エゥーゴ

登録日:2020/06/14 Sun 10:37:41
更新日:2025/04/06 Sun 22:00:53
所要時間:約 5 分で読めます






現在ティターンズが、地球連邦軍を我が物にしている事実は、ザビ家のやり方より悪質であると気付く!

人が宇宙(そら)に出たのは、地球が人間の重みで沈むのを避ける為だった。
そして、宇宙(そら)に出た人類が、その生活圏を拡大した事によって、
人類そのものの力を身に付けたと誤解をして、ザビ家のような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。
それは不幸だ。もうその歴史を繰り返してはならない。

宇宙(そら)に出ることによって、人間はその能力を広げる事が出来ると、何故信じられないのか!

我々は地球を人の手で汚すなと言っている。
ティターンズは、地球に魂を引かれた人々の集まりで、地球を食い潰そうとしているのだ!

――クワトロ・バジーナ




概要

エゥーゴ(A.E.U.G.)とは、『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の組織で、両作品における主人公の所属先である。
この名称自体は略称であるが、正式な名称は「Anti Earth Union Group」だったり「Anti Earth United Government」と一貫していない。

反地球連邦を標榜する名称を用いているが、地球連邦政府そのものの転覆ではなく、地球連邦軍の実権を握るティターンズの打倒が主目的となっている。
そのため実際には「連邦内部の反ティターンズ派」といってもいい。
グリプス戦役を総評して「連邦の内紛」とまとめられるのもそれが原因である。

この項目では同作品に登場する架空の反連邦ネットワークの「カラバ」についても解説する。

略歴

設立

宇宙世紀0083年にジオン残党を始めとした反連邦勢力の掃討を目的として結成された特殊部隊・ティターンズは連邦正規軍から独立した行動をとることによって治安回復に一定の成果を上げ、その地位を確固たるものにしていた。

だが、連邦に反発するコロニー居住者への不信感からその矛先は本来守るべき筈のスペースコロニーに向けられていき、ついには連邦への抗議デモが開かれていた30バンチコロニーに致死量を越えるG3ガスを流し込む凶行をしでかす。
この凶行自体は事故として隠蔽されたものの、横暴を極めるティターンズへの反発は日に日に強まっていき、連邦議会議員の資格を持つブレックス・フォーラ准将を中心として連邦軍内のスペースノイド閥を母体として誕生したのがエゥーゴの起こりである。

グリプス戦役

ガンダムMk-Ⅱの強奪を始まりとして、ティターンズに対する戦闘を地球圏全体で繰り広げる。
当初はティターンズ側から「ジオン(公国)残党のテロリスト」扱いをされるなど、苦戦しつつあったが、暗殺されたブレックス准将より指導者を受け継いだクワトロ・バジーナことシャア・アズナブルダカール演説によって逆にティターンズの悪行が世間に晒し出され、世論を味方につけることに成功。*1
アクシズの介入やティターンズ内部の主導権争いなどで戦いは混迷を極める中、エゥーゴ艦隊はコロニーレーザーのグリプス2によってティターンズ艦隊を殲滅し、勝利を収めた。
しかし、一連の戦いで指導者のクワトロが消息不明になった というか急に嫌気がさして責任もろともほっぽり出した 上に多くのパイロットや艦艇を失い、組織としての力は大きく弱まることになる。

第一次ネオ・ジオン抗争

先の戦乱で戦力を温存したアクシズはネオ・ジオンと改称し、地球圏の征服に向けて動き出した。
結果的には、ネオ・ジオン側の内紛とブライト・ノアがスカウトしたガンダムチームの活躍によって事なきを得るものの、組織としての実態を失って連邦軍本体に組み込まれて事実上の消滅を迎えた。

その後

エゥーゴの軍事力は、カラバと共に地球連邦軍の正規部隊(ロンド・ベル隊)として、反地球連邦の取り締まりに従事する。
一方で旧ジオン系軍人を初めとする一部の急進派は連邦への吸収という結果に反発心を抱いて離脱し、エグムを初めとする反連邦組織の設立に繋がったとも伝えられている。
UC0116年にはエゥーゴOBが汚職政治家に対する抗議として暴動を起こした他、前述のエグムがハマーン派ネオ・ジオン残党レガシィの活動に合わせて行動を起こしたとされる。

組織

エゥーゴの中には民間からの志願兵や連邦軍に籍を残したまま参加している者が多い。特に月やコロニー在住の連邦軍にはエゥーゴ参加者が多かったが、小説版曰くこれは呼吸する空気すら買わないといけない*2月やコロニーの生活において、連邦軍の給料の遅配が致命的なものとならざるを得ず、エゥーゴから提供される給与につられてのものであったらしい。

また、「反連邦」を掲げているが実際には「連邦政府の転覆」「アースノイド絶滅」などジオン的な目標は掲げておらず、あくまで「反ティターンズ」が目標であるため、
連邦政府・連邦正規軍に属する者の内、ティターンズに反感を持つ層からの支援・参加もあった。
主要艦艇がサラミス改なのもそのため。
そもそも一口に「地球連邦」といっても、その構成員はスペースノイドが過半数を占めるため、「スペースノイドを弾圧するティターンズ」を苦々しく思っている政府要人・連邦軍人・連邦国民は珍しくない*3


他方、連邦に系譜を持つ組織でありながら「敵の敵は味方」理論*4で参加した旧ジオン公国軍人も多数存在したという。 作品によってはシャアの要請に応じて身分を詐称してエゥーゴにやってきた者もいる*5
この身分詐称については漫画『ジョニー・ライデンの帰還』で詳しく補完されている。大雑把に纏めると、一年戦争期以来のミノフスキー粒子による電波妨害で隣の戦区把握すらままならなかった時代に、捕虜や戦時遭難などで久しく消息の知れなかった軍人がふらっと帰還する事は珍しくなく、更に連邦軍内部に伝手があればあっさり行方不明者に成り代わって連邦軍へ帰参するのも可能だったという事である。

またクワトロは世界的に放送があったダガール演説で「自分はエゥーゴの代表」「自分はジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐもの」(この後ティターンズの批判に入る)と、エゥーゴが本来何の組織か説明せずに自分のことを話し始めており、
これだけ聞かされると「エゥーゴってのは、ティターンズからスペースノイドを守るためにジオンの息子が作った組織」と一般人から誤解されてそうである*6
実際のところ、クワトロ自身も赤い彗星のシャア=ジオン残党に該当することを考えると「ジオン残党の大物が作ったジオン系組織」という解釈でも完全な間違いでもなかったりする。
そのため『機動戦士Zガンダム Define』では、クワトロが偽名を利用した事情の一つとして、シャアであることを公にすればエゥーゴがジオン残党と認識されかねないという問題もあったとされている。

と言っても映像では描ききれない設定を小説などで補足しており*7、エマ・シーンは地球かつ連邦の庇護で育っていたのだが
念願の 民衆を守ってジオン残党と戦う正義の軍隊ティターンズ に入ったのに
いざコロニーで一般民衆と話したら誰も彼もが「ティターンズこそが俺たちを弾圧する危険因子でエゥーゴは俺たちの味方、少なくとも考慮してくれる」と話していて
なぜ私たちティターンズがこんなに嫌われてエゥーゴが好かれているのかとカルチャーショックを受けており、それがあったからこそエゥーゴへの転身をしている。

また地球連邦の意思決定機関であるダカール議会に、武器や危険物を持っていないとはいえ 部外者が入り込んで壇上まで行けるはずがない
ましてや暴力ではなく対話すべき議事堂に エゥーゴのMSが侵入して空襲警報が出ている状況 でエゥーゴの者が乱入してきた以上、
議会を狙ったテロと認識されるのが自然であり、 議長が命ずれば 衛兵に排除される。
それができなくてもシャアの発言を公的記録に残さない、放送も強制停止が可能である。
そうならなかったのはカラバの工作だけではなく、議長を含めてある程度エゥーゴシンパが議会にいて支援したからこその結果であった。
あくまで議会工作を達成していたという話なので、視聴する全人類がそれを正しく理解していたかというと怪しいが、エゥーゴ系の参加者は議会にも相当広く浸透していたと言える。


また直接に構成員として参加しているわけではないが、支援勢力として月面の巨大企業アナハイム・エレクトロニクス社より、モビルスーツや資金の全面的なバックアップを受けている。
故に同社の意向に逆らえぬ面もあり、作戦を「無理難題」に変更されることもままあった。
そのほか、反地球連邦の社会ネットワークであるカラバとも協力関係にある。
ジオン残党の人脈を介してネオ・ジオンと協力した時期もあった。


とまあ「連邦の反ティターンズ派」「ジオン残党」「月の企業」「民間人」と幅広い層から協力者を得て一大勢力となったのであるが、そのことが却って組織としての矛盾や歪みとなってしまったのも否定できない。
まず、アナハイムの支援を受けたことで資本・技術・軍事力で大きな力を得たものの、それ故にアナハイムの意向で行動しなければならない、言ってしまうと民間企業の私兵として利用されるという状況になってしまった。
ジャブロー降下作戦は、エゥーゴは反対しているのにアナハイムがゴリ押しした作戦として有名。
アナハイム会長のメラニー・ヒュー・カーバインに至ってはエゥーゴの理念にまったく賛同していない。彼はそもそもエゥーゴの思想的源流であるジオン・ズム・ダイクンから嫌悪している。
とはいえ一応立場的には「邪悪なことをするティターンズを倒す」という組織ではあるが、無論全員がそうではない。
中には敵がいるからと民間人のいる町をエゥーゴが襲撃しそれをティターンズが守るという状況になった例もある。

次に、これら参加者は結局「反ティターンズ」だけで団結できた、呉越同舟の状態に過ぎなかったというのも問題となる。
グリプス戦役はティターンズの滅亡によって終結するが、これでエゥーゴもやるべき目標がなくなってしまい、求心力を一気に喪失、構成員がバラバラになってしまった。
例えば「連邦の反ティターンズ派」はティターンズがいなくなった連邦軍・連邦政府に帰順し、「ジオン残党やスペースノイド出身の軍人」はネオジオンに合流するなどして連邦への更なるテロに走り、いずれもエゥーゴから脱退してしまった。二代目指導者クワトロ自身が後者の選択を取っている。

さらに、連邦軍にはジオン軍の攻撃で家族や友人を失った遺族が多勢を占めており、エゥーゴに参加した連邦関係者にも当然そういう人たちがいたが、彼らは「ジオン軍の赤い彗星シャア」が指導者となったことに対して内心で反発していたらしい。
彼らからすれば「連邦軍准将で連邦議会議員のブレックスを自分たちの意思の代表だと思って付いてきたのに、いつの間にかジオンに組織を乗っ取られた」という認識になるのも当然だった。
広い層から参加者を得ただけに、彼らの間で起きている火種まで持ち込んでしまったといえる。


組織としてのトドメになったのは二代目指導者クワトロの脱退である。
連邦はグリプス戦役以後、『ZZ』や『逆シャア』でネオ・ジオンと融和しようとしたり、エゥーゴ系の技術が広く採用されたり、主力量産機ジェガンの生産をアナハイムに本格委任したりと、かなりスペースノイド寄りになっている。
これはエゥーゴに参加した人間が新たな連邦主流派を形成し、そこに集まる大量の利権を自分たちの政治基盤に引き込んだためであることは容易に想像が付く*8
「勝てば官軍」とはその通りで、勝者には莫大な利権が集まり、そしてその勝利を作った指導者には多大なカリスマ・権威がつく。
エゥーゴの指導者が、その権威を活用してエゥーゴ派閥を束ね上げ、連邦主流派として台頭し、ティターンズ打倒後もそれに代わる新たな政治スローガンを掲げていれば、エゥーゴはまた違った未来があり得たかもしれない。
しかし、「嫌な連中」と内心唾棄する相手とも粘り強く交渉するという忍耐力を持たないクワトロがさっさと逃亡してしまったため、エゥーゴには新たな目標も、それを示す指導者もいなくなったため、組織は急速に形骸化。
残ったのはティターンズ打倒後に得た利権のみで、指導者もいない元参加者による主流派はスペースノイドやニュータイプを危険視するなど、保守化していった。


エゥーゴには「反ティターンズ」以外の理念や存在意義がなかったのである。それ故に、「反ティターンズ」が使えなくなるとあっという間に組織が崩壊してしまった


カラバ

こちらもエゥーゴ同様に30バンチ事件を契機として結成された反連邦ネットワーク。
あくまでネットワークなため、本拠地と呼べる拠点は存在しない。しかしジャブロー降下作戦の際にアウドムラを奪取し、ケネディ空港からエゥーゴのメンバーを宇宙に返した後はハヤト・コバヤシが実質的なリーダー兼艦長となりアウドムラが事実上の移動拠点となっている。

エゥーゴが宇宙を主に活動しているのに対し、カラバは地球での活動を主に行っている。
グリプス戦役ではキリマンジャロ降下作戦やダカール演説の際の支援、第一次ネオ・ジオン抗争ではペズンの反乱で疲弊した連邦軍に代わりエゥーゴと共にダブリンへのコロニー落としを敢行するネオ・ジオンと戦闘を行った。
この際にリーダーのハヤトや戦力を多数失い、先述通りエゥーゴと共に連邦軍に組み込まれ解散となった。

ちなみにクワトロはカラバの名前について「中世の秘密結社のような名前で好きではない」とのこと。
このクワトロが言うところの「中世の秘密結社」については不明だが、19世紀のイタリア・フランスで活動していた反政府秘密結社「カルボナリ」のことか、あるいは5世紀ごろから16世紀ごろまで掛けて完成したユダヤ教ルーツの神秘主義「カバラ」のいずれかと思われる*9


主要なメカニック


MS、支援航空・航宙機など


艦船



主な所属人物

グリプス戦役時



第一次ネオ・ジオン抗争時


ゲームでの活躍

スパロボにおいては、主人公が所属するプレイヤー部隊の中核(あるいは、協力者)になる場合が多い。スパロボ補正でハヤトやヘンケン、場合によってはトップのブレックスがが生き残ることが多く、メッチャ―・ムチャのようなダメな大人には出番が回ってこない。
それ故か、原作で見られた腐敗している部分が描かれる事は少ない。

ギレンの野望においては、地球連邦編にてティターンズとエゥーゴのどちらのメンバーと合流するか選択するイベントが存在する。
片やTV主人公たちの所属勢力で、もう片方がジオン公国よりも白い目で見られやすい敵勢力ということもあり、上記の選択ではエゥーゴが選ばれやすい傾向にある。
エゥーゴ合流の利点は、連邦では貴重なNTパイロット達加入に加え、Z計画のモビルスーツが生産可能となる。一時的ではあるが、クワトロも使用可能。

また、外伝系勢力ではブレックス・フォーラ率いるエゥーゴや、彼が暗殺された後クワトロが後を引き継ぐエゥーゴ・クワトロのシナリオもある。
ブレックス率いるエゥーゴは人材が常に不足しており、序盤がとにかく大変。最高戦力であるアーガマ隊も、原作イベントを実行すれば持ってかれてしまう。最序盤で動かせる人材は、総大将であるブレックスただ一人のみ。*10一部のエリアが空白*11で何の利益も生み出さず、結果的に資金・資源も少ない為に節制を行い、スポンサーの無茶振りに対応する必要がある。加えて、アクシズといった第三勢力とも相手にしなくてはならないため、難易度はやや高め。
だが、Z計画を始動させれば次々と優秀なモビルスーツが提案され、兵器の質では他勢力の追従を許さない。故に、人材不足が堪えるのだが…。
アクシズの脅威からは、アライメント*12Lawでの追加人員として、連邦系勢力からはコーウェン中将、ヘンケンの部下だったジャック、アダムにモルモット隊、ジオン系勢力からは、シン・マツナガククルス・ドアンまでも加入してくれる。また、唐突にウォン・リーがパイロットに志願する元が民間人な為に能力値はなんとも言えないし、加入はゲームクリア目前なので今更感が凄い。
Chaosでの追加人員は、能力値の低い上に指揮範囲を上書きするゴップや、逆に指揮範囲すらないリード中尉、強力な強化人間であるゼロ・ムラサメが加入する。ダメ押しにChaosだとカミーユが離脱する上、クワトロが逆襲確定。もはや縛りプレイの領域である。

エゥーゴ・クワトロでは、加入に難があるカミーユやアムロを、最初から最後まで使える利点がある。加えて、初期からZガンダムを量産可能。不要な兵器を分解して資源に変えて、増産したZの驚異的なスペックでティターンズ、アクシズを圧倒してやろう。

Gジェネレーションシリーズでもストーリー制を採用したNEOとDSでは自軍勢力として使用可能。
前者では歴代主人公キャラやブライトやクワトロ、更には説得でフォウやプル姉妹も仲間になる。結局トップのブレックスはデルマイユの策略で暗殺されてしまうが*13、どのルートでもリリーナが奮戦してくれるためかクワトロは裏切らずヘンケンやエマも死亡イベントなしで生き残る。
後者では序盤はジオン視点でスタートした後ライバルルート以外での自軍勢力となる。この手のゲームとしては珍しく面子はジョニー・ライデンシン・マツナガやシーマ・カラバウやサイクロプス隊といったジオン系が中心となる。そして、ルートによってはアムロやカミーユといった原作で所属した面子が合流しないこともある。

機動戦士Ζガンダム エゥーゴvsティターンズでは、前作の連ジから継承された勢力バランス図でティターンズと競い合うことができた。
またティターンズ側MSの鹵獲カラーもあったが、ほぼ全ての機体をトリコロール調に纏めているのでどこか安っぽい印象がある。一方のティターンズはおなじみの濃紺を中心にしているので評判が良く、どうせ操作するならとわざわざティターンズ側でエゥーゴMSを使う人もいたほど。




追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • エゥーゴ
  • 反地球連邦
  • ガンダム組織項目
  • 勝てば官軍
  • 地球連邦軍
  • 軍閥
  • 軍隊
  • ジオン
  • アナハイム・エレクトロニクス社
  • ほぼテロリスト
  • 無理難題を言う出資者
  • ブレックス・フォーラ
  • クワトロ・バジーナ
  • カミーユ・ビダン
  • ジュドー・アーシタ
  • ブライト・ノア
  • アーガマ
  • スペースノイド
  • 発音できん
  • 蒼翼
  • 宇宙世紀
  • 矛盾を抱えた組織
  • 非正規軍
  • 組織
  • 架空の組織
  • エグム
  • カラバ
  • 機動戦士ガンダムΖΖ
  • 機動戦士Ζガンダム
  • グリプス戦役
  • 第一次ネオ・ジオン抗争
最終更新:2025年04月06日 22:00

*1 これによって、ティターンズは一部の人員が離脱したり、ギャプラン改がカラバに横流しされたりと、かなりの損害を被っている。

*2 「水や空気にも税金を課される」といったほうが正しいか。

*3 時代はやや下るが、0090年代には連邦系スペースノイドが政界にまで進出、議長まで輩出するに至る。

*4 元賊軍所属であり、スペースノイドの虐殺等で肩身が狭い事から上記の連邦軍所属兵の様に生活に苦労している者も多く居た筈で、純粋に生活苦で或いは功を上げて連邦軍にスカウトして貰ったり汚名を晴らす為に参加した者も多数いると思われる。

*5 しかし、一部のメンバーはネオ・ジオンに寝返ったという説もある。上述したエグムの主要構成層はこのようなジオン系軍人とされている。

*6 実際、時系列的に未来の『V』では独立を目指すスペースノイドのザンスカール軍のワタリーやクロノクルが「ガンダムは(圧政者への)抵抗のシンボル」と自分たち側に重ね合わせる場面があり、エゥーゴがガンダムを使用してた時代が基準になっている

*7 小説版には「本編と矛盾しない設定」と「致命的に矛盾する設定」も多々あるが。本編となるのはあくまでもアニメ化された作品のみである。実際、小説作品をそのまま呑み込むとアムロやカミーユが死んだのに生き返ってしまう。

*8 特にアナハイム。モビルスーツや軍艦の生産を一手に担い、技術も自由に動かせるようになった。これがグリプス戦役を通じて連邦の新主流派と昵懇になったからと言うのは間違いない。他にも連邦高官になったエゥーゴ出身者というのも出てくる。

*9 ややこしいが宇宙世紀からするとヒトラーも「近代」ではなく「中世期」の人物なので、クワトロの言う「中世」が現代日本人の通常イメージする「中世」と異なる可能性はあるのだ……

*10 後期の作品では、一瞬登場したマニティ・マンデナや、出番が没となった空手部主将メズーン・メックスというマイナーなキャラが追加されている。

*11 主にイベント進行で開放される。

*12 善悪度のようなシステム。

*13 ティターンズがOZに嵌められウィングガンダム勢にズタボロにされてしまい、ブレックスよりも早く全員フェードアウトしてしまうため