&font(#6495ED){登録日}:2020/06/14 Sun 10:37:41 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){現在ティターンズが、地球連邦軍を我が物にしている事実は、ザビ家のやり方より悪質であると気付く!}}} &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){人が&ruby(そら){宇宙}に出たのは、地球が人間の重みで沈むのを避ける為だった。}}} &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){そして、&ruby(そら){宇宙}に出た人類が、その生活圏を拡大した事によって、}}} &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){人類そのものの力を身に付けたと誤解をして、ザビ家のような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。}}} &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){それは不幸だ。もうその歴史を繰り返してはならない。}}} &sizex(4){&bold(){&color(blue,white){&ruby(そら){宇宙}に出ることによって、人間はその能力を広げる事が出来ると、何故信じられないのか!}}} &sizex(5){&bold(){&color(blue,white){我々は地球を人の手で汚すなと言っている。}}} &sizex(5){&bold(){&color(blue,white){ティターンズは、地球に魂を引かれた人々の集まりで、地球を食い潰そうとしているのだ!}}} } #right(){――クワトロ・バジーナ} #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &bold(){エゥーゴ(A.E.U.G.)}とは、『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』に登場する架空の組織で、両作品における主人公の所属先である。 この名称自体は略称であるが、正式な名称は「&bold(){Anti Earth Union Group}」だったり「&bold(){Anti Earth United Government}」と一貫していない。 &bold(){反地球連邦}を標榜する名称を用いているが、地球連邦政府そのものの転覆ではなく、[[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]の実権を握る[[ティターンズ]]の打倒が主目的となっている。 そのため実際には&bold(){「連邦内部の反ティターンズ派」}といってもいい。 [[グリプス戦役]]を総評して「&bold(){連邦の内紛}」とまとめられるのもそれが原因である。 この項目では同作品に登場する架空の反連邦ネットワークの「&bold(){カラバ}」についても解説する。 *略歴 **設立 [[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]0083年にジオン残党を始めとした反連邦勢力の掃討を目的として結成された特殊部隊・ティターンズは連邦正規軍から独立した行動をとることによって治安回復に一定の成果を上げ、その地位を確固たるものにしていた。 だが、連邦に反発するコロニー居住者への不信感からその矛先は本来守るべき筈のスペースコロニーに向けられていき、ついには連邦への抗議デモが開かれていた30バンチコロニーに致死量を越えるG3ガスを流し込む凶行をしでかす。 この凶行自体は事故として隠蔽されたものの、横暴を極めるティターンズへの反発は日に日に強まっていき、連邦議会議員の資格を持つ&bold(){[[ブレックス・フォーラ]]}准将を中心として連邦軍内のスペースノイド閥を母体として誕生したのがエゥーゴの起こりである。 **[[グリプス戦役]] [[ガンダムMk-Ⅱ]]の強奪を始まりとして、ティターンズに対する戦闘を地球圏全体で繰り広げる。 当初はティターンズ側から「ジオン(公国)残党のテロリスト」扱いをされるなど、苦戦しつつあったが、暗殺されたブレックス准将より指導者を受け継いだ[[クワトロ・バジーナ]]こと[[シャア・アズナブル]]の&bold(){ダカール演説}によって逆にティターンズの悪行が世間に晒し出され、世論を味方につけることに成功。((これによって、ティターンズは一部の人員が離脱したり、ギャプラン改がカラバに横流しされたりと、かなりの損害を被っている。)) アクシズの介入やティターンズ内部の主導権争いなどで戦いは混迷を極める中、エゥーゴ艦隊はコロニーレーザーのグリプス2によってティターンズ艦隊を殲滅し、勝利を収めた。 しかし、一連の戦いで指導者のクワトロが消息不明になった上に、カミーユは廃人化してパイロットや艦艇も失い、組織としての力は大きく弱まることになる。 **[[第一次ネオ・ジオン抗争]] 先の戦乱で戦力を温存したアクシズは[[ネオ・ジオン]]と改称し、地球圏の征服に向けて動き出した。 結果的には、ネオ・ジオン側の内紛と[[ブライト・ノア]]がスカウトしたガンダムチームの活躍によって事なきを得るものの、組織としての実態を失って連邦軍本体に組み込まれて事実上の消滅を迎えた。 **その後 エゥーゴの軍事力は、カラバと共に地球連邦軍の正規部隊(ロンド・ベル隊)として、反地球連邦の取り締まりに従事する。 一方で旧ジオン系軍人を初めとする一部の急進派は連邦への吸収という結果に反発心を抱いて離脱し、エグムを初めとする反連邦組織の設立に繋がったとも伝えられている。 UC0116年にはエゥーゴOBが汚職政治家に対する抗議として暴動を起こした他、前述のエグムが[[ハマーン>ハマーン・カーン]]派ネオ・ジオン残党レガシィの活動に合わせて行動を起こしたとされる。 *組織 エゥーゴの中には民間からの志願兵や連邦軍に籍を残したまま参加している者が多い。特に月やコロニー在住の連邦軍にはエゥーゴ参加者が多かったが、小説版曰くこれは呼吸する空気すら買わないといけない((「水や空気にも税金を課される」といったほうが正しいか。))月やコロニーの生活において、連邦軍の給料の遅配が致命的なものとならざるを得ず、エゥーゴから提供される給与につられてのものであったらしい。 また、「反連邦」を掲げているが実際には「連邦政府の転覆」「アースノイド絶滅」などジオン的な目標は掲げておらず、あくまで「反ティターンズ」が目標であるため、 連邦政府・連邦正規軍に属する者の内、ティターンズに反感を持つ層からの支援・参加もあった。 主要艦艇がサラミス改なのもそのため。 そもそも一口に「地球連邦」といっても、その構成員はスペースノイドが過半数を占めるため、「スペースノイドを弾圧するティターンズ」を苦々しく思っている政府要人・連邦軍人・連邦国民は珍しくない((時代はやや下るが、0090年代には連邦系スペースノイドが政界にまで進出、議長まで輩出するに至る。))。 他方、連邦に系譜を持つ組織でありながら「敵の敵は味方」理論((元賊軍所属であり、スペースノイドの虐殺等で肩身が狭い事から上記の連邦軍所属兵の様に生活に苦労している者も多く居た筈で、純粋に生活苦で或いは功を上げて連邦軍にスカウトして貰ったり汚名を晴らす為に参加した者も多数いると思われる。))で参加した旧[[ジオン公国軍]]人も多数存在したという。 作品によってはシャアの要請に応じて身分を詐称してエゥーゴにやってきた者もいる((しかし、一部のメンバーはネオ・ジオンに寝返ったという説もある。上述したエグムの主要構成層はこのようなジオン系軍人とされている。))。 この身分詐称については漫画『[[ジョニー・ライデンの帰還>機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]』で詳しく補完されている。大雑把に纏めると、一年戦争期以来のミノフスキー粒子による電波妨害で隣の戦区把握すらままならなかった時代に、捕虜や戦時遭難などで久しく消息の知れなかった軍人がふらっと帰還する事は珍しくなく、更に連邦軍内部に伝手があればあっさり行方不明者に成り代わって連邦軍へ帰参するのも可能だったという事である。 またクワトロは世界的に放送があったダガール演説で「自分はエゥーゴの代表」「自分はジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐもの」(この後ティターンズの批判に入る)と、&bold(){エゥーゴが本来何の組織か説明せず}に自分のことを話し始めており、 これだけ聞かされると「エゥーゴってのは、ティターンズからスペースノイドを守るためにジオンの息子が作った組織」と一般人から誤解されてそうである((実際、時系列的に未来の『V』では独立を目指すスペースノイドのザンスカール軍のワタリーやクロノクルが「ガンダムは(圧政者への)抵抗のシンボル」と自分たち側に重ね合わせる場面があり、エゥーゴがガンダムを使用してた時代が基準になっている))。 実際のところ、クワトロ自身も赤い彗星のシャア=ジオン残党に該当することを考えると「ジオン残党の大物が作ったジオン系組織」という解釈でも完全な間違いでもなかったりする。 そのため『機動戦士Zガンダム Define』では、クワトロが偽名を利用した事情の一つとして、シャアであることを公にすればエゥーゴがジオン残党と認識されかねないという問題もあったとされている。 と言っても映像では描ききれない設定を小説などで補足しており((小説版には「本編と矛盾しない設定」と「致命的に矛盾する設定」も多々あるが。本編となるのはあくまでもアニメ化された作品のみである。実際、小説作品をそのまま呑み込むとアムロやカミーユが死んだのに生き返ってしまう。))、エマ・シーンは地球かつ連邦の庇護で育っていたのだが 念願の''民衆を守ってジオン残党と戦う正義の軍隊ティターンズ''に入ったのに いざコロニーで一般民衆と話したら誰も彼もが「ティターンズこそが俺たちを弾圧する危険因子でエゥーゴは俺たちの味方、少なくとも考慮してくれる」と話していて なぜ私たちティターンズがこんなに嫌われてエゥーゴが好かれているのかとカルチャーショックを受けており、それがあったからこそエゥーゴへの転身をしている。 また地球連邦の意思決定機関であるダカール議会に、武器や危険物を持っていないとはいえ''部外者が入り込んで壇上まで行けるはずがない''。 ましてや暴力ではなく対話すべき議事堂に''エゥーゴのMSが侵入して空襲警報が出ている状況''でエゥーゴの者が乱入してきた以上、 議会を狙ったテロと認識されるのが自然であり、''議長が命ずれば''衛兵に排除される。 それができなくてもシャアの発言を公的記録に残さない、放送も強制停止が可能である。 そうならなかったのはカラバの工作だけではなく、議長を含めてある程度エゥーゴシンパが議会にいて支援したからこその結果であった。 あくまで議会工作を達成していたという話なので、視聴する全人類がそれを正しく理解していたかというと怪しいが、エゥーゴ系の参加者は議会にも相当広く浸透していたと言える。 また直接に構成員として参加しているわけではないが、&bold(){支援勢力}として月面の巨大企業[[アナハイム・エレクトロニクス社]]より、モビルスーツや資金の全面的なバックアップを受けている。 故に同社の意向に逆らえぬ面もあり、作戦を「無理難題」に変更されることもままあった。 そのほか、反地球連邦の社会ネットワークであるカラバとも協力関係にある。 ジオン残党の人脈を介してネオ・ジオンと協力した時期もあった。 とまあ「連邦の反ティターンズ派」「[[ジオン残党>ジオン残党軍]]」「月の企業」「民間人」と幅広い層から協力者を得て一大勢力となったのであるが、そのことが&bold(){却って組織としての矛盾や歪みとなってしまった}のも否定できない。 まず、アナハイムの支援を受けたことで資本・技術・軍事力で大きな力を得たものの、それ故にアナハイムの意向で行動しなければならない、言ってしまうと&bold(){民間企業の私兵として利用される}という状況になってしまった。 [[ジャブロー>ジャブロー(機動戦士ガンダム)]]降下作戦は、エゥーゴは反対しているのにアナハイムがゴリ押しした作戦として有名。 アナハイム会長のメラニー・ヒュー・カーバインに至ってはエゥーゴの理念にまったく賛同していない。彼はそもそもエゥーゴの思想的源流である[[ジオン・ズム・ダイクン]]から嫌悪している。 とはいえ一応立場的には「邪悪なことをするティターンズを倒す」という組織ではあるが、無論全員がそうではない。 中には敵がいるからと民間人のいる町をエゥーゴが襲撃し&bold(){それをティターンズが守る}という状況になった例もある。 次に、これら参加者は結局「反ティターンズ」だけで団結できた、呉越同舟の状態に過ぎなかったというのも問題となる。 グリプス戦役はティターンズの滅亡によって終結するが、これで&bold(){エゥーゴもやるべき目標がなくなってしまい}、求心力を一気に喪失、構成員がバラバラになってしまった。 例えば「連邦の反ティターンズ派」はティターンズがいなくなった連邦軍・連邦政府に帰順し、「ジオン残党やスペースノイド出身の軍人」はネオジオンに合流するなどして連邦への更なるテロに走り、いずれもエゥーゴから脱退してしまった。二代目指導者クワトロ自身が後者の選択を取っている。 さらに、連邦軍にはジオン軍の攻撃で家族や友人を失った遺族が多勢を占めており、エゥーゴに参加した連邦関係者にも当然そういう人たちがいたが、彼らは「ジオン軍の赤い彗星シャア」が指導者となったことに対して内心で反発していたらしい。 彼らからすれば「連邦軍准将で連邦議会議員のブレックスを&bold(){自分たちの意思の代表}だと思って付いてきたのに、&bold(){いつの間にかジオンに組織を乗っ取られた}」という認識になるのも当然だった。 広い層から参加者を得ただけに、彼らの間で起きている火種まで持ち込んでしまったといえる。 組織としてのトドメになったのは二代目指導者クワトロの脱退である。 連邦はグリプス戦役以後、『ZZ』や『逆シャア』でネオ・ジオンと融和しようとしたり、エゥーゴ系の技術が広く採用されたり、主力量産機[[ジェガン]]の生産をアナハイムに本格委任したりと、かなりスペースノイド寄りになっている。 これはエゥーゴに参加した人間が新たな連邦主流派を形成し、そこに集まる大量の利権を自分たちの政治基盤に引き込んだためであることは容易に想像が付く((特にアナハイム。モビルスーツや軍艦の生産を一手に担い、技術も自由に動かせるようになった。これがグリプス戦役を通じて連邦の新主流派と昵懇になったからと言うのは間違いない。他にも連邦高官になったエゥーゴ出身者というのも出てくる。))。 「勝てば官軍」とはその通りで、勝者には莫大な利権が集まり、そしてその勝利を作った指導者には多大なカリスマ・権威がつく。 エゥーゴの指導者が、その権威を活用してエゥーゴ派閥を束ね上げて連邦主流派として台頭し、ティターンズ打倒後もそれに代わる新たな政治スローガンを掲げていれば、エゥーゴはまた違った未来があり得たかもしれない。 しかし、それが出来そうなクワトロがさっさと逃亡してしまったため、エゥーゴには新たな目標もそれを示す指導者もいなくなったため、組織は急速に形骸化。 残ったのはティターンズ打倒後に得た利権のみで、指導者もいない元参加者による主流派はスペースノイドやニュータイプを危険視するなど、保守化していった。 エゥーゴには「反ティターンズ」以外の理念や存在意義がなかった故に、「反ティターンズ」が使えなくなると&bold(){あっという間に組織が崩壊してしまった}のである。 *カラバ こちらもエゥーゴ同様に30バンチ事件を契機として結成された反連邦ネットワーク。 あくまでネットワークなため、本拠地と呼べる拠点は存在しない。しかしジャブロー降下作戦の際に[[アウドムラ>ガルダ級超大型輸送機]]を奪取し、ケネディ空港からエゥーゴのメンバーを宇宙に返した後は[[ハヤト・コバヤシ]]が実質的なリーダー兼艦長となりアウドムラが事実上の移動拠点となっている。 エゥーゴが宇宙を主に活動しているのに対し、カラバは地球での活動を主に行っている。 グリプス戦役では[[キリマンジャロ降下作戦]]やダカール演説の際の支援、第一次ネオ・ジオン抗争では[[ペズンの反乱>ガンダム・センチネル]]で疲弊した連邦軍に代わりエゥーゴと共にダブリンへのコロニー落としを敢行するネオ・ジオンと戦闘を行った。 この際にリーダーのハヤトや戦力を多数失い、先述通りエゥーゴと共に連邦軍に組み込まれ解散となった。 ちなみにクワトロはカラバの名前について「中世の秘密結社のような名前で好きではない」とのこと。 このクワトロが言うところの「中世の秘密結社」については不明だが、19世紀のイタリア・フランスで活動していた反政府秘密結社「カルボナリ」のことか、あるいは5世紀ごろから16世紀ごろまで掛けて完成したユダヤ教ルーツの神秘主義「カバラ」のいずれかと思われる((ややこしいが宇宙世紀からするとヒトラーも「近代」ではなく「中世期」の人物なので、クワトロの言う「中世」が現代日本人の通常イメージする「中世」と異なる可能性はあるのだ……))。 *主要なメカニック **MS、支援航空・航宙機など ・[[ガンダムMk-Ⅱ]] ・[[リック・ディアス]] ・[[メタス]] ・[[百式>百式(MS)]] ・[[百式改]] ・[[Ζガンダム]] ・[[ΖΖガンダム]] ・[[ネモ>ネモ(MS)]] ・ネモ・カノン ・ネモⅡ ・ネモⅢ ・[[ル・シーニュ>ル・シーニュ(MS)]] ・[[ジムⅡ]] ・[[ジムⅢ>ジムⅢ/ヌーベル・ジムⅢ]] ・[[ガザC]](鹵獲機) ・[[アッシマー]](鹵獲機) ・[[ザクⅡ>ザクⅡ]] ・[[ゲルググ>ゲルググ]](ネモの部品を使ったレストア機) ・[[ジム・カスタム>ジム・カスタム/ジム・クゥエル]](劇場版) ・[[ジム・キャノンⅡ>ジム・キャノンⅡ]](劇場版) ・[[シスクード>シスクード/デスパーダ(MS)]] ・バージム ・[[Gディフェンサー/メガライダー]] ・フライングアーマー ・ド・ダイ改 ・シャクルズ ・パブリク ・ホウセンカ ・[[ディジェ]]※以下はカラバ所属機 ・[[ギャプラン改>ギャプランのバリエーション]] **艦船 ・[[アーガマ級強襲用機動巡洋艦]] ・[[サラミス改級巡洋艦>サラミス級巡洋艦(ガンダムシリーズ)]] ・[[アイリッシュ級戦艦]] ・[[ネェル・アーガマ]] ・[[ラビアンローズ>ラビアンローズ(機動戦士ガンダム)]] ・[[アウドムラ>ガルダ級超大型輸送機]] (連邦軍から奪取) ・スードリ(連邦軍から奪取するもティターンズに奪回される) *主な所属人物 **グリプス戦役時 ・[[ブレックス・フォーラ]] ・[[ブライト・ノア]] ・[[クワトロ・バジーナ]]([[シャア・アズナブル]]) ・[[カミーユ・ビダン]] ・[[ファ・ユイリィ]] ・[[エマ・シーン]] ※ティターンズから転向 ・[[カツ・コバヤシ]] ・[[レコア・ロンド]] ※後にティターンズに転向 ・[[ヘンケン・ベッケナー]] ・[[アストナージ・メドッソ]] ・トーレス ・サエグサ ・[[アポリー・ベイ>アポリー・ベイ/ロベルト(機動戦士ガンダム)]] ・[[ロベルト>アポリー・ベイ/ロベルト(機動戦士ガンダム)]] ・[[ハヤト・コバヤシ]] ※以下はカラバ所属 ・[[アムロ・レイ]] ・ベルトーチカ・イルマ ・[[ボッシュ・ウェラー]] **第一次ネオ・ジオン抗争時 ・[[ジュドー・アーシタ]] ・[[ルー・ルカ]] ・エル・ビアンノ ・ビーチャ・オーレグ ・モンド・アガケ ・イーノ・アッバーブ ・ケイ・キリシマ *ゲームでの活躍 [[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]においては、主人公が所属するプレイヤー部隊の中核(あるいは、協力者)になる場合が多い。[[スパロボ補正]]でハヤトやヘンケン、場合によってはトップのブレックスがが生き残ることが多く、メッチャ―・ムチャのようなダメな大人には出番が回ってこない。 それ故か、原作で見られた腐敗している部分が描かれる事は少ない。 ギレンの野望においては、地球連邦編にてティターンズとエゥーゴのどちらのメンバーと合流するか選択するイベントが存在する。 片やTV主人公たちの所属勢力で、もう片方がジオン公国よりも白い目で見られやすい敵勢力ということもあり、上記の選択ではエゥーゴが選ばれやすい傾向にある。 エゥーゴ合流の利点は、連邦では貴重なNTパイロット達加入に加え、Z計画のモビルスーツが生産可能となる。一時的ではあるが、クワトロも使用可能。 また、外伝系勢力ではブレックス・フォーラ率いるエゥーゴや、彼が暗殺された後クワトロが後を引き継ぐエゥーゴ・クワトロのシナリオもある。 ブレックス率いるエゥーゴは人材が常に不足しており、序盤がとにかく大変。最高戦力であるアーガマ隊も、原作イベントを実行すれば持ってかれてしまう。最序盤で動かせる人材は、総大将である&bold(){ブレックスただ一人のみ。}((後期の作品では、一瞬登場したマニティ・マンデナや、出番が没となった空手部主将メズーン・メックスというマイナーなキャラが追加されている。))一部のエリアが空白((主にイベント進行で開放される。))で何の利益も生み出さず、結果的に資金・資源も少ない為に節制を行い、スポンサーの無茶振りに対応する必要がある。加えて、アクシズといった第三勢力とも相手にしなくてはならないため、難易度はやや高め。 だが、Z計画を始動させれば次々と優秀なモビルスーツが提案され、兵器の質では他勢力の追従を許さない。&s(){故に、人材不足が堪えるのだが…。} アクシズの脅威からは、アライメント((善悪度のようなシステム。))Lawでの追加人員として、連邦系勢力からは[[コーウェン中将>ジョン・コーウェン]]、ヘンケンの部下だったジャック、アダムに[[モルモット隊>ユウ・カジマ]]、ジオン系勢力からは、[[シン・マツナガ]]や[[ククルス・ドアン]]までも加入してくれる。また、唐突に&bold(){ウォン・リーがパイロットに志願する}。&s(){元が民間人な為に能力値はなんとも言えないし、加入はゲームクリア目前なので今更感が凄い。} Chaosでの追加人員は、能力値の低い上に指揮範囲を上書きする[[ゴップ>ゴップ(機動戦士ガンダム)]]や、逆に指揮範囲すらないリード中尉、強力な強化人間であるゼロ・ムラサメが加入する。ダメ押しにChaosだとカミーユが離脱する上、クワトロが逆襲確定。&s(){もはや縛りプレイの領域である。} エゥーゴ・クワトロでは、加入に難があるカミーユやアムロを、最初から最後まで使える利点がある。加えて、初期からZガンダムを量産可能。不要な兵器を分解して資源に変えて、増産したZの驚異的なスペックでティターンズ、アクシズを圧倒してやろう。 [[Gジェネレーションシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]でもストーリー制を採用したNEOとDSでは自軍勢力として使用可能。 前者では歴代主人公キャラやブライトやクワトロ、更には説得で[[フォウ>フォウ・ムラサメ]]やプル姉妹も仲間になる。結局トップのブレックスはデルマイユの策略で暗殺されてしまうが((ティターンズがOZに嵌められウィングガンダム勢にズタボロにされてしまい、ブレックスよりも早く全員フェードアウトしてしまうため))、どのルートでもリリーナが奮戦してくれるためかクワトロは裏切らずヘンケンやエマも死亡イベントなしで生き残る。 後者では序盤はジオン視点でスタートした後[[ライバル]]ルート以外での自軍勢力となる。この手のゲームとしては珍しく面子は[[ジョニー・ライデン]]や[[シン・マツナガ]]やシーマ・カラバウやサイクロプス隊といったジオン系が中心となる。そして、ルートによってはアムロやカミーユといった原作で所属した面子が合流しないこともある。 [[機動戦士Ζガンダム エゥーゴvsティターンズ]]では、前作の連ジから継承された勢力バランス図でティターンズと競い合うことができた。 またティターンズ側MSの鹵獲カラーもあったが、ほぼ全ての機体をトリコロール調に纏めているのでどこか安っぽい印象がある。一方のティターンズはおなじみの濃紺を中心にしているので評判が良く、どうせ操作するならとわざわざティターンズ側でエゥーゴMSを使う人もいたほど。 #center(){追記・修正お願いします} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメント欄をリセットしました。 -- 名無しさん (2020-07-09 23:12:22) - 地球連邦軍に属しながらジオニズムを標榜する人達 -- 名無しさん (2020-07-12 20:35:26) - 戦後は連邦組はロンドベルにジオン組はシャアを追ってネオジオンに合流した人間が多いらしい。ある意味第二次ネオジオン戦争はエゥーゴの内紛だったともいえる -- 名無しさん (2020-08-05 14:23:27) - ティターンズがひどいから相対的に正義ではあるけど、怪しいところのある資金源やティターンズの拠点とはいえ民間コロニーに強行偵察かける強引さ、少年でも見込みアリと見れば戦場に立たせる節操の無さなど、過激派という点ではどっこいどっこい -- 名無しさん (2020-09-17 17:35:08) - ↑エゥーゴにも落ち度はあるけど、さすがにティターンズに比べれば過激派といわれると悩ましいところ 30バンチ事件もそうだし、ジャブローを核で吹き飛ばして生態系破壊するとか凶行まではしてないし -- 名無しさん (2020-09-17 17:55:43) - 後の時代にジオン残党が雨後の筍のように出てくる度にどんどん立場がなくなっていく集団 -- 名無しさん (2020-12-30 12:04:53) - ↑エゥーゴ・カラバOBが中核にいるロンド・ベルは頼りにならないし -- 名無しさん (2020-12-30 12:41:14) - こいつらがいなければアクシズが台頭してダブリンにコロニーを落とされることもなかったろうからな -- 名無しさん (2021-01-03 11:11:12) - ↑でもこいつらはティターンズがやりたい放題やったせいで出てきたわけで、そのティターンズはデラーズ・フリートがやりたい放題やったせいで大義名分が立ったわけで…やっぱり悪いのはデラーズがコロニー落としたせいじゃねぇか!(飛び火) -- 名無しさん (2021-01-03 12:53:01) - ↑実際その通りで、デラーズは大局的な見方の出来ない馬鹿としか言えないので・・・ 少なくとも大義名分が無ければあそこまでティターンズが増長する事は防げた -- 名無しさん (2021-03-31 08:45:43) - 決起した時はティターンズ≒連邦にあったため「反地球連邦」を掲げ、普通に連邦所属のパイロット、MSが敵に回ってる状態の賊軍であり、テロリスト扱いだった(構成員は捕まったら裁判で処刑される犯罪者)。ダカール演説から世論を味方にして、形勢を有利にして行く中で連邦とティターンズの切り離しにも成功し勝利、戦後自らを正規軍でティターンズこそ反乱軍だったと逆転に成功。「勝てば官軍」を体現しながら、他のどの組織も成し得なかった連邦に対して反乱、勝利を遂げた唯一の団体。 -- 名無しさん (2022-08-03 11:44:43) - 組んでるカラバなんて民間ゲリラ以外何物でもないしな。実態は内紛ではなく反乱だったが、エゥーゴの勝ち目もあるやもと離反者から軍籍は奪ってなかったのが保険になって上手く取り繕えた -- 名無しさん (2022-08-03 21:48:12) - エゥーゴの正体はただの喧嘩屋、戦争屋。シャアのネオジオンとマフティーがその後継者。っていうのが俺の考察だけどどう思う? -- 名無しさん (2022-12-10 23:31:09) - アムロやブライトも事後正当化のテロ行為でティターンズ倒した時点でシャアを笑えんのよな。一度手を染めた過激派内での喧嘩にすぎない -- 名無しさん (2022-12-11 03:04:14) - そこまでエゥーゴを悪く言わんでも。ティターンズの蛮行はかつてのジオン並に過激化して誰かが止めなきゃならん時だったし。 -- 名無しさん (2022-12-11 04:12:34) - まあアムロの革命家どうこうは自分も民主手段じゃなく武力反乱で勝てば官軍過去にやった欺瞞ブーメランなのはもっと知られるべきとは思う -- 名無しさん (2022-12-11 06:47:32) - 構成員には元ジオン兵もいて作中の市民から見たら胡散臭い集団だっただろうな。 -- 名無しさん (2022-12-11 07:01:22) - ではなくエゥーゴがティターンズと戦う理由はイデオロギーの対立ではなくて、30バンチ事件を受けてだから「不正や悪事を許さない集団」とも言える。だから良からぬこと企んでるアクシズとも戦った。でも連邦の手から離れて、不正と悪事を憎む気持ちが過激化したのがシャアのネオジオンとマフティー。もしかしたらグリプス戦役で「ジオンのシャア」は本当に氏んだのかもしれない -- 名無しさん (2022-12-11 08:40:55) - やはり諸悪の根源は連邦とアナハイムか・・・・・・? -- 名無しさん (2022-12-11 08:42:57) - ↑×3:むしろ「地球連邦の圧政からスペースノイドを守るためにキャスバルが作った組織」と誤解されている疑惑あり。Vガン小説版で「ガンダムは圧政への抵抗の象徴」ってザンスカール側が言う場面があるんだが、『Ζ』以外のガンダムは基本反乱鎮圧的な使用法だったはず。 つまり『Ζ』でクワトロが演説したのが曲解されてザンスカールの人が覚えているんじゃ・・・ -- 名無しさん (2023-07-06 08:27:29) - ↑デラーズ・フリートによるGP02強奪からの核でのソロモン攻撃はスペースノイドの圧政への抵抗といえると思う。0083以前の作品だけど閃ハサでブライトもガンダムに乗ったパイロットはみんな反骨心が -- 名無しさん (2024-07-09 14:10:07) - 反ティターンズの軍人と元ジオン系の集団に対して、ティターンズ潰れた後にミネバ・ザビを擁するネオジオンの掃討を命じるってそりゃ瓦解するよね。むしろ連邦政府はそれを狙ったんじゃね -- 名無しさん (2024-07-15 23:56:59) - ザビ家は「当初は穏健に改革するつもりだったダイクンを抹殺しようとした、だからエゥーゴに加わったジオン公国系は残虐なザビ家とは違う」という風にはいかなかったのかねぇ? -- 名無しさん (2024-09-20 08:03:53) - ↑中々一度張られたレッテルを払拭するのは難しいだろうなぁ。本人達は比較的真っ当に軍人をやっていたとしても「あのジオン軍でしょ」って言われがちな気がする。 -- 名無しさん (2024-09-20 08:36:55) - むしろ世界の統一政府と世界最大の軍事産業とためを張れるティターンズがやばいんであって、それと対立してるこいつらがゲリラに見えるのは仕方ない -- 名無しさん (2024-09-20 08:43:50) - ↑2 一年戦争から6、7年しか経ってないからねえ。俺らでいうと障害者施設で何人も殺した植松聖が「今は社会的に頑張ってます」とか言っても遺族の人がすんなり応援するとは思えないよ -- 名無しさん (2024-09-20 08:49:49) - ↑ しかし第二次世界大戦で多くの民間人を標的にして空襲や原爆投下等の虐殺行為を行ったカーチス・ルメイが日本の航空自衛隊の設立と発展に尽力を尽くしたという理由で勲章あげたからなあ。過去の事とは別にして今の功績は評価しなければならなくてこれからの日米の発展のためにやるという理由だが、スペースノイド達が「イエローモンキーのジャップですら過去の事は水に流すんだから人間の君達だっていつまでも過去に囚われてはいけないだろう」と過去の事柄を引用してアースノイドを痛烈に批判とかできそう。まあその手の輩は実力行使に出るほうが早いと思ってるが -- 名無しさん (2024-12-26 15:47:34) - 昔は主人公が属しているからエゥーゴが正義でティターンズが悪だと思ってだけど実際はエゥーゴが悪でティターンズが正義だったのか -- 名無しさん (2025-04-04 13:35:00) - ティターンズは正義の名を騙った悪で、エゥーゴは善悪入り混じった組織って感じかな -- 名無しさん (2025-04-04 20:41:48) - いや、エゥーゴは悪だよ。やってる事はパヨク -- 名無しさん (2025-04-04 21:34:31) - ↑バスク乙 -- 名無しさん (2025-04-06 20:10:34) - ジャミトフの圧倒的にロビーイング力に対抗出来てた時点ですんごい -- 名無しさん (2025-04-06 22:00:53) - ↑ブレックスの人脈が無ければ普通に揉み潰されてティターンズ大勝利!最悪の未来へレディーゴー!になっていただろうな… -- 名無しさん (2025-07-11 16:10:19) #comment #areaedit(end) }