シシゴラン

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シシゴラン - (2025/06/12 (木) 07:40:37) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2014/11/03 (月曜日) 11:08:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){獅子舞が取れなくなってしまった新太の呻き声・・・} #center(){&color(#214711){それは獅子舞を馬鹿にした呪いによる因果応報の苦しみの声なのか・・・}} #center(){それとも} #center(){&color(red){新太自らが変身して超獣が誕生しようとしている生命の痛みの声なのか・・・}} 別名 獅子超獣 身長 57m 体重 3万3千t 出生地 下町の新太少年宅の物置 『シシゴラン』とは「ウルトラマンA」の第41話「怪談!獅子太鼓」に登場する超獣。 【概要と誕生過程】 新太は梅津ダンの友人で、獅子舞使いの名人の父親を持つ小学3年生の少年であった。 背が皆よりも高く、あだ名を「シンちゃん」と呼ばれて親しまれていたが、この年頃の子供に見られるように大のイタズラ好きであるワンパク小僧であった。 他人ん家の壁に落書きしたり、祀り地蔵にお供えのお菓子や、友人宅に黙って上がりこんではお菓子をつまみ食いするのは日常茶飯事で大人たちを困らせていたが、 イタズラした後に見せるニコニコ笑顔でベロを出しながら&color(hotpink){「ごめ~~ん」}と謝る姿は何処か可愛げのある顔で、叱る事ができずについ許してしまう程であった。 だが謝ってしばらくするといつもこう呟くのであった。 &color(#ff9900){「おこられるのがこわくて、イタズラができるかい!」} こうした事から新太は次第に調子に乗ってしまい、そのワンパクぶりに歯止めが利かなくなったのである。 また、大の怪獣・超獣好きで超獣になる事を夢みていた。 &color(#ff9900){「[[いつか超獣になって大あばれしてやる>新条アカネ]]んだい!」}&bold(){←フラグ} そんな新太が調子に乗って父親の獅子舞にイタズラした挙句、本当に超獣に変身してしまったのである・・・ 正月が過ぎてから数週間後のある日の放課後。 新太とダンは5人の友達と神社でかくれんぼやっていた時に、倉庫で新太の父親が何所からか拾ってきた神像に祈る姿があった。 父親は正月に酔っ払いに喧嘩を売られて足に怪我をしてしまったのである。 &color(#214711){「カイマ様、カイマ様、何とぞ獅子舞を馬鹿にする世間の奴らに罰が当たりますように!」} 二人は神社の近くにある新太の自宅の物置に隠れた時獅子舞を見つけ、ダンは獅子舞がうっすらと涙を流しているのを見たが、新太は気にもせず、 &color(#ff9900){「バカだなぁ、木で作ったモノがなみだなんか流すと思っているのか!? こーーんなものっ!」} 今までのイタズラに調子に乗ってた新太は獅子舞を乱暴に扱い、ダンの反対にもかかわらず、 獅子舞をかぶって自分が超獣になりきるという超獣ごっこで友人達と共に遊んでしまうのであった。 無邪気に超獣ごっこで遊ぶ新太たち・・・しかし、獅子舞をかぶった新太には身体の変異が始まっており、 TAC本部の超獣センサーには新太から微かながらも超獣反応が出ていた・・・ 超獣ごっこで遊んで、獅子舞の太鼓を持った友人のケンちゃんと共に獅子舞をもとの位置にしまおうとした時、 新太は獅子舞が呪いによって取れなくなっていたのである! &color(#c10100){「うう・・・っ! とれないよー! ケンちゃんとれないよー! あっ・・・とれないよー! ううーーっ! うっ! ううっ! うわああああ! とれないよーーーっ!! ううっ!!」} 新太はケンちゃんの助けで無理しても獅子舞を取ろうとしたが、すでに呪いで新太が獅子舞と同化してしまい、取ろうとするほど痛みが増すばかりだった。%%どうかしてるぜ!%% &color(#c10100){「いててて! いたいよー! 父さんたすけてー! ケンちゃーん! 父さんよんで来てくれよー! 」} ケンちゃんが父親を呼びに行った直後、新太の痛みは激しくなって新太の心が変心し始め、身体が変異して異形の物に変わろうとしていた・・・ &color(#c10100){&bold(){「うっ! うああああああ! うああああああっ!! うっうーーーーっ!!!」}} その直後、獅子舞の目が光ると同時に新太の父親がケンちゃんに連れられてやってきた。 獅子舞と同化した新太は残った最後の力を振り絞り&color(#c10100){「父さん、取れなくなっちまった!」}と叫び、その声を聞いた父親は気遣ったが、 新太は&color(#c10100){「いたい! いたい! あーーっ! いてて!! うっ・・・うううっ・・・」}と心が完全に変心してしまう。 その直後、再び獅子舞の目が光って父親は身体が硬直したかと思うと、暗示にかかったかの様に目の前にあった獅子舞の太鼓を持ち、それを打ち始めた。 太鼓の音につられて獅子舞と同化した新太は踊り始めた。それはまるで獅子舞が生きている様だった・・・ その様子を影で隠れて見ていたケンちゃんは思わず叫びながら物置を飛び出していった・・・ &bold(){「うわーーっ! ちょ、ちょ、超獣だーーーっ!!」} ケンちゃんが飛び出した瞬間、獅子舞の目が三度光ると同時に新太の身体と細胞は超獣に変異し、変身したうえで変心し超獣化した新太は 閃光と轟音を発しながら[[巨大化]]し、獅子のような咆哮と共に物置の屋根を突き破って、遂に超獣シシゴランが誕生してしまったのである。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){見方を変えてみると、変身に苦しむ新太の呻き声は産みに苦しむ妊婦の呻き声を、誕生時の咆哮は産声のような感じで、また、屋根を突き破る様子は卵の殻をひな鳥が突き破って生まれてくる様子を連想させ、新太の超獣への変身=新しい超獣の誕生という不気味ながらも神秘的な生命のドラマを不思議と感じさせる。また、変身直前までの遊びまくるワンパクな新太のイメージを、まったく正反対の雰囲気である変身に苦しむ新太の姿に重ねると、その二面性が相まって超獣に変身する新太に奇妙な魅力を感じさせるのである。}} 【身体的特徴・武器】 シシゴランは多数の身体的特徴と武器を併せ持っている。 頭部は獅子舞の面でその頭上はトゲつきの尖ったものになっており、その後部は小札(こざね)が付いており、頭部を後方からの攻撃から守る役割を持つ。 身体の色は獅子舞の胴体部分の布の色と同じく濃い緑色をしており、腹は太鼓腹で太い体格である。 両手足はそれぞれ尖った白色の爪を持つ4本の指があり、腹の側面と足には長くて薄い笹の葉のような豪毛がたくさん生えている。 背中には獅子舞模様で裏面は赤色という[[マント]]を羽織っている。咆哮は元々が獅子舞の影響だからか獅子の様な感じである。 その正体は新太の身体と細胞そして心が超獣に変えられたもので、父親によるカイマの呪いによって獅子舞と同化変身した影響であり、 誕生当初はダンの会話もあってか[[北斗>北斗星司]]や[[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]は攻撃にためらった。 目から発する破壊閃光は当たった場所が爆発するという武器であり(おそらく、太陽光を吸収して放つ光プリズムの原理)、口からは強烈な火炎を吐く。 また歯は大型トラック1台分をバリバリと軽く噛み砕く程の硬さを誇っている。 頭部から強烈な[[頭突き]]を繰り出す事ができ、足は1分間に30台分をプレスする程のパワーを持ち、誕生早々から下町の建造物などをプレスして辺り一面を火の海にした。 また足裏のX字形の肉球がスプリングの役目を持ち、プレス時の自分への負担を和らげると同時に、敵対相手に対するキックを倍増させる役割を持つ。 背中の[[マント]]はアンチミサイルボードになっており、TACアローの[[ミサイル]]攻撃等のあらゆる攻撃を跳ね返す事ができる。 性格は新太のワンパクさに輪をかけたような猪突猛進の性格であり、パワーは50万馬力を誇り、その太い体格を生かしたパワー系の攻撃が得意。 動きも機敏であり、その性格も相まってワンパク小僧の時と同じようにヤンチャに暴れまくる(変身は新太のワンパクエネルギーが反映された!?)。 新太の父親が叩く獅子舞の太鼓がエネルギー源であり、その叩く音が活動エネルギーになるだけではなく、気分を向上させて破壊を煽る作用を持っており、 シシゴランに父親とその獅子舞に呪ったカイマンダー(カイマの化身)が倒されても暴れまくったが、 TACが太鼓を破壊すると途端に弱体化する[[弱点]]を持っている(太鼓を破壊された後、父親は呪いが解けて自我を取り戻した)。 また、シシゴランの体内は微かな新太の潜在的意識が残っており(ただし、上述の通り新太の心は完全に超獣化している)、 体内でもがき苦しんでいる様子が分かる(おそらく変身前の新太にワンパク心が満たしていた中で僅かに残っていた良心の影響によって残る事ができた)。 身体的な弱点は頭部で、これが破壊されると閃光と共に新太の姿に戻ってしまう。 【シンちゃんに戻った後】 もとの姿に戻った新太は自らが変身した記憶、ワンパク心で街を破壊した記憶と%%(やはり面白半分で街を破壊した!?%%)、 Aと戦った記憶(半ば面白興味でまた、太鼓の影響で半ば強制的という複雑な心境で)が残ったが、 曖昧ながらも潜在意識の事も残っており、変身前より少し大人しくなった感じになった(ワンパク心が少なくなって喋り方が少し落ちついた感じ)。 ダンが「今度は獅子舞を大事にしてやらないと、また超獣シシゴランに・・・」それを聞いた新太は大人しい声で 「わ~~もうたくさん、今度は大事にするよ、もうイタズラもやらないよ」と良い子宣言をするのだった。 これは新太は超獣になって街を破壊する事に快感を覚えたが、超獣に変身時の苦痛が大きな[[トラウマ]]になっており、 痛い思いをしてまでもイタズラをするべきじゃないと感じたのと、他人にイタズラしたら因果応報として痛い目に合うことを知ったのである (変身でワンパクエネルギーを使い果たしたのも要因の一つ!?)。 新太は超獣に変身した事によってすっかり良い子に生まれ変わったのであった。 【余談】 鳴き声は帰ってきたウルトラマンマグネドンの流用。 百体怪獣[[ベリュドラ]]の身体を構成している怪獣である。 シシゴランは新太少年に戻ったので死んでいないが、「怪獣としてのシシゴラン」は[[消滅]]したという意味なのかもしれない。 漫画版『こち亀』の34巻では[[両津勘吉]]が所有するソフビとして登場。その際、「獅子舞超獣シシゴラン」と言われていた。 追記、修正は邪神に祈らぬようよろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - りどみにも書いてあるが項目はきちんとできてからたてないとダメだよ -- 名無しさん (2014-11-04 00:27:15) - エースは2対1での戦い多いな。それで負けたのがメトロン&ドラゴリーのみという・・・・・・ -- 名無しさん (2014-11-04 00:50:04) - ↑2 それは不注意でした。どうもすみませんでした。 -- ページ作成者 (2014-11-04 01:32:28) - マザリュースに続いて父親がらみの「超獣が生まれる回」だな。あれは幻影だったけど -- 名無しさん (2014-11-04 20:25:44) - まさか黒幕であるはずのカイマンダが噛ませとは・・・・・・ -- 名無しさん (2014-11-04 21:13:14) - 前回のナマハゲは「日本の神を蔑ろにするな」と言っていた。今回の親父も似たようなもんだが、こっちは肯定的に描かれている。脚本家は同じだけど。 -- 名無しさん (2014-11-04 21:21:44) - カイマ様も「ヤプールの置き土産」の一つだったんだろうか。 -- 名無しさん (2014-11-04 22:36:01) - ↑そうだろうね。てか、巨大ヤプールが倒された後に次々に登場した超獣たちについても、そう考えるのがしっくりくるな。 -- 名無しさん (2014-11-15 23:56:20) - 獅子御乱 -- 名無しさん (2014-11-16 01:23:56) - シンゴジラと空目したわ -- 名無しさん (2016-11-05 00:23:00) - 時期的に再登場は難しいかな?最近のウルトラシリーズは夏に始まって冬(クリスマス前辺り)に終わるし… -- 名無しさん (2017-02-06 08:49:10) - ベリュドラのパーツにコイツもチョイスするというセンスが凄いwwwwww -- 名無しさん (2017-02-06 08:50:27) - ナレーション「挟み撃ちだ!エース、危ない!!」 -- 名無しさん (2017-02-07 23:17:04) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/11/03 (月曜日) 11:08:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){獅子舞が取れなくなってしまった新太の呻き声・・・} #center(){&color(#214711){それは獅子舞を馬鹿にした呪いによる因果応報の苦しみの声なのか・・・}} #center(){それとも} #center(){&color(red){新太自らが変身して超獣が誕生しようとしている生命の痛みの声なのか・・・}} 別名 獅子超獣 身長 57m 体重 3万3千t 出生地 下町の新太少年宅の物置 『シシゴラン』とは「ウルトラマンA」の第41話「怪談!獅子太鼓」に登場する超獣。 【概要と誕生過程】 新太は梅津ダンの友人で、獅子舞使いの名人の父親を持つ小学3年生の少年であった。 背が皆よりも高く、あだ名を「シンちゃん」と呼ばれて親しまれていたが、この年頃の子供に見られるように大のイタズラ好きであるワンパク小僧であった。 他人ん家の壁に落書きしたり、祀り地蔵にお供えのお菓子や、友人宅に黙って上がりこんではお菓子をつまみ食いするのは日常茶飯事で大人たちを困らせていたが、 イタズラした後に見せるニコニコ笑顔でベロを出しながら&color(hotpink){「ごめ~~ん」}と謝る姿は何処か可愛げのある顔で、叱る事ができずについ許してしまう程であった。 だが謝ってしばらくするといつもこう呟くのであった。 &color(#ff9900){「おこられるのがこわくて、イタズラができるかい!」} こうした事から新太は次第に調子に乗ってしまい、そのワンパクぶりに歯止めが利かなくなったのである。 また、大の怪獣・超獣好きで超獣になる事を夢みていた。 &color(#ff9900){「[[いつか超獣になって大あばれしてやる>新条アカネ]]んだい!」}&bold(){←フラグ} そんな新太が調子に乗って父親の獅子舞にイタズラした挙句、本当に超獣に変身してしまったのである・・・ 正月が過ぎてから数週間後のある日の放課後。 新太とダンは5人の友達と神社でかくれんぼやっていた時に、倉庫で新太の父親が何所からか拾ってきた神像に祈る姿があった。 父親は正月に酔っ払いに喧嘩を売られて足に怪我をしてしまったのである。 &color(#214711){「カイマ様、カイマ様、何とぞ獅子舞を馬鹿にする世間の奴らに罰が当たりますように!」} 二人は神社の近くにある新太の自宅の物置に隠れた時獅子舞を見つけ、ダンは獅子舞がうっすらと涙を流しているのを見たが、新太は気にもせず、 &color(#ff9900){「バカだなぁ、木で作ったモノがなみだなんか流すと思っているのか!? こーーんなものっ!」} 今までのイタズラに調子に乗ってた新太は獅子舞を乱暴に扱い、ダンの反対にもかかわらず、 獅子舞をかぶって自分が超獣になりきるという超獣ごっこで友人達と共に遊んでしまうのであった。 無邪気に超獣ごっこで遊ぶ新太たち・・・しかし、獅子舞をかぶった新太には身体の変異が始まっており、 TAC本部の超獣センサーには新太から微かながらも超獣反応が出ていた・・・ 超獣ごっこで遊んで、獅子舞の太鼓を持った友人のケンちゃんと共に獅子舞をもとの位置にしまおうとした時、 新太は獅子舞が呪いによって取れなくなっていたのである! &color(#c10100){「うう・・・っ! とれないよー! ケンちゃんとれないよー! あっ・・・とれないよー! ううーーっ! うっ! ううっ! うわああああ! とれないよーーーっ!! ううっ!!」} 新太はケンちゃんの助けで無理しても獅子舞を取ろうとしたが、すでに呪いで新太が獅子舞と同化してしまい、取ろうとするほど痛みが増すばかりだった。%%どうかしてるぜ!%% &color(#c10100){「いててて! いたいよー! 父さんたすけてー! ケンちゃーん! 父さんよんで来てくれよー! 」} ケンちゃんが父親を呼びに行った直後、新太の痛みは激しくなって新太の心が変心し始め、身体が変異して異形の物に変わろうとしていた・・・ &color(#c10100){&bold(){「うっ! うああああああ! うああああああっ!! うっうーーーーっ!!!」}} その直後、獅子舞の目が光ると同時に新太の父親がケンちゃんに連れられてやってきた。 獅子舞と同化した新太は残った最後の力を振り絞り&color(#c10100){「父さん、取れなくなっちまった!」}と叫び、その声を聞いた父親は気遣ったが、 新太は&color(#c10100){「いたい! いたい! あーーっ! いてて!! うっ・・・うううっ・・・」}と心が完全に変心してしまう。 その直後、再び獅子舞の目が光って父親は身体が硬直したかと思うと、暗示にかかったかの様に目の前にあった獅子舞の太鼓を持ち、それを打ち始めた。 太鼓の音につられて獅子舞と同化した新太は踊り始めた。それはまるで獅子舞が生きている様だった・・・ その様子を影で隠れて見ていたケンちゃんは思わず叫びながら物置を飛び出していった・・・ &bold(){「うわーーっ! ちょ、ちょ、超獣だーーーっ!!」} ケンちゃんが飛び出した瞬間、獅子舞の目が三度光ると同時に新太の身体と細胞は超獣に変異し、変身したうえで変心し超獣化した新太は 閃光と轟音を発しながら[[巨大化]]し、獅子のような咆哮と共に物置の屋根を突き破って、遂に超獣シシゴランが誕生してしまったのである。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){見方を変えてみると、変身に苦しむ新太の呻き声は産みに苦しむ妊婦の呻き声を、誕生時の咆哮は産声のような感じで、また、屋根を突き破る様子は卵の殻をひな鳥が突き破って生まれてくる様子を連想させ、新太の超獣への変身=新しい超獣の誕生という不気味ながらも神秘的な生命のドラマを不思議と感じさせる。また、変身直前までの遊びまくるワンパクな新太のイメージを、まったく正反対の雰囲気である変身に苦しむ新太の姿に重ねると、その二面性が相まって超獣に変身する新太に奇妙な魅力を感じさせるのである。}} 【身体的特徴・武器】 シシゴランは多数の身体的特徴と武器を併せ持っている。 頭部は獅子舞の面でその頭上はトゲつきの尖ったものになっており、その後部は小札(こざね)が付いており、頭部を後方からの攻撃から守る役割を持つ。 身体の色は獅子舞の胴体部分の布の色と同じく濃い緑色をしており、腹は太鼓腹で太い体格である。 両手足はそれぞれ尖った白色の爪を持つ4本の指があり、腹の側面と足には長くて薄い笹の葉のような豪毛がたくさん生えている。 背中には獅子舞模様で裏面は赤色という[[マント]]を羽織っている。咆哮は元々が獅子舞の影響だからか獅子の様な感じである。 その正体は新太の身体と細胞そして心が超獣に変えられたもので、父親によるカイマの呪いによって獅子舞と同化変身した影響であり、 誕生当初はダンの会話もあってか[[北斗>北斗星司]]や[[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]は攻撃にためらった。 目から発する破壊閃光は当たった場所が爆発するという武器であり(おそらく、太陽光を吸収して放つ光プリズムの原理)、口からは強烈な火炎を吐く。 また歯は大型トラック1台分をバリバリと軽く噛み砕く程の硬さを誇っている。 頭部から強烈な[[頭突き]]を繰り出す事ができ、足は1分間に30台分をプレスする程のパワーを持ち、誕生早々から下町の建造物などをプレスして辺り一面を火の海にした。 また足裏のX字形の肉球がスプリングの役目を持ち、プレス時の自分への負担を和らげると同時に、敵対相手に対するキックを倍増させる役割を持つ。 背中の[[マント]]はアンチミサイルボードになっており、TACアローの[[ミサイル]]攻撃等のあらゆる攻撃を跳ね返す事ができる。 性格は新太のワンパクさに輪をかけたような猪突猛進の性格であり、パワーは50万馬力を誇り、その太い体格を生かしたパワー系の攻撃が得意。 動きも機敏であり、その性格も相まってワンパク小僧の時と同じようにヤンチャに暴れまくる(変身は新太のワンパクエネルギーが反映された!?)。 新太の父親が叩く獅子舞の太鼓がエネルギー源であり、その叩く音が活動エネルギーになるだけではなく、気分を向上させて破壊を煽る作用を持っており、 シシゴランに父親とその獅子舞に呪ったカイマンダー(カイマの化身)が倒されても暴れまくったが、 TACが太鼓を破壊すると途端に弱体化する[[弱点]]を持っている(太鼓を破壊された後、父親は呪いが解けて自我を取り戻した)。 また、シシゴランの体内は微かな新太の潜在的意識が残っており(ただし、上述の通り新太の心は完全に超獣化している)、 体内でもがき苦しんでいる様子が分かる(おそらく変身前の新太にワンパク心が満たしていた中で僅かに残っていた良心の影響によって残る事ができた)。 身体的な弱点は頭部で、これが破壊されると閃光と共に新太の姿に戻ってしまう。 【シンちゃんに戻った後】 もとの姿に戻った新太は自らが変身した記憶、ワンパク心で街を破壊した記憶と%%(やはり面白半分で街を破壊した!?%%)、 Aと戦った記憶(半ば面白興味でまた、太鼓の影響で半ば強制的という複雑な心境で)が残ったが、 曖昧ながらも潜在意識の事も残っており、変身前より少し大人しくなった感じになった(ワンパク心が少なくなって喋り方が少し落ちついた感じ)。 ダンが「今度は獅子舞を大事にしてやらないと、また超獣シシゴランに・・・」それを聞いた新太は大人しい声で 「わ~~もうたくさん、今度は大事にするよ、もうイタズラもやらないよ」と良い子宣言をするのだった。 これは新太は超獣になって街を破壊する事に快感を覚えたが、超獣に変身時の苦痛が大きな[[トラウマ]]になっており、 痛い思いをしてまでもイタズラをするべきじゃないと感じたのと、他人にイタズラしたら因果応報として痛い目に合うことを知ったのである (変身でワンパクエネルギーを使い果たしたのも要因の一つ!?)。 新太は超獣に変身した事によってすっかり良い子に生まれ変わったのであった。 【余談】 鳴き声は帰ってきたウルトラマンマグネドンの流用。 百体怪獣[[ベリュドラ]]の身体を構成している怪獣である。 シシゴランは新太少年に戻ったので死んでいないが、「怪獣としてのシシゴラン」は[[消滅]]したという意味なのかもしれない。 漫画版『こち亀』の34巻では[[両津勘吉]]が所有するソフビとして登場。その際、「獅子舞超獣シシゴラン」と言われていた。 追記、修正は邪神に祈らぬようよろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - りどみにも書いてあるが項目はきちんとできてからたてないとダメだよ -- 名無しさん (2014-11-04 00:27:15) - エースは2対1での戦い多いな。それで負けたのがメトロン&ドラゴリーのみという・・・・・・ -- 名無しさん (2014-11-04 00:50:04) - ↑2 それは不注意でした。どうもすみませんでした。 -- ページ作成者 (2014-11-04 01:32:28) - マザリュースに続いて父親がらみの「超獣が生まれる回」だな。あれは幻影だったけど -- 名無しさん (2014-11-04 20:25:44) - まさか黒幕であるはずのカイマンダが噛ませとは・・・・・・ -- 名無しさん (2014-11-04 21:13:14) - 前回のナマハゲは「日本の神を蔑ろにするな」と言っていた。今回の親父も似たようなもんだが、こっちは肯定的に描かれている。脚本家は同じだけど。 -- 名無しさん (2014-11-04 21:21:44) - カイマ様も「ヤプールの置き土産」の一つだったんだろうか。 -- 名無しさん (2014-11-04 22:36:01) - ↑そうだろうね。てか、巨大ヤプールが倒された後に次々に登場した超獣たちについても、そう考えるのがしっくりくるな。 -- 名無しさん (2014-11-15 23:56:20) - 獅子御乱 -- 名無しさん (2014-11-16 01:23:56) - シンゴジラと空目したわ -- 名無しさん (2016-11-05 00:23:00) - 時期的に再登場は難しいかな?最近のウルトラシリーズは夏に始まって冬(クリスマス前辺り)に終わるし… -- 名無しさん (2017-02-06 08:49:10) - ベリュドラのパーツにコイツもチョイスするというセンスが凄いwwwwww -- 名無しさん (2017-02-06 08:50:27) - ナレーション「挟み撃ちだ!エース、危ない!!」 -- 名無しさん (2017-02-07 23:17:04) #comment #areaedit(end) }

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