葛飾北斎(Fate)

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&font(#6495ED){登録日}:2018/02/10 Sat 01:01:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){葛飾北斎。しがない画工サ。お手前様が『ますたあ』殿で?} &font(#0000ff){ホー、なかなか絵になる御仁だ。ま、勝手気ままにやらせてもらうサ}} 『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。 ILLUST:黒星紅白 CV.[[ゆかな]] *葛飾北斎(フォーリナー) 身長:162cm 体重:51kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・中庸 **◆ステータス(降) |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |D|D|B|B|A|A| **◆スキル(降) ○クラス別スキル 領域外の生命:EX 外なる宇宙、虚空からの降臨者。 邪神に魅入られ、その権能の片鱗を身に宿して揮うもの。 道具作成:B 人に強く働きかける魔力を帯びた絵画を作成する。 陣地作成:D 絵仕事に都合のよい陣地を作り上げる。 だが、清掃は、しない。 ○保有スキル 神性:B 外宇宙に潜む高次生命体の先駆となり、強い神性を帯びた。 計り知れぬ脅威を、葛飾北斎はその身一つで封じ込めている。 代償として、とと様は面妖蛸の姿となった。 森羅万象:A+ 自然の有り様を研究し、その真髄を見抜く観察眼。 父娘の絆:A 晩年まで連れ添った北斎と応為の心の絆は、邪神の狂気にも揺るがない。 雅号・異星蛸:B 深淵の邪神と混然となった境地で描かれる非ユークリッド幾何学的画風。 **◆宝具(降) ○&font(14,b){『冨嶽三十六景』} ランク:A 種別:対軍宝具 #center(){&font(#0000ff,b){オン・ソチリシュタ・ソワカ、オン・マカシリエイ・ヂリベイ・ソワカ} &font(#0000ff,b){万象を見通す玄帝、北辰より八荒擁護せし尊星の王よ! 渾身の一筆を納め奉る!} &font(#0000ff,b){いざいざご賢覧あれ!『冨嶽三十六景』! 神奈川沖浪裏すさび!}} #center(){&font(#800080,b){ふんぐるいふんぐるい、オン・ソチリシュタ・ソワカ、うがふなぐるふたぐん!} &font(#800080,b){万象を見通す玄帝、星海の館にて微睡む天帝よ! 渾身の一筆を納め奉る!} &font(#800080,b){いざいざご賢覧あれ!『冨嶽三十六景』! 神奈川異海裏すさび!}} ご存じミスター北斎の大傑作グレートウェーブ。 連作浮世絵の二十一作目『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。 自然の振る舞いを見極め、神懸かりの境地より繰り出される筆鋒は、神秘的な実態を備え、鑑賞者の身も心も衝き動かす。 そして、深淵の邪神と交信し覚醒した北斎は、その狂気を取り込み、唯一無二の浮世絵を描き上げた。それが『神奈川異海裏すさび』。“表富士”三十六景に加えた“裏富士”十景、さらにその先の境地にまで踏み込んでしまった禁断の筆。 ちなみに「北斎」の雅号は「北斎辰政」の略であり、北極星の神格・仏格化である妙見菩薩に由来する。 冒頭で唱えている真言も妙見菩薩のもの。 第三再臨以降の宝具台詞の「星海の館にて微睡む天帝」は、ルルイエで眠る「[[クトゥルフ]]」を指していると思われる。 **◆史実における葛飾北斎 より詳しくは[[この項目>葛飾北斎(浮世絵師)]]へ。以下は概要。 江戸時代後期を代表する浮世絵師。本名は「川村鉄蔵」。 代表作である『富嶽三十六景』のひとつ、『神奈川沖浪裏』は誰もが一度は目にした事があるだろう。 「葛飾北斎」の他にも「画狂老人」「宗理」「鉄棒ぬらぬら」など30もの雅号を持ち、 ゴッホやドビュッシーなど海外の画家・音楽家にも多大な影響を与えたという。 春画も手掛けており、中には「蛸と海女」という触手プレイを描いた春画が存在する。 その為、触手プレイのパイオニア扱いされる事もあるが、実際は北斎以前からこの手のものは存在していたらしい。 生涯で3万点もの作品を描き上げたというが、その代わりに生活力は&bold(){ゼロ}に近かったという。 日がな一日布団にくるまって絵を描き、まったく片付けないため住んでいる長屋は瞬く間にゴミ屋敷となり、そうして部屋が汚くなると引っ越す、というめちゃくちゃなライフスタイルだったと伝わっている。 そんな生活なので、引っ越し回数は通算93回。しかもある時には「引っ越し先の風景が気に入らない」と一日に三度引っ越したことまであるとか。 金銭感覚も壊滅的で、稼いだ金はすべて絵に突っ込んでしまう為、常に赤貧だったとかなんとか。 雅号が30も存在しているのは、一説では雅号を弟子に譲ることを収入の一手段としていたためと言われ、「北斎」の雅号ですら弟子に譲ったという。 そんな数々の奇行がありながらも天才と謳われた北斎だったが、本人は自分の実力に満足してはいなかったらしい。 80を超えて巨匠の名をほしいままにする立場にまでなっても&bold(){&font(#800080){「猫一匹すらまともに描けない」}}と嘆いていたエピソードが残っている((娘の応為は絵画教室の講師をしていた際、このエピソードを引き合いに出して「人間嘆いてるときが一番上達するもんだ」と落ち込む生徒を励まし、北斎もその後ろでそうだそうだと頷いていた、という微笑ましいエピソードもある。))ほか、75歳の頃に刊行した富嶽百景の後書きには、 >己 六才より物の形状を写の癖ありて 半百の此より数々画図を顕すといえども 七十年前画く所は実に取るに足るものなし >七十三才にして稍(やや)禽獣虫魚の骨格草木の出生を悟し得たり >故に八十六才にしては益々進み 九十才にして猶其奥意を極め 一百歳にして正に神妙ならんか 百有十歳にしては一点一格にして生るがごとくならん >願わくは長寿の君子 予言の妄ならざるを見たまふべし と記している。 これは &bold(){&font(#800080){「私は6歳より物の形状を写し取る癖があり、50歳の頃から数々の図画を表した。とは言え、70歳までに描いたものは本当に取るに足らぬものばかりである。73歳になってさまざまな生き物や草木の生まれと造りをいくらかは知ることができた。ゆえに、86歳になればますます腕は上達し、90歳ともなると奥義を極め、100歳に至っては正に神妙の域に達するであろうか。100歳を超えて描く一点は一つの命を得たかのように生きたものとなろう。長寿の神には、このような私の言葉が世迷い言などではないことをご覧いただきたく願いたいものだ」}} という意味。 しかし90歳の頃に寿命を迎え、 &bold(){&font(#800080){「天我をして十年の命を長らわしめば… 天我をして五年の命を保たしめば 真正の画工となるを得べし」}} あと十年、いやあと五年あれば本物の画工になれたものを、と言い残してこの世を去った。 [[ゲーム]]中では女性の姿で召喚されるのだが、いつもの[[女体化]]……ではなく、この女性は北斎の三女・葛飾応為(本名・川村栄)で、北斎は左上に浮かんでいる蛸の方。 応為の作品で現存するものは10点前後と非常に少ないが、それはあくまで応為「名義」の話。 彼女は生前から父・北斎との合作を描いたり、彼女の描いた絵が北斎名義で出版されていた((別に北斎が盗作したとかではなく、出版社にあたる版元が「『葛飾北斎』ブランドで出した方が売れんじゃね?」と判断したから))。 それもちょっと手伝ったとかいうレベルではなく、生涯に渡って絵を描き続け北斎を支えた、いわば弟子兼相棒とも言うべき関係。 腕前も北斎から「美人画じゃ応為にゃかなわねぇ」とお墨付きを貰うほどだったという。 つまり実際の葛飾北斎は今風に言えば&bold(){「父・北斎と娘・応為の合同ペンネーム」}とも言うべきものなのだ。 事実、葛飾北斎の作とされている作品の中の幾つかは北斎とは異なる絵柄のものが紛れており、これらは彼女の作品ではないかと専門家の間でも考察されている。 応為も父に似て男っぽく大雑把で、絵さえ描ければあとは[[どうでもいい]]という性格だったらしい。 要するに&bold(){彼女もまた親父と似たり寄ったりの極度のズボラ}。 食べた食器はほったらかし、生魚を貰うと調理が面倒だからと人に押し付ける、酒と煙草は浴びるように呑む、といった具合に荒れた生活スタイルの持ち主で、前述した父・北斎が部屋をゴミ屋敷にするのもまったく苦にしなかった。あの親にしてこの子ありというところだろうか。 応為も結婚こそしているものの、あまりの女子力の無さと旦那の描く絵にケチつけまくった事で怒りを買い、旦那から離婚を言い渡されてしまっている。家を追い出したその旦那もまたプロの画家((ということは、少なくとも絵に対する理解はあったはず))だったというから、相当ヤバい結婚生活だった事は想像に難くない。 さて、旦那の家を追い出された応為はといえば、とくに気に病むでもなく……どころか、笑顔で家に帰ってきて「おれ絵描きに戻る!結婚はしねえ!」と言い張り、北斎を呆れさせたそうな。 ついでに言うと、応為は「日焼けしてアゴが出っ張っていた」らしく、当時の基準で見ても今の基準で見ても美人とは言い難い容姿だったらしい。 **◆サーヴァントとしての葛飾北斎 で、葛飾北斎がなぜタコ+美女になっているかというと、北斎が古今東西から集めていた伝奇奇譚の中に、[[螺湮の城について記された魔導書>キャスター(Zero)]]が混ざっていたため。 それを読んで北斎が邪神の存在を知ったこと、 北斎が死後も描き続けることを望み、英霊の座に行くことを拒絶していたこと。 これに目を付けたラウムは北斎の魂を邪神と接続、北斎もいっぺん邪神を見てみたいとカーターの静止も無視して邪神の元へと向かった。 ちなみに史実の北斎も念仏か呪文のようなものを唱えて街を練り歩く奇癖があったようで、それをクトゥルフの呪文と関連付けた形になる。 が、しかし、邪神を目にした北斎は理解した。 北斎が目指すのは「この世をありのままに描き切ること」。 だが邪神の依り代なんぞになってしまえば、この世は邪神の思うままに歪められてしまう。 そんなものは画工ではない。 そして邪神の狂気に染まり切る事を断固として拒絶した北斎は人間としての人格を保ったまま深淵から帰還。 邪神の力だけ盗んでくるというまさかの事態を引き起こす。 これによって「狂気に呑まれながらそれを逆に呑み尽くした者」としてフォーリナーのクラス適性を獲得した。 これにはカーターもビックリ。 北斎を取り込むのに失敗した邪神は、今度は主人公を通じて[[ダ・ヴィンチちゃん]]へと手を伸ばそうとしていたが、 北斎と[[鈴鹿御前]]の妨害によって失敗。 悪夢は終わり、邪神は微睡みへと戻った。 しかし北斎は代償として人間としての肉体を失い、蛸になってしまったため、 応為と「葛飾北斎」の霊基を共有する形でサーヴァントになっている。 英霊になる事を拒絶していた北斎だったが、主人公との体験を通じて絵の題材には事欠かなそうと考えを改め、受け入れた様子。 本人は蛸になった事は大して気にしておらず、&bold(){&font(#800080){「手数が多くていい」}}と言ってるとか。 …というように、なぜ女性の姿で召喚されたか、なぜフォーリナーなのかという部分については実装時に用意された体験クエストの時点で筋の通った理由付けがされている。 その為に、実装直後はちょっとしたエアプチェッカーとして機能したとか。 ちなみにいざとなれば融合する事も可能なようで、 第三再臨ではその姿を披露している。 人格の方はというと、第一&第二霊基では応為が、第三霊基では北斎の方の人格が表に出てくる。 ただ、根っこの方では繋がっているらしく、絵は二人で描いているようなものらしい。 父娘とも気風のいい江戸っ子らしい人物で、北斎はともかく応為の方もべらんめえ口調なのがなかなか特徴的。しかも俺っ子。 基本的には父娘で仲良しだが、たまに応為が軽口を叩くと、北斎に墨をかけられている。 戦闘では身の丈ほどもある巨大な筆を使い、絵を描き上げてダメージを与える。 第三霊基では蛸ドレスの袖に装着した八本の筆を使う。蛸だけに。 描き上げる絵も異なっており、鳳凰図が龍に、エクストラアタックでは黒富士が逆富士になっている。 望みは言うまでもなく「本物の画工になること」だが、現界はともかくそちらの願いに聖杯の力を借りるつもりはないらしい。 強いて言うなら「あと五年、いやあと一年生きる時間を寄越せ」といったところ。 カルデアでも相変わらず絵ばかり描いており、部屋が殺風景ということで書き割りを自作し、 ダ・ヴィンチちゃんから都合してもらった家財道具と合わせて自室を江戸調に仕立てている。 サーヴァント達は男も女も美人揃い、しかも伝説の人物が勢揃いとくればそりゃ絵描きとしては描かずにはいられないってもんである。 あと応為の方も生活力はゼロなので部屋は散らかり放題。生前よろしく、カルデアの部屋を転々としているとか。 一部のサーヴァントからは絵の依頼を受けているらしく、 [[刑部姫>刑部姫(Fate)]]の同人誌のゲスト原稿、[[アンデルセン>キャスター(EXTRA CCC)]]の新作絵本の挿絵、[[金時>坂田金時(Fate)]]の[[バイク]]のエンブレム、 [[黒髭>エドワード・ティーチ(Fate)]]と[[快楽天>ビーストⅢ/R]]からの春画依頼などを受けているらしい。 [[ジル・ド・レエ>キャスター(Zero)]]からは「ぉおお素晴らしい、神絵師ならぬ邪神絵師ですとおぉぉぉ!」と感激されており、 供物を捧げられそうになったから断ったら泣き出したので、 なだめるために額に落書きをしてやったそうな。 ちなみに雅号は「紫色雁高」。北斎が春画を描く時に使った雅号だったりする。意味を調べちゃいけないぞ! 九郎義経こと[[牛若丸>牛若丸(Fate)]]に対しては、まさかのすっぽんぽんの若武者だったことに仰天。 『椿説弓張月』で描いていた鎮西八郎こと[[源為朝]]をそんな感じで描き直そうとしている。 やめたげて! [[玉藻>キャスター(EXTRA)]]の事は天女様と呼んでいる。 どういう存在なのかを認識しているのかもしれない。 先輩フォーリナーである[[アビー>アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)]]に対しては主人公から漫画でも描いてあげなよと言われるが、「南蛮人相手には一文だってまからねェよ?」と釘を刺している。 これは生前、かのシーボルトに絵を依頼された際に「自分は上司より薄給なので半額にしてくれないか」と値切り交渉された逸話に由来する。 ちなみに北斎は「最初から言ってりゃお代に見合った色味で仕上げたものを、『日本人は相手によって値段を変える』なんて吹聴されたら堪らねぇ」と引き上げたが、件の上司が満額で支払ったとか。 アビーからはフォーリナーとして仲良くしたいと思われており、北斎は霊基再臨によってかなり性格が変わることには引きつつ、無邪気に懐いてくるアビーとなんだかんだと仲良くやっている模様。 イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』ではアビーとサークルを組んでいたが、サークル名はよりにもよって&bold(){『鉄棒ぬらぬら』}((海女さんが蛸に触手プレイされる春画『蛸と海女』を描いた時の北斎のペンネームが由来))。 扱っている同人誌もそのサークル名通りのものらしく、なんでもかんでも手伝おうとするアビーを(教育上よろしくないものが目に入らないように)適度にあしらっている。 切禿の女童、つまりおかっぱ頭の少女を見ると夭折した妹を思い出してしまうらしく、[[酒呑童子>酒呑童子(Fate)]]には弱い。 そのため、『鬼楽百重塔』では頼みを断りきれなかったのと、 画材も用意してくれるし、題材が向こうから寄ってくるしでいいこと尽くめということで番人として参加していた。 しかし敗れた後は温泉の存在を知り、「服着てない奴らの方が珍しい」ということでさっさと温泉へと向かっていった。 応為だけでなく北斎も行った。 ちなみに、この夭折した妹「お&ruby(なお){猶}」は、のちに実装された幕間の物語「鬼灯の朱夏」で登場した。 ちなみに、第一霊基がきっちり着こんだ着物姿なのに加え、本人が結構なロリ顔なので分かりづらいが、 応為自身は&bold(){ダヴィンチちゃんより背が高い上に結構なお餅をお持ち}である(第二霊基でチラ見えする)。 **◆ゲーム内での性能 ★5フォーリナー。カード構成はQAABBのセイバー型。 先輩フォーリナーの例にならってAは6hit、残りは4hitと全体的にヒット数が多いのが特徴。 しかしA2枚故か素のNP効率はむしろ良好。何故だ。 端的に総評すると、 「アーツ主体の準自己完結型アタッカー」といったところ。順に見ていこう。 「森羅万象」は自身に1Tの回避付与&NPを最大30チャージ。 「父娘の絆」は自身のArts性能&弱体及び強化解除耐性アップ(3T) 「雅号・異星蛸」は自身のアーツに3T持続の防御デバフを付与する効果を与える(3T) 宝具「富嶽三十六景」は人属性特効の全体Arts攻撃。 スキル構成を見れば分かる通りArtsに全てを賭けたとも言える少々玄人向けのサーヴァント。 それなりに高性能なArtsが2枚というカード構成故に一筋縄ではいかない性能の持ち主。 特に目を引くのは「雅号・異星蛸」。一見すると解りにくい効果ではあるが、要は北斎のArts攻撃に防御デバフ付与効果が付くということ。 このスキルが特徴的なのは、&bold(){一回のスキル発動で何重ものデバフを付与できる}、という点。 カード総入れ替えのタイミングなどを考えて運用すれば、3ターン以内であれば&bold(){3つも4つも5つも6つ}も真っ青になった盾アイコンが生えまくる。 こうなってしまえば目に見えてダメージが増え、Artsを連打する度に相手が溶けていく。 北斎の豪快かつ美麗な攻撃モーション、和風SEと相まってまさに&bold(){快☆感}。 むろんカード配分に左右されるものの、ハマった時の威力と爽快感は無二と言っていい。運用していて楽しいのである……!! 最短CTが[6]なのはそれだけ強力なスキルである証拠なのだ。 これを活かすためにも、宝具を絡めてArtsの手数を増やしていきたい。 ……となると、NPを手早く貯める必要があるわけで……。 といった具合に、運用するにあたっては積極的にArtsを選んでいくことが求められる。 ただし、宝具を連発することを考慮した場合、強力なNP獲得量UPやArtsバフを掛けなければ回転率はそう著しいものではない。 「Artsを適宜選択しつつ、クリティカルスターを生み出し、タイミングを計ってArtsクリティカルを狙う」流れが北斎ちゃんの基本である。 他のスキルも使い勝手は良好。 特に「森羅万象」は最短CTが[5]であることを考えると地味に破格。 最近は無敵貫通持ちが増えてきたとはいえ、CTの短い回避は生存率に強く影響する。 また、宝具回転率の良さに拍車をかけるNP獲得(最大30)なので、なるべくならばレベルを上げたい。 ぐるんぐるん回転してる途中で止まってしまうのであれば、回避を無視して連発優先するのも有効な手。 宝具は人属性特効……つまり兵士系エネミーのようなサーヴァント以外の相手にも特効が入る為、汎用性はそれなり。 特効が入れば多重デバフとの相乗により等倍でもアタッカーを張れるほどの威力を叩き出せるゆえ、 構成と運用さえしっかりしていれば北斎ちゃんゴリ押し戦法もわりとネタの範疇ではなくなる。 宝具AAEXが入ればNPもかなり回収できる為に、宝具の連発も視野に入るが、A2枚故にやっぱり不安定。 そのため前述のように獲得量UPやArtsバフ、クリティカルが出せるよう星出し要員が半ば不可欠。 なお「雅号・異星蛸」のデバフが攻撃後に入る仕様な為に、FGOにおける定石である初手宝具が必ずしも最適ではない。 &u(){火力狙いなら}初手にArtsを選びデバフをかけてから宝具を撃つというテクニックが存在する珍しいサーヴァントである。 欠点は素特効も有利も入らない場合の宝具火力。こればかりは宝具強化の入っていないエクストラクラスの宿命といえよう。 *葛飾北斎([[セイバー>セイバークラス(Fate)]]) 身長:162cm 体重:51kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・善 **◆ステータス(剣) |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |C|C|B|C-|B-|B| **◆スキル(剣) 〇神通力(墨):C 仙女修行と称して茯苓(サルノコシカケ)を煎じて飲み、人相占いにハマっていた。それは誰にでもある、熱に浮かされ夢中になるシーズン。 〇父娘の縁:B 青臭い娘を見守る父親と、父を超えて認められたいと望む娘の少しちぐはぐな想い。 〇雅号・竜紋蛸:B 娘の霊体を己の触手と化して侵食する、深淵なる邪神の狂気。 旅好き引っ越し好きが高じてついに別クラスまで……? 〇対魔力:C 〇神性:E **◆宝具(剣) 『諸国瀧廻り』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~? 最大補足:8人 #center(){&font(#0000ff,b){江戸っ子は &ruby(さつき){五月}の鯉の吹き流し。サアテ、お目にとまれば元へと返す!} &font(#0000ff,b){ きりふり! くわんおん! &ruby(あおい){葵}! ろうべん! &ruby(よしつね){義経}! &ruby(ようろう){養老}! &ruby(おの){小野}! &ruby(あみだ){阿弥陀}! ───『諸国瀧廻り』!!」}} しょこくたきめぐり。 数々の名瀑の姿に着想を得た、応用無辺天界飛翔の大剣技。 夏の暑気を爽快に斬り払う滝巡りの旅へとご招待する。 『冨嶽三十六景』の後年に描かれた、全八図からなる名所絵揃物。 滝名はそれぞれ 『&ruby(しもつけ){下野}黒髪山きりふりの滝』 『東海道坂ノ下清滝くわんおん』 『&ruby(とうと){東都}葵ヶ丘の滝』 『相州大山ろうべんの滝』 『和州吉野義経馬洗滝』 『&ruby(みの){美濃}国養老の滝』 『&ruby(きそかいどう){木曾海道}小野ノ瀑布』 『&ruby(きそじ){木曾路}ノ奥阿弥陀ヶ瀧』。 2019年夏のイベントにて、突如女剣客と化したお栄さん。 ラスベガスに発生した微小特異点に乗り込み、[[宮本伊織(自称)>宮本武蔵(Fate)]]のサポートのもと「水着剣豪」を目指して邁進していく。 水着霊基に変わった影響か、人格はやや幼い。 もっと言えば、[[だいたい14歳ぐらいで、読本(今でいうラノベ)にハマっていた年ごろ>厨二病]]。 いわく、「美貌の仙女にして、刀を取れば大剣豪、絵筆を握れば神絵師」とマテリアルの解説文に突っ込まれるほど盛った設定を誇らしげに語る。 イベント後はフォーリナーに戻ったものの、特異点での記録を引き継いだ別の霊基としてカルデアに召喚されている。 フォーリナーの方のお栄さんは[[立って動いてしゃべる黒歴史を前に恥ずかしさでしばしば頭を抱えていたり>モモンガ/アインズ・ウール・ゴウン]]。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,28) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この人、絶対デジタル作画にも手を出して、しかもえらい腕前になってると思うw -- 名無しさん (2018-02-10 01:20:45) - ↑刑部姫が依頼した同人誌ゲスト原稿なんかはまさにそれなんだろうなw -- 名無しさん (2018-02-10 01:51:09) - 創作する人にデジタル渡したらすごいことになるだろうな、オジマンにCADとか渡したらテンティリス2とか造りそう -- 名無しさん (2018-02-10 02:00:02) - 娘さんとは合作もよくやってたから、この状態でもどうってことないんだろうな -- 名無しさん (2018-02-10 03:51:41) - 2人目のフォーリナー、これで3人目も幼女だったりしたらもう確定だなぁ…… -- 名無しさん (2018-02-10 08:55:30) - マンキンの憑依合体思い出した。再臨で人格変わるから一度は違いを確かめたいね -- 名無しさん (2018-02-10 11:36:48) - 実装に前後してゲーム内イベント、特集番組、リアルイベント(+コラボ)が並んだな -- 名無しさん (2018-02-10 12:25:10) - 性別、フォーリナー設定と意外とよく考えられてるサーヴァント -- 名無しさん (2018-02-10 13:20:13) - ↑4この人普通に大人だよ。黒星さんの画風の影響で幼く見えるかもしれないが -- 名無しさん (2018-02-10 13:31:17) - [[東京水プロマッピング>https://hokusai-and-tokyo.com/]]とコラボとかネームパワーすげーなおい -- 名無しさん (2018-02-10 14:32:18) - 娘さん、同じく画工の人と結婚したはいいものの旦那の画風や作品にケチつけまくって離縁したあげくに父親の下に笑顔で帰って来て北斎を呆れさせた逸話あるんだよな。あと煙草吸ってたら絵に灰落として茫然自失で禁煙宣言するも結局また吸い始めた逸話もあるはっちゃけ娘 -- 名無しさん (2018-02-10 15:01:47) - 北斎さんの場合、バサカ戦、およびアルターエゴ以外のボス相手で光る。バサカとアルター以外は等倍だからどのサバでも組めるし、アーツデバフで防御を落として他のサバが自宝具で大ダメージもできるし。ぶっちゃけ使ってたら楽しいし、節分イベントはMVPものの活躍だった。 -- 名無しさん (2018-02-10 17:11:32) - 絵を書く信念も好きだし、アーツ主体の戦い方も華麗で好き。引けなかったけどな! -- 名無しさん (2018-02-10 19:23:01) - ゆかなの演技が光る 1.2臨と3臨じゃあボイス違うのが悩ましい -- 名無しさん (2018-02-10 23:10:14) - どっちの再臨状態でもモーションが凝ってていいよね -- 名無しさん (2018-02-11 20:09:41) - ↑1か2臨のEXアタックの富士山のてっぺんでドヤってる父様もかわいいけど、3臨の「てやんでぇ!」も好きだから悩む -- 名無しさん (2018-02-11 22:16:51) - 何気にタイムボカンの2018年初放送回で取り上げられたのも葛飾北斎だったというミラクル -- 名無しさん (2018-02-12 04:47:35) - 特攻抜き火力も黒聖杯で割りと誤魔化せる辺り、末恐ろしい奴よ -- 名無しさん (2018-02-12 11:06:05) - 各所で話題になったサジェスト汚染ネタのイメージが強い -- 名無しさん (2018-02-12 11:37:01) - セイバー北斎ちゃん、胸ちょっと小さくないか?と思ったけど、実質的に北斎リリィ(応為さん)なわけか…納得。 -- 名無しさん (2019-08-15 23:23:24) - 「父娘の絆」スキルがこの局面で重要視されるとは思わなかった。 -- 名無しさん (2020-11-19 00:00:40) - 新キャラの馬琴(の息子嫁)とお栄さんは中が良かったらしく、再会するとかなり気安い。 -- 名無しさん (2022-07-01 13:17:06) - とりあえず水着版追加しました。 -- 名無しさん (2022-07-02 03:46:51) - 今回のイベントで追加表情たくさんあって良いぞ。 -- 名無しさん (2022-07-02 06:49:31) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/02/10 Sat 01:01:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){葛飾北斎。しがない画工サ。お手前様が『ますたあ』殿で?} &font(#0000ff){ホー、なかなか絵になる御仁だ。ま、勝手気ままにやらせてもらうサ}} 『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。 ILLUST:黒星紅白 CV.[[ゆかな]] *葛飾北斎(フォーリナー) 身長:162cm 体重:51kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・中庸 **◆ステータス(降) |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |D|D|B|B|A|A| **◆スキル(降) ○クラス別スキル 領域外の生命:EX 外なる宇宙、虚空からの降臨者。 邪神に魅入られ、その権能の片鱗を身に宿して揮うもの。 道具作成:B 人に強く働きかける魔力を帯びた絵画を作成する。 陣地作成:D 絵仕事に都合のよい陣地を作り上げる。 だが、清掃は、しない。 ○保有スキル 神性:B 外宇宙に潜む高次生命体の先駆となり、強い神性を帯びた。 計り知れぬ脅威を、葛飾北斎はその身一つで封じ込めている。 代償として、とと様は面妖蛸の姿となった。 森羅万象:A+ 自然の有り様を研究し、その真髄を見抜く観察眼。 父娘の絆:A 晩年まで連れ添った北斎と応為の心の絆は、邪神の狂気にも揺るがない。 雅号・異星蛸:B 深淵の邪神と混然となった境地で描かれる非ユークリッド幾何学的画風。 **◆宝具(降) ○&font(14,b){『冨嶽三十六景』} ランク:A 種別:対軍宝具 #center(){&font(#0000ff,b){オン・ソチリシュタ・ソワカ、オン・マカシリエイ・ヂリベイ・ソワカ} &font(#0000ff,b){万象を見通す玄帝、北辰より八荒擁護せし尊星の王よ! 渾身の一筆を納め奉る!} &font(#0000ff,b){いざいざご賢覧あれ!『冨嶽三十六景』! 神奈川沖浪裏すさび!}} #center(){&font(#800080,b){ふんぐるいふんぐるい、オン・ソチリシュタ・ソワカ、うがふなぐるふたぐん!} &font(#800080,b){万象を見通す玄帝、星海の館にて微睡む天帝よ! 渾身の一筆を納め奉る!} &font(#800080,b){いざいざご賢覧あれ!『冨嶽三十六景』! 神奈川異海裏すさび!}} ご存じミスター北斎の大傑作グレートウェーブ。 連作浮世絵の二十一作目『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』。 自然の振る舞いを見極め、神懸かりの境地より繰り出される筆鋒は、神秘的な実態を備え、鑑賞者の身も心も衝き動かす。 そして、深淵の邪神と交信し覚醒した北斎は、その狂気を取り込み、唯一無二の浮世絵を描き上げた。それが『神奈川異海裏すさび』。“表富士”三十六景に加えた“裏富士”十景、さらにその先の境地にまで踏み込んでしまった禁断の筆。 ちなみに「北斎」の雅号は「北斎辰政」の略であり、北極星の神格・仏格化である妙見菩薩に由来する。 冒頭で唱えている真言も妙見菩薩のもの。 第三再臨以降の宝具台詞の「星海の館にて微睡む天帝」は、ルルイエで眠る「[[クトゥルフ]]」を指していると思われる。 **◆史実における葛飾北斎 より詳しくは[[この項目>葛飾北斎(浮世絵師)]]へ。以下は概要。 江戸時代後期を代表する浮世絵師。本名は「川村鉄蔵」。 代表作である『富嶽三十六景』のひとつ、『神奈川沖浪裏』は誰もが一度は目にした事があるだろう。 「葛飾北斎」の他にも「画狂老人」「宗理」「鉄棒ぬらぬら」など30もの雅号を持ち、 ゴッホやドビュッシーなど海外の画家・音楽家にも多大な影響を与えたという。 春画も手掛けており、中には「蛸と海女」という触手プレイを描いた春画が存在する。 その為、触手プレイのパイオニア扱いされる事もあるが、実際は北斎以前からこの手のものは存在していたらしい。 生涯で3万点もの作品を描き上げたというが、その代わりに生活力は&bold(){ゼロ}に近かったという。 日がな一日布団にくるまって絵を描き、まったく片付けないため住んでいる長屋は瞬く間にゴミ屋敷となり、そうして部屋が汚くなると引っ越す、というめちゃくちゃなライフスタイルだったと伝わっている。 そんな生活なので、引っ越し回数は通算93回。しかもある時には「引っ越し先の風景が気に入らない」と一日に三度引っ越したことまであるとか。 金銭感覚も壊滅的で、稼いだ金はすべて絵に突っ込んでしまう為、常に赤貧だったとかなんとか。 雅号が30も存在しているのは、一説では雅号を弟子に譲ることを収入の一手段としていたためと言われ、「北斎」の雅号ですら弟子に譲ったという。 そんな数々の奇行がありながらも天才と謳われた北斎だったが、本人は自分の実力に満足してはいなかったらしい。 80を超えて巨匠の名をほしいままにする立場にまでなっても&bold(){&font(#800080){「猫一匹すらまともに描けない」}}と嘆いていたエピソードが残っている((娘の応為は絵画教室の講師をしていた際、このエピソードを引き合いに出して「人間嘆いてるときが一番上達するもんだ」と落ち込む生徒を励まし、北斎もその後ろでそうだそうだと頷いていた、という微笑ましいエピソードもある。))ほか、75歳の頃に刊行した富嶽百景の後書きには、 >己 六才より物の形状を写の癖ありて 半百の此より数々画図を顕すといえども 七十年前画く所は実に取るに足るものなし >七十三才にして稍(やや)禽獣虫魚の骨格草木の出生を悟し得たり >故に八十六才にしては益々進み 九十才にして猶其奥意を極め 一百歳にして正に神妙ならんか 百有十歳にしては一点一格にして生るがごとくならん >願わくは長寿の君子 予言の妄ならざるを見たまふべし と記している。 これは &bold(){&font(#800080){「私は6歳より物の形状を写し取る癖があり、50歳の頃から数々の図画を表した。とは言え、70歳までに描いたものは本当に取るに足らぬものばかりである。73歳になってさまざまな生き物や草木の生まれと造りをいくらかは知ることができた。ゆえに、86歳になればますます腕は上達し、90歳ともなると奥義を極め、100歳に至っては正に神妙の域に達するであろうか。100歳を超えて描く一点は一つの命を得たかのように生きたものとなろう。長寿の神には、このような私の言葉が世迷い言などではないことをご覧いただきたく願いたいものだ」}} という意味。 しかし90歳の頃に寿命を迎え、 &bold(){&font(#800080){「天我をして十年の命を長らわしめば… 天我をして五年の命を保たしめば 真正の画工となるを得べし」}} あと十年、いやあと五年あれば本物の画工になれたものを、と言い残してこの世を去った。 [[ゲーム]]中では女性の姿で召喚されるのだが、いつもの[[女体化]]……ではなく、この女性は北斎の三女・葛飾応為(本名・川村栄)で、北斎は左上に浮かんでいる蛸の方。 応為の作品で現存するものは10点前後と非常に少ないが、それはあくまで応為「名義」の話。 彼女は生前から父・北斎との合作を描いたり、彼女の描いた絵が北斎名義で出版されていた((別に北斎が盗作したとかではなく、出版社にあたる版元が「『葛飾北斎』ブランドで出した方が売れんじゃね?」と判断したから))。 それもちょっと手伝ったとかいうレベルではなく、生涯に渡って絵を描き続け北斎を支えた、いわば弟子兼相棒とも言うべき関係。 腕前も北斎から「美人画じゃ応為にゃかなわねぇ」とお墨付きを貰うほどだったという。 つまり実際の葛飾北斎は今風に言えば&bold(){「父・北斎と娘・応為の合同ペンネーム」}とも言うべきものなのだ。 事実、葛飾北斎の作とされている作品の中の幾つかは北斎とは異なる絵柄のものが紛れており、これらは彼女の作品ではないかと専門家の間でも考察されている。 応為も父に似て男っぽく大雑把で、絵さえ描ければあとは[[どうでもいい]]という性格だったらしい。 要するに&bold(){彼女もまた親父と似たり寄ったりの極度のズボラ}。 食べた食器はほったらかし、生魚を貰うと調理が面倒だからと人に押し付ける、酒と煙草は浴びるように呑む、といった具合に荒れた生活スタイルの持ち主で、前述した父・北斎が部屋をゴミ屋敷にするのもまったく苦にしなかった。あの親にしてこの子ありというところだろうか。 応為も結婚こそしているものの、あまりの女子力の無さと旦那の描く絵にケチつけまくった事で怒りを買い、旦那から離婚を言い渡されてしまっている。家を追い出したその旦那もまたプロの画家((ということは、少なくとも絵に対する理解はあったはず))だったというから、相当ヤバい結婚生活だった事は想像に難くない。 さて、旦那の家を追い出された応為はといえば、とくに気に病むでもなく……どころか、笑顔で家に帰ってきて「おれ絵描きに戻る!結婚はしねえ!」と言い張り、北斎を呆れさせたそうな。 ついでに言うと、応為は「日焼けしてアゴが出っ張っていた」らしく、当時の基準で見ても今の基準で見ても美人とは言い難い容姿だったらしい。 **◆サーヴァントとしての葛飾北斎 で、葛飾北斎がなぜタコ+美女になっているかというと、北斎が古今東西から集めていた伝奇奇譚の中に、[[螺湮の城について記された魔導書>キャスター(Fate/Zero)]]が混ざっていたため。 それを読んで北斎が邪神の存在を知ったこと、 北斎が死後も描き続けることを望み、英霊の座に行くことを拒絶していたこと。 これに目を付けたラウムは北斎の魂を邪神と接続、北斎もいっぺん邪神を見てみたいとカーターの静止も無視して邪神の元へと向かった。 ちなみに史実の北斎も念仏か呪文のようなものを唱えて街を練り歩く奇癖があったようで、それをクトゥルフの呪文と関連付けた形になる。 が、しかし、邪神を目にした北斎は理解した。 北斎が目指すのは「この世をありのままに描き切ること」。 だが邪神の依り代なんぞになってしまえば、この世は邪神の思うままに歪められてしまう。 そんなものは画工ではない。 そして邪神の狂気に染まり切る事を断固として拒絶した北斎は人間としての人格を保ったまま深淵から帰還。 邪神の力だけ盗んでくるというまさかの事態を引き起こす。 これによって「狂気に呑まれながらそれを逆に呑み尽くした者」としてフォーリナーのクラス適性を獲得した。 これにはカーターもビックリ。 北斎を取り込むのに失敗した邪神は、今度は主人公を通じて[[ダ・ヴィンチちゃん]]へと手を伸ばそうとしていたが、 北斎と[[鈴鹿御前]]の妨害によって失敗。 悪夢は終わり、邪神は微睡みへと戻った。 しかし北斎は代償として人間としての肉体を失い、蛸になってしまったため、 応為と「葛飾北斎」の霊基を共有する形でサーヴァントになっている。 英霊になる事を拒絶していた北斎だったが、主人公との体験を通じて絵の題材には事欠かなそうと考えを改め、受け入れた様子。 本人は蛸になった事は大して気にしておらず、&bold(){&font(#800080){「手数が多くていい」}}と言ってるとか。 …というように、なぜ女性の姿で召喚されたか、なぜフォーリナーなのかという部分については実装時に用意された体験クエストの時点で筋の通った理由付けがされている。 その為に、実装直後はちょっとしたエアプチェッカーとして機能したとか。 ちなみにいざとなれば融合する事も可能なようで、 第三再臨ではその姿を披露している。 人格の方はというと、第一&第二霊基では応為が、第三霊基では北斎の方の人格が表に出てくる。 ただ、根っこの方では繋がっているらしく、絵は二人で描いているようなものらしい。 父娘とも気風のいい江戸っ子らしい人物で、北斎はともかく応為の方もべらんめえ口調なのがなかなか特徴的。しかも俺っ子。 基本的には父娘で仲良しだが、たまに応為が軽口を叩くと、北斎に墨をかけられている。 戦闘では身の丈ほどもある巨大な筆を使い、絵を描き上げてダメージを与える。 第三霊基では蛸ドレスの袖に装着した八本の筆を使う。蛸だけに。 描き上げる絵も異なっており、鳳凰図が龍に、エクストラアタックでは黒富士が逆富士になっている。 望みは言うまでもなく「本物の画工になること」だが、現界はともかくそちらの願いに聖杯の力を借りるつもりはないらしい。 強いて言うなら「あと五年、いやあと一年生きる時間を寄越せ」といったところ。 カルデアでも相変わらず絵ばかり描いており、部屋が殺風景ということで書き割りを自作し、 ダ・ヴィンチちゃんから都合してもらった家財道具と合わせて自室を江戸調に仕立てている。 サーヴァント達は男も女も美人揃い、しかも伝説の人物が勢揃いとくればそりゃ絵描きとしては描かずにはいられないってもんである。 あと応為の方も生活力はゼロなので部屋は散らかり放題。生前よろしく、カルデアの部屋を転々としているとか。 一部のサーヴァントからは絵の依頼を受けているらしく、 [[刑部姫>刑部姫(Fate)]]の同人誌のゲスト原稿、[[アンデルセン>キャスター(EXTRA CCC)]]の新作絵本の挿絵、[[金時>坂田金時(Fate)]]の[[バイク]]のエンブレム、 [[黒髭>エドワード・ティーチ(Fate)]]と[[快楽天>ビーストⅢ/R]]からの春画依頼などを受けているらしい。 [[ジル・ド・レエ>キャスター(Fate/Zero)]]からは「ぉおお素晴らしい、神絵師ならぬ邪神絵師ですとおぉぉぉ!」と感激されており、 供物を捧げられそうになったから断ったら泣き出したので、 なだめるために額に落書きをしてやったそうな。 ちなみに雅号は「紫色雁高」。北斎が春画を描く時に使った雅号だったりする。意味を調べちゃいけないぞ! 九郎義経こと[[牛若丸>牛若丸(Fate)]]に対しては、まさかのすっぽんぽんの若武者だったことに仰天。 『椿説弓張月』で描いていた鎮西八郎こと[[源為朝]]をそんな感じで描き直そうとしている。 やめたげて! [[玉藻>キャスター(EXTRA)]]の事は天女様と呼んでいる。 どういう存在なのかを認識しているのかもしれない。 先輩フォーリナーである[[アビー>アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)]]に対しては主人公から漫画でも描いてあげなよと言われるが、「南蛮人相手には一文だってまからねェよ?」と釘を刺している。 これは生前、かのシーボルトに絵を依頼された際に「自分は上司より薄給なので半額にしてくれないか」と値切り交渉された逸話に由来する。 ちなみに北斎は「最初から言ってりゃお代に見合った色味で仕上げたものを、『日本人は相手によって値段を変える』なんて吹聴されたら堪らねぇ」と引き上げたが、件の上司が満額で支払ったとか。 アビーからはフォーリナーとして仲良くしたいと思われており、北斎は霊基再臨によってかなり性格が変わることには引きつつ、無邪気に懐いてくるアビーとなんだかんだと仲良くやっている模様。 イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』ではアビーとサークルを組んでいたが、サークル名はよりにもよって&bold(){『鉄棒ぬらぬら』}((海女さんが蛸に触手プレイされる春画『蛸と海女』を描いた時の北斎のペンネームが由来))。 扱っている同人誌もそのサークル名通りのものらしく、なんでもかんでも手伝おうとするアビーを(教育上よろしくないものが目に入らないように)適度にあしらっている。 切禿の女童、つまりおかっぱ頭の少女を見ると夭折した妹を思い出してしまうらしく、[[酒呑童子>酒呑童子(Fate)]]には弱い。 そのため、『鬼楽百重塔』では頼みを断りきれなかったのと、 画材も用意してくれるし、題材が向こうから寄ってくるしでいいこと尽くめということで番人として参加していた。 しかし敗れた後は温泉の存在を知り、「服着てない奴らの方が珍しい」ということでさっさと温泉へと向かっていった。 応為だけでなく北斎も行った。 ちなみに、この夭折した妹「お&ruby(なお){猶}」は、のちに実装された幕間の物語「鬼灯の朱夏」で登場した。 ちなみに、第一霊基がきっちり着こんだ着物姿なのに加え、本人が結構なロリ顔なので分かりづらいが、 応為自身は&bold(){ダヴィンチちゃんより背が高い上に結構なお餅をお持ち}である(第二霊基でチラ見えする)。 **◆ゲーム内での性能 ★5フォーリナー。カード構成はQAABBのセイバー型。 先輩フォーリナーの例にならってAは6hit、残りは4hitと全体的にヒット数が多いのが特徴。 しかしA2枚故か素のNP効率はむしろ良好。何故だ。 端的に総評すると、 「アーツ主体の準自己完結型アタッカー」といったところ。順に見ていこう。 「森羅万象」は自身に1Tの回避付与&NPを最大30チャージ。 「父娘の絆」は自身のArts性能&弱体及び強化解除耐性アップ(3T) 「雅号・異星蛸」は自身のアーツに3T持続の防御デバフを付与する効果を与える(3T) 宝具「富嶽三十六景」は人属性特効の全体Arts攻撃。 スキル構成を見れば分かる通りArtsに全てを賭けたとも言える少々玄人向けのサーヴァント。 それなりに高性能なArtsが2枚というカード構成故に一筋縄ではいかない性能の持ち主。 特に目を引くのは「雅号・異星蛸」。一見すると解りにくい効果ではあるが、要は北斎のArts攻撃に防御デバフ付与効果が付くということ。 このスキルが特徴的なのは、&bold(){一回のスキル発動で何重ものデバフを付与できる}、という点。 カード総入れ替えのタイミングなどを考えて運用すれば、3ターン以内であれば&bold(){3つも4つも5つも6つ}も真っ青になった盾アイコンが生えまくる。 こうなってしまえば目に見えてダメージが増え、Artsを連打する度に相手が溶けていく。 北斎の豪快かつ美麗な攻撃モーション、和風SEと相まってまさに&bold(){快☆感}。 むろんカード配分に左右されるものの、ハマった時の威力と爽快感は無二と言っていい。運用していて楽しいのである……!! 最短CTが[6]なのはそれだけ強力なスキルである証拠なのだ。 これを活かすためにも、宝具を絡めてArtsの手数を増やしていきたい。 ……となると、NPを手早く貯める必要があるわけで……。 といった具合に、運用するにあたっては積極的にArtsを選んでいくことが求められる。 ただし、宝具を連発することを考慮した場合、強力なNP獲得量UPやArtsバフを掛けなければ回転率はそう著しいものではない。 「Artsを適宜選択しつつ、クリティカルスターを生み出し、タイミングを計ってArtsクリティカルを狙う」流れが北斎ちゃんの基本である。 他のスキルも使い勝手は良好。 特に「森羅万象」は最短CTが[5]であることを考えると地味に破格。 最近は無敵貫通持ちが増えてきたとはいえ、CTの短い回避は生存率に強く影響する。 また、宝具回転率の良さに拍車をかけるNP獲得(最大30)なので、なるべくならばレベルを上げたい。 ぐるんぐるん回転してる途中で止まってしまうのであれば、回避を無視して連発優先するのも有効な手。 宝具は人属性特効……つまり兵士系エネミーのようなサーヴァント以外の相手にも特効が入る為、汎用性はそれなり。 特効が入れば多重デバフとの相乗により等倍でもアタッカーを張れるほどの威力を叩き出せるゆえ、 構成と運用さえしっかりしていれば北斎ちゃんゴリ押し戦法もわりとネタの範疇ではなくなる。 宝具AAEXが入ればNPもかなり回収できる為に、宝具の連発も視野に入るが、A2枚故にやっぱり不安定。 そのため前述のように獲得量UPやArtsバフ、クリティカルが出せるよう星出し要員が半ば不可欠。 なお「雅号・異星蛸」のデバフが攻撃後に入る仕様な為に、FGOにおける定石である初手宝具が必ずしも最適ではない。 &u(){火力狙いなら}初手にArtsを選びデバフをかけてから宝具を撃つというテクニックが存在する珍しいサーヴァントである。 欠点は素特効も有利も入らない場合の宝具火力。こればかりは宝具強化の入っていないエクストラクラスの宿命といえよう。 *葛飾北斎([[セイバー>セイバークラス(Fate)]]) 身長:162cm 体重:51kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・善 **◆ステータス(剣) |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |C|C|B|C-|B-|B| **◆スキル(剣) 〇神通力(墨):C 仙女修行と称して茯苓(サルノコシカケ)を煎じて飲み、人相占いにハマっていた。それは誰にでもある、熱に浮かされ夢中になるシーズン。 〇父娘の縁:B 青臭い娘を見守る父親と、父を超えて認められたいと望む娘の少しちぐはぐな想い。 〇雅号・竜紋蛸:B 娘の霊体を己の触手と化して侵食する、深淵なる邪神の狂気。 旅好き引っ越し好きが高じてついに別クラスまで……? 〇対魔力:C 〇神性:E **◆宝具(剣) 『諸国瀧廻り』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~? 最大補足:8人 #center(){&font(#0000ff,b){江戸っ子は &ruby(さつき){五月}の鯉の吹き流し。サアテ、お目にとまれば元へと返す!} &font(#0000ff,b){ きりふり! くわんおん! &ruby(あおい){葵}! ろうべん! &ruby(よしつね){義経}! &ruby(ようろう){養老}! &ruby(おの){小野}! &ruby(あみだ){阿弥陀}! ───『諸国瀧廻り』!!」}} しょこくたきめぐり。 数々の名瀑の姿に着想を得た、応用無辺天界飛翔の大剣技。 夏の暑気を爽快に斬り払う滝巡りの旅へとご招待する。 『冨嶽三十六景』の後年に描かれた、全八図からなる名所絵揃物。 滝名はそれぞれ 『&ruby(しもつけ){下野}黒髪山きりふりの滝』 『東海道坂ノ下清滝くわんおん』 『&ruby(とうと){東都}葵ヶ丘の滝』 『相州大山ろうべんの滝』 『和州吉野義経馬洗滝』 『&ruby(みの){美濃}国養老の滝』 『&ruby(きそかいどう){木曾海道}小野ノ瀑布』 『&ruby(きそじ){木曾路}ノ奥阿弥陀ヶ瀧』。 2019年夏のイベントにて、突如女剣客と化したお栄さん。 ラスベガスに発生した微小特異点に乗り込み、[[宮本伊織(自称)>宮本武蔵(Fate)]]のサポートのもと「水着剣豪」を目指して邁進していく。 水着霊基に変わった影響か、人格はやや幼い。 もっと言えば、[[だいたい14歳ぐらいで、読本(今でいうラノベ)にハマっていた年ごろ>厨二病]]。 いわく、「美貌の仙女にして、刀を取れば大剣豪、絵筆を握れば神絵師」とマテリアルの解説文に突っ込まれるほど盛った設定を誇らしげに語る。 イベント後はフォーリナーに戻ったものの、特異点での記録を引き継いだ別の霊基としてカルデアに召喚されている。 フォーリナーの方のお栄さんは[[立って動いてしゃべる黒歴史を前に恥ずかしさでしばしば頭を抱えていたり>モモンガ/アインズ・ウール・ゴウン]]。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,28) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この人、絶対デジタル作画にも手を出して、しかもえらい腕前になってると思うw -- 名無しさん (2018-02-10 01:20:45) - ↑刑部姫が依頼した同人誌ゲスト原稿なんかはまさにそれなんだろうなw -- 名無しさん (2018-02-10 01:51:09) - 創作する人にデジタル渡したらすごいことになるだろうな、オジマンにCADとか渡したらテンティリス2とか造りそう -- 名無しさん (2018-02-10 02:00:02) - 娘さんとは合作もよくやってたから、この状態でもどうってことないんだろうな -- 名無しさん (2018-02-10 03:51:41) - 2人目のフォーリナー、これで3人目も幼女だったりしたらもう確定だなぁ…… -- 名無しさん (2018-02-10 08:55:30) - マンキンの憑依合体思い出した。再臨で人格変わるから一度は違いを確かめたいね -- 名無しさん (2018-02-10 11:36:48) - 実装に前後してゲーム内イベント、特集番組、リアルイベント(+コラボ)が並んだな -- 名無しさん (2018-02-10 12:25:10) - 性別、フォーリナー設定と意外とよく考えられてるサーヴァント -- 名無しさん (2018-02-10 13:20:13) - ↑4この人普通に大人だよ。黒星さんの画風の影響で幼く見えるかもしれないが -- 名無しさん (2018-02-10 13:31:17) - [[東京水プロマッピング>https://hokusai-and-tokyo.com/]]とコラボとかネームパワーすげーなおい -- 名無しさん (2018-02-10 14:32:18) - 娘さん、同じく画工の人と結婚したはいいものの旦那の画風や作品にケチつけまくって離縁したあげくに父親の下に笑顔で帰って来て北斎を呆れさせた逸話あるんだよな。あと煙草吸ってたら絵に灰落として茫然自失で禁煙宣言するも結局また吸い始めた逸話もあるはっちゃけ娘 -- 名無しさん (2018-02-10 15:01:47) - 北斎さんの場合、バサカ戦、およびアルターエゴ以外のボス相手で光る。バサカとアルター以外は等倍だからどのサバでも組めるし、アーツデバフで防御を落として他のサバが自宝具で大ダメージもできるし。ぶっちゃけ使ってたら楽しいし、節分イベントはMVPものの活躍だった。 -- 名無しさん (2018-02-10 17:11:32) - 絵を書く信念も好きだし、アーツ主体の戦い方も華麗で好き。引けなかったけどな! -- 名無しさん (2018-02-10 19:23:01) - ゆかなの演技が光る 1.2臨と3臨じゃあボイス違うのが悩ましい -- 名無しさん (2018-02-10 23:10:14) - どっちの再臨状態でもモーションが凝ってていいよね -- 名無しさん (2018-02-11 20:09:41) - ↑1か2臨のEXアタックの富士山のてっぺんでドヤってる父様もかわいいけど、3臨の「てやんでぇ!」も好きだから悩む -- 名無しさん (2018-02-11 22:16:51) - 何気にタイムボカンの2018年初放送回で取り上げられたのも葛飾北斎だったというミラクル -- 名無しさん (2018-02-12 04:47:35) - 特攻抜き火力も黒聖杯で割りと誤魔化せる辺り、末恐ろしい奴よ -- 名無しさん (2018-02-12 11:06:05) - 各所で話題になったサジェスト汚染ネタのイメージが強い -- 名無しさん (2018-02-12 11:37:01) - セイバー北斎ちゃん、胸ちょっと小さくないか?と思ったけど、実質的に北斎リリィ(応為さん)なわけか…納得。 -- 名無しさん (2019-08-15 23:23:24) - 「父娘の絆」スキルがこの局面で重要視されるとは思わなかった。 -- 名無しさん (2020-11-19 00:00:40) - 新キャラの馬琴(の息子嫁)とお栄さんは中が良かったらしく、再会するとかなり気安い。 -- 名無しさん (2022-07-01 13:17:06) - とりあえず水着版追加しました。 -- 名無しさん (2022-07-02 03:46:51) - 今回のイベントで追加表情たくさんあって良いぞ。 -- 名無しさん (2022-07-02 06:49:31) #comment #areaedit(end) }

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