ゴクオー(ウソツキ!ゴクオーくん)

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ゴクオー(ウソツキ!ゴクオーくん) - (2025/07/01 (火) 20:53:49) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/07/04 Sat 16:01:58
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){『真実』をめんどうくさがるなよ…、ウソがにげる。}}
#center(){&font(#ff0000){卒業証書のなくなり方は不自然だ。必ずどこかに隠したヤツがいる。}}
#center(){&font(#ff0000){つまり汚ねェウソをついたまま…、どこかでほくそ笑んでるヤツがいる。}}
#center(){&font(#ff0000){オレっちはソイツが気にくわねェ…、必ずウソを暴き、ソイツに地獄を見せてやる…!}}





月刊[[コロコロコミック]]にて連載されていた漫画『[[ウソツキ!ゴクオーくん]]』の主人公。

CV:西墻由香(コロコロテレフォン、コロコロ40周年記念アニメ『コロコロオールスター[[小学校]]』、[[モンスター烈伝オレカバトル]])

*【人物】
#center(){&font(#ff0000){オレっちはゴクオー!}}
#center(){&font(#ff0000){大好物はウソだ!}}


八百小学校の5年2組に突如やって来た転校生で、頭に被っている赤い冠と、大人びた黒いスーツとネクタイが特徴的な
小学生の男子。一人称は「オレっち」。ちなみに名簿には「ウソツキゴクオー」と記載されている。
口に加えているのはタバコ風の&ruby(チョコ){駄菓子}。知ってる人も多いのでは?
「ネコカラス」という名前のネコの頭部とカラスの身体が合体したような見た目の生物をペットを飼っており、彼がネコカラスと行動を共にしている様子は学校の敷地内でも見る事ができる。
「大好物はウソ」と本人の発言からもわかる通り人一倍「ウソ」が好きな性格で、ウソが好き過ぎるせいなのか「ウソが絡んだ出来事」に[[夏休み]]等が原因で長期間遭遇しなかった場合、夏バテのような症状で普段より体力が衰える「ウソバテ」という症状にかかってしまう。
自分がウソをつくのも他人がついたウソを見破るのも得意で、八百小及びその近辺では彼が他人のついたウソを&font(b){自分のついたウソを利用}して暴く様子が観察できる。
決め台詞は&font(#ff0000){「ウソだよ〜!」} 。

#center(){&font(#ff0000){ウソをもってウソを征す。}}
#center(){&font(#ff0000){これがオレっちのやり方だ!}}

そのような芸当を可能にするなど頭の回転っぷりはとても速いようだが、作中で登場した彼の[[テスト]]の答案で最も低い点数は10点と、勉強そのものが得意[[というわけ]]では無いようだ。





…と、ここまで陳述した詳細は彼が現世で過ごす上での仮の姿であり、彼の正体は人間ではなく&font(#ff0000){地獄の初代閻魔大王・地獄王。}
この正体を知っている人間は現時点でヒロインの&ruby(おのてんこ){小野天子}のみ。((この他にもコラボ漫画で共演した怪盗ジョーカーも、事件解決の際にゴクオーの秘密を知る。))

*【地獄王としてのゴクオー】
#center(){
&font(red,#000000,20px){初代閻魔大王、地獄王。}

&font(red,#000000,15px){これはホントだぜ?}
}

地獄王としてのゴクオーが見られる状況は大まかに分けると&font(b){「ウソツキに制裁を下す際」} &font(b){「地獄・天国などの『人間界以外の世界』が絡んだいざこざが話のメインになった際」}の2点である。
これらの状況に直面した際のゴクオーの姿は普段とは異なり、「冠に『大王』の2文字が出現する」「赤い[[マント]]を羽織っている」などの特徴が見られる。
後ろには%%化身orスタンド%%世間一般的なイメージの閻魔大王が浮かんでおり、実体もある模様。[[ヤツ>絶体絶命でんぢゃらすじーさん]]には「コロコロでヒゲキャラはワシだけでいいから」という理由で嫌われている。&s(){大人気ねーぞ大御所}というか、そうなるとドラえもんの立場は…
実はこの閻魔大王には、はるか昔からの重大な秘密が存在する。

側近にバトラー、メズ、ゴズの3人を、その部下に十大地獄長とその他多数の地獄兵達を置き、死後地獄に堕とされた様々な悪人達の処理を主な業務として行なっている。
その業務内容は&font(b){「『その魂をどこの地獄で裁かせるか』を宣告した後に『閻魔帳』にハンコを押す」}という簡単な作業なのだが、&font(b){ゴクオー本人がしょっちゅうサボって仕事が山積みになる}という事態がよく見られる。このサボり癖に関しては(当たり前だが)地獄に住む者達は不満を感じていたようで、単行本13巻では民衆の不満が頂点を迎えた瞬間がスイッチとなって開催される「地獄総選挙」の第1回が行われる事態にまでなってしまった。
…正直、上司として見たらあまり好評価はできない。

*【ウソツキへの制裁】
先述の通り、ゴクオーは劇中で「ウソをもってウソを征す」スタイルでウソ事件を解決していくのだが、ただ解決しただけでは彼のウソ暴きは終わらない。
これまで登場したこの漫画の「ウソツキ」達はそのほとんどが狡猾で、たとえ自分が犯人である事を大勢の人間が居る前で暴かれても尚すっとぼけたり、その場から逃亡しようとしたり、逆上したり…等の愚行重ねてしまう者ばかりだからだ。

#center(){&color(red){反省の色ナシか。}}

そのような者達をゴクオーが許す訳も無く、最後の仕上げと言わんばかりに彼等を地獄に招待((犯人が置き引きや[[万引き]]、オレオレ詐欺などの犯罪行為をしていたり、余りにも悪質で卑劣なウソを吐き続けていた場合などは(特に前者の場合は犯罪者が心の底から素直に罪を認める訳がないとゴクオーは判断しているのか)反省の色すら確かめずに問答無用で地獄に招待する))し、相応の「罰」を与える。

#center(){&color(red){ウソのつけない舌のプレゼントだ…。}}

その罰とは、後述する地獄技「『&ruby(あっかんべー){悪漢舌}』でウソツキの舌を引っこ抜き、&font(b){代わりに『ウソのつけない舌』を与える}」というもの。
ウソのつけない舌は&font(b){本人の意思に関係なく自動的に動き、無理矢理にでもその人の本音を吐かせる}という効果を持っており、これにより一度は過ちを認めなかったウソツキ達も最早認めざるを得なくなってしまい、反省するか改心するまでウソをつくことが出来なくなる。
しかしこの悪漢舌による制裁はどうやら人外とは相性が悪いらしく、これまでにゴクオーは何回か人外相手の舌を抜こうとしたが、そのうちの「ユーリィ・L・&ruby(かみじょう){神城}(大天使/ウリエル)」「&ruby(さたんげ){左丹下} &ruby(ほむら){炎}(二代目閻魔大王候補/サタン)」「ネクスト(神の後継者/ネクスト)」3人には舌抜きを&font(b){未然に防がれてしまった}経験がある。
ちなみにウソを暴いてから舌をプレゼントするまでの過程はゴクオーとウソツキ以外の人間には認識できていない(ただしゴクオーの正体を知った後の天子ちゃんは例外)ようなので、第三者から見たら「ゴクオーが睨んだら急にあいつ正直に話し出したぞ?」という風に思われていた事だろう。
が、実はそれを喰らっても強靭な演技力と精神力でウソをついた人間が1人だけいたりする。
*【地獄技】
ゴクオーが劇中で使用した地獄技の数々。

-&font(b){悪漢舌(あっかんべー)}

#center(){&font(red,#000000,15px){悪漢、べー!}}

ゴクオーが最も使用している技。先述の通り「相手の舌を抜き、代わりに『ウソのつけない舌』をプレゼントする」事ができる。
使う際はゴクオーが愛用している伸縮可能なマジックハンドのような武器を使って対象の舌を挟み、「悪漢、べー!」の掛け声で引き抜く。
罪が軽い者に対しては行程が簡略化された「あっかんべッ!」を使う事も。
火責め地獄長・グンショーとの合体技「&ruby(ごくえんあっかんべー){極炎悪漢舌}」や、暗闇地獄長・カゲスキとの合体技「&ruby(あんこくあっかんべー){暗黒悪漢舌}」、バトラーや全地獄長達の意志を込めた「&ruby(じごくかんぶあっかんべー){地獄幹部悪漢舌}」、ナナシノに対して使用した「&ruby(だいあっかんべー){大悪漢舌}」など、派生技も多い。

-&font(b){針千盆(はりせんボン)}

#center(){&font(red,#000000,17px){まだだ。}}

ウソツキの中でも特に罪深い者に使用する事がある技。掛け声は「針千、ボンッ!」。
針千本を口の中に流し込まれ、それ以降ウソをつこうとすると全身が針で刺されたような痛みに襲われるという恐ろしい技。
後にはただ単に大量の針を飛ばす技として登場するようになった。

-&font(b){余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)}

#center(){&font(red,#000000,19px){本当の地獄の釜は、この『地獄』そのものだ!!!!!}}

超魔怪物「ベルゼ・バルゼ」の出現等の地獄そのものに害をなすような状況に直面した際に使われる、ゴクオーの大技。掛け声は「余裕、綽々」。
巨大な笏を振り下ろすというシンプルな攻撃方法だが、威力は今まで挙げた2つよりも遥かに大きい。

-&font(b){因果王砲(いんがおうほう)}

#center(){&font(red,#000000,19px){地獄の怒りの炎を喰え!}}

ユーリィとの戦闘で使用。頭の冠を火球に変化させて地面に放ち、そこから無数の炎の龍を出現させ、龍達に対象を熱さや激痛、苦しさを伴わせながら拘束させる技。
これでユーリィを弱らせた後に悪漢舌を使ったことで、ゴクオーはようやくユーリィから舌を抜くことに成功した。

-&font(b){指斬拳万(ゆびきりげんまん)}

#center(){&font(red,#000000,15px){地獄王の名のもとに、今、おまえの罪を裁いてやろう。}}

サタンとの戦闘で使用。巨大な閻魔大王が繰り出すラッシュを相手に喰らわせる技。いよいよスタンドと化したか。
拳の一発一発には「『殴られてる者』に対する『誰か』の思い」が込められており、一発パンチを受ける事にそれらの思いが頭の中に刷り込まれる感覚を殴られてる者は味わう。

*【名言集(ネタバレ注意!)】
-&font(#ff0000){いいか!?人間はせーぜー百年生きれっか生きれねーか!だけどその間にスゲーオモシレーウソをつく!オレっちは、ぶっちゃけ一瞬たりともアンタら人間を、見のがしたくねーんだよ!}

-&font(#ff0000){楽しみじゃねェか?今日、アイツらが、どう生きて、どうウソをつくのか……、神でもわからねーんだぜ?}

-&font(#ff0000){だからよ…、オマエのつくったつまんねェ未来にさせたくねーわけよ!}

-&font(#ff0000){あせって、嫉妬して、笑って、運動して、勉強して、ウソついて…、こんなコト毎日やってるんだな!!やるじゃんかよ!!人間(アンタ)たちっ!!}

-&font(#ff0000){そーだそーだウソつくな〜!夢を叶えられないだけでダメ人間なワケねーだろ〜ッ!!}

-&font(#ff0000){生きてる人間は、愚かではなくオモシレー!!!最初にそれをオレっちに教えてくれたのは、天子ちゃんだ。}

-&font(#ff0000){天使、人間、悪魔、カンケーない。誰にでも善の心、悪の心がある。だから、嘘は存在するんだ}

-&font(#ff0000){今はアンタの『涙』はカンケーねェ。重要なのはアンタの『真実』だ!}

-&font(#ff0000){どーなるかなんて100%わからねーのに、アンタを信じて勝手にとぶと言ってる人間…、アンタを信じて勝手にとばないと言ってる人間…、どっちかが、ウソツキだぜ。決めるのは、オマエだ!}

-&font(#ff0000){アンタ、地味にとんでもねェウソツキだよな。自分が一番可愛いからって、怖いもの、痛いもの、面倒臭いものだけでなく、アンタの思う人の気持ちや優しさまでも、そうやってテキトーにのらりくらりと流してきたんだろう?そういうウソはいつか必ず、見透かされ、愛想をつかれる}

-&font(#ff0000){何が大人だよ。犯罪者が}

-&font(#ff0000){あんなモノだからだよ。オレっちは現世に来て知ったんだよ。人間(コイツら)は弱くて...、未熟で...、ことあるごとに嘘を吐く。かっこ悪く...、ダサく...、さえなく...、思い通りにならず!それでも人間(コイツら)は今日を生きている!この厳しくウソだらけの世の中を...、今日も生きている!誰も何も言ってくれなくてもよォ...、オレっち初代閻魔大王地獄王は!今を生きる人間を尊敬する!コイツらは自分で悩み、失敗と成功を繰り返すことが出来る!人間にゃ未来っつーやり直せる場所があるんだよ!テメェの勝手で過去に戻ってやり直すだァ?そんなこと...オレっちが絶対させねェ!}

-&font(#ff0000){テメェが生きる世界は場所や環境じゃねェ。テメェの「心」が創るんだよ。どんなに世界が面白くなろうが、生まれた境遇を恨み、幸せな人間を妬む貴様の元には、面白い世界など未来永劫やってこない!コイツらだっていつも楽しいワケじゃねェよ。ツレェコトをいくつも知ってる上で、笑ってるんだ!ゴチャゴチャやってねーで、「生きる場所が欲しい」って言やァよかったんだよ!}

-&font(#ff0000){ハッピーエンドだと思うなよ?人間の世界は厳しく、ウソまみれだ。果たしてその中で正しく生き、幸せを見つけることができるかな?この人間も迷い、生きてる最中だ。まっ、人間を舐めるなってコトだ}

-&font(#ff0000){消せない罪と罰...。この世にもソレがある...}

-&font(#ff0000){被害者がいくらでも加害者になっていいなんてルールはねェ!}

-&font(#ff0000){アンタのやからした罪は消えない。一生しょいこめよ。ただ、アンタには一生ものの友達(ダチ)がいる。まァ、頑張れや}

-&font(#ff0000){カタチは色々ある。自分にウソのねェ生き方をしねーとな!}






いっ、いでで……!舌が…!!

&font(red,#000000,15px){一度だけとはいえ立て逃げを犯したお前の罪に……、罰を与える。}

&font(red,#000000,15px){悪漢、べーッ!}

!!………ユメ……?

!?…… &font(b){し、舌が………勝手にキーボードを操作している………!}

&color(red){ウソのつけない舌のプレゼントだぜ、wiki篭りのオニーサン…。追記・修正で罪を償うこったな。}

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- ゴクドーくん?  -- 名無しさん  (2020-07-05 00:49:24)
- 推理モノの探偵役として見ると、真実を暴かなくても嘘ハッタリを並べて相手が油断してボロを出すのを誘うっていうのは斬新だと思った。いやコロンボや古畑を全部見たわけじゃないんでそういう手段取ってるかもしれんが  -- 名無しさん  (2020-07-05 01:30:14)
- 4巻で天子ちゃんに言った「悲しい嘘はつくな」って言葉が好き  -- 名無しさん  (2020-07-05 07:37:41)
- 人気だけど描写が描写なだけに(イジメ・大人(教師など)が生徒を陥れる)アニメ化難しそうなのが。  -- 名無しさん  (2020-07-05 09:05:40)
- ↑2 承太郎の「ああウソだぜ、だがマヌケは見つかったようだな」を毎回やってるような感じか  -- 名無しさん  (2020-07-05 10:28:33)
- ヤツはマリオくんというコロコロの先輩ヒゲキャラの事は無視か!ゲーム原作とはいえ  -- 名無しさん  (2020-07-05 21:05:30)
- ウソと盗みのエンターテイナーで知ったわ  -- 名無しさん  (2020-07-07 09:59:57)
- あの舌をぬくペンチがついた棒は作者によると変幻自在棒というらしい  -- 名無しさん  (2020-07-07 15:48:46)
- ハッピーエンドだと思うなよ?の台詞凄い好きなんだ。他の漫画なら優しく「良かったね」だけで済ませてしまうだろうところをそれで終わらせずでも希望もちゃんと持たせる匙加減が絶妙すぎた  -- 名無しさん  (2024-08-03 22:53:06)
- 真最終日のセリフもぜひ  -- 名無しさん  (2024-08-18 11:57:36)
- 人間(コイツら)は弱くて...、未熟で...、ことあるごとに嘘を吐く。かっこ悪く...、ダサく...、さえなく...、思い通りにならず!それでも人間(コイツら)は今日を生きている!この厳しくウソだらけの世の中を...、今日も生きている!誰も何も言ってくれなくてもよォ...、オレっち閻魔大王そうたは!今を生きる人間を尊敬する!コイツらは自分で悩み、失敗と成功を繰り返すことが出来る!人間にゃ未来っつーやり直せる場所があるんだよ!テメェの勝手で過去に戻ってやり直すだァ?そんなこと...オレっちが絶対させねェ!  -- souta  (2025-06-30 15:38:58)
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