ブラッケスト・ナイト

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&font(#6495ED){登録日}:2019/02/02 Sat 17:55:31 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 25 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){『Blackest Night』}は2009年に[[DCコミックス>DCコミック]]から出版されたアメコミ作品。 #region(作品情報) 『Blackest Night』#0~#8 発売 2009年5月から 脚本 ジェフ・ジョーンズ 作画 アイヴァン・リース 『Green Lantern Vol.4』#43~#52 タイインの1つ。前半は七色の『コァ』を集うため宇宙に向かったグリーンランタン(ハル・ジョーダン)の活躍を描き、 後半からは惑星ザンシーに向かったグリーンランタン(ジョン・スチュワート)や[[地球]]での『ニューガーディアンズ』の戦いが描かれる。 『Green Lantern Corps Vol.2』#39~#46 タイインの1つ。惑星オアにおける『グリーンランタン・コァ』とブラックランタンの戦いを描く。 『Blackest Night』タイイン ブラックランタンとヒーローの戦いを描いたタイイン。レギュラーシリーズ10作。リミテッドシリーズ6作。 『Resurrected Titles』 [[復活]]した過去の8作のシリーズでブラックランタンとヒーローの戦いのほか、様々なストーリーが展開された。 『Blackest Night: Tales of the Corps』 『緑』以外の『コァ』の隊員1人を主人公にした短編と『コァ』の概要を収録したリミテッドシリーズ。 『Untold Tales of Blackest Night』 4本の短編と本編には採用されずに終わった2つのシーンを収録したワンショット。 #endregion 日本では2018年にヴィレッジブックスから邦訳本が発売されている。 『[[グリーンランタン:リバース]]』から始まったジェフ・ジョーンズによるグリーンランタン・サーガ『ウォー・オブ・ライト』最終章。 暴走する死者の軍団『ブラックランタン・コァ』に立ち向かう七色の『コァ』と地球のヒーローの活躍を描いた大型イベント。 数多くの[[死]]と復活が描かれてきた『DCユニバース』を舞台にした[[ゾンビ]]映画のような作品で、 前半は復活した死者と彼らに関係する人物にスポットを当て暴力的で残酷なストーリーが展開していく。 後半からは七色の『コァ』が登場し光と闇の正面衝突を描き、最後にはアメコミでは時に軽視される復活の意義を掘り下げている。 生と死を掘り下げたストーリーと数多くのキャラクターが入り乱れるアートから高い評価を得てアイズナー賞に選ばれている。 本作を補完するタイイン/関連誌として『Green Lantern Vol.4』と『Green Lantern Corps Vol.2』で本作を補完する話が展開され、 多くのタイトルと6作のリミテッドシリーズでヒーローと『ブラックランタン・コァ』の戦いが描かれた。 また『Resurrected Titles』と題し過去の8作のシリーズが復活し、これらの作品でも『ブラックランタン・コァ』との戦いが描かれた。 本作終了後には終盤に登場した新たな謎に迫る『Brightest Day』が展開された。 &link_anchor(『Blackest Night Vol.1』#0~#4){『Blackest Night Vol.1』#0~#4} &link_anchor(『Blackest Night Vol.1』#5~#8){『Blackest Night Vol.1』#5~#8} *&aname(『Blackest Night Vol.1』#0~#4,option=nolink){『Blackest Night Vol.1』#0~#4} **&font(#000000){【物語】} 『&font(b,green){意志}』の『&font(b,green){緑}』と『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』の『&font(b,black,#ffdc00){黄}』との戦争『[[シネストロ・コァ・ウォー>グリーンランタン:シネストロ・コァ・ウォー]]』が引き金となり、 宇宙では『&font(b,red){憤怒}』の『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){強欲}』の『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,blue){希望}』の『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){愛}』の『&font(b,#ee82ee){紫}』の『コァ』が目覚め、 『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』が持つ『オアの書』に預言された『光の戦争』が現実のものとなった。 その頃地球では戦いの犠牲者を讃え悼む記念日を迎え、多くのヒーローや市民が永遠の眠りについた家族や友人を偲んでいた。 最近復活したフラッシュ(バリー・アレン)は親友の&font(b,green){グリーンランタン}(ハル・ジョーダン)から友人たちの死を聞かされ、その死に衝撃を受けていた。 そんな中ブルース・ウェインの遺骨盗難を知った2人が現場に向かうと、そこで命を落としたはずのマーシャン・マンハンターの襲撃を受ける。 時を同じくしてヒーローや六色の『コァ』の前にも復活した死者たちが現れ『漆黒の夜』が始まろうとしていた。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ***&font(#000000){≪ヒーロー≫} 家族や友人の死に思いを馳せていると復活した死者の襲撃を受け、不死身の存在を相手に知恵を振り絞り立ち向かう。 ・&font(b,15px){&font(green){グリーンランタン}(ハル・ジョーダン)} 宇宙の治安維持組織『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』の一員で地球担当。コーストシティでの式典に参加後、バリーと記念日を過ごしていた。 またその前日にバリーと共に[[ブルース>バットマン(人物)]]の墓参りを行い、彼との思い出を語っていた。 その墓が暴かれたと知るとバリーと共に捜査に向かうが、ブラックランタンとなったマーシャン・マンハンターと戦闘になる。 火を駆使した作戦で勝利したかに思えたが、すぐに復活しさらにホークマンをはじめとするヒーローもブラックランタンとなり合流されてしまう。 アトムと合流するも追いつめられるが、突如現れた『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に救われ、『JLA』の本部の1つ『ホール・オブ・ジャスティス』にワープする。 そこでメラ、ファイヤーストームと合流し『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』から宇宙の状況と『ブラックランタン・コァ』について知る。 そしてこの戦いに大事な友人&font(b,#ee82ee){キャロル・フェリス}が巻き込まれたと知り宇宙へと向かおうとするも、バリーの説得で考えを改め対策を練ろうとする。 しかし再びブラックランタンが現れ『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に問答無用で宇宙の戦場にワープさせられてしまう。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)} 超スピードを操る鑑識官。『[[クライシス>クライシス・オン・インフィニット・アース]]』の戦いで姿を消したが、『[[ファイナル・クライシス>ファイナル・クライシス(DCコミックス)]]』で復活を果たした。 自分がいない間に多くの悲劇が起きたことにショックを受けており、特に[[ディブニー夫妻>アイデンティティ・クライシス(DCコミックス)]]に関しては席に着く姿を見せるほどだった。 &font(b,green){ハル}と共に記念日を過ごしているとブラックランタンとの戦いに巻き込まれ、持ち前の能力、知識、信念で立ち向かう。 『ホール・オブ・ジャスティス』で&font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとアトムの能力でブラックランタンから逃れ、 気を落とすアトムとメラを勇気づけ自身はヒーローたちに伝令を送りに向かう。 ・&font(b,15px){アトム(レイ・パーマー)} 特殊なスーツとベルトで体を縮小できるヒーロー。親友ホークマンと記念日を過ごそうとするが、元妻ジーン・ローリングの墓参りを巡り対立する。 しばらくしてホークマンの元に向かうが、ブラックランタンたちの待ち伏せを受け負傷し彼らのリングに身を隠すことでやり過ごす。 その後&font(b,green){ハル}とバリーの前でリングから脱出、彼らと合流し『ホール・オブ・ジャスティス』にたどり着く。 &font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとバリーとメラと共に縮小能力を使って『ホール・オブ・ジャスティス』から脱出するも、 変わり果てた友人たちの姿にショックを受け弱音を見せるが、バリーの言葉に勇気づけられ戦う意思を固めた。 そしてメラと共に&font(b,green){グリーンランタン}(アラン・スコット)のいる『[[JSA>ジャスティス・ソサエティ(チーム名)]]』の元に向かう。 ・&font(b,15px){メラ} アクアマンのパートナーの赤毛の水棲人。水を操る力を持つ。記念日を地上にあるアクアマンの墓の前で過ごそうとするが、 新たにアトランティスの王になったテンペストの説得で墓をアトランティスに移すことに同意する。 その作業をしようとしたところブラックランタンとなったアクアマン、アクアガール、ドルフィンの襲撃を受け、テンペストが犠牲になってしまう。 何とか感情を抑え『ホール・オブ・ジャスティス』にたどり着くと、ファイヤーストームや&font(b,green){ハル}たちと合流する。 その後アトムの力でブラックランタンから逃れるも自信を無くしてしまうが、バリーに勇気づけられアトムと行動を共にする。 ・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ジェイソン・ラッシュ/ゲヘナ)} 原子を操る力を持つヒーロー。ジェイソンともう1人の人間が[[合体]]することで変身し、現在は[[超能力]]を持つ恋人ゲヘナをパートナーとしている。 かつてファイヤーストームだったマーティン・スタイン教授と共に同じくファイヤーストームだったロニー・レイモンドの墓参りをした後、 大学の寮で過ごしていたが『JLA』の通信機に連絡が入り『ホール・オブ・ジャスティス』へと向かいメラや&font(b,green){ハル}たちと出会う。 その後&font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとブラックランタンとなったロニーと戦闘になり合体を解かれ、 さらにジェイソンはロニーと合体してしまいゲヘナは塩へと変えられ命を落としてしまう。 ・&font(b,15px){デッドマン(ボストン・ブランド)、ブルーデビル(ダン・キャシディ)、ファントム・ストレンジャー、ザターナ(ザターナ・ザターラ)、スペクター(クリスパス・アレン)} 暗殺者に殺され幽霊ヒーローとなった元ブランコ乗りと魔術系ヒーローたち。 デッドマンの死体がブラックランタンになってしまいブルーデビルたちが調査に向かうが、スペクターがブラックランタンとなり戦闘になる。 ***&font(#000000){≪ブラックランタン・コァ≫} 黒いリングを身に着けた死者の軍団。黒い『セントラル・パワーバッテリー』が存在するセクター666の惑星リュトが本拠地。 『セントラル・パワーバッテリー』は『シネストロ・コァ・ウォー』で解き放たれたアンチモニターを媒介に誕生した。 そこから生み出された黒いリングを死体が身に着けることで、死体をブラックランタンに変える。 ブラックランタンは記憶は同じだが、ゾンビのような外見で精神は歪み自分に関係するものを積極的に攻撃する。 肉体は強化され不死身だが、他の『コァ』の光で強化された&font(b,green){グリーンランタン}の光や強力な光が弱点。 感情におびき寄せられて行動し相手の感情を見ることができる。 生きている人間の心臓を奪うことで『セントラル・パワーバッテリー』をチャージすることを目的に行動している。 ちなみに他の『コァ』同様に宣誓を持つがリングへのチャージなどは行わない。内容は、 &font(b){「漆黒の夜の帳が降り。拡がる闇はあまねく光をかき消さん。我らが望みは汝が心臓、汝が命。我が黒き手に死者は起てり!」} ・&font(b,15px){ブラックハンド(ウィリアム・ハンド)} &font(b,green){グリーンランタン}の『パワーリング』からエネルギーを奪う『コズミック・ディバイディング・ロッド』を操る犯罪者。 兄弟への劣等感や死の興味を幼少のころから抱え、偶然『ロッド』を手に入れたのをきっかけにブラックハンドとなった。 その後異星人に人体実験をされてから謎の声が聞こえるようになり、その導きで家族を皆殺しにして[[自殺]]した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#43での出来事。)。 そして特別なブラックランタンとして復活し、謎の声の導くままにブルースの遺骨を盗むなど暗躍している。 ・&font(b,15px){スカー} 『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』を管理する『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』の1人。 『シネストロ・コァ・ウォー』でアンチモニターに傷を負わされ、その傷が『ブラックランタン・コァ』と結びついてしまう。 それ以来『ガーディアンズ』として暗躍を続け、そしてブラックハンドの活動に合わせ本性を現した。 他の『ガーディアンズ』に襲い掛かり黒いエネルギーで彼らを拘束し、惑星リュトでその時を待っている。 ・&font(b,15px){マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョーンズ/ジョン・ジョンズ)} 様々な超能力や変身能力を持つ火星人。『ファイナル・クライシス』で命を落とした。 ブルースの遺骨盗難を調査する&font(b,green){ハル}とバリーに襲い掛かる。ディブニー夫妻やホークマンたちと合流し追い詰めるも、 『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の介入でとり逃すが、『ホール・オブ・ジャスティス』で再び襲い掛かった。 ・&font(b,15px){エロンゲイテッドマン(ラルフ・ディブニー)、スー・ディブニー} ヒーローの中で随一のおしどり夫婦として知られた2人。エロンゲイテッドマンはゴムの様に形を変える肉体と探偵としての才能を持ち、 スーは一般人ながら『JLA』の名誉メンバーだった。スーは『アイデンティティ・クライシス』でアトムの元妻ジーンに殺され、 エロンゲイテッドマンは『[[インフィニット・クライシス]]』後の1年間で孤独な戦いの末に命を落とした。 ホークマンとホークガールの前にブラックランタンとして現れ2人を殺害、その後&font(b,green){ハル}とバリーに襲い掛かった。 その能力と言葉責めでアトムを含めた3人を追い詰めるも、突如現れた『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に倒された。 ・&font(b,15px){ホークマン(カーター・ホール)、ホークガール(ケンドラ・ソーンダース)} 幾度も転生しそのたびに出会い愛し合う運命にある2人。その名通り鷹のようなコスチュームに身を包み、 『Nthメタル』という金属できた翼で空を飛ぶ。太古の記憶や趣味嗜好から古めかしい武器を愛用する。 現在は復活のタイミングがずれた影響もあり、ホークマンは荒れ気味でホークガールは記憶が不完全な状態。 そういった状況もあってアトムの墓参りの提案も拒否し拠点としている博物館にいたところ、 ブラックランタンとなったディブニー夫妻の襲撃を受け命を落とし、ブラックランタンとして&font(b,green){ハル}たちに襲い掛かった。 ・&font(b,15px){アクアマン(オリン/アーサー・カリー)、テンペスト(ガース)、アクアガール(チューラ)、ドルフィン} 海底王国アトランティスの王と彼の友人や仲間たち。アクアマンは『インフィニット・クライシス』後の混乱の中で怪物に変化し命を落とした。 アクアガールは『クライシス』で、ドルフィンは『インフィニット・クライシス』で命を落としている。 テンペストはアクアマンのサイドキックとして活躍した魔術に長けた戦士で、最近新たなアトランティスの王となった。 彼がメラの許可を得てアクアマンの墓を海底に移そうとしていると、アクアマンたちがブラックランタンとして襲い掛かってきた。 テンペストはメラと協力して抵抗するも最後は恋人だったアクアガールに殺されブラックランタンへと変貌した。 その後感情を抑えたメラを見失うも、『ホール・オブ・ジャスティス』で再び襲い掛かった。 ・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ロニー・レイモンド)} スタイン教授と共に最初のファイヤーストームとなった男。『アイデンティティ・クライシス』で命を落とした。 マーシャン・マンハンターと戦う&font(b,green){ハル}とバリーの前にディブニー夫妻とホークマンコンビと共に現れた。 新たな頭脳担当としてバリーを積極的に攻撃し続け、『ホール・オブ・ジャスティス』では新たなファイヤーストームに襲い掛かり、 ジェイソンと融合しゲヘナを[[塩]]に変えるという残忍な方法で殺害した。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){六色の『コァ』} 感情を力とする『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,black,#ffdc00){黄}』『&font(b,green){緑}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){紫}』の輝きを持つ宇宙の戦士たち。 『シネストロ・コァ・ウォー』以降、『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){紫}』が目覚めそれぞれの目的を胸に活動していた。 現在は『&font(b,red){赤}』と『&font(b,green){緑}』が『&font(b,red){赤}』の本拠地惑星イスマルトで、『&font(b,#ffb74c){橙}』と『&font(b,blue){青}』が『&font(b,blue){青}』の本拠地惑星オディムで、 『&font(b,black,#ffdc00){黄}』と『&font(b,#ee82ee){紫}』が『&font(b,#ee82ee){紫}』の本拠地惑星ザマロンで戦闘状態にあり、さらにブラックランタンが現れ三つ巴の状況になる。 ・&font(b,15px){&font(#4b0082){インディゴ・トライブ}} ブラックランタンと戦う&font(b,green){ハル}たちの前に突然現れた謎の『コァ』。2名の隊員が現れディブニー夫妻を倒し&font(b,green){ハル}たちの危機を救った。 その後『ホール・オブ・ジャスティス』にワープし宇宙の状況やブラックランタンの[[弱点]]を教え、&font(b,green){ハル}を連れ宇宙に向かった。 ・&font(b,15px){&font(green){グリーンランタン}(ジョン・スチュワート、ガイ・ガードナー、カイル・レイナー)} &font(b,green){ハル}と同じく『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』に所属する地球人。&font(b,green){ハル}と共にコーストシティでの式典に参加した後、 &font(b,green){ジョン}は因縁深い惑星ザンシーの跡地に向かい、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}は友人たちの墓参りをして『コァ』の本拠地惑星オアに帰還した。 その後&font(b,green){ジョン}は謎の復活を遂げた惑星ザンシーの調査に向かい&footnote(『Green Lantern Vol.4』#49での出来事。)、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}はブラックランタンとして復活した&font(b,green){グリーンランタン}たちと戦闘になる&footnote(『Green Lantern Corps Vol.2』#39~#45での出来事。)。 ・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース} ウェイン家に仕える執事。記念日に密かに埋葬されたブルースの墓参りに向かうが、 墓が暴かれていたのを発見し『JLA』に連絡を取り&font(b,green){ハル}とバリーに調査を頼む。 *&aname(『Blackest Night Vol.1』#5~#8,option=nolink){『Blackest Night Vol.1』#5~#8} **&font(#000000){【物語】} ヒーローたちの抵抗むなしく『ブラックランタン・コァ』はチャージを完了させ地球に『セントラル・パワーバッテリー』を移送、 コーストシティで『死』の化身ネクロンを呼び出し宇宙を本来の姿である静寂の闇に戻そうとする。 バリー率いるヒーロー軍団と&font(b,green){ハル}率いる『コァ』の代表者『ニューガーディアンズ』は協力して打倒ネクロンに挑むも、 ネクロンはブルースの遺骨を利用しヒーローたちの感情を揺さぶりかつて死を経験した者たちをブラックランタンに変えてしまう。 さらに宇宙中のブラックランタンが地球に迫る中『ニューガーディアンズ』に協力するガンセットは、 &font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}が援軍を呼ぶ時間稼ぎとしてヒーローやヴィランを『コァ』の臨時隊員に指名し抵抗を試みる。 光と闇の決戦が続く中、ネクロンとブラックハンドの手で地球に隠された秘密が暴かれようとしていた。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ***&font(#000000){≪ニューガーディアンズ≫} 七色の『コァ』の代表者たちで結成されたチーム。『コァ』としても個人としてもそれぞれ対立関係にあったが、 『ブラックランタン・コァ』の脅威を前に一時的に同盟を結ぶこととなった。 紆余曲折&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45~#48での出来事。)を経て『&font(b,#ffb74c){橙}』の本拠地惑星オカーラに集結し『黒』の本拠地惑星リュトに向かうが、既に敵は地球に向かっておりその後を追う。 コーストシティにたどり着くとスカーを倒し『黒』の『セントラル・パワーバッテリー』を攻撃するがネクロンには通用しなかったため、 全ての『コァ』隊員が集結するまで臨時隊員たちと共にブラックランタンやブラックランタンとなったスペクターと戦い続ける。 ・&font(b,15px){&font(green){ハル・ジョーダン}} 『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』が生み出した宇宙の治安維持組織『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,green){緑}』。力の源となる感情は『&font(b,green){意志}』。宣誓は、 &font(b,green){「輝ける陽の下も、漆黒の夜の闇も、我が瞳、悪を逃がさじ。闇の力を崇める者よ、畏れよ我が光、グリーンランタンの光を!」} チームのリーダー格として戦いに臨むも、かつて死を経験していたためブラックランタンの対象に選ばれてしまう。 バリーの協力でリングから逃れると臨時隊員たちと共にスペクターに挑み、『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』の化身&font(b,black,#ffdc00){パララックス}を宿すことで勝利する&footnote(『Green Lantern Vol.4』#50~#51での出来事。)。 そしてネクロンとブラックハンドが全ての始まりである『生命』の化身に狙いを定めると化身と一体化しようとするが、 &font(b,black,#ffdc00){シネストロ}に役目を奪われ彼の援護に回る。 ・&font(b,15px){&font(black,#ffdc00){サール・シネストロ}} 『ガーディアンズ』と『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』に対抗し宇宙に『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』を広めるために生まれた軍団『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,black,#ffdc00){黄}』。力の源となる感情は『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』。宣誓は、 &font(b,black,#ffdc00){「漆黒の陽の下も、輝ける夜の闇も、光となりし己が恐怖を畏れよ。正義を阻まんとする者どもは、我が力の如く燃えたぎれ。シネストロの力能が如く!」} 『シネストロ・コァ・ウォー』後は&font(b,green){グリーンランタン・コァ}に囚われていたが、彼に恨みを抱く&font(b,red){アトロシタス}の介入で脱走を果たした&footnote(『Green Lantern: Rage of the Red Lanterns』での出来事。)。 その後『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』のメンバーを再教育する『&font(b,#ee82ee){スターサファイア・コァ}』への侵攻中に&font(b,green){ハル}と再会した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45~#46での出来事。)。 当初は協力を拒んでいたが戦いの中で親友であり&font(b,green){ハル}の前任者だった&font(b,green){アビン・サー}の遺志を継ぐことを決め同盟に参加した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#47での出来事。)。 コーストシティでの戦いではその実力を如何なく発揮し、『生命』の化身が現れると全ての決着をつけるため、 化身と一体化しホワイトランタンになりネクロンに挑む。 ・&font(b,15px){&font(#ee82ee){キャロル・フェリス}} &font(b,green){グリーンランタン}の方針変更に伴い『ガーディアンズ』の分派ザマロン人が生み出した、宇宙に『&font(b,#ee82ee){愛}』を広める軍団『&font(b,#ee82ee){スターサファイア・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#ee82ee){紫}』。力の源となる感情は『&font(b,#ee82ee){愛}』。宣誓は、 &font(b,#ee82ee){「迷い続けて恐怖に満ちた心よ、漆黒の夜に孤独を囲いし心よ、我らがリングを受け取れ。共に戦おう、紫の光で愛は全てを征服する!」} ビームやバリアの他、敵を結晶に囲む力を持つ。また愛する者同士の心臓の鼓動をリンクさせ復活させることができる。 選ばれるメンバーは強い『&font(b,#ee82ee){愛}』を持つ女性が多いが、洗脳に近い再教育も行っている。 &font(b,#ee82ee){キャロル}は&font(b,green){ハル}の元恋人で現在は良き友人。『&font(b,#ee82ee){コァ}』が誕生する前から&font(b,#ee82ee){スターサファイア}に洗脳され&font(b,green){ハル}をはじめとする&font(b,green){グリーンランタン}と戦いを繰り返していた。 最近は普通の人間として生きていたが、『&font(b,#ee82ee){コァ}』から招集を受け&font(b,green){ハル}に力を貸すべく再び&font(b,#ee82ee){スターサファイア}となった&footnote(『Green Lantern Vol.4』#38、『Blackest Night: Tales of the Corps』#2での出来事。)。 『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』との戦闘中に&font(b,green){ハル}と再会し同盟に参加した&footnote(){7}。 ・&font(b,15px){&font(blue){セント・ウォーカー}(ブロディ・ウォーカー)} 元『ガーディアンズ』のガンセットとセイドによって作られた&font(b,green){グリーンランタン}の援護に特化した『&font(b,blue){ブルーランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,blue){青}』。力の源となる感情は『&font(b,blue){希望}』。宣誓は、 &font(b,blue){「恐怖の陽の下も、憤怒の夜の闇も、強き心を満たし、我らが魂に火を灯せ。光の戦に全てを失いしと思えた時は星空を見上げよ、輝く希望を求めて!」} &font(b,green){グリーンランタン}の援護のため彼らを強化し他の色を弱くする。その代わり&font(b,green){グリーンランタン}がいないと真の力を発揮できない。 [[ビーム>ビーム/レーザー]]や[[バリア]]の他、対象の&font(b,blue){望むもの}を見せ落ち着かせる力を持つ。メンバーの選定は慎重に行われるため、その数は少ない。 &font(b,blue){ブロディ}は元々は牧師で聖書を信じた旅の末に家族が犠牲になりながらも信仰を貫き、その努力を認められ&font(b,blue){ブルーランタン}となった&footnote(『Blackest Night: Tales of the Corps』#1での出来事。)。 &font(b,green){ハル}とは&font(b,red){レッドランタン}となった&font(b,red){アトロシタス}との戦いからの知り合い&footnote(){6}。惑星オディムでの&font(b,#ffb74c){ラーフリーズ}との戦闘中に&font(b,green){ハル}と再会し同盟に参加した&footnote(){8}。 ・&font(b,15px){&font(red){アトロシタス}} 『ガーディアンズ』の過ちで滅ぼされたセクター666の生き残り『五逆徒』である彼自身が、 その&font(b,red){怒り}を晴らすため他の4人の生き残りを犠牲にし生み出した『&font(b,red){レッドランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,red){赤}』。力の源となる感情は『&font(b,red){憤怒}』。宣誓は、 &font(b,red){「死んで間もなき屍から噴き出る紅の血と憤怒。そこに我らの地獄の憎悪が混ざり、貴様ら全てを焼き尽くす、それが貴様らの宿命!」} ビームやバリアの他、リングが心臓の代わりになる影響でエネルギーが&font(b,red){血液}になり口から放つ。触れたものは発火し&font(b,red){怒り}に飲み込まれる。 セクター666を滅ぼされた&font(b,red){怒り}から『ガーディアンズ』を憎んでおり、その手下である&font(b,green){グリーンランタン}にも&font(b,red){怒り}を燃やしている。 また&font(b,green){ハル}が新人の頃に敵対しており、その際&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}に捕まったため彼のことも憎んでいる&footnote(『Green Lantern: Secret Origin』での出来事。)。 惑星イスマルトで&font(b,green){グリーンランタン}の『&font(b,green){ロスト・ランタンズ}』との戦闘中にブラックランタンと衝突&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45、47での出来事。)、 彼らに対抗するため惑星オカーラの『&font(b,#ffb74c){オレンジランタン・パワーバッテリー}』を狙っている最中に&font(b,green){ハル}たちと出会った&footnote(『Green Lantern Vol.4』#48での出来事。)。 当初は過去の因縁から協力を拒否するも&font(b,blue){ブルーランタン}の能力とセクター666の惑星リュトの惨状を目の当たりにして、 『ガーディアンズ』が犯したような過ちを再現させないために同盟に参加した&footnote(){13}。 ・&font(b,15px){&font(#ffb74c){ラーフリーズ}} 太古の時代にその危険性から『ガーディアンズ』が封印した『&font(b,#ffb74c){オレンジランタン・パワーバッテリー}』を発見し、 その存在を外部に漏らさないことを条件に独占し続けた元盗賊。彼以外に隊員が存在しないため&font(b,#ffb74c){エージェント・オレンジ}とも呼ばれる。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#ffb74c){橙}』。力の源となる感情は『&font(b,#ffb74c){強欲}』。宣誓は存在しない。 ビームやバリアの他、殺したものをエネルギーにして操る力を持ち、『&font(b,blue){青}』以外のエネルギーを吸収できる。 また『パワーバッテリー』やリングに触れたものは『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれ、常にその欲を満たすことだけを考え続ける。 &font(b,green){グリーンランタン}の方針変更に伴い『ガーディアンズ』の分派『コントローラーズ』が起こした迂闊な行動で長き沈黙から目覚めた。 &font(b,green){グリーンランタン}と衝突した際に以前から望んでいた『ガーディアンズ』への欲が高まり、 &font(b,blue){ブルーランタン}のガンセットとセイドを狙い惑星オディムを攻撃する&footnote(『Green Lantern: Agent Orange』での出来事。)。 その最中に手下たちがブラックランタンとして復活し逃げ惑っていたところ&footnote(){12}、&font(b,red){アトロシタス}や&font(b,green){ハル}たちと出会う&footnote(){13}。 当初は同盟に興味を示さなかったが、セイドがその身を捧げたため同盟に参加した&footnote(){13}。 ・&font(b,15px){&font(b,#4b0082){インディゴ-1}} &font(b,green){アビン・サー}が『漆黒の夜』をはじめとする危機に対抗するために生み出した『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#4b0082){藍}』。力の源となる感情は『&font(b,#4b0082){共感}』。宣誓は『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』が使用する通訳不可のノク語で、 &font(b,#4b0082){「トル・ロレク・サン、ボル・ナッカ・ムル。ナトロモ・ファーン・トルネク・ウォト・ウル。テル・ランタン・ケル・ロ・アビン・サー。タン・レク・レク・ノク、フォルモロウ・サー!」} 杖と一体化したバッテリーを常に持つ。ビームやバリアの他、付近の六色の力を操りワープができる。その存在には謎が多い。 ワープ能力で&font(b,green){ハル}と共に宇宙を飛び回り『ニューガーディアンズ』結成に導いた&footnote(){4}。 ・&font(b,15px){ガンセット、セイド} 元『ガーディアンズ』で追放後に『&font(b,blue){ブルーランタン・コァ}』を結成し彼らの管理者として活動している。 &font(b,blue){セント・ウォーカー}と共に&font(b,green){ハル}たちと合流し、その知識と力で『ニューガーディアンズ』をサポートする。 ガンセットは『ガーディアンズ』として臨時隊員の指名を行い、自身も&font(b,green){グリーンランタン}として戦う。 ***&font(#000000){≪ヒーロー≫} 『JLA』『タイタンズ』『ティーン・タイタンズ』など多くのヒーローがコーストシティに集合しブラックランタンに挑む。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)} 超スピードを操る鑑識官。いち早くコーストシティの異変に気付きネクロンの出現に居合わせた。 その超スピードで戦場を駆け回るも、かつて死を経験していたためブラックランタンに選ばれてしまう。 走り続けていたためすぐにはならずに済み、ハルを連れて短時間のタイムトラベルを行うことでリングから逃れることができた。 その後、常に『&font(b,blue){希望}』を失わない姿が評価され、&font(b,blue){ブルーランタン}となりブラックランタンに挑む。 ・&font(b,15px){アトム(レイ・パーマー)、メラ} 科学者ヒーローと水を操る女戦士のコンビ。『JSA』に合流するもアトムの元妻ジーンの手でブラックリングに飲み込まれてしまう。 デッドマンの協力で脱出するとコーストシティに出現、直後にアトムは『&font(b,#4b0082){共感}』メラは『&font(b,red){憤怒}』を評価されそれぞれのランタンとなった。 ・&font(b,15px){[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]](ダイアナ)} 超人的力を持つアマゾン族の平和大使。コーストシティやワシントンでの戦いで活躍する&footnote(『Blackest Night: Wonder Woman』#1~#2での出来事。)もブラックランタンに変貌してしまう。 しかしその身に宿す『&font(b,#ee82ee){愛}』の力で打ち破り&footnote(『Blackest Night: Wonder Woman』#3での出来事。)&font(b,#ee82ee){スターサファイア}となった。 ・&font(b,15px){ダブ(ドーン・グレンジャー)} 秩序の神に選ばれた女性ヒーロー。妹ホリーを相棒にホーク&ダブとして活動している。 ブラックランタンとなったホーク(ハンク・ホール)との戦いで妹を失うも、神の力が白い光として発現しブラックランタンを倒せるようになった&footnote(『Blackest Night: Titans』での出来事。)。 その力でネクロンに挑もうとするが『セントラル・パワーバッテリー』に眠るアンチモニターの妨害を受ける。 それでも宇宙からやって来た七色の『コァ』の力を借りてブラックランタンとなったアンチモニターを倒した&footnote(『Green Lantern Corps Vol.2』#46での出来事。)。 ・&font(b,15px){七色の『コァ』} 感情を力とする『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,black,#ffdc00){黄}』『&font(b,green){緑}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#4b0082){藍}』『&font(b,#ee82ee){紫}』の輝きを持つ宇宙の戦士たち。 宇宙の各地でブラックランタンを交えた三つ巴の戦いを繰り広げていたが、『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の導きで地球にやって来た。 『ニューガーディアンズ』の指示で同盟を結び地球に迫る宇宙中のブラックランタンに挑む。 そして&font(b,green){ジョン}率いるチームが惑星ザンシーを&footnote(『Green Lantern Vol.4』#52での出来事。)、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}率いるチームがアンチモニターを倒し&footnote(){18}コーストシティに向かう。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/ウォリー・ウェスト]](ウォリー・ウェスト)} バリーのサイドキックとして活躍し、彼の死後はフラッシュを引き継いだ青年。いち早くバリーのもとに駆け付け彼の援護を行う。 ・&font(b,15px){デッドマン(ボストン・ブランド)} 暗殺者に殺され幽霊ヒーローとなった元ブランコ乗り。肉体がブラックランタンとなるもファントム・ストレンジャーの活躍で取り戻した&footnote(『Phantom Stranger Vol.2』#42での出来事。)。 ブラックランタンとなった影響で彼らの情報を入手し、ヒーローたちに乗り移って情報を届けていく。 ***&font(#000000){≪ブラックランタン・コァ≫} 黒いリングを身に着けた死者の軍団。ネクロンの野望を実現させるためコーストシティでヒーローたちの前に立ちふさがる。 ヒーローやヴィランだけでなくコーストシティの犠牲者たちも復活し、さらに宇宙中の死者たちが地球に向かう。 ・&font(b,15px){ネクロン} かつて&font(b,green){グリーンランタン}と戦った死者の王で『ブラックランタン・コァ』の首領。 その正体は『死』の化身で、かつて復活を遂げた者たちは彼が許可したためとされる。ランタンと一体化した大鎌を持つ。 光や命ある者をかつて闇のみだった宇宙への侵略者と断じており、彼らを滅ぼすために『漆黒の夜』を引き起こした。 『セントラル・パワーバッテリー』のチャージが完了したことで現世に姿を現し、 『ニューガーディアンズ』や臨時隊員の攻撃をものともせずに、『ガーディアンズ』の臓物を用いた儀式で『生命』の化身を呼び出す。 そして化身を手にかけようとするがホワイトランタンとなった&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}と一騎打ちを繰り広げる。 ・&font(b,15px){ブラックハンド(ウィリアム・ハンド)} ネクロンに選ばれた『死』の使い。『生命』を憎み、『生命』から命ある者を解放しようと考えている。 ネクロンのそばで彼のサポートを行い、バットマンのブラックランタン化や『生命』の化身を呼び出す儀式を行った。 ・&font(b,15px){スカー} アンチモニターに負わされた傷でネクロンと結びついた『ガーディアンズ』。 『セントラル・パワーバッテリー』と共にコーストシティに現れ、『ガーディアンズ』救出を狙うバリーたちに襲い掛かるも、 『ニューガーディアンズ』の生み出した白い光によって消滅した。 ・&font(b,15px){ジーン・ローリング} 狂乱に飲まれたアトムの元妻。『ファイナル・クライシス』を前にした戦いで命を落とした。悪鬼エクリプソと合体した姿で復活した。 『JSA』の元にいたアトムとメラに襲い掛かる。その後『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の力を得たアトムに挑むも消滅した&footnote(『Atom and Hawkman』#46での出来事。)。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。『ファイナル・クライシス』で命を落とした。その死は世間には伏せられ両親の隣に埋葬された。 ブラックハンドに遺骨を盗まれ、コーストシティでの決戦でブラックランタンとして復活、 その姿を見たヒーローたちに衝撃を与えかつて死を経験したヒーローたちをブラックランタンに変えた。 直後に役目を終えたとして骨に戻されるなど不自然な点が多い。その[[正体>バットマン&ロビン(グラント・モリソン期)#id_7a3d0bab]]は……。 ・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)、グリーンアロー(オリバー・クイーン)、キッド・フラッシュ(バート・アレン)、ドナ・トロイ、スーパーボーイ(コナー・ケント/コン=エル)、アニマルマン(バディ・ベイカー)、アイス(トーラ・オラフスドッター)} ブラックランタンとなったバットマンの姿を見たショックでブラックランタンとなった、かつて死を経験したヒーロー。 自分に関係するヒーローたちに襲い掛かる。&font(b,green){ハル}とバリー、ワンダーウーマンも選ばれるが、&font(b,green){ハル}とバリーは時間移動で、 ワンダーウーマンは&font(b,#ee82ee){スターサファイア}に選ばれたことで難を逃れた。 その後スーパーボーイはワンダーガールの手で&footnote(『Adventure Comics Vol.2』#7での出来事。)、キッド・フラッシュはフラッシュの手で&footnote(『Blackest Night: Flash』#3での出来事。)正気を取り戻した。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){『生命』の化身} ネクロンが『ガーディアンズ』の臓物を使い呼び出した白い天使のような存在。その正体は闇のみだった宇宙に光と『生命』をもたらした化身。 原始の地球に生まれ宇宙に光と『生命』を振りまき地球で眠りについていた。『ガーディアンズ』はその存在を隠すためあらゆる手を尽くしてきた。 ネクロンの手で呼び出されると彼の大鎌を受けあらゆる命が危機にさらされるが、&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}と一体化し彼をホワイトランタンに変えた。 ・&font(b,15px){レックス・ルーサー} 大企業レックス・コープの社長でスーパーマンの[[ライバル]]。自分が手にかけた死者たちの襲撃に備えていたが、 シェルターにまで追い込まれ万事休すのところに『&font(b,#ffb74c){オレンジ・パワーリング}』が現れ&font(b,#ffb74c){オレンジランタン}となった。 そしてコーストシティの戦いに参加するが、すぐに『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれてしまい他のリング所有者や&font(b,#ffb74c){ラーフリーズ}に襲い掛かる。 ・&font(b,15px){スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)} 『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』に魅入られた元心理学者。バットマンが消えてから何の『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』も得られず実験を繰り返していたところ 『&font(b,black,#ffdc00){イエロー・パワーリング}』が現れ&font(b,black,#ffdc00){イエローランタン}となった。そしてコーストシティの戦いに参加し新たな力に興奮するが、 『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれたルーサーにリングを奪われてしまう。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ネクロンてエンドレスのデス様とどういう関係なんだろうか -- 名無しさん (2019-02-02 18:34:46) - クライシス系でどいつもこいつも逝き過ぎィ -- 名無しさん (2019-02-02 21:20:17) - ↑2ネクロンとの関係は明言されていないけど、デスはブラッケスト・ナイトに興味を持ちながらも別件で忙しくて関与しなかったようです。 -- 名無しさん (2019-02-03 08:55:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/02/02 Sat 17:55:31 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 25 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){『Blackest Night』}は2009年に[[DCコミックス>DCコミック]]から出版されたアメコミ作品。 #region(作品情報) 『Blackest Night』#0~#8 発売 2009年5月から 脚本 ジェフ・ジョーンズ 作画 アイヴァン・リース 『Green Lantern Vol.4』#43~#52 タイインの1つ。前半は七色の『コァ』を集うため宇宙に向かったグリーンランタン(ハル・ジョーダン)の活躍を描き、 後半からは惑星ザンシーに向かったグリーンランタン(ジョン・スチュワート)や[[地球]]での『ニューガーディアンズ』の戦いが描かれる。 『Green Lantern Corps Vol.2』#39~#46 タイインの1つ。惑星オアにおける『グリーンランタン・コァ』とブラックランタンの戦いを描く。 『Blackest Night』タイイン ブラックランタンとヒーローの戦いを描いたタイイン。レギュラーシリーズ10作。リミテッドシリーズ6作。 『Resurrected Titles』 [[復活]]した過去の8作のシリーズでブラックランタンとヒーローの戦いのほか、様々なストーリーが展開された。 『Blackest Night: Tales of the Corps』 『緑』以外の『コァ』の隊員1人を主人公にした短編と『コァ』の概要を収録したリミテッドシリーズ。 『Untold Tales of Blackest Night』 4本の短編と本編には採用されずに終わった2つのシーンを収録したワンショット。 #endregion 日本では2018年にヴィレッジブックスから邦訳本が発売されている。 『[[グリーンランタン:リバース]]』から始まったジェフ・ジョーンズによるグリーンランタン・サーガ『ウォー・オブ・ライト』最終章。 暴走する死者の軍団『ブラックランタン・コァ』に立ち向かう七色の『コァ』と地球のヒーローの活躍を描いた大型イベント。 数多くの[[死]]と復活が描かれてきた『DCユニバース』を舞台にした[[ゾンビ]]映画のような作品で、 前半は復活した死者と彼らに関係する人物にスポットを当て暴力的で残酷なストーリーが展開していく。 後半からは七色の『コァ』が登場し光と闇の正面衝突を描き、最後にはアメコミでは時に軽視される復活の意義を掘り下げている。 生と死を掘り下げたストーリーと数多くのキャラクターが入り乱れるアートから高い評価を得てアイズナー賞に選ばれている。 本作を補完するタイイン/関連誌として『Green Lantern Vol.4』と『Green Lantern Corps Vol.2』で本作を補完する話が展開され、 多くのタイトルと6作のリミテッドシリーズでヒーローと『ブラックランタン・コァ』の戦いが描かれた。 また『Resurrected Titles』と題し過去の8作のシリーズが復活し、これらの作品でも『ブラックランタン・コァ』との戦いが描かれた。 本作終了後には終盤に登場した新たな謎に迫る『Brightest Day』が展開された。 &link_anchor(『Blackest Night Vol.1』#0~#4){『Blackest Night Vol.1』#0~#4} &link_anchor(『Blackest Night Vol.1』#5~#8){『Blackest Night Vol.1』#5~#8} *&aname(『Blackest Night Vol.1』#0~#4,option=nolink){『Blackest Night Vol.1』#0~#4} **&font(#000000){【物語】} 『&font(b,green){意志}』の『&font(b,green){緑}』と『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』の『&font(b,black,#ffdc00){黄}』との戦争『[[シネストロ・コァ・ウォー>グリーンランタン:シネストロ・コァ・ウォー]]』が引き金となり、 宇宙では『&font(b,red){憤怒}』の『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){強欲}』の『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,blue){希望}』の『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){愛}』の『&font(b,#ee82ee){紫}』の『コァ』が目覚め、 『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』が持つ『オアの書』に預言された『光の戦争』が現実のものとなった。 その頃地球では戦いの犠牲者を讃え悼む[[記念日]]を迎え、多くのヒーローや市民が永遠の眠りについた家族や友人を偲んでいた。 最近復活したフラッシュ(バリー・アレン)は親友の&font(b,green){グリーンランタン}(ハル・ジョーダン)から友人たちの死を聞かされ、その死に衝撃を受けていた。 そんな中ブルース・ウェインの遺骨盗難を知った2人が現場に向かうと、そこで命を落としたはずのマーシャン・マンハンターの襲撃を受ける。 時を同じくしてヒーローや六色の『コァ』の前にも復活した死者たちが現れ『漆黒の夜』が始まろうとしていた。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ***&font(#000000){≪ヒーロー≫} 家族や友人の死に思いを馳せていると復活した死者の襲撃を受け、不死身の存在を相手に知恵を振り絞り立ち向かう。 ・&font(b,15px){&font(green){グリーンランタン}(ハル・ジョーダン)} 宇宙の治安維持組織『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』の一員で地球担当。コーストシティでの式典に参加後、バリーと記念日を過ごしていた。 またその前日にバリーと共に[[ブルース>バットマン(人物)]]の墓参りを行い、彼との思い出を語っていた。 その墓が暴かれたと知るとバリーと共に捜査に向かうが、ブラックランタンとなったマーシャン・マンハンターと戦闘になる。 火を駆使した作戦で勝利したかに思えたが、すぐに復活しさらにホークマンをはじめとするヒーローもブラックランタンとなり合流されてしまう。 アトムと合流するも追いつめられるが、突如現れた『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に救われ、『JLA』の本部の1つ『ホール・オブ・ジャスティス』にワープする。 そこでメラ、ファイヤーストームと合流し『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』から宇宙の状況と『ブラックランタン・コァ』について知る。 そしてこの戦いに大事な友人&font(b,#ee82ee){キャロル・フェリス}が巻き込まれたと知り宇宙へと向かおうとするも、バリーの説得で考えを改め対策を練ろうとする。 しかし再びブラックランタンが現れ『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に問答無用で宇宙の戦場にワープさせられてしまう。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)} 超スピードを操る鑑識官。『[[クライシス>クライシス・オン・インフィニット・アース]]』の戦いで姿を消したが、『[[ファイナル・クライシス>ファイナル・クライシス(DCコミックス)]]』で復活を果たした。 自分がいない間に多くの悲劇が起きたことにショックを受けており、特に[[ディブニー夫妻>アイデンティティ・クライシス(DCコミックス)]]に関しては席に着く姿を見せるほどだった。 &font(b,green){ハル}と共に記念日を過ごしているとブラックランタンとの戦いに巻き込まれ、持ち前の能力、知識、信念で立ち向かう。 『ホール・オブ・ジャスティス』で&font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとアトムの能力でブラックランタンから逃れ、 気を落とす[[アトム]]とメラを勇気づけ自身はヒーローたちに伝令を送りに向かう。 ・&font(b,15px){アトム(レイ・パーマー)} 特殊なスーツとベルトで体を縮小できるヒーロー。親友ホークマンと記念日を過ごそうとするが、元妻ジーン・ローリングの墓参りを巡り対立する。 しばらくしてホークマンの元に向かうが、ブラックランタンたちの待ち伏せを受け負傷し彼らのリングに身を隠すことでやり過ごす。 その後&font(b,green){ハル}とバリーの前でリングから脱出、彼らと合流し『ホール・オブ・ジャスティス』にたどり着く。 &font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとバリーとメラと共に縮小能力を使って『ホール・オブ・ジャスティス』から脱出するも、 変わり果てた友人たちの姿にショックを受け弱音を見せるが、バリーの言葉に勇気づけられ戦う意思を固めた。 そしてメラと共に&font(b,green){グリーンランタン}(アラン・スコット)のいる『[[JSA>ジャスティス・ソサエティ(チーム名)]]』の元に向かう。 ・&font(b,15px){メラ} アクアマンのパートナーの赤毛の水棲人。水を操る力を持つ。記念日を地上にあるアクアマンの墓の前で過ごそうとするが、 新たにアトランティスの王になったテンペストの説得で墓をアトランティスに移すことに同意する。 その作業をしようとしたところブラックランタンとなったアクアマン、アクアガール、ドルフィンの襲撃を受け、テンペストが犠牲になってしまう。 何とか感情を抑え『ホール・オブ・ジャスティス』にたどり着くと、ファイヤーストームや&font(b,green){ハル}たちと合流する。 その後アトムの力でブラックランタンから逃れるも自信を無くしてしまうが、バリーに勇気づけられアトムと行動を共にする。 ・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ジェイソン・ラッシュ/ゲヘナ)} 原子を操る力を持つヒーロー。ジェイソンともう1人の人間が[[合体]]することで変身し、現在は[[超能力]]を持つ恋人ゲヘナをパートナーとしている。 かつてファイヤーストームだったマーティン・スタイン教授と共に同じくファイヤーストームだったロニー・レイモンドの墓参りをした後、 大学の寮で過ごしていたが『JLA』の通信機に連絡が入り『ホール・オブ・ジャスティス』へと向かいメラや&font(b,green){ハル}たちと出会う。 その後&font(b,green){ハル}が宇宙に向かうとブラックランタンとなったロニーと戦闘になり合体を解かれ、 さらにジェイソンはロニーと合体してしまいゲヘナは塩へと変えられ命を落としてしまう。 ・&font(b,15px){デッドマン(ボストン・ブランド)、ブルーデビル(ダン・キャシディ)、ファントム・ストレンジャー、ザターナ(ザターナ・ザターラ)、スペクター(クリスパス・アレン)} 暗殺者に殺され幽霊ヒーローとなった元ブランコ乗りと魔術系ヒーローたち。 デッドマンの死体がブラックランタンになってしまいブルーデビルたちが調査に向かうが、スペクターがブラックランタンとなり戦闘になる。 ***&font(#000000){≪ブラックランタン・コァ≫} 黒いリングを身に着けた死者の軍団。黒い『セントラル・パワーバッテリー』が存在するセクター666の惑星リュトが本拠地。 『セントラル・パワーバッテリー』は『シネストロ・コァ・ウォー』で解き放たれたアンチモニターを媒介に誕生した。 そこから生み出された黒いリングを死体が身に着けることで、死体をブラックランタンに変える。 ブラックランタンは記憶は同じだが、ゾンビのような外見で精神は歪み自分に関係するものを積極的に攻撃する。 肉体は強化され不死身だが、他の『コァ』の光で強化された&font(b,green){グリーンランタン}の光や強力な光が弱点。 感情におびき寄せられて行動し相手の感情を見ることができる。 生きている人間の心臓を奪うことで『セントラル・パワーバッテリー』をチャージすることを目的に行動している。 ちなみに他の『コァ』同様に宣誓を持つがリングへのチャージなどは行わない。内容は、 &font(b){「漆黒の夜の帳が降り。拡がる闇はあまねく光をかき消さん。我らが望みは汝が心臓、汝が命。我が黒き手に死者は起てり!」} ・&font(b,15px){ブラックハンド(ウィリアム・ハンド)} &font(b,green){グリーンランタン}の『パワーリング』からエネルギーを奪う『コズミック・ディバイディング・ロッド』を操る犯罪者。 兄弟への劣等感や死の興味を幼少のころから抱え、偶然『ロッド』を手に入れたのをきっかけにブラックハンドとなった。 その後異星人に人体実験をされてから謎の声が聞こえるようになり、その導きで家族を皆殺しにして[[自殺]]した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#43での出来事。)。 そして特別なブラックランタンとして復活し、謎の声の導くままにブルースの遺骨を盗むなど暗躍している。 ・&font(b,15px){スカー} 『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』を管理する『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』の1人。 『シネストロ・コァ・ウォー』でアンチモニターに傷を負わされ、その傷が『ブラックランタン・コァ』と結びついてしまう。 それ以来『ガーディアンズ』として暗躍を続け、そしてブラックハンドの活動に合わせ本性を現した。 他の『ガーディアンズ』に襲い掛かり黒いエネルギーで彼らを拘束し、惑星リュトでその時を待っている。 ・&font(b,15px){マーシャン・マンハンター(ジョン・ジョーンズ/ジョン・ジョンズ)} 様々な超能力や変身能力を持つ火星人。『ファイナル・クライシス』で命を落とした。 ブルースの遺骨盗難を調査する&font(b,green){ハル}とバリーに襲い掛かる。ディブニー夫妻やホークマンたちと合流し追い詰めるも、 『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の介入でとり逃すが、『ホール・オブ・ジャスティス』で再び襲い掛かった。 ・&font(b,15px){エロンゲイテッドマン(ラルフ・ディブニー)、スー・ディブニー} ヒーローの中で随一のおしどり夫婦として知られた2人。エロンゲイテッドマンはゴムの様に形を変える肉体と探偵としての才能を持ち、 スーは一般人ながら『JLA』の名誉メンバーだった。スーは『アイデンティティ・クライシス』でアトムの元妻ジーンに殺され、 エロンゲイテッドマンは『[[インフィニット・クライシス]]』後の1年間で孤独な戦いの末に命を落とした。 ホークマンとホークガールの前にブラックランタンとして現れ2人を殺害、その後&font(b,green){ハル}とバリーに襲い掛かった。 その能力と言葉責めでアトムを含めた3人を追い詰めるも、突如現れた『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』に倒された。 ・&font(b,15px){ホークマン(カーター・ホール)、ホークガール(ケンドラ・ソーンダース)} 幾度も転生しそのたびに出会い愛し合う運命にある2人。その名通り鷹のようなコスチュームに身を包み、 『Nthメタル』という金属できた翼で空を飛ぶ。太古の記憶や趣味嗜好から古めかしい武器を愛用する。 現在は復活のタイミングがずれた影響もあり、ホークマンは荒れ気味でホークガールは記憶が不完全な状態。 そういった状況もあってアトムの墓参りの提案も拒否し拠点としている博物館にいたところ、 ブラックランタンとなったディブニー夫妻の襲撃を受け命を落とし、ブラックランタンとして&font(b,green){ハル}たちに襲い掛かった。 ・&font(b,15px){アクアマン(オリン/アーサー・カリー)、テンペスト(ガース)、アクアガール(チューラ)、ドルフィン} 海底王国アトランティスの王と彼の友人や仲間たち。アクアマンは『インフィニット・クライシス』後の混乱の中で怪物に変化し命を落とした。 アクアガールは『クライシス』で、ドルフィンは『インフィニット・クライシス』で命を落としている。 テンペストはアクアマンのサイドキックとして活躍した魔術に長けた戦士で、最近新たなアトランティスの王となった。 彼がメラの許可を得てアクアマンの墓を海底に移そうとしていると、アクアマンたちがブラックランタンとして襲い掛かってきた。 テンペストはメラと協力して抵抗するも最後は恋人だったアクアガールに殺されブラックランタンへと変貌した。 その後感情を抑えたメラを見失うも、『ホール・オブ・ジャスティス』で再び襲い掛かった。 ・&font(b,15px){ファイヤーストーム(ロニー・レイモンド)} スタイン教授と共に最初のファイヤーストームとなった男。『アイデンティティ・クライシス』で命を落とした。 マーシャン・マンハンターと戦う&font(b,green){ハル}とバリーの前にディブニー夫妻とホークマンコンビと共に現れた。 新たな頭脳担当としてバリーを積極的に攻撃し続け、『ホール・オブ・ジャスティス』では新たなファイヤーストームに襲い掛かり、 ジェイソンと融合しゲヘナを[[塩]]に変えるという残忍な方法で殺害した。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){六色の『コァ』} 感情を力とする『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,black,#ffdc00){黄}』『&font(b,green){緑}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){紫}』の輝きを持つ宇宙の戦士たち。 『シネストロ・コァ・ウォー』以降、『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#ee82ee){紫}』が目覚めそれぞれの目的を胸に活動していた。 現在は『&font(b,red){赤}』と『&font(b,green){緑}』が『&font(b,red){赤}』の本拠地惑星イスマルトで、『&font(b,#ffb74c){橙}』と『&font(b,blue){青}』が『&font(b,blue){青}』の本拠地惑星オディムで、 『&font(b,black,#ffdc00){黄}』と『&font(b,#ee82ee){紫}』が『&font(b,#ee82ee){紫}』の本拠地惑星ザマロンで戦闘状態にあり、さらにブラックランタンが現れ三つ巴の状況になる。 ・&font(b,15px){&font(#4b0082){インディゴ・トライブ}} ブラックランタンと戦う&font(b,green){ハル}たちの前に突然現れた謎の『コァ』。2名の隊員が現れディブニー夫妻を倒し&font(b,green){ハル}たちの危機を救った。 その後『ホール・オブ・ジャスティス』にワープし宇宙の状況やブラックランタンの[[弱点]]を教え、&font(b,green){ハル}を連れ宇宙に向かった。 ・&font(b,15px){&font(green){グリーンランタン}(ジョン・スチュワート、ガイ・ガードナー、カイル・レイナー)} &font(b,green){ハル}と同じく『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』に所属する地球人。&font(b,green){ハル}と共にコーストシティでの式典に参加した後、 &font(b,green){ジョン}は因縁深い惑星ザンシーの跡地に向かい、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}は友人たちの墓参りをして『コァ』の本拠地惑星オアに帰還した。 その後&font(b,green){ジョン}は謎の復活を遂げた惑星ザンシーの調査に向かい&footnote(『Green Lantern Vol.4』#49での出来事。)、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}はブラックランタンとして復活した&font(b,green){グリーンランタン}たちと戦闘になる&footnote(『Green Lantern Corps Vol.2』#39~#45での出来事。)。 ・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース} ウェイン家に仕える執事。記念日に密かに埋葬されたブルースの墓参りに向かうが、 墓が暴かれていたのを発見し『JLA』に連絡を取り&font(b,green){ハル}とバリーに調査を頼む。 *&aname(『Blackest Night Vol.1』#5~#8,option=nolink){『Blackest Night Vol.1』#5~#8} **&font(#000000){【物語】} ヒーローたちの抵抗むなしく『ブラックランタン・コァ』はチャージを完了させ地球に『セントラル・パワーバッテリー』を移送、 コーストシティで『死』の化身ネクロンを呼び出し宇宙を本来の姿である静寂の闇に戻そうとする。 バリー率いるヒーロー軍団と&font(b,green){ハル}率いる『コァ』の代表者『ニューガーディアンズ』は協力して打倒ネクロンに挑むも、 ネクロンはブルースの遺骨を利用しヒーローたちの感情を揺さぶりかつて死を経験した者たちをブラックランタンに変えてしまう。 さらに宇宙中のブラックランタンが地球に迫る中『ニューガーディアンズ』に協力するガンセットは、 &font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}が援軍を呼ぶ時間稼ぎとしてヒーローやヴィランを『コァ』の臨時隊員に指名し抵抗を試みる。 光と闇の決戦が続く中、ネクロンとブラックハンドの手で地球に隠された秘密が暴かれようとしていた。 **&font(#000000){【主な登場人物】} ***&font(#000000){≪ニューガーディアンズ≫} 七色の『コァ』の代表者たちで結成されたチーム。『コァ』としても個人としてもそれぞれ対立関係にあったが、 『ブラックランタン・コァ』の脅威を前に一時的に同盟を結ぶこととなった。 紆余曲折&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45~#48での出来事。)を経て『&font(b,#ffb74c){橙}』の本拠地惑星オカーラに集結し『黒』の本拠地惑星リュトに向かうが、既に敵は地球に向かっておりその後を追う。 コーストシティにたどり着くとスカーを倒し『黒』の『セントラル・パワーバッテリー』を攻撃するがネクロンには通用しなかったため、 全ての『コァ』隊員が集結するまで臨時隊員たちと共にブラックランタンやブラックランタンとなったスペクターと戦い続ける。 ・&font(b,15px){&font(green){ハル・ジョーダン}} 『ガーディアンズ・オブ・ユニバース』が生み出した宇宙の治安維持組織『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,green){緑}』。力の源となる感情は『&font(b,green){意志}』。宣誓は、 &font(b,green){「輝ける陽の下も、漆黒の夜の闇も、我が瞳、悪を逃がさじ。闇の力を崇める者よ、畏れよ我が光、グリーンランタンの光を!」} チームのリーダー格として戦いに臨むも、かつて死を経験していたためブラックランタンの対象に選ばれてしまう。 バリーの協力でリングから逃れると臨時隊員たちと共にスペクターに挑み、『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』の化身&font(b,black,#ffdc00){パララックス}を宿すことで勝利する&footnote(『Green Lantern Vol.4』#50~#51での出来事。)。 そしてネクロンとブラックハンドが全ての始まりである『生命』の化身に狙いを定めると化身と一体化しようとするが、 &font(b,black,#ffdc00){シネストロ}に役目を奪われ彼の援護に回る。 ・&font(b,15px){&font(black,#ffdc00){サール・シネストロ}} 『ガーディアンズ』と『&font(b,green){グリーンランタン・コァ}』に対抗し宇宙に『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』を広めるために生まれた軍団『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,black,#ffdc00){黄}』。力の源となる感情は『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』。宣誓は、 &font(b,black,#ffdc00){「漆黒の陽の下も、輝ける夜の闇も、光となりし己が恐怖を畏れよ。正義を阻まんとする者どもは、我が力の如く燃えたぎれ。シネストロの力能が如く!」} 『シネストロ・コァ・ウォー』後は&font(b,green){グリーンランタン・コァ}に囚われていたが、彼に恨みを抱く&font(b,red){アトロシタス}の介入で脱走を果たした&footnote(『Green Lantern: Rage of the Red Lanterns』での出来事。)。 その後『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』のメンバーを再教育する『&font(b,#ee82ee){スターサファイア・コァ}』への侵攻中に&font(b,green){ハル}と再会した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45~#46での出来事。)。 当初は協力を拒んでいたが戦いの中で親友であり&font(b,green){ハル}の前任者だった&font(b,green){アビン・サー}の遺志を継ぐことを決め同盟に参加した&footnote(『Green Lantern Vol.4』#47での出来事。)。 コーストシティでの戦いではその実力を如何なく発揮し、『生命』の化身が現れると全ての決着をつけるため、 化身と一体化しホワイトランタンになりネクロンに挑む。 ・&font(b,15px){&font(#ee82ee){キャロル・フェリス}} &font(b,green){グリーンランタン}の方針変更に伴い『ガーディアンズ』の分派ザマロン人が生み出した、宇宙に『&font(b,#ee82ee){愛}』を広める軍団『&font(b,#ee82ee){スターサファイア・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#ee82ee){紫}』。力の源となる感情は『&font(b,#ee82ee){愛}』。宣誓は、 &font(b,#ee82ee){「迷い続けて恐怖に満ちた心よ、漆黒の夜に孤独を囲いし心よ、我らがリングを受け取れ。共に戦おう、紫の光で愛は全てを征服する!」} ビームや[[バリア]]の他、敵を結晶に囲む力を持つ。また愛する者同士の心臓の鼓動をリンクさせ復活させることができる。 選ばれるメンバーは強い『&font(b,#ee82ee){愛}』を持つ女性が多いが、洗脳に近い再教育も行っている。 &font(b,#ee82ee){キャロル}は&font(b,green){ハル}の元恋人で現在は良き友人。『&font(b,#ee82ee){コァ}』が誕生する前から&font(b,#ee82ee){スターサファイア}に洗脳され&font(b,green){ハル}をはじめとする&font(b,green){グリーンランタン}と戦いを繰り返していた。 最近は普通の人間として生きていたが、『&font(b,#ee82ee){コァ}』から招集を受け&font(b,green){ハル}に力を貸すべく再び&font(b,#ee82ee){スターサファイア}となった&footnote(『Green Lantern Vol.4』#38、『Blackest Night: Tales of the Corps』#2での出来事。)。 『&font(b,black,#ffdc00){シネストロ・コァ}』との戦闘中に&font(b,green){ハル}と再会し同盟に参加した&footnote(){7}。 ・&font(b,15px){&font(blue){セント・ウォーカー}(ブロディ・ウォーカー)} 元『ガーディアンズ』のガンセットとセイドによって作られた&font(b,green){グリーンランタン}の援護に特化した『&font(b,blue){ブルーランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,blue){青}』。力の源となる感情は『&font(b,blue){希望}』。宣誓は、 &font(b,blue){「恐怖の陽の下も、憤怒の夜の闇も、強き心を満たし、我らが魂に火を灯せ。光の戦に全てを失いしと思えた時は星空を見上げよ、輝く希望を求めて!」} &font(b,green){グリーンランタン}の援護のため彼らを強化し他の色を弱くする。その代わり&font(b,green){グリーンランタン}がいないと真の力を発揮できない。 [[ビーム>ビーム/レーザー]]や[[バリア]]の他、対象の&font(b,blue){望むもの}を見せ落ち着かせる力を持つ。メンバーの選定は慎重に行われるため、その数は少ない。 &font(b,blue){ブロディ}は元々は牧師で聖書を信じた旅の末に家族が犠牲になりながらも信仰を貫き、その努力を認められ&font(b,blue){ブルーランタン}となった&footnote(『Blackest Night: Tales of the Corps』#1での出来事。)。 &font(b,green){ハル}とは&font(b,red){レッドランタン}となった&font(b,red){アトロシタス}との戦いからの知り合い&footnote(){6}。惑星オディムでの&font(b,#ffb74c){ラーフリーズ}との戦闘中に&font(b,green){ハル}と再会し同盟に参加した&footnote(){8}。 ・&font(b,15px){&font(red){アトロシタス}} 『ガーディアンズ』の過ちで滅ぼされたセクター666の生き残り『五逆徒』である彼自身が、 その&font(b,red){怒り}を晴らすため他の4人の生き残りを犠牲にし生み出した『&font(b,red){レッドランタン・コァ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,red){赤}』。力の源となる感情は『&font(b,red){憤怒}』。宣誓は、 &font(b,red){「死んで間もなき屍から噴き出る紅の血と憤怒。そこに我らの地獄の憎悪が混ざり、貴様ら全てを焼き尽くす、それが貴様らの宿命!」} ビームやバリアの他、リングが心臓の代わりになる影響でエネルギーが&font(b,red){血液}になり口から放つ。触れたものは発火し&font(b,red){怒り}に飲み込まれる。 セクター666を滅ぼされた&font(b,red){怒り}から『ガーディアンズ』を憎んでおり、その手下である&font(b,green){グリーンランタン}にも&font(b,red){怒り}を燃やしている。 また&font(b,green){ハル}が新人の頃に敵対しており、その際&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}に捕まったため彼のことも憎んでいる&footnote(『Green Lantern: Secret Origin』での出来事。)。 惑星イスマルトで&font(b,green){グリーンランタン}の『&font(b,green){ロスト・ランタンズ}』との戦闘中にブラックランタンと衝突&footnote(『Green Lantern Vol.4』#45、47での出来事。)、 彼らに対抗するため惑星オカーラの『&font(b,#ffb74c){オレンジランタン・パワーバッテリー}』を狙っている最中に&font(b,green){ハル}たちと出会った&footnote(『Green Lantern Vol.4』#48での出来事。)。 当初は過去の因縁から協力を拒否するも&font(b,blue){ブルーランタン}の能力とセクター666の惑星リュトの惨状を目の当たりにして、 『ガーディアンズ』が犯したような過ちを再現させないために同盟に参加した&footnote(){13}。 ・&font(b,15px){&font(#ffb74c){ラーフリーズ}} 太古の時代にその危険性から『ガーディアンズ』が封印した『&font(b,#ffb74c){オレンジランタン・パワーバッテリー}』を発見し、 その存在を外部に漏らさないことを条件に独占し続けた元盗賊。彼以外に隊員が存在しないため&font(b,#ffb74c){エージェント・オレンジ}とも呼ばれる。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#ffb74c){橙}』。力の源となる感情は『&font(b,#ffb74c){強欲}』。宣誓は存在しない。 ビームやバリアの他、殺したものをエネルギーにして操る力を持ち、『&font(b,blue){青}』以外のエネルギーを吸収できる。 また『パワーバッテリー』やリングに触れたものは『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれ、常にその欲を満たすことだけを考え続ける。 &font(b,green){グリーンランタン}の方針変更に伴い『ガーディアンズ』の分派『コントローラーズ』が起こした迂闊な行動で長き沈黙から目覚めた。 &font(b,green){グリーンランタン}と衝突した際に以前から望んでいた『ガーディアンズ』への欲が高まり、 &font(b,blue){ブルーランタン}のガンセットとセイドを狙い惑星オディムを攻撃する&footnote(『Green Lantern: Agent Orange』での出来事。)。 その最中に手下たちがブラックランタンとして復活し逃げ惑っていたところ&footnote(){12}、&font(b,red){アトロシタス}や&font(b,green){ハル}たちと出会う&footnote(){13}。 当初は同盟に興味を示さなかったが、セイドがその身を捧げたため同盟に参加した&footnote(){13}。 ・&font(b,15px){&font(b,#4b0082){インディゴ-1}} &font(b,green){アビン・サー}が『漆黒の夜』をはじめとする危機に対抗するために生み出した『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の代表。 感情スペクトラムの色は『&font(b,#4b0082){藍}』。力の源となる感情は『&font(b,#4b0082){共感}』。宣誓は『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』が使用する通訳不可のノク語で、 &font(b,#4b0082){「トル・ロレク・サン、ボル・ナッカ・ムル。ナトロモ・ファーン・トルネク・ウォト・ウル。テル・ランタン・ケル・ロ・アビン・サー。タン・レク・レク・ノク、フォルモロウ・サー!」} 杖と一体化したバッテリーを常に持つ。ビームやバリアの他、付近の六色の力を操りワープができる。その存在には謎が多い。 ワープ能力で&font(b,green){ハル}と共に宇宙を飛び回り『ニューガーディアンズ』結成に導いた&footnote(){4}。 ・&font(b,15px){ガンセット、セイド} 元『ガーディアンズ』で追放後に『&font(b,blue){ブルーランタン・コァ}』を結成し彼らの管理者として活動している。 &font(b,blue){セント・ウォーカー}と共に&font(b,green){ハル}たちと合流し、その知識と力で『ニューガーディアンズ』をサポートする。 ガンセットは『ガーディアンズ』として臨時隊員の指名を行い、自身も&font(b,green){グリーンランタン}として戦う。 ***&font(#000000){≪ヒーロー≫} 『JLA』『タイタンズ』『ティーン・タイタンズ』など多くのヒーローがコーストシティに集合しブラックランタンに挑む。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/バリー・アレン]](バリー・アレン)} 超スピードを操る鑑識官。いち早くコーストシティの異変に気付きネクロンの出現に居合わせた。 その超スピードで戦場を駆け回るも、かつて死を経験していたためブラックランタンに選ばれてしまう。 走り続けていたためすぐにはならずに済み、ハルを連れて短時間の[[タイムトラベル]]を行うことでリングから逃れることができた。 その後、常に『&font(b,blue){希望}』を失わない姿が評価され、&font(b,blue){ブルーランタン}となりブラックランタンに挑む。 ・&font(b,15px){アトム(レイ・パーマー)、メラ} 科学者ヒーローと水を操る女戦士のコンビ。『JSA』に合流するもアトムの元妻ジーンの手でブラックリングに飲み込まれてしまう。 デッドマンの協力で脱出するとコーストシティに出現、直後にアトムは『&font(b,#4b0082){共感}』メラは『&font(b,red){憤怒}』を評価されそれぞれのランタンとなった。 ・&font(b,15px){[[ワンダーウーマン>ワンダーウーマン(人物)]](ダイアナ)} 超人的力を持つアマゾン族の平和大使。コーストシティやワシントンでの戦いで活躍する&footnote(『Blackest Night: Wonder Woman』#1~#2での出来事。)もブラックランタンに変貌してしまう。 しかしその身に宿す『&font(b,#ee82ee){愛}』の力で打ち破り&footnote(『Blackest Night: Wonder Woman』#3での出来事。)&font(b,#ee82ee){スターサファイア}となった。 ・&font(b,15px){ダブ(ドーン・グレンジャー)} 秩序の神に選ばれた女性ヒーロー。妹ホリーを相棒にホーク&ダブとして活動している。 ブラックランタンとなったホーク(ハンク・ホール)との戦いで妹を失うも、神の力が白い光として発現しブラックランタンを倒せるようになった&footnote(『Blackest Night: Titans』での出来事。)。 その力でネクロンに挑もうとするが『セントラル・パワーバッテリー』に眠るアンチモニターの妨害を受ける。 それでも宇宙からやって来た七色の『コァ』の力を借りてブラックランタンとなったアンチモニターを倒した&footnote(『Green Lantern Corps Vol.2』#46での出来事。)。 ・&font(b,15px){七色の『コァ』} 感情を力とする『&font(b,red){赤}』『&font(b,#ffb74c){橙}』『&font(b,black,#ffdc00){黄}』『&font(b,green){緑}』『&font(b,blue){青}』『&font(b,#4b0082){藍}』『&font(b,#ee82ee){紫}』の輝きを持つ宇宙の戦士たち。 宇宙の各地でブラックランタンを交えた三つ巴の戦いを繰り広げていたが、『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の導きで地球にやって来た。 『ニューガーディアンズ』の指示で同盟を結び地球に迫る宇宙中のブラックランタンに挑む。 そして&font(b,green){ジョン}率いるチームが惑星ザンシーを&footnote(『Green Lantern Vol.4』#52での出来事。)、&font(b,green){ガイ}と&font(b,green){カイル}率いるチームがアンチモニターを倒し&footnote(){18}コーストシティに向かう。 ・&font(b,15px){[[フラッシュ>フラッシュ/ウォリー・ウェスト]](ウォリー・ウェスト)} バリーのサイドキックとして活躍し、彼の死後は[[フラッシュ]]を引き継いだ青年。いち早くバリーのもとに駆け付け彼の援護を行う。 ・&font(b,15px){デッドマン(ボストン・ブランド)} 暗殺者に殺され幽霊ヒーローとなった元ブランコ乗り。肉体がブラックランタンとなるもファントム・ストレンジャーの活躍で取り戻した&footnote(『Phantom Stranger Vol.2』#42での出来事。)。 ブラックランタンとなった影響で彼らの情報を入手し、ヒーローたちに乗り移って情報を届けていく。 ***&font(#000000){≪ブラックランタン・コァ≫} 黒いリングを身に着けた死者の軍団。ネクロンの野望を実現させるためコーストシティでヒーローたちの前に立ちふさがる。 ヒーローやヴィランだけでなくコーストシティの犠牲者たちも復活し、さらに宇宙中の死者たちが地球に向かう。 ・&font(b,15px){ネクロン} かつて&font(b,green){グリーンランタン}と戦った死者の王で『ブラックランタン・コァ』の首領。 その正体は『死』の化身で、かつて復活を遂げた者たちは彼が許可したためとされる。ランタンと一体化した大鎌を持つ。 光や命ある者をかつて闇のみだった宇宙への侵略者と断じており、彼らを滅ぼすために『漆黒の夜』を引き起こした。 『セントラル・パワーバッテリー』のチャージが完了したことで現世に姿を現し、 『ニューガーディアンズ』や臨時隊員の攻撃をものともせずに、『ガーディアンズ』の臓物を用いた儀式で『生命』の化身を呼び出す。 そして化身を手にかけようとするがホワイトランタンとなった&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}と一騎打ちを繰り広げる。 ・&font(b,15px){ブラックハンド(ウィリアム・ハンド)} ネクロンに選ばれた『死』の使い。『生命』を憎み、『生命』から命ある者を解放しようと考えている。 ネクロンのそばで彼のサポートを行い、バットマンのブラックランタン化や『生命』の化身を呼び出す儀式を行った。 ・&font(b,15px){スカー} アンチモニターに負わされた傷でネクロンと結びついた『ガーディアンズ』。 『セントラル・パワーバッテリー』と共にコーストシティに現れ、『ガーディアンズ』救出を狙うバリーたちに襲い掛かるも、 『ニューガーディアンズ』の生み出した白い光によって消滅した。 ・&font(b,15px){ジーン・ローリング} 狂乱に飲まれたアトムの元妻。『ファイナル・クライシス』を前にした戦いで命を落とした。悪鬼エクリプソと合体した姿で復活した。 『JSA』の元にいたアトムとメラに襲い掛かる。その後『&font(b,#4b0082){インディゴ・トライブ}』の力を得たアトムに挑むも消滅した&footnote(『Atom and Hawkman』#46での出来事。)。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。『ファイナル・クライシス』で命を落とした。その死は世間には伏せられ両親の隣に埋葬された。 ブラックハンドに遺骨を盗まれ、コーストシティでの決戦でブラックランタンとして復活、 その姿を見たヒーローたちに衝撃を与えかつて死を経験したヒーローたちをブラックランタンに変えた。 直後に役目を終えたとして骨に戻されるなど不自然な点が多い。その[[正体>バットマン&ロビン(グラント・モリソン期)#id_7a3d0bab]]は……。 ・&font(b,15px){[[スーパーマン>スーパーマン(人物)]](クラーク・ケント/カル=エル)、グリーンアロー(オリバー・クイーン)、キッド・フラッシュ(バート・アレン)、ドナ・トロイ、スーパーボーイ(コナー・ケント/コン=エル)、アニマルマン(バディ・ベイカー)、アイス(トーラ・オラフスドッター)} ブラックランタンとなったバットマンの姿を見たショックでブラックランタンとなった、かつて死を経験したヒーロー。 自分に関係するヒーローたちに襲い掛かる。&font(b,green){ハル}とバリー、ワンダーウーマンも選ばれるが、&font(b,green){ハル}とバリーは時間移動で、 ワンダーウーマンは&font(b,#ee82ee){スターサファイア}に選ばれたことで難を逃れた。 その後スーパーボーイはワンダーガールの手で&footnote(『Adventure Comics Vol.2』#7での出来事。)、キッド・フラッシュはフラッシュの手で&footnote(『Blackest Night: Flash』#3での出来事。)正気を取り戻した。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){『生命』の化身} ネクロンが『ガーディアンズ』の臓物を使い呼び出した白い天使のような存在。その正体は闇のみだった宇宙に光と『生命』をもたらした化身。 原始の地球に生まれ宇宙に光と『生命』を振りまき地球で眠りについていた。『ガーディアンズ』はその存在を隠すためあらゆる手を尽くしてきた。 ネクロンの手で呼び出されると彼の大鎌を受けあらゆる命が危機にさらされるが、&font(b,black,#ffdc00){シネストロ}と一体化し彼をホワイトランタンに変えた。 ・&font(b,15px){レックス・ルーサー} 大企業レックス・コープの社長でスーパーマンの[[ライバル]]。自分が手にかけた死者たちの襲撃に備えていたが、 シェルターにまで追い込まれ万事休すのところに『&font(b,#ffb74c){オレンジ・パワーリング}』が現れ&font(b,#ffb74c){オレンジランタン}となった。 そしてコーストシティの戦いに参加するが、すぐに『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれてしまい他のリング所有者や&font(b,#ffb74c){ラーフリーズ}に襲い掛かる。 ・&font(b,15px){スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)} 『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』に魅入られた元心理学者。バットマンが消えてから何の『&font(b,black,#ffdc00){恐怖}』も得られず実験を繰り返していたところ 『&font(b,black,#ffdc00){イエロー・パワーリング}』が現れ&font(b,black,#ffdc00){イエローランタン}となった。そしてコーストシティの戦いに参加し新たな力に興奮するが、 『&font(b,#ffb74c){強欲}』に飲まれたルーサーにリングを奪われてしまう。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ネクロンてエンドレスのデス様とどういう関係なんだろうか -- 名無しさん (2019-02-02 18:34:46) - クライシス系でどいつもこいつも逝き過ぎィ -- 名無しさん (2019-02-02 21:20:17) - ↑2ネクロンとの関係は明言されていないけど、デスはブラッケスト・ナイトに興味を持ちながらも別件で忙しくて関与しなかったようです。 -- 名無しさん (2019-02-03 08:55:51) #comment #areaedit(end) }

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