&font(#6495ED){登録日}:2019/01/24 (木) 11:10:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 東松山よねは、[[クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡]]に登場するキャラクター。 CV:山本百合子 *●人物 千葉県警成田東西署の凶悪犯罪特別分室所属……と自称しているが、実際は同署の資料室の整理役に追いやられている。 本名ではなく&font(#008000){「グロリア」}という名前で呼ばれたがっている。 だが劇中ではそのグロリアどころか本名でも全く呼ばれておらず、だいたい「アンタ」などと呼ばれている。 担当声優の山本百合子氏は名前を聞いて「とうとうオバアチャマの役をやるようになったか」と思ったとのこと。 警官になったのは持ち前の正義感の強さと、警察モノのアクション洋画への憧れが高じて。 しかし、生来のドジな性格と、ただの痴漢相手に銃を抜くなどの問題行動を起こした末、整理役にさせられた。 劇中では黒いタンクトップの上に緑のフライトジャケット、ショートパンツ姿で[[ホルスター]]を装着している。 警棒の他にメインの武器としてベレッタM92F、予備にベレッタM84を携帯している。 「早く派手な撃ち合いがしたい」と物騒なことを言ったり、あるシーンで「映画とかだと上手くいくのに」と発言したり、傍目で見ると映画と現実の区別がついているか怪しい。 上司から&bold(){「成田空港で起きたオカマとホステスの乱闘事件」}を押しつけられたことで今作の物語へと関わっていくことになるのだが、 肝心の銃の腕前はと言うと、&font(#008000){「自分の弾は悪人にしか当たらない」}と豪語しているが、&bold(){実際は悪人にも当たらないヘッポコな腕前。} 劇中での発砲記録の内訳は >「ニコニコ健康ランド」にて、サタケやホステス軍団相手に・&color(red){11発} >「あ・それ山」にて、ヘクソン相手に・&color(red){10発} >「球黄泉族本部」での最終局面にて・&color(red){28発} と、威嚇射撃と見られるものも含め&color(red){合計49発}も発砲しているのに、全くといっていいほど当たってない。&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){全く当たってないとは言ってない}} 某目ん玉つながり本官さん並みの糞エイムである。 そのため戦力としては野原家・珠由良ブラザーズらから合流直後のニコニコ健康ランド時点で早々に見切りを付けられ、上司らからも信用されていないため&bold(){「役に立たないのに何故か付いてくるお荷物」}的に扱われ始める。 特に珠由良ブラザーズ長男ローズからは、事あるごとに射撃の命中率の低さを指摘されている。 野原家からも警察手帳を見せるまで&bold(){「ただのアブナイおねいさんだったりして」}と怪しまれていた。 一応、警棒を使っての格闘術の心得はそれなりにあり、最後の[[ヘクソン>ヘクソン(クレヨンしんちゃん)]]戦に参加した際も、一般人の[[ひろし>野原ひろし]]・[[みさえ>野原みさえ]]が早々にスタミナ切れを起こしたのに対し、珠由良ブラザーズや[[サタケ>サタケ(クレヨンしんちゃん)]]らと共に立ったままだったことに加え、ヘクソンとの初対峙した際には珠由良七人衆よりも素手格闘で善戦しているので身体能力自体は高いようだが……((資料室に格闘技専門誌や鉄アレイを持ち込んでいるので、自主的に訓練していたとみられる。)) 本人も劇中で初めて人に向けて発砲した際に命中していなかったことに&font(#008000){「あれー?」}と首を傾げていたので、自身の射撃能力の低さに気付いてなかったのかもしれない。 だがクライマックスにて、[[ひまわり>野原ひまわり]]をさらって逃走を図るヘクソン相手に銃を構えた時に、[[しんのすけ>野原しんのすけ]]が彼女を&bold(){「デラックス」}させようと耳に息を吹きかけたことで思わず発砲した一発がヘクソンの右足に命中したことで、ひまわりを救出、ヘクソンの確保に成功。 ひまわり救出時にはひと悶着あり、その際に顔面を強打する猛ダメージを食らう羽目になったが、そんな状況下でもなお仲間を助けるために踏ん張った姿は賞賛に値するものがある。 エンディングでは、その功績を讃えられてか、通常の婦警の制服で表彰されている姿が見える。 *●余談 **○予告編 劇場版[[クレヨンしんちゃん]]ゲストヒロインの中でも、情けなさやネタ分が強い彼女だが、予告編では終盤にシリアスな表情で銃を撃つ姿が印象的。 全体的にスーパーでの戦いや[[リボン]]を回すホステス軍団、チンコプターなどコメディ部分の映像が多い本作の予告編を引き締めている彼女が、こんな低命中率キャラだと本編視聴前の人間の誰が予想できただろう。 **○本編での活躍について考察 劇場版[[クレヨンしんちゃん]]では「強くて頼りになるきれいなお姉さん」がゲストヒロインとして登場するのが(特にこの頃の劇場版では((後のシリーズでは、野原一家や[[かすかべ防衛隊]]の一行だけで事件を解決することも増え、ゲストヒロインは登場しない、或いは守られるタイプのヒロインや、敵側に所属するヒロインとして登場するというパターンも増えてきた。)))定番であったが、上述の通り彼女は例外的に頼りないヒロインである。 メタな視点から考察すると、本作は前半から珠由良ブラザーズ、中盤に珠由良七人衆、終盤にはサタケと、ほかの劇場版と比べても&bold(){野原一家側の戦力が充実している}という特徴がある。これでいつも通りに強いお姉さんまで加わると過剰戦力になる、ストーリーの緊張感が削がれるなどの理由で頼りないキャラ付けがされたのかもしれない。 更に言えば本作の悪役と因縁がある味方キャラという定番ポジションも珠由良ブラザーズが担っているため、ゲストヒロインにしては珍しく悪役との明確な繋がりが無い。&s(){身も蓋もない言い方をすれば居ても居なくてもシナリオの進行に影響がない。} また、[[クレヨンしんちゃん]]は一応子供向けの作品でもあるので、殺傷能力の高い銃で敵を狙撃するシーンは刺激が強すぎるとして、狙撃が下手なキャラ付けにした可能性も考えられる。 **○関連人物? 原作、テレビアニメでは&bold(){東松山たね}(CV:高乃麗)、という名前が酷似する登場人物がいる。 ふたば[[幼稚園]]ばら組の園児、宇集院魔朱麿の家に使える使用人の老婆だが、関係性は不明。 原作27巻に収録されている外伝「野原刑事の事件簿シリーズ」にティンティン・クァイクァイという香港生まれ九十九里育ちの女性刑事が登場しているが、彼女も千葉県警の警察官、銃を抜くが命中しない((こちらはひったくり犯相手に銃を抜いていた。))という部分が東松山よねと共通している。 追記修正は、下手な鉄砲数打っても当たらない人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 彼女がいなくても野原家、玉由良陣営、敵陣営で大体話が進むという独特な登場人物だよね -- 名無しさん (2019-01-24 13:51:19) - 構えに力入り過ぎて撃つときに銃口めっちゃぶれてるんだよね -- 名無しさん (2019-01-24 15:12:48) - 原作で銃が登場する外伝シナリオでも、しんのすけが耳に刺激を加えた場合の銃弾は必中になる -- 名無しさん (2019-01-24 15:30:00) - 本編項目よりも詳しく粗筋が書いてあって笑う。ここ見ればほぼ映画見たようなもんやんけ -- 名無しさん (2019-01-24 16:57:53) - あんたの銃の腕前みんな知ってるのよ -- 名無しさん (2019-01-24 17:13:30) - 彼女はドラえもんののび太に弟子入りすべきと思う あと、彼女の項目が出来たので野原ひまわりの項目もお願いします -- 名無しさん (2019-01-24 20:07:24) - よねさんは射撃の腕前さすがに練習でよほどなら気づくと思うが(義務だし)、やはり本番で力むタイプか…。ちなみにリアル事情では、発砲する=出世コース脱落、ヘッポコ警官のレッテル張りがあるとかないとか。メンツのために賞はくれるがそれだけ。使える弾数も決まってるし、やっぱりこのお姉さん危ない人かもしれない -- 名無しさん (2019-01-25 11:33:40) - パトレイバーの太田さんに通ずるところはあると思ったが、あっちは当たらない理由は明確だし、ここぞという時はちゃんと命中させるのでちょっと違うかな -- 名無しさん (2019-01-25 12:11:49) - みんなでひまわりをキャッチするシーンも根元部分いたせいで思いっきり顔面ぶつけて鼻血出してるという… -- 名無しさん (2019-01-25 18:26:26) - 名前のせいで、中の人から「とうとうおばあちゃまの役が来たか」と思われた(パンフレットより) -- 名無しさん (2019-01-25 21:21:13) - 一応宴会場のシーンで脚を出した時にしんのすけとひろしがデレデレになる程度には美人っぽいが、すぐに残念な部分が露出して二人共全くときめかなくなってたなあ。それはそれとして、「読心能力を持つので攻撃を完璧に捌けるヘクソンに対して、本人が思ったところと全く違うところに銃弾が飛ぶほど射撃がヘタクソなよねが相性最高」っていうのは中々燃える。例えデラックスのおかげだとしても -- 名無しさん (2019-01-26 22:21:16) - ちなみに外した弾丸は9ミリパラベラムという拳銃弾であり、概ね一発当たり300円ちょうどであるので、弾を外したが故に無駄にした金額は1万5千円程である。 -- 名無しさん (2019-01-27 16:22:02) - というかよくこんな危険人物に銃弾の支給があったな -- 名無しさん (2019-03-10 12:24:21) - よく発砲数カウントしたな…すごいわ -- 名無しさん (2019-03-24 05:52:29) - 暗黒タマタマはみんなキャラ立ってて良い -- 名無しさん (2020-07-04 15:31:04) - 乱射してるシーンをコマ送りすると手首がぐにゃぐにゃなのかマズルフラッシュのコマで毎回銃口があらぬ方向へ向いてて笑った。反動を押さえつけようとしてやりすぎてるのかそれでも初弾くらいは当たりそうなもんだが -- 名無しさん (2020-10-20 17:30:45) - 頼りないけどいい人 -- 名無しさん (2021-03-21 03:55:41) - よねいさんとの絡みが1番多いの実はローズ氏なんだよね。長男ゆえか憎まれ口叩きながらも「放っておけない妹」のようにお節介を焼いてしま痛くなったんだろうなぁって思う。 -- 名無しさん (2022-01-22 22:39:39) - ↑誤字すみません。「痛く」は「いたく」とひらがなです。 -- 名無しさん (2022-01-22 22:40:48) - 特別分室の壁にダーティハリーとダイハードのポスターが貼ってあるのが「最後の一発が当たる」ラストの展開の伏線になってるの渋い -- 名無しさん (2022-06-07 14:40:57) - ストーリー的には特殊な立ち位置だけどポジションはヒロインなんだな。つまり暗黒タマタマはひまわりとダブルヒロイン。 -- 名無しさん (2022-08-03 22:38:58) - 発砲記録ありがたい -- 名無しさん (2022-08-10 20:29:30) - この人に限った訳じゃないが銃の描写も細かいんだよな。ラスト一発撃った後の銃の状態とか -- 名無しさん (2023-03-03 19:53:25) - ↑続き あと声優が某世紀末を生きた人だから踏まれた時とかの悲鳴が嫌に生々しいw -- 名無しさん (2023-03-03 19:55:00) - ある意味で魔弾の射手 -- 名無しさん (2023-03-27 14:30:51) - ストーリーラインに抵触しかねない部分を削除し、それに伴い一部修正しました。 -- 名無しさん (2023-08-18 01:09:45) - 練習では当たってたんだろうな…いざ対人で撃つのが初めてっぽいのと、それ故の命中率なんだろう -- 名無しさん (2024-10-30 17:11:33) - 確かに玉をめぐる戦いには脚本上さほどいてもいなくても良いんだけど、映画に憧れてたこの人が本当に修羅場の中で拳銃の腕前を自覚し、市井のサラリーマンと人生を重ね自分より強いたまゆら七人衆の至らなさを労り -- 名無しさん (2025-03-16 01:57:40) - 成長するってことではしんのすけと並ぶ作中で成長するキャラ、まさにヒロインだよね 恋愛要素はなくても -- 名無しさん (2025-03-16 01:59:13) - 狙ったところに当たらないがヘクソンの読心に対する特攻になるかと思ったけどなったらなったで絵面が酷い事になるからあんな感じになったのかと思った -- 名無しさん (2025-03-26 23:51:37) #comment #areaedit(end) }