリンが結婚も子供も作らない方が、周囲の人間的には余程困るだろうから、将来的には可能性あるかと -- 名無しさん (2015-10-16 20:35:04)
- 素であの大総統閣下と切り結べるレベルまで強くならないと生き残れないって…。シンって修羅の国か何かか? -- 名無しさん (2015-10-16 21:09:42)
- 流石にそこまでではないと信じたいが……メイもあの体格でかなりの戦闘力だしなあ。 -- 名無しさん (2015-10-16 21:14:51)
- ↑確かにグリードだ…。 -- 名無しさん (2015-11-05 20:14:50)
- ↑確かにグリードだ…。しまった先越された…って書けばよかったなぁ。 -- 名無しさん (2015-11-06 15:15:12)
- 即位後の諡(○○帝)と廟号(○宗)が気になる。 -- 名無しさん (2016-02-28 12:46:33)
- ある意味排他的なシン国の「破壊者」。皇帝即位後は外国との貿易に力を注いでいるっぽいし、前皇帝までのシン国とは全く違う国に生まれ変わっているんだろうな。 -- 名無しさん (2016-03-21 00:40:20)
- 西のアメストリスもお父様が倒された事で大きく変わるだろうし、東西両国の変化に大きく貢献した男だよな -- 名無しさん (2016-03-21 12:46:55)
- 最終回でお父様に腹貫かれたから最終人気投票上位3名(エド・マスタング・リン)全員腹に何らかのダメージを受けているっていう小ネタがあったり -- 名無しさん (2016-08-24 09:45:53)
- グリードと一緒に皇帝になるのも見てみたかった -- 名無しさん (2017-08-06 23:37:50)
- 宮守キャラではまともなキャラの1人上げられそう。てか、他のキャラがやばい奴や変態ばかりなんだがなwwww -- ラララ (2017-12-26 11:25:21)
- アニメ見直していたら、アルの魂の離反について「体がやばくなったらほかのものに魂を入れ替えて生き続けられないか?」と言っていたけど、それってモロ一期のダンテとホーエンハイムなんだよな……。もしシン国が設定が元のままで一期でリンとダンテが出会ったらどうなる? -- ラララ (2018-01-26 11:35:30)
- グリードと一緒に混在してるは”食われたキンブリー”の伏線でもあるからな -- 名無しさん (2018-01-26 11:49:38)
- 「真の王」って、「本当の王」「シン国の王」「盟約を守る真(まこと)の人間達の王」という3つの意味を掛けた言葉だったのかな -- 名無しさん (2020-07-09 14:03:03)
- ハガレンはエド・マスタング・リンが主人公だと思ってる -- 名無しさん (2020-09-05 06:54:31)
- ↑×4 リンが言っているのは魂の移動先はあくまで鎧みたいな無機質。ダンテみたいに違う人間に移動させようなんて言ったら即敵対。 -- 名無しさん (2021-08-20 20:44:43)
- エド、リン、グリード、ランファンが好きだから彼と強欲の別れが良かった。最終決戦後のエドとのまたな!も。 -- 名無しさん (2025-05-27 18:55:06)
#comment
#areaedit(end)
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リン・ヤオとは、[[漫画]]『[[鋼の錬金術師]]』の登場人物。
CV:[[宮野真守]](アニメFA)
演:渡邊圭祐(実写映画版)
年齢:15歳
身長:約170cm(設定資料・対比表より)
[[アメストリス国>アメストリス(鋼の錬金術師)]]の東に位置するシン国の皇帝の第十二子で、50万人からなるヤオ族の出身。上を見て分かる通り正真正銘の&font(#ff0000){皇子}である。
[[メイ・チャン]]とは異母兄妹にあたるが、民族の格差から彼女からは一方的に憎まれている。
現皇帝が病に臥せた事を機にヤオ族の地位を引き上げ、そして次の皇帝に指名されるために不老不死の法を求めてアメストリス国へと不法入国してきた。
普段は護衛役のランファンとフーを連れているが、身勝手な行動でよくはぐれる。
年齢はエドと変わらない&bold(){15歳}だが、背が高く、細目で「老け顔」であるために少年と見られない事が多い。
目つきが怖いことを気にしており、故意的に細目にしている。
かなりの大食漢で空腹の間隔が短いため、すぐ行き倒れる。
【人物】
性格は極めて陽気で常に笑顔だが、目的と背負う物のために多少強引な手段もとり、非常事態には冷静沈着で真剣な顔を見せる。
その中にあって部下想いな面は特に強く、同じく国を統べる立場にありながら他者を簡単に切り捨てる[[ブラッドレイ>キング・ブラッドレイ]]には激しい怒りを示した。
シン国の現状に関しては彼なりに真剣に考えており、皇帝を目指すのもヤオ族・ひいてはシン国の為であり、メイが危惧していたような他民族の粛正などと言う考えは毛頭ない。
この点は[[ロイ・マスタング]]にも通じる所があると言える。
護衛の一人・フーは臣下であると同時に拳法の師匠。
その孫娘で同じく臣下のランファンとは幼馴染でもあり、深い信頼関係を築いている。
暗殺の危機から逃れるためフーの指導の元で身体を鍛えており、卓越した体術と柳葉刀を用い、最強の眼を持つブラッドレイと渡り合える程の剣術を持つ。
さらにランファンやフーと同様に気の流れを読めるため、身体に複数の命を持つ等の「人ならざるもの」の気配をすぐに察知できる(=ホムンクルスを通常の人間と見分けることが可能)。
【本編での活躍】
不法入国後ラッシュバレーで行き倒れていたところにエルリック兄弟と出会い、彼らが[[賢者の石]]について何か知っていると睨み強引に同行する。
セントラルでは、ホムンクルス捕獲のためエルリック兄弟・マスタングと共同戦線を張って[[グラトニー>グラトニー(鋼の錬金術師)]]を捕まえるが、[[ラスト>ラスト(鋼の錬金術師)]]の仇である[[マスタング>ロイ・マスタング]]の登場にグラトニーが暴走、その力の前に一転して窮地に立たされた。
以下、[[ネタバレ]]
グラトニーの腹にある異空間から無事脱出したが、そこはホムンクルス達の「[[父>お父様(鋼の錬金術師)]]」のいるセントラル地下だった。
その場に居合わせた[[エンヴィー>エンヴィー(鋼の錬金術師)]]・グラトニーと戦闘に入るが取り押さえられ、[[賢者の石]](強欲)を注入され人間ベースの二代目グリードにさせられる。
初代のグリードの記憶は削除されているが、信条や癖、大まかな性格は同じ。
(記憶はフラッシュバックする程度には残留している)
リンの魂は消滅した…と思われたが、ラースと違いグリードの魂と別々に共存しており、初めはグリード主体でしか動けなかったが、話が進むごとにリンが動かせる場面も増え、後半はグリード≧リンといったところ。
リンはシン国の、グリードは世界の主になるという欲望は互いに認めている。
グリード主体の際は瞳の色が赤く変わり、基本的に髪で右目が隠れるように描かれる。
逆にリン主体の意識下では主に左目が隠れる(それなんてハブラレルヤ。中の人は刹那とグラハムだけど)。
硬化能力はグリード側のみが操作でき、リンの意思では使えない。
その代わりにリンの気の流れを読む能力はグリードには使えないという制約がある。
ただし、二人で協力することで、リンが主体のまま硬化能力を行使することも可能。
ラースと違い[[賢者の石]]との内在闘争をほとんどせずにグリードの魂を受け入れたので、爆発的な再生能力は健在。
ただしあくまでもベースの命はリンである為、首をはねられるなどの完全な損壊をしてしまうと死亡する事になる。
(それを本能的に自覚してるのか、二代目となってからは傷を負うことをなるべく避けている。弾丸を受けたり、腕を千切られたりする程度なら再生できる)
後に地下の警備をしていた際、侵入して来たビドーを殺害したショックで初代の記憶がフラッシュバックし、グリードが錯乱。
その中に見えた[[キング・ブラッドレイ]]を襲撃してホムンクルス側を離反した。
この混乱でリンの意識が体を奪い返すことに成功、その後[[エドワード>エドワード・エルリック]]に合流した。
その後のグリード+リン=グリリンの行動については[[グリード>グリード(鋼の錬金術師)]]の項目を参照。
以下、最終巻[[ネタバレ]]
#center(){
&font(#808080){グリードの&bold(){最初で最後の嘘}により元の身体に戻ったリン。}
&font(#808080){だが、二人の魂の絆は決してなくなることはないだろう。}
}
腹心フーを失うも、[[賢者の石]]を手に入れる当初の目的は達成。エルリック兄弟のところにいたメイのもとにやって来ると、こう述べた。
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他の一族も皆まとめて受け入れる優しい“強欲”な一面を垣間見せ、メイと政敵としてでなく、兄妹としての絆を得た(リン曰わく「アイツのがうつったのかもな」)。
そしてランファン、メイと共にシンに帰還。
後に皇帝に即位した。
皇帝に即位後はアメストリス国などの海外との貿易に力を注いでいる模様。
恐らくは長年続いた民族間の差別も撤廃したと思われる為、これまでのシン国とは全く違う国家に生まれ変わっている事だろう。
&color(red){優しき“強欲”の王は、かつて偽りの王が「どこにもいない」と言っていた&bold(){民のために在る「真の王」}となったのである。}
モデルは恐らくラスト・エンペラーとして名高い愛新覚羅溥儀と思われる。
◆余談
リン、フー、ランファン、メイのシン国組が会話するシーンでは、彼らがアメストリス語を話す時は他のキャラ同様縦書きだが語尾の一文字がカタカナ、シン国語で話す時は横書きの通常表記になっている。
追記・編集お願いネー
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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#include(テンプレ3)
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- 最後の人気投票で3位になったのは驚いた -- 名無しさん (2013-06-20 16:21:49)
- ↑3回目は9位だったのが一気に爆挙げするとは思わなかったな あと最終人気投票の1~4位が主役揃いだから素晴らしい -- 名無しさん (2013-08-18 20:06:01)
- つーかこの少年漫画、エドアルリンの三人しか少年いねえ!? -- 名無しさん (2013-09-25 19:52:32)
- 言われてみればあとはカヤルとかラッセルぐらいか -- 名無しさん (2013-09-25 20:02:34)
- プライド(セリム)も少年っちゃ少年? -- 名無しさん (2013-11-08 14:45:07)
- ああいうのはショタジジィと言う -- 名無しさん (2013-11-08 16:21:07)
- いくらでも外伝作れたよなハガレンって -- 名無しさん (2014-06-20 15:16:29)
- ランファン担いでブラッドレイの斬撃防いでたから全力で行ってたらかなりいい勝負しそう -- 名無しさん (2014-10-05 22:39:15)
- グリードがリンの補助だけやってりゃいくらでも勝ちを拾えた場面はあったけどそんなタマじゃねーか -- 名無しさん (2014-10-05 22:51:10)
- アニメ版ミテネェ -- 名無しさん (2014-11-19 21:04:39)
- 一番好きなキャラだな。最初は何だコイツって思ってたけど、まさかの強者っぷりに完全に惚れたwグリードとのやり取りとか、ある意味アル以上のエドの相棒っぷりに毎回ワクワクした -- 名無しさん (2014-11-19 22:14:47)
- >首をはねられるなどの完全な損壊をしてしまうと死亡する事になる。 マジか…知らんかった -- 名無しさん (2014-11-19 22:26:56)
- ↑グリリンになってからはブラッドレイが首を切ろうとした時硬化能力で防いでたり、なるべく体が傷つかないようにしていたからね(グリリン状態で再生能力使ったのは数えるほどしかない) -- 名無しさん (2014-11-19 23:43:05)
- 敬語の類を使わないキャラで、目上の人に対して「あんた」ではなく、「あなた」を使う珍しいキャラ。 -- 名無しさん (2015-02-04 23:23:23)
- 細かいけど何で第十二子なんだろ。六子くらいにしとけば「次の皇帝を充分狙える位置」ってのもわかりやすいと思うんだけど -- 名無しさん (2015-02-23 18:18:41)
- リンからランファンに恋愛感情を示すような描写 -- 名無しさん (2015-05-13 11:21:24)
- ↑ミス 描写ってあったっけ? -- 名無しさん (2015-05-13 11:22:19)
- 信頼してる部下っていう感じではあるが、恋愛描写は感じられなかったなぁ。ていうか立場からしてランファンに恋愛感情を抱いちゃ駄目でしょ -- 名無しさん (2015-05-13 17:20:51)
- アイツってエドでしょ?メイに対してやったのは兄弟愛だからじゃない?フーじいさんも安心して成仏できるんじゃない? -- 名無しさん (2015-08-10 21:15:11)
- いや普通にグリードでしょ 甘いじゃなくて強欲すぎと言われてんだから あの時までエドは等価交換でやってきてたんだから強欲ではない -- 名無しさん (2015-10-16 20:07:33)
- ↑3立場弱かったといえ、曲がりなりにも皇女のメイが最終的にアメストリスで暮らしてる(もしかしたらアルと交際or結婚してる?)風なの見た感じ、皇族でも昔に比べりゃ自由になったんでないの?ランファンとの仲を変に反対してリンが結婚も子供も作らない方が、周囲の人間的には余程困るだろうから、将来的には可能性あるかと -- 名無しさん (2015-10-16 20:35:04)
- 素であの大総統閣下と切り結べるレベルまで強くならないと生き残れないって…。シンって修羅の国か何かか? -- 名無しさん (2015-10-16 21:09:42)
- 流石にそこまでではないと信じたいが……メイもあの体格でかなりの戦闘力だしなあ。 -- 名無しさん (2015-10-16 21:14:51)
- ↑確かにグリードだ…。 -- 名無しさん (2015-11-05 20:14:50)
- ↑確かにグリードだ…。しまった先越された…って書けばよかったなぁ。 -- 名無しさん (2015-11-06 15:15:12)
- 即位後の諡(○○帝)と廟号(○宗)が気になる。 -- 名無しさん (2016-02-28 12:46:33)
- ある意味排他的なシン国の「破壊者」。皇帝即位後は外国との貿易に力を注いでいるっぽいし、前皇帝までのシン国とは全く違う国に生まれ変わっているんだろうな。 -- 名無しさん (2016-03-21 00:40:20)
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- 最終回でお父様に腹貫かれたから最終人気投票上位3名(エド・マスタング・リン)全員腹に何らかのダメージを受けているっていう小ネタがあったり -- 名無しさん (2016-08-24 09:45:53)
- グリードと一緒に皇帝になるのも見てみたかった -- 名無しさん (2017-08-06 23:37:50)
- 宮守キャラではまともなキャラの1人上げられそう。てか、他のキャラがやばい奴や変態ばかりなんだがなwwww -- ラララ (2017-12-26 11:25:21)
- アニメ見直していたら、アルの魂の離反について「体がやばくなったらほかのものに魂を入れ替えて生き続けられないか?」と言っていたけど、それってモロ一期のダンテとホーエンハイムなんだよな……。もしシン国が設定が元のままで一期でリンとダンテが出会ったらどうなる? -- ラララ (2018-01-26 11:35:30)
- グリードと一緒に混在してるは”食われたキンブリー”の伏線でもあるからな -- 名無しさん (2018-01-26 11:49:38)
- 「真の王」って、「本当の王」「シン国の王」「盟約を守る真(まこと)の人間達の王」という3つの意味を掛けた言葉だったのかな -- 名無しさん (2020-07-09 14:03:03)
- ハガレンはエド・マスタング・リンが主人公だと思ってる -- 名無しさん (2020-09-05 06:54:31)
- ↑×4 リンが言っているのは魂の移動先はあくまで鎧みたいな無機質。ダンテみたいに違う人間に移動させようなんて言ったら即敵対。 -- 名無しさん (2021-08-20 20:44:43)
- エド、リン、グリード、ランファンが好きだから彼と強欲の別れが良かった。最終決戦後のエドとのまたな!も。 -- 名無しさん (2025-05-27 18:55:06)
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