&font(#6495ED){登録日}:2021/02/08 Mon 10:38:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 43 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b){「[[ダニエル>ダニエル(遊戯王5D's)]]」「[[ティモシー>ブルーノ(遊戯王5D's)]]」「[[エヴァです>シェリー・ルブラン]]」}} &font(b){&ruby(ぎめい){偽名}}とは、読んで字の如く「&font(u){偽}の&font(u){名}前」。本名を名乗れない場合に登場する名前である。 なお「芸名([[裏名]]も同様)」「ペンネーム」「あだ名」「[[二つ名]]」「[[コードネーム>コンバット越前]]」はこの項では扱わない事とする。 逆に「本名不明なので新しい名前をつける」「手続きに基づいて戸籍の名前が変わる」事は扱う。 要するに「当人が昔の名前を封印してorされて名乗っている名前」が「偽名」なのである。 リンク先に[[ネタバレ]]が多数あるので注意。 ---- #openclose(show=▶ 目次){#contents} ---- *【[[現実]]世界における偽名】 人間とは良くも悪くも名前に縛られる存在である。 よって何らかの活動をしたり秘密裏に調査をしたい場合でも「名前」が必要になることがある。 しかし有名人だったり、家族や知り合いに迷惑をかけたくなかったり、名前が知れ渡りたくなかったりする場合、本名を名乗るリスクは非常に大きい。 そこで登場するのが「偽名」である。 かつて病気に対する社会的認知が不十分であり、病気に対する偏見が強かった時代は、そういった病気の療養所に入所する際は偽名を名乗る者が多かった。 そもそも偽名を使う事自体、他人には言えないデリケートな事情を抱えている場合がほとんどなので、相手が自分から名乗らない限りはバレバレでもあえて指摘しないのがマナーだろう。 令和の現代においては、凶悪犯の身内やDV被害者等が周囲の目から逃れるために名乗ることもある。 また「偽名が本名」になる事もある。 我が国[[日本>日本国]]には「改名」の制度がある。 親のエゴや知識不足で[[キラキラネーム>DQNネーム]]になったり、親や配偶者との関係が悪くなって戸籍上の名字を使うのが嫌になったりする事態に陥る事もある。 そんな時に、戸籍上の名前を嫌い新しい偽名で暮らしていっても…いつかは身分証明で壁に突き当たる。 だが、自分の偽名が周りに浸透していたり、他にも色々な条件を満たした場合、晴れて「偽名」が「本名」になるのだ。 …けど元の名前もやっぱり「旧名」として残る為、もしこれを読んでいる人が子供に名前をつける際は真剣に考えていただきたい。 ちなみに指標の一つとして、&font(#080){「〇〇ちゃんのお母さん/お父さん」と呼ばれて恥ずかしく感じるかどうか}で考えるといいらしい。 ただし、偽名はあくまでも「偽」である。 本名を名乗るべきところで偽名を名乗ることでその素性をごまかし、責任逃れや詐欺に使うことだってできてしまう。 なので、基本的に偽名の使用は推奨されないものだと思わなければいけない。 &font(#F60){場合によっては私文書偽造罪や私印偽造罪になったり、その偽名でお金を稼ぐなどすると詐欺罪になったりすることもある。} &font(#F60){旅館に泊まるときに偽名を書くと、それだけで旅館業法違反である。} 偽名を使うのは、どうしてもやむを得ない時にだけ、他人に迷惑をかけたり法律に違反しない限度にとどめておくこと。 以上、あくまで現実世界での話。 アニメやドラマでの創作世界において偽名シチュエーションはかなり豊富である。 何なら主人公の名前すら偽名であることもある。 [[というわけ]]で以降は創作活動における偽名のアレコレをば。 *【創作世界における偽名】 創作とは現実世界に比べドラマ性とインパクトが求められることがあり、登場人物がしょっちゅうピンチに陥る。 そのピンチの打開の為に偽名を使うことが多い。 ちなみに本人が死亡、[[記憶喪失]]などの状態で名乗れない場合に勝手に名前をつけられるのは「仮名」となるだろう。 偽名はあくまでも本人が名乗ってこそ成立するのである。&font(11,l){…多分} 他にも「裏社会に生きる上で多数の戸籍を持つ」「地域や星、異世界でのそれぞれの名前を持っている」など、名前を多数持っている人間が現れることもある。 なのでキャラクターによって呼び名が違うキャラクターもいる。&font(11,l){[[「シャーク!」「凌牙!」>神代凌牙]][[「ナッシュ!」>ナッシュ(遊戯王ZEXAL)]]} *【使用理由】 **潜入活動 偽名を使うシチュエーションとして多いのは、やはり潜入・[[スパイ]]行動をする時だろう。 敵の大物が主人公たちの強さの正体を名乗るために、偽名と変装を使い日常世界にやってくるというのは古くから使われる黄金パターン。 その際は横文字のカタカナ名前を日本人っぽい偽名に変えて行動する。 結果的に正体が露見しても、主人公側はその時名乗っていた名前で呼び続ける事もある。 逆に主人公側が身分を隠すためにも偽名を使う事がある。王族キャラとか。 ……なのだが、自分からバラしたり、仲間が癖で本名を呼んでしまったり、最初からバレていたりと余りうまくいったためしがない。 [[明らかに日本人顔>不動遊星]]なのに[[横文字の名前>ダニエル(遊戯王5D's)]]を名乗って怪しまれることすらある。 ちなみにダニエルくんは「大門太郎」という日本人名の偽名も持っているが、この名前で潜入捜査をした事もあるため新しい名前が必要だったと推測される。&font(11,l){ダニエルって名前がどこから来たかは不明。} 逆に[[異星人や異世界人>異世界モノ]]が日本で暮らすために日本人名を名乗ることもあるが、そちらの場合は&font(#008,b){意外と怪しまれない。}逆パターンもしかり。 「異世界と実世界でそれぞれ名前と戸籍を持っている」事も…。 更にスパイ活動以外では意外と本名がバレない。 理由としては元名無しだったり、偽名を名乗っているうちに(本人も視聴者も)そっちに愛着を持ってしまったりして、上記の「偽名が本名」になってしまうパターンが多いからだ。 王族や高貴な存在が、市井や人間に紛れて行動する際に名乗る名前もある意味では潜入目的の偽名になるだろうか。 『め組に居候している貧乏旗本の三男坊“[[徳田新之助>暴れん坊将軍]]”』さんとか。 まぁシリーズにまたがって登場するのに、[[毎回同じ名前>真・女神転生#id_cee0ed42]]を使うせいで[[プレイヤーには正体がバレバレ>ルシファー(悪魔)]]な奴もいるが…。 **身元の隠匿 戦国時代のような乱世では滅亡した大名の一族が賞金首として追われる事も有ったので、偽名を名乗って潜伏していた例もあった。 有名な実例は土佐の国主・長曾我部家の公子である長曾我部康豊があり、大坂夏の陣の豊臣家滅亡時に兄の盛親によって逃され、母方の名字にちなんで「足立七左衛門」として暮らしていたが、領主であった酒井忠利が鷹狩中に狂人に切り殺されそうになった際に、狂人を叩きのめして身分が発覚した。 大坂夏の陣から時間も過ぎて残党狩りも緩んでいた時期であり、尚且つ忠利が命の恩人である康豊を庇ったので、子孫は小浜酒井家の重臣として代々仕えた。 他にも追手からの追跡を逃れるためや、犯罪者や反社会的勢力の人間が使用する場合もある。 **記憶喪失 似たような状況でも、記憶喪失で自分から仮の名前を名乗るというのは立派な偽名。 この場合、元の名前が[[本人>桐生戦兎/仮面ライダービルド]]にせよ[[家名の方>フィリップ(仮面ライダーW)]]にせよ、何か重要な人物、一族である場合が多い。 本名を知った後にあえて偽名の方を名乗ることで、過去との決別を示すことも。 **真名隠し 『[[ゲド戦記>ゲド戦記(小説)]]』『[[バーティミアス>バーティミアス(小説)]]』など[[ファンタジー]]作品の場合、「本当の名前が力を持つ」「名前を知られれば支配される」ために、日常的に通名や偽名を用いる場合もある。 [[言霊]]が信じられていた時代は、[[現実]]でも似たような理由で&ruby(あざな){字}というものが使われていた。 Fateシリーズの[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]は、本名を敵に知られると弱点とかやばい状況とか[[黒歴史]]が全部わかってしまう為、基本的に自称も他称も「クラス名」である。 ただしサーヴァント同士で争わないなど隠す必要が無い場合に、本名で呼ばれることもある。 特撮ドラマ『[[仮面ライダーキバ]]』の敵怪人[[ファンガイア]]も普段は役職名や人間社会での通名で呼ばれるが、実は全員長い真名が設定されている。「[[天地開闢。産声と怒号を聞きながら>チェックメイトフォー]]」など。&font(11,l){他の裏設定の例に漏れず、本編では活かされたり触れられたりすることはなかった。} **面白がって 愉快犯じみた動機で偽名を名乗るパターンもある。 基本的に混乱しか呼ばない…どころかむしろ混乱させることが狙いの為、大抵やるのは[[敵側>キルバーン(ダイの大冒険)]]である。 しかし主人公側がやらないわけではなく、「[[自分>ハロルド・ベルセリオス]]は女性だが、男性名を名乗っていたら後世が勘違いしそう」という理由でやったキャラも存在する。 彼女の目論見通り後世では男として伝わったが、結局本名は最後まで不明であった。 現実でもレストランの予約に「神」「[[フリーザ]]」と書いて、店員に「神様」「フリーザ様」と呼ばせるのもある意味面白がって使う偽名だろうか。 ちなみにフリーザはともかく、神(かみ、じん)さんはそれなりの人数いるので、即悪ふざけ扱いはやめてあげよう。 **混乱を防ぐため 上記とは真逆で「その名前が余りにも有名過ぎる」「かつての極悪人、犯罪者等と同じ」という理由で別の名前を名乗る場合も多い。 [[かつて世界を恐怖に貶めた大魔王>ピッコロ大魔王]]と[[同じ名前を持つ生まれ変わり>ピッコロ(ドラゴンボール)]]が、全世界に放映される格闘大会に出撃する際に偽名を名乗ったのは有名な話だろう。 **なりすまし 名前どころかその人間になりすます場合は、必然的に当該人物の名前を名乗ることとなる。 大抵は悪意をもって行うのだが、稀に善業や[[影武者]]として名乗る、その[[人物>エラン・ケレス]]の許可を得た上でする場合もある。 とはいえここまで行くと最早自分というものが怪しくなってくるので、偽「名」ではなく[[偽「者」>偽者キャラ]]と言ったほうが正しいだろうか。 **誰かに近寄るため 当該人物への接触の為に、その人間に気付かれないように名前を偽る例もある。 「潜入」「身元の隠匿」と若干被るが、スパイ活動ではなく当該人物への接触が主目的。 その際にその人物にバレない程度の名前であることが多い。 例えば当該人物に被害を被った者、もしくは親族であることを隠すために名字だけを変えるとか。 大抵は「復讐」であるが、普通のお付き合いや恋愛をしたいということで名家という事を隠し別の名前を名乗るケースもある。 *【偽名のパターン】 **普遍的な名前を名乗る #center(){&font(i){「ジョン・スミスは[[俺>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]]だ」}} #center(){&font(i){「[[私>斎藤一(るろうに剣心)]] 石田散薬という妙薬を扱っている多摩の薬売りで 藤田五郎と申します」}} 山田太郎とか鈴木一郎とか。田中、山本辺りも良く聞かれる。 しかし視聴者、読者から見た場合は余りにも普遍的過ぎて逆に怪しく思えてしまう。 特に刑事ドラマなんかで非常に多い苗字に「太郎」「一郎」を名乗っている奴がいたら半分は偽名である。 だがその認識を逆手に取って[[普通に本名>ドカベン]]の事もあるが。 海外にもこの手の偽名パターンがあり、[[ジョン・スミス(ジョージ・スミス)>涼宮ハルヒの憂鬱]]、[[アラン・スミシー>ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE]]、[[モハメド・アヴドゥル]]辺りがそれに該当する。 流石にこの手の名前を名乗ると&font(b){逆に怪しまれる}為か、近年は「多くも少なくもなく、奇抜でもない偽名」を名乗るケースも増えている。 現実世界の偽名もこんな感じの物が多い。 **他人の名前を名乗る #center(){&font(i){「[[私>ドルベ(遊戯王ZEXAL)]]の名前は[[ナッシュ>ナッシュ(遊戯王ZEXAL)]]、ただの旅行者だ」}} なまじ実在している名前の為、上の名前と違って怪しまれる事は少ない。 このパターンの場合、既に[[死んでいる人間>ハヤト・コバヤシ]]の名前が使われる事が多い。 死人に口無しなのと既にこの世にいないとは言え、戸籍や存在したという事実・痕跡はある為、相手がそれを調べている間は目をごまかせるからだ。 故人の名前を謳う事は「自分たちの中では生きている、忘れない」と言う思いを込めて使用する事もあり、そこには少なくない物語が存在している。 …まぁ[[普通に生きている人>デュオ・マックスウェル]]の名前を[[勝手に拝借した奴>ヒイロ・ユイ]]もいるが。((ちなみにこの事例では、拝借した奴も故人からもらった名前を偽名としており、拝借された方も自分で考えた偽名である。)) 詐欺グループに潜入するために[[詐欺に騙された人>角田六郎]]の名前を[[そのまま使った>冠城亘]]パターンや、[[女装>ヒイロ・ユイ]]or男装した際に[[意中の>リリーナ・ドーリアン]]相手の名前を名乗っちゃうエピソードも存在する。 偽名とは少し違うが「死んだ家族や友だち、恋人の[[名前>ジラード・スプリガン]]を[[名乗る>グレゴ(FE)]]」というシチュエーションも比較的多い。 芸能人や著名作家等の有名人の名前を名乗る、もしくは拝借することもある。[[体が縮んだ名探偵>江戸川コナン]]もそのパターン。 この手の物は「名前を使われた人間」を知っている人には逆効果であり、特に最後の有名人も(肖った等の理由を用意していない限り)リスクは非常に大きい。 #center(){&font(i){「僕のパパがコナン・ドイルのファンで…」}} 他にも普通に[[有名アーティストの名前を名乗った>ANUBIS ZONE OF THE ENDERS]]が、火星では知られていても地球では知られていないので問題なかった事もある。 中には「有名人の名をいただいた偽名なのだが、自分が名前の由来だった。」という変則もある。 例えば何らかの理由があって過去に行ってしまった人物がいて、「過去の著名人等の名前を名乗る→その後自分が活躍→名乗った偽名が広まって伝わり…」とか言った感じのケース。少々違うが『火の鳥』の異形編((治癒の力を持つ高名な尼僧「八百比丘尼」を殺し、発覚を恐れて彼女に成りすます左近介(こんな名前だが女性)→実は殺害直後に過去に[[タイムスリップ]]しており、長い年月を経て八百比丘尼に身も心も成り切った左近介の元に、若い頃の自分がやってきて…というお話。))など。 [[双子]]やよく似た兄弟姉妹が[[入れ替わった際に>ヘンゼルとグレーテル(BLACK LAGOON)]]、互いの名前を名乗り合うケースもある。 大抵の場合はその場限りのイタズラだが、イタズラ中に入れ違ってしまうとか、その兄弟の立場を乗っ取ろうとしてそのまま…というケースもよく見られる。 **別人を乗っ取る/別の戸籍を手に入れる #center(){&font(i){「秀一ってのは人間界での[[オレ>蔵馬(幽☆遊☆白書)]]の仮の名前さ」}} 「他人の名前を名乗る」パターンと少し被るが、名前だけでなく[[心身>肉体の乗っ取り]]や[[身分を乗っ取った>吉良吉影]]場合、[[元の人間の身分を使わざるを得ない>JESUS]]ため、疑似的に他人の名を名乗る事となる。 そもそも(蘇生目的以外では)その人物の身分を欲するからこそ乗っ取りに走る事が多い以上、「今日からこの人物の身分を捨てて別名を名乗ります」では意味が無い。 逆に[[元の身体の持ち主>武藤遊戯]]と[[心を通じ合わせた場合>闇遊戯]]でも、後から入ってきた方はやはり身体の持ち主の名前を名乗る。((例に挙げた2人は後から入った方が本名を忘れていたのもあるが。)) 戸籍を[[買取ったり>両津勘吉]]、[[死者の戸籍を譲り受けた>トビア・アロナクス]]り、[[奪った>シャア・アズナブル]]りした場合も同様。&font(11){それにしても後者、4つ目の戸籍に[[4を意味する名前>クワトロ・バジーナ]]だなんてよく見つけたな…。} とある[[方向音痴>マサキ・アンドー]]は現実世界と異世界両方の戸籍を持っており、向こうでの本名も貰っている。 とはいえ本人はその名前で呼ばれることを嫌っている為、異世界側では偽名を名乗っている扱いというちょっとややこしい事態となっている。 なお、当たり前だが戸籍の複数取得は&font(#F60,b){犯罪}である。 だからといって体を乗っ取るのも&font(11,l){現実に可能か不可能かはともかく}やはり罰せられる可能性が高い。 しかし中には[[死んだ双子の兄弟のフリをする>フレッド・ウィーズリー/ジョージ・ウィーズリー]]とか、人を殺めてしまった人の[[罪の意識を和らげるため>トロワ・バートン]]など、やむにやまれず…という悲劇的な事例もある。 **元の名前を残したり、もじったりする #center(){&font(i){「私は[[ムスカ大佐>ムスカ]]だ」}} 親族と確執があるので[[苗字だけ>ジョナサン・グレーン]][[変える>ラムザ・ベオルブ]]とか、逆に親族とは仲は良好なのに[[親の経営している孤児院の一員というアピールのため>カイル・デュナミス]]だとか、[[本名を言いかけた>綾崎ハヤテ]]ので[[咄嗟に思いついた>綾崎ハーマイオニー]]からとか。 [[日本語を英語に変えただけ>霞スミカ(セレン・ヘイズ)]]だったり、逆読みだったり[[アナグラム>ヴォルデモート卿]][[だったり>ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE]]する。 そんな事してバレないか? と思われるかもしれないが、あくまでそれは「神の目線」から見た場合の事であり、元の名前を知らない場合はアナグラム等もかなり有効である。 …まぁ、[[余りにもアナグラムを使いすぎて正体が露見した例>吸血鬼カーミラ]]もあるが。 不思議なことに[[女装]]した際はこのパターンの偽名が多い。 また[[とある作品>グローランサー]]では本名に「ン」だけ加えたという偽名使いも存在するが、これは「女性名に文字を1つつけるだけで男性名になる」海外の名前の面白さの証明と言えるだろうか。 **他人に名付けてもらう #center(){&font(i){「名前など[[僕>リオン・マグナス]]には必要のないものだ、好きに呼べ」} ↑結果、[[著名な裏切り者の名前>ジューダス]]をつけられる。((とはいえこの世界の「ジューダス」という名前が裏切り者を意味しているかは不明。ちなみにこの台詞を発した「リオン・マグナス」も偽名である。なおジューダスという名前は気に入っている様子。))} 名前という物に意味や愛着を持っていない者もいるが、呼び方が無いと不便、もしくは[[これから行う所業をするには優しすぎる名前故>緋村剣心]]、という時に[[周りの人間が勝手に名付ける>ウマゴン(金色のガッシュ!!)]]パターン。 キャラクターとして格好良くor可愛く、かつ不自然な名前にならないようにするためか、名付け親がどれだけ不勉強でもここだけ知的になるのも特徴だろうか。&font(11,l){たまに仲間同士で珍名合戦になったりすることもあるが。} 又は遭遇時の持ち物や周囲の品、それらに書かれた文字の切れ端等からもじった名前をつけられる事もある。こちらは放浪者・漂着者等(特に幼子)に多いケース。 [[本名を名乗れず「えーっと…」と困っていたらそれが名前だと思われた>elf]]り、空腹で倒れていたので「[[おなかぺこぺこのペコリーヌさま>ペコリーヌ(プリンセスコネクト!Re:Dive)]]」なんて呼ばれたり、[[本人が喋れないせいで適当に名づけられた>ウマゴン(金色のガッシュ!!)]]りする例もあるけど…。 偽名が必要になったが[[自分>ヨシュア・ブライト]]で思いつかないので、[[パートナー>エステル・ブライト]]に名付けてもらったりもする。((ヨシュアのこのイベントは3つの名前から選ぶ方式だが、彼の姉の名前である「カリン」を選ぶと少し好感度が上がるおまけつき。ちなみにこの時点でエステルはカリンの存在を知らないはず。なお彼の「ブライト」という苗字もまた偽名である。)) 名前すら思いだせない記憶喪失キャラはほとんどこのパターンであろう。 特殊な例として、「歴史上実在してはいたが名前が伝わっていない人物」の扱いがある。 特に女性に関しては家系図にも&font(#F00){「女子」とだけ書く}のが一般的だった時代もあるため、現代までに名前が伝わらないケースがほとんど。 だがそれだと色々と困る為、物語や小説、後の資料から名付けられる事が多い。 有名な所では[[武田信玄>武田信玄(戦国武将)]]の側室「禰津御寮人」。小説家の新田次郎氏によって「里美」と名付けられ、以降、創作物等ではこの名前で呼ばれている事もある。 他には平安時代の清少納言の本名「清原諾子」も挙げられる。 実はこれは江戸時代の資料が元であり実際にそうだったかはかなり怪しいが、現在では確定でなくとも取りあえずの名前という定義で偽名の本名(?)という難儀な事となっている。 [[ライバル]]の香子さん(紫式部)もほぼ同じ状態であり、創作等で2人をモチーフにしたキャラが便宜上名乗る事もある。 **役職、職業、異名等、固有名詞以外の単語を名乗る #center(){&font(i){「貴方がマスターである限り、[[私>謎のヒロインX]]は[[セイバー>セイバー(Fate)]]として仕えましょう。} &font(i,l){え、アサシン? なんのことですか?}」} 人名ではなく職業・役職・称号・クラス名等で代用するケース。偽「名」とは少し違うかもしれないが、呼び「名」ではある。 このパターンで呼ばれる人物は「後ろめたい事があって名前が名乗れない」「強烈過ぎて本名より異名が浸透してしまった」「誰かの親族である事に意義がある」と、大体が重要なキャラクターであることが多い。 「[[海馬瀬人]]の[[弟>海馬モクバ]]」((モクバは初登場時は名前を名乗らず、終始「海馬瀬人の弟」で通していた))と言った様に、有名人や相手が知っている人間の家族関係をとりあえずの呼び名代わりにすることもある。 他に有名なのは『[[HELLSING]]』の[[少佐>少佐(HELLSING)]]や、『[[巨神ゴーグ]]』の「船長」、『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[東方不敗マスター・アジア]]もこれに当たるだろうか。 単に名乗り損ねただけで[[ちゃんとした名前が設定されてる>中ボス]]事もある。 **襲名する #center(){&font(i){「そう、今日からは、お前こそが……! [[ヘレン>ヘレン(シンデレラガールズ)]]!!」}} また「他人の名前を名乗る」のパターンと少し被るが、キャラクターが部族や忍者等だった場合、代々受け継がれてきた名を名乗る事もある。 本名ではない名前を使用する為、ある意味ではこれも偽名であろう。 現実で有名な例として「服部半蔵」や「雑賀孫市」が存在する。 ただそのままでは不便な為か、「●代目」と言う枕詞をつけたり、後世では本名で扱ったり併記したり等で区別される。 珍しい例では「●●の[[ハサン>真アサシン(Fate)]]」という風にその当代の特徴で呼び分けるケースもある。 元の名前は捨てたり忘れたり、別名として使ったり誰かにあげちゃったりと様々。作中で本名が判明しないケースも多々ある。 襲名した名前「タロウカジャ」が男っぽい事もありプライベートでは本名「[[ワビスケ>花騎士(FLOWER KNIGHT GIRL)]]」で呼んで欲しい等の理由で、プライベートと仕事で名前を使い続けるキャラもいる。 ちなみに『[[ファイアーエムブレムif]]』の「[[グレイ>ガイア(FE)]]」は生まれつき「サイゾウ」という名前を父から襲名しておりそちらが本名だが、半端者ということから「灰色」という意味を持つ名前を自分で名乗っていたという珍しいパターンである。&font(11,l){メタ的には同名のキャラがいると選択画面等で面倒なのと、前作のキャラクター「[[ガイア>ガイア(FE)]]」のそっくりさんなのでそのアナグラムだが} **旧名を名乗る #center(){&font(i){「ここで死ねばただの徳次郎」}} 配偶者の存在を隠すためだったり、結婚し苗字は変わったが旧姓の方が有名だったりする場合に使われる。二世タレントの場合は有名な方の親(大抵は母親か「離婚して別に暮らすようになった方の親」)の旧姓や「親の芸名の名字」を名乗るのもこのパターンか。 現実の例として挙げるなら声優の[[井上ほの花]]。 彼女の母親もまた声優の[[井上喜久子]]だが、彼女の本名は「井之上喜久子」→結婚後は「熊谷喜久子」であり、娘もそれに従うと(ほの花が本名と仮定するなら)「井之上ほの花」もしくは「熊谷ほの花」となる筈だが、それでも戸籍とは関係なく母の芸名である「井上」を名乗っている。 またこの場合の旧姓は何も自分の物ではなく、親の旧姓を名乗るケースもある。 一部の国では元服する…大人になった際に改めて名前を付けられるという習わしがあり、それまで使っていた仮の「幼名」は普通ならもう使わないのだが、本名を名乗れない状況で再び使用することも多い。 また幼少期から付き合いのある人物同士はあえて昔の名前で呼びあうことで絆の深さを確かめることもあり、特に日本での中世以前の物語ではよく使われる。 **読み方を変える #center(){&font(i){「[[成実(なるみ)先生>浅井成実]]は麻生圭二の息子、麻生成実(せいじ)だったんですよ!!」}} 文字は変えずに読み方を変えるパターン。 名前によっては性別まで偽ることが可能であり、戸籍謄本など読み仮名を書かない資料は多いので案外バレにくい。 身近なものだと免許証も読み仮名が書かれていないため偽造の手間が省ける。 逆に読み方は同じで漢字だけ変えるケースもある。 音読み・訓読みなど1つの漢字に対する読みが特に豊富な[[日本語]]だからこそ成立させ易いパターンであるとも言えよう。 ちなみに英語の読み方も地域や国によって違うため、もしかしたらその辺りを活かした偽名もあるかもしれない。 **その他、自分で考える #center(){&font(i){「俺の名前は[[ダイゴウジ・ガイ>機動戦艦ナデシコ]]!」「うるせぇお前はヤマダ・ジロウだ!!」}} 色々パターンを挙げたが、恐らくほぼ多数の偽名はこのパターンであろう。 偽名は創作物のパターンではあるが、逆に言えば平和な日常で使う事はほとんどない。 その為に偽名が必要になった際は大抵咄嗟に名乗る羽目になるだろう。 [[謎の食通>レーツェル・ファインシュメッカー]]とか、[[元の名前の>ベルゲルミル]][[イタリア読み>第2次スーパーロボット大戦OG]]とか&font(b){一体何を思ってそんな珍妙な名前を名乗っていた}か語られることは少ない。少なくともこの2つは、わかっててやってるのだろう。 ちなみにこのパターンの場合は、自称する人間が何を思ってその偽名を用意したかはほとんど語られない。 *【偽名キャラ】 ・&font(b){[[エドワウ・マス>シャア・アズナブル]]}([[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]])/&font(b){[[シャア・アズナブル]]}([[機動戦士ガンダム]])/&font(b){[[クワトロ・バジーナ]]}([[機動戦士Ζガンダム]])/シロウズ([[機動戦士Gundam GQuuuuuuX]]) 本名は「キャスバル・レム・ダイクン」。ご存知の通り赤い彗星。 彼は父親が暗殺されたこと、自らの存在が強大すぎることもありしょっちゅう偽名で行動していた。 一番有名な「[[シャア・アズナブル]]」というのも他人の戸籍を乗っ取った偽名である。 &s(){とはいえ基本的に変装含めて雑なためにすぐバレていた。} ・&font(b){[[ハヤト>アムロ・レイ]]・[[コバヤシ>ブライト・ノア]]}([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]) 厳密には逆シャアの流れを汲む小説「ハイ・スクリーマー」で登場。 シャアの動向を探る為等、潜入捜査する際に使用された。 元々の2人が、連邦軍では有名人かつそれなりの地位におり元の名前では目立つため、[[亡くなった戦友の名前>ハヤト・コバヤシ]]を使用している。 ブライトはともかくアムロも日系人、更にありふれた名前なので効果はあるだろうが、名乗っている一番の理由は彼の事を忘れない為であろう。 ・&font(b){[[東方不敗マスター・アジア]]}([[機動武闘伝Gガンダム]]) 本名は「シュウジ・クロス」。 彼の場合、その称号が余りにも有名になり過ぎて本名を名乗る必要がなくなったというストロングタイプの偽名である。 彼自身も名乗る際はこの名前を使うが、テンションが高まるとしょっちゅう改名しようとする。 しかしそのネーミングは東西南北中央不敗スーパー&font(b){アジア}。シャッフルオブエンペラー。&font(b){究極}・東方不敗と笑いを誘うものばかりである。なお本人は至って真面目です。 東方不敗となった今では最早彼を本名「シュウジ・クロス」と呼ぶのは作中では皆無だが、外伝作品等の若い頃から付き合いのある人物がたまにその名前を発することも。 ・&font(b){[[キエル・ハイム>ディアナ・ソレル]]}([[∀ガンダム>∀ガンダム(アニメ)]]) ・&font(b){[[ディアナ・ソレル>キエル・ハイム]]}([[∀ガンダム>∀ガンダム(アニメ)]]) 外見が瓜二つな少女がイタズラで入れ替わったがその状態のままはぐれてしまった為、その相手の名前を名乗るタイプ。ちなみに視聴者的には目のハイライトで区別がつく。 ・&font(b){[[園崎魅音>園崎詩音]]}([[ひぐらしのなく頃に]]) ・&font(b){[[園崎詩音>園崎魅音]]}([[ひぐらしのなく頃に]]) 双子の姉妹。本来は「魅音」が妹の「詩音」で、「詩音」が姉の「魅音」だった。 しかし、後取りを決める儀式の日にイタズラで入れ替わったせいで「詩音」に頭首の証である入れ墨が彫られてしまい、以後は詩音が魅音として次期当主として扱われるようになった。 ・&font(b){[[アレックス・ディノ>アスラン・ザラ]]}([[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]) ・&font(b){[[オードリー・バーン>ミネバ・ラオ・ザビ]]}([[機動戦士ガンダムUC]]) ・&font(b){[[アイーダ・レイハントン>アイーダ・スルガン]]}([[ガンダム Gのレコンギスタ]]) ・&font(b){[[モンターク>マクギリス・ファリド]]}([[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]) ・&font(b){[[ボブ>グエル・ジェターク]]}([[機動戦士ガンダム 水星の魔女]]) ガンダムシリーズの偽名集団。 全員出ている作品は違うが、父親が組織の指導者(もしくはそれに準ずるもの)という共通点がある。 [[オードリー]]は主人公に連呼され、モンタークも商会の名前として残ったが、アレックスは即座に[[アスラン・ザラ]]に戻る事になった為に意味のない偽名としてネタにされている。 とはいえアレックス名義も、外部作品では[[前作>機動戦士ガンダムSEED]]で最強クラスのパイロットだったアスランにリミッターが掛けられた((というかSEEDが封印された))状態という扱いで出てくることもある。 ボブは元々のキャラクターの言動が注目されがちでその割に凄く普通の名前だったり、[[過去作>機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]に同じ名前のキャラがいたりとネタにされていた… …が、本来起こり得ないトラブルがなければずっとその名前で通せていた可能性が高く、上記のメンバーで一番偽名としての役割を果たしていた。 アイーダは父親が総監を務めるアメリア軍との繋がりを隠すため、名字のみ[[G-セルフ]]のレイハントンコードから取って偽名を名乗ったが、終盤でもう一つのフルネームだと明かされるという伏線回収がなされた。 ・&font(b){[[アリー・アル・サーシェス]]}([[機動戦士ガンダム00]]) 戦争中毒の傭兵。&font(#F00,b){本名は不明。} 過去の因縁から[[刹那>刹那・F・セイエイ]]を介したメンバーからはサーシェスと呼ばれているが、この名前自体は偽名でしかない。AEUのフランス・第4独立外人騎兵連隊では「[[ゲイリー]]・ビアッジ」少尉として暗躍しているが、当然こちらも偽名。 そもそも本名が無いという訳ではなく、本名はあるが一切それを明かさないまま死亡した珍しい存在である。 ・&font(b){[[ヴィダール>ガエリオ・ボードウィン]]}([[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]) 自らの生存を隠ぺいするために名乗った名前。 死んだと思われていたこともあり効果てきめんで、作中のキャラにはほとんど見破られなかった。 視聴者からは&font(b){「俺の名は」「ガリガリ仮面」「誰リオ・某ドウィン」}と言われ続けていた。&font(11,l){バレバレじゃねえか。} ちなみに[[主人公>三日月・オーガス]]には名乗ったにも関わらず名前を認識されておらず、「チョコの隣の人」等と呼ばれていた。 ・&font(b){ザザ・フォッシル}([[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]) 家名を隠すために名乗った。 …のだが、実家のザルムフォート家にしかないはずのガンダムに乗ってたり、[[ゴッドフィンガー>シャイニングフィンガー/ゴッドフィンガー]]を使ったら「ザルムフォードフィンガー」とか言っちゃったり&font(#008,b){あんま隠す気が無い。} ・&font(b){ミーナ・セルリアン}([[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]) 上記ザザの妹。とはいえ彼女は苗字しか変えていない。 記憶喪失かつスラムの少女「キム・セルリアンの妹」を装っている為、苗字もそのキムの物である。 ただしそれを逆手に取って、主人公たちは彼女の身柄を要求された時には「今ここにいるのはミーナ・セルリアン」という詭弁を用いて跳ね除けた。 ちなみにミーナという名前はちゃんと本名。主人公アルジの妹と顔も名前も同じだが偶然だったらしい。 ・&font(b){[[ゼクス・マーキス]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) ・&font(b){[[リリーナ・ドーリアン]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) 亡国の王族ピースクラフト家の生き残り。 軍事国家が牛耳っているこの世界において「完全平和主義」を掲げるピースクラフト家は非常に危険であり、事実リリーナは身元が割れた際に暗殺されかけた。 尚ピースクラフト家の王女として世間に知れ渡った後も、戦後は外務次官「リリーナ・&font(b){ドーリアン}」と名乗って活動をしている。 ・&font(b){[[ヒイロ・ユイ]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) ・&font(b){[[トロワ・バートン]]}([[新機動戦記ガンダムW]]) 元々孤児であり、必要に応じて名前を与えられた(もしくは名乗った)。2人とも死者の名前をそのまま名乗っている。 なお、前者は学校に潜入する際に「デュオ・マックスウェル」シスターとして女装した際は「リリーナ」と、必要に応じて他人の名前を&font(11,l){勝手に}拝借している。 とはいえ他人の名前を借りるだけでなく、OZの一兵士として戦う際は「レッド・ワン」という名前を名乗っていた。&font(11,l){「緋色・唯」を英語に変えただけというザルな名前だが意外とバレなかった。} 後者も本物の関係者の下に潜入する際に、傭兵時代の同僚「ラルフ・カート」の名前を拝借したことが小説版で明かされた。 ちなみにトロワは全てが終わった後「これで名無しに戻ったな」と寂しく呟くが、それに対してデュオは「名前なんか他人が決めるもんで、自分がとやかく言ったって始まらない」と励ました。その事もあってか続編ではようやく見つけたと思わしき本名を名乗っている。 ・&font(b){[[冴羽リョウ]]}([[CITY HUNTER>シティーハンター(CITY HUNTER)]]) 事故に巻き込まれ、戸籍が消えたので便宜上の名前。 ただし幼少期に「リョウ」と呼ばれていた事だけは覚えているので、その部分のみ本名と合致する。 他にも町の掃除屋として活動するにあたり様々な偽名を持っており、それに準じた名刺も所持している。 彼が今の名前になる経緯は作品ごとに異なるが、どちらにせも本人も「[[冴羽リョウ]]」という名前は自分の名前と認識しており、「冴羽リョウ、一生の不覚」と口走ったこともある。 またCITY HUNTER原作ではおそらく本名だと思われる名前が登場している。 なお彼の戸籍が無い事は、後に&font(b){結婚できない}という意味で話題になる。 ギャグ的な描写になっているが割と重い事実なのは言うまでもないだろう。 ・&font(b){[[川尻浩作>吉良吉影]]}([[ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない]]) 普通のサラリーマン川尻浩作を殺害して顔を奪い、その顔の持主の名前を名乗っていた。 だが元の存在から優秀になりすぎたせいで、[[息子>川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)]]に怪しまれる事となり…。 ・&font(b){[[ダイ>ダイ(ダイの大冒険)]]}([[ドラゴンクエスト ダイの大冒険]]) 本名は「ディーノ」。 国外追放された際乗っていた船が大破し、拾った養父が残った「D」の文字を見て名付けた。 後に「ディーノ」と名付けた親とも再会し「ダイ、良い名前だ、だが私たちが付けた名前も忘れないでくれ」と言われ「ディーノ」である事を受け入れる。 とはいえ「ダイ」と呼ばれた年月の方が長く、更にディーノの名前は呼ばれる事に抵抗があった為、本人としては「ダイが本名」という認識だろう。 ・&font(b){[[イマカラム・ミラービリス>クロノス十二神将#id_99c08598]]}([[強殖装甲ガイバー]]) 本名は「村上征樹」。 死んだと思われた仲間が[[洗脳]]され、敵幹部として再登場するというパターン。 イマカラムは「MURAKAMI」の逆読みで、ミラービリスはラテン語で「驚異の」の意。 偽名を考えたのが誰なのかは不明だが、本人かクロノスの総帥かNo.2の可能性が高く、こんなシャレの効いた名前を考えてる所を想像すると若干シュール。 ・&font(b){[[ダニエル>ダニエル(遊戯王5D's)]]}([[遊戯王5D's]]) ・&font(b){[[ティモシー>ブルーノ(遊戯王5D's)]]}([[遊戯王5D's]]) ・&font(b){[[エヴァ>シェリー・ルブラン]]}([[遊戯王5D's]]) この記事で散々ネタにしている3人。怪しい動きをしている企業に研修生として乗り込む際に使用した。 3人とも大会出場者もしくは関係者であり、顔と名前が知られている故の偽名なのだが、ダニエルが日本人顔、演技を全くしない、自分しか持っていない[[スターダスト・ドラゴン]]を使用…とヘマをしまくったせいで偽名の意味が無くなってしまった。 ちなみにダニエルは大門太郎という偽名も持っており、ティモシーの元の名前も記憶喪失の為セキュリティから与えられた物。その上さらに別の名前も使い始めるなど、偽名のオンパレードである。 ・&font(b){[[ユーリス>ユーリス=ルクレール]]}([[ファイアーエムブレム 風花雪月]]) ・&font(b){[[イエリッツァ>死神騎士(FE)]]}([[ファイアーエムブレム 風花雪月]]) 味方になる偽名使い2名。 前者は賊に身を落としながらも貴族に媚び養子となったりなど、壮絶な人生を送っているため本名を名乗っていない。母親に迷惑を掛けない為でもある。 ただし[[仲が良い>バルタザール=フォン=アダルブレヒト]][[人間>ベレト/ベレス(FE)]]には「この名前は偽名だ」と自分で白状する。 ちなみに主人公が彼とのエンディングを迎えれば本名を教えてくれ、以降も本名で活動した記憶が残っている…が残念ながらプレイヤーにはわからず終いである。 続編で頭文字が「レグ…」「星を捩った名前」というのは判明したがそれっきりである。恐らく「レグルス」にちなんだ名前だろうか。 後者は「イエリッツァ」として味方側として登場するが、ある日を境に死神騎士と名乗り&font(11,l){闇試験パスを配ったり[[甘党少女>リシテア=フォン=コーデリア]]にワンパンされたり勝手に動いて[[内通仲間同士>エーデルガルト=フォン=フレスベルグ]]にガチギレされたり}敵対する事となる。 条件を満たすと再び「イエリッツァ」として仲間に戻ってくる。 明らかな通り名である死神騎士はまだしも、実はイエリッツァも偽名。 [[幼少期を>メルセデス=フォン=マルトリッツ]][[知る者>コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル]]には本当の名前で呼ばれるが、反応こそしてもその名前で呼ばれることを嫌っている。 彼が再び本名を名乗れるかどうかはエンディング次第。 ・&font(b){ギルベルト=プロスニラフ}([[ファイアーエムブレム 風花雪月]]) かつて主君を守れなかった罪の意識と自責の念から、妻[[子>アネット=ファンティーヌ=ドミニク]]を捨てて出奔した。 妻と娘の世話は人格者の親族に託していたが、それでも実の父に会いたいが為に娘は飛び出してきた。 家族から身を隠すために偽名を名乗っている…のだが&font(b){性格や外見から正体が露見。}偽名が余り意味を為していなかった例である。 とはいえそこから父娘が和解できるかは話は別。元の鞘に収まることも殺し合いに発展することもある。 続編の「無双」では偽名を名乗る必要が無くなったためか、本名の「ギュスタフ」名義で参戦している。 ・&font(b){[[????????>クロード=フォン=リーガン]]}([[ファイアーエムブレム 風花雪月]]) 詳しくは該当項目を見てもらうとして、この人物も身分を隠す必要があるため普段は偽名を名乗っているのだが [[ゲーム]]のシナリオ上の都合で「今まで名乗っていたのは偽名で本名を明かす」というシーンを''まるまるカットせざるを得なくなり、'' 本来はストーリー内で本名を明かす予定だったのだが、ゲームだけ遊んだプレイヤーには&color(red){''偽名であることすら知りようがない''}という凄いパターン。 ・&font(b){ボス}([[マジンガーZ>マジンガーZ(アニメ)]]等) マジンガーシリーズや[[スパロボシリーズ>スーパーロボット大戦シリーズ]]でお馴染みのコメディリリーフも偽名使い。 作中の誰からもボスと呼ばれており、自分の作ったロボットに「[[ボスボロット>ボスボロット(機体)]]」と名付け、挙句の果てには「本名は俺も&font(b){作者も}知らない」等と言い出す。 スパロボでは本名を名乗ろうとするが&font(#AAF,#000,b){そこで暗転するのでプレイヤーにはわからず終い}…と、本名不明が近年の持ちネタとなりつつある。 一応「Zマジンガー」において「棒田 進」、「マジンサーガ」では「ボスマン・ベンソン」と名がついているが、&font(#008,b){作品ごとに別の本名があるという時点で色々おかしい。} ・&font(b){[[ダガー>ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世]]}([[FINAL FANTASY Ⅸ]]) アレクサンドリア王国の王女。物語中盤に断髪と共に名乗り出す。プレイヤーが入力できるため、別の名前にすることも可能。&font(11,l){ガーネットに戻すことも可能。} 決定後はエンディングまでこの名前で通すため、ある意味で初見プレイヤー泣かせ。 本名は「[[ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世]]」…とされているが、実際は拾われ子で幼くして亡くなったブラネ女王の娘の名前を付けられただけのため、こちらも偽名と言える。 出生名は「セーラ」。周回プレイヤーはこの名前にすることもある。 発売当時は割と[[賛否両論]]だったが、現在は 「命をテーマにしたFF9であえて死を与える武器の名前を名乗る重さ」 「安直なネーミングがいかにも飾らない偽名っぽくて良い」 「女性には似合わない物騒な名前が世間知らずな彼女を表している」 といった理由で比較的受け入れられている。 ・&font(b){[[江戸川コナン>工藤新一]]}([[名探偵コナン]]) ・&font(b){[[灰原哀]]}([[名探偵コナン]]) 元々偽名使いがめっちゃ多い作品であるが、主人公からして偽名である。 前者は元々が「高校生探偵」として有名だった事もあり、調べれば住んでいる場所や友好関係がすぐわかる状態だった。 とある事件に巻き込まれて「死んだ」と認識されたことで難を逃れることに成功するも、生きている事が分かれば再び命を狙われる。それどころか周りの人たちを巻き込むことになる。 そんなことをさせない為に、名前を聞かれた際に本に書いてあった「[[江戸川乱歩]]」「コナン・ドイル」を咄嗟に組み合わせて「江戸川コナン」と名乗る事となった。 その際に「僕の父親がコナン・ドイルのファン」という理由付けも一瞬で思いつく辺りは流石名探偵と言うべきか。 また偽名であるコナンの名前が使えなくなり、今度は「アーサー・ヒライ」という偽名を名乗りだした。 こちらの名前の由来はコナン・ドイルのファーストネーム「アーサー」と、江戸川乱歩の本名「平井太郎」。要するに由来自体は「江戸川コナン」と全く同じである。推理[[オタク]]の新一らしい偽名だが、聞いた蘭が推理小説に明るかったらやばかった。もっとも、その辺も見越しての名乗りと思われるが。 後者はとある組織の研究員((そこでもシェリーというコードネームを名乗っており、組織では実質的な呼び名となっていた。))であり、同じく生きているとわかると命が狙われるという立場の為、引き取ってくれた[[阿笠博士]]((余談だが彼は「阿笠 博士」がちゃんと本名である。読みは「ひろし」。))によって名付けられた。 由来に関しては作者は「アイリーン・アドラー」から取ったと言っているが、作中においては「コーデリア・グレイ(グレイ=灰)」と「V・I・ウォーショースキー(I=あい)」。 名前の「哀」に関しては元々は「愛」であるが、本人の希望でこうなった。 2人とも体が小学生くらいにまで縮んでいる事もあり効果は絶大で、彼ら(特に哀)を狙っている組織にも全然気づかれていない。 ・&font(b){森谷帝二}([[名探偵コナン 時計じかけの摩天楼]]) そんな「[[名探偵コナン]]」名物、偽名使いの1人。 しかし彼は創作では非常に珍しい「法的手続きをしっかり行って戸籍上の本名を変えた」キャラクターである。 なので厳密には偽名ではないのだが、この項目では戸籍変更による変名も扱っているので表記する。 元の名前は読みは同じで「貞治」。 その改名理由は&font(b){本人が異常なまでの左右対称フェチ}というのも驚きである。 &font(11,l){ただメタ的に言えば、その「もりやていじ」という読み自体が彼の役割を表している。} なお「偽名使いがめっちゃ多い」と言ったがそれはレギュラーだけでなくゲストキャラにも非常に多く、この映画の冒頭に出てくる犯人もまた偽名使いである。 ・&font(b){[[マジュニア>ピッコロ(ドラゴンボール)]]}([[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]) 復讐を成し遂げるべく、人間世界に一時的に溶け込むために使用した。 町を吹き飛ばしたり警察を廃止したりと大暴れした[[ピッコロ大魔王]]の生まれ変わり。 だが外見はそんなに変わっていないために悟空たちには速攻で疑われており、明かされた正体は案の定ピッコロそのものであった。 その後改心し悟空たちの味方になった後も「ピッコロという名前はまずい」という理由で外部には「マジュニア」と名乗っている。 なお偽名の由来は「魔王の息子だからマジュニア」ということで本人もかなり気に入っている。 このピッコロと言うキャラクターは色々とややこしく、大魔王だった頃と生まれ変わった後は&font(b){同一人物ながら別キャラ}のような存在である。なので読者の間では生まれ変わった方を「ピッコロ(マジュニア)」と呼ぶこともあり、偽名もかなり浸透している。 ちなみにピッコロというのは我々の世界では楽器の名前だが、ナメック星においては「外の世界」を意味する言葉であり、同時にあの星の命名基準([[カタツムリ]]関係)から外れるのでこれも偽名の可能性がある。 ・&font(b){[[シェン>神様(ドラゴンボール)]]}([[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]) そんなピッコロの半身的存在である「地球の神」が、彼の動向を探るため、人間の体を借りて潜伏した際に名乗った名前。 シェンというのは中国語で「神」を意味するが、描写的には憑依した人間の名前だった可能性が高く、またマジュニアのように再利用されていないため、神様が「シェン」という名前で呼ばれるのは稀。 そもそも作中では「カタッツの子」「神様」としか呼ばれておらず、&font(#F00,b){地味に本名不明。} だが彼の場合は「神」であることが存在意義のため、名前は意味を為さないのだろう。 そしてピッコロ(マジュニア)と神が再融合を果たした際、悟空に「&font(b){神コロ様}」と呼ばれたが「名前まで合体させる必要はないだろう」とツッコまれ、以降はピッコロと名乗るようになる。 珍妙な名前なのでギャグのような扱いであるが、悟空としては合体した2人に気を遣った結果で、さらに反応したピッコロ共々神の事は「&font(b){神}という名前」として無意識に扱っていた証拠とも言えるだろう。 以降呼び名としては「ピッコロ」が定着しているが、本人曰く「もう神でもピッコロでもない…本当の名もわすれてしまった[[ナメック星人]]だ」と述べている為、心の底では「俺は名も無き戦士」という解釈をしているのだろう。 &font(11,l){ピッコロ本人のネーミングセンスがいまいちなのもあって、良い名前が思いつかなかった可能性もあるが。} ・&font(b){[[ガールズ&パンツァー]]の皆さん} ガルパンは基本的に誰もかれもがあだ名やニックネーム、ソウルネームを名乗りがち。 例えば最初に戦い、以降もほぼレギュラーと化す[[聖グロリアーナ女学院>聖グロリアーナ女学院(ガールズ&パンツァー)]]の面々は、伝統に乗っ取り紅茶名のコードネームを名乗っており、他の学園のメンツからもその名前で呼ばれる。だが&font(#F00,b){本名は不明。} [[アンツィオ高校>アンツィオ高校(ガールズ&パンツァー)]]も隊長のアンチョビ以外はコードネームで本名不明。カルパッチョが「ひなちゃん」と呼ばれるくらいである。 基本的にコードネームを認めていなさそうな[[黒森峰>黒森峰女学園(ガールズ&パンツァー)]]にもバウアーという日本人離れした名前の生徒がおり((本名かどうかは不明だが、黒森峰所属の生徒が聖グロをバカにする際に「実は全員日本人」という文言を使っているため、逆説的に考えると海外の人間と思われる。))、どうにも名前と言う概念が軽めな世界観となっている。 事実、本名が判明しているキャラは数えるほどしかおらず、また「良く見る顔だが名前が不明」という半[[モブキャラ]]も多く存在している。 そもそも主人公達の所属する大洗女子学園の戦車道チームも、[[カバさんチーム>カバさんチーム(ガールズ&パンツァー)]]と[[アリクイさんチーム>アリクイさんチーム(ガールズ&パンツァー)]]は本名ではなく通り名を使用している。 とはいえこの2チームは本名もわかっている設定で、カバさんチームのカエサルはとあるキャラクターに「たかちゃん」と呼ばれており、[[アリクイ]]さんの3人も本名をもじったあだ名である。 …と思いきや最終章で登場した[[サメさんチーム>サメさんチーム(ガールズ&パンツァー)]]はおそらく全員コードネームとなっており本名不明である。いつか判明するのだろうか。 ・&font(b){[[ヴォルデモート卿]]}([[ハリー・ポッター>ハリー・ポッターシリーズ(作品)]]) 本名は「トム・マールヴォロ・リドル」。 ヴォルデモートとは本名である「&ruby(トム・マールヴォロ・リドル){Tom Marvolo Riddle}」のアナグラムで「&ruby(俺様はヴォルデモート卿だ){I am Lord Voldemort}」という意味。 ヴォルデモートは魔法使いの一族のみが魔法を使う資格があると考える純血主義者だが、彼自身は魔法族の母親と非魔法族の父親から生まれたハーフ。 本名の「トム・リドル」も父親の名に肖って名付けられたモノだった事から忌み嫌っており、ヴォルデモートへと改名した。 ・&font(b){[[ウマゴン>ウマゴン(金色のガッシュ!!)]]}([[金色のガッシュ!!]]) メルメルメ~! …詳細は単独項目を参照。 ・&font(b){北斗の子分}([[魁!!クロマティ高校]]) 本人が作中で何度も本名を言おうとしたのに、その度に遮られてしまい&font(#F00,b){結局最終話に至るまで本名が分からなかった}珍しい例。 本作品には、外見がそっくりというだけで[[フレディ>QUEEN(バンド)]]とあだ名されるキャラクターもいるが、そうしたあだ名も無く&font(b){北斗武士に付き従ってる子分}だから設定としてつけられているだけで、作中ですら一貫して「お前」「君」など三人称呼びされている。 ・&font(b){ケイ}([[アカイイト>アカイイト(ゲーム)]]) 主人公の羽藤&ruby(けい){桂}と同じ名を持ち、桂と同じ名前である事に対しては「この名前は自分のための名前」と語る&font(11,l){[[百合の間に挟まらない>MFF Threesome/百合に挟まる男]]空気の読める}謎の少年。 正体は桂の双子の兄「羽藤白花」。桂の実家の柱に「ケイ」の名前とともに刻まれていた謎の人物「ハクカ」その人であった。 桂は知らなかったが、実は元々兄が「桂」、妹が「白花」となるはずだった。しかし両親が出生届を出す際に「桂」と「白花」を取り違えてしまい兄が「白花」、妹が「桂」となってしまった。 ケイが本名ではなく「ケイ」を名乗っているのも親から貰う名前はこちらのはずだったから、という理由。 ・&font(b){[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]の皆さん}(Fateシリーズ) #center(){[[&font(#00F,b,i,u){「貴様の宝具、それは剣か?」}>ランサー(Fate)]] [[&font(#3B4EF0,b,i,u){「さあどうかな。戦斧かも知れぬし、槍剣かも知れぬ。いや、もしや弓という事もあるやも知れんぞ、ランサー?」}>セイバー(Fate)]] [[&font(#1F3137,b,i,u){「わしは『セイバー』…坂本…『坂本龍馬』ぜよ」}>アサシン(帝都聖杯奇譚)]]} 上にも述べたが、サーヴァントは歴史上や伝説の人物であるため、真名がバレると戦い方、弱点、ちょっと恥ずかしい逸話も全て判明してしまう。そのため基本的に真名は伏せるものである。 特に[[ジークフリート>ジークフリート(Fate)]]は生死に直結する弱点なので、手掛かりを出さないよう&font(b){マスターと二人きりであろうが一言も喋らない}という徹底振りを見せた。 しかし名前がないのは不便なため、マスターとの意思疎通等にはクラス名を使っている。 また、敵にはクラスを名乗る義理もない為、自身の真名、武器、クラスまでもを伏せたり、あるいは積極的に他人の名や偽りのクラスを名乗るケースもある。 下のセリフを言った岡田以蔵(真のクラスはアサシン)は、真名を偽る事で自分の剣術を北辰一刀流だと思い込ませ、それを信じた相手に一撃必殺の示現流で切り掛かるという&font(11,l){セコい上坂本龍馬に親しい相手にも逆に知識のない相手にも効果の見込めない微妙な}策を見せた。 本人的には単なる[[龍馬さん>ライダー(帝都聖杯奇譚)]]への嫌がらせだったのかも知れないが。 ソシャゲ媒体の[[Fate/Grand Order]]では、基本的にバトルキャラのあるキャラクターは全て実装されるため、プレイヤーは登場するサーヴァントの真名をだいたい知っている。 プレイヤーが知っている事を登場人物が必死に推理するというシュールな光景になってしまうので、サーヴァントが自身の真名を伏せたり、偽名を名乗ったりする事は少ない。 ただし全く無い訳ではなく、例えば[[メインストーリーの複数の章に跨って登場する>グランドキャスター(Fate)]][[なかなか実装されない敵役>コヤンスカヤ]]などは名を偽ることがある。 &font(11,l){[[キャスター・リンボ/安倍晴明(晴明でもキャスターでも無い)>キャスター・リンボ]]なんて奴もいる。} 変化球としては、[[実装されたのとは中身が別で登場する>赤い瞳のシグルド(Fate/Grand Order)]]、[[名前自体は嘘ではないがもう一つ名前を持つ>ヴァン・ゴッホ(Fate)]]といったケースも存在する。 メインストーリー1.5部では物語を進めるまで、ゲームにおいても名前が解放されないという「真名隠し」のシステムが実装されたが、イベントに出しづらいとか、イラストのタグ等が分散する((実際にこのアニヲタwikiでも項目名がややこしくなっている))など不評であったため、2部では無くなった。 ちなみにストーリーで判明するまではガチャで引いても「不夜城のアサシン」等と表記されていた。 それに代わって…かは分からないが2部では実装された名でも偽名を名乗っている連中の[[『プリテンダー』>エクストラクラス(Fate)]]なんてクラスができた。 ・&font(b){[[ゴルゴ13>デューク東郷/ゴルゴ13]]}([[ゴルゴ13シリーズ>ゴルゴ13(漫画)]]) 作中で名乗る「&bold(){ゴルゴ13}」が任務の際のコードネームである事はご存知の通りだが、市井に潜伏する際によく名乗る「&bold(){デューク東郷}」も実は偽名であり&font(#F00,b){本名は不明。} 作中で確認できるだけでも20以上の偽名を使っており、デューク東郷はその中で最も使用回数が多い物であるに過ぎない。 なおデューク東郷以外の偽名でも&font(b){「東郷」「トウゴウ」}の姓を使う事が多く、彼の本名あるいはルーツに深く関わるものではないかと考えらrドキュゥゥゥゥ……ン ・&font(b){クイーンローズ}(ミストトレインガールズ) 主人公達「特鉄隊」と敵対する組織「レジスタンス」の幹部。 圧倒的な剣術の腕と&font(11,l){公式でクソダサいといわれた}仮面が特徴的な麗しき女騎士である。 一見冷酷な剣士に見えるが、「次に会うときがどちらかが命を落とす時」とかっこいいことを言って割とすぐに再会したので、それを律儀に撤回するなど天然ボケな一面も見せており、その言動も敵対組織にしては不可解な部分が多かったが…。 どうやら彼女は主人公にキングスウェイがかつて世話になった「ローザ」とそっくりらしいが…&font(11,l){って名前とそのことを話すタイミングから割りとバレバレであり、案の定であった。} だが実はその「ローザ」という名前も偽名であり、本名は「メアリー・ローズガーデン」。 プレイアブルとなった時の名義も「メアリー」である。 全ての名前の元ネタが、[[イギリス]]にある国立公園「リージェンツ・パーク」内の薔薇園「クイーン・メアリー・ローズ・ガーデン」から取られている。 とはいえ偽名の方も気に入ってたらしく、メアリーとしての正体を表した後もキングスウェイからは「ローザ」と呼ばれており「クイーンローズ」は&font(11,l){クソダサ仮面と共に}必殺技名に使われている。 ・&font(b){[[フジキド・ケンジ>ニンジャスレイヤー(キャラクター)]]}([[ニンジャスレイヤー]]) 表向きは反政府組織が起こした爆弾テロ(その真相は[[二つの>ソウカイ・シンジケート]][[ニンジャ組織>ザイバツ・シャドーギルド]]の武力抗争)に巻き込まれて死亡したとされていたが生き延びており、ニンジャソウル憑依により「&font(b){ニンジャスレイヤー}」として生まれ変わる。 その後は死者の名を名乗るのは非常に危険という事で、普段は「&font(b){イチロー・モリタ}」を名乗り潜伏している。 この名前、忍殺世界ではいわゆる「山田太郎」めいて普遍的な名前らしく、その名乗りを聞いた者の多くは即座に偽名の疑いを抱いている。 またドラゴン・ユカノや[[ナンシー・リー]]など特に信頼を寄せている相手には本名を名乗っている。 #openclose(show=▶ 第三部での状況){ 第三部での敵である[[アマクダリ・セクト]]はフジキドの正体と来歴を調べ上げており、有事の際にはフジキドを凶悪なテロリストとしてでっち上げて社会の敵に仕立て上げる準備をしていた。 そしてその「有事」が実際に起きた(フジキドが起こした)のでそれを実行に移し、フジキド・ケンジ=イチロー・モリタである事も暴かれてしまう。 それからしばらく時が進んだ第三部最終章では「死せるサラリマンではなくネオサイタマの住人として生きる」という強い決意を抱き、上記の抗争後に建てられた慰霊碑に刻まれた己の名を刻み潰し「&font(b){フジキド・ケンジ}」としてネオサイタマに舞い戻る。 } ・[[綾瀬川弓親]]([[BLEACH]]) 自分自身ではなく、所有する[[斬魄刀]]に偽名を与えている。 弓親の斬魄刀は「&font(#2A5CAA){瑠璃色孔雀}」という鬼道系斬魄刀だが、彼が所属する護廷十三隊十一番隊には&font(b){「戦闘は直接攻撃のみで行い、鬼道系斬魄刀は持ってるだけで腰抜け扱い」}という風潮がある。&font(11,l){[[隊長>更木剣八]]はあまり気にしてないっぽいけど} そこで彼は瑠璃色孔雀が嫌う色である藤色を冠した「&font(#BAA7CC){藤孔雀}」という偽名で呼んで瑠璃色孔雀を拗ねさせ、刀身がショーテルのような形状に変形して更に4枚刃に分裂する直接攻撃系斬魄刀に偽装してる。 逆に、[[斬魄刀が持ち主を認めていない時に真の名前を教えないケース>阿散井恋次]]もある。 ・&font(b){ネモ艦長}(海底二万里) 主人公より有名かもしれない、謎の潜水艦ノーチラス号の艦長。とある事情により人間界と縁を切っており、名前を持たずに過ごしている。 この「ネモ」と言う偽名も、呼び名が無いと不便だというアロナックスの要望に応えたもので、艦長自身が用いることは無い。&font(11,l){ディズニーシーでは思いっきり自己紹介しているが} ちなみにラテン語で「何者でもない」の意。 同じ作者の『神秘の島』にも登場し、本名はそこで明かされる。 ・&font(b){杉浦文也}([[JUDGE EYES:死神の遺言]]) 神室町で窃盗団として活躍していた青年。そちらでも「ジェスター」という名前(というかコードネーム)を使っていた。 主人公の[[八神隆之]]のピンチを幾度となく救い協力関係になるも、人を食った態度を取っておりなぜ協力するかはいまいち不明。 彼の語った目的もどこか不可解で謎の多い存在だったが、実は彼は八神にとって重要なキャラクターの弟であり、名字もそのキャラクターと同じである。 正体を隠して八神に近寄るには姉と同じ名字であると怪しまれるため「杉浦」を名乗っていたが、家族と過ごした日々が忘れられないのか下の名前はそのままであった。 続編の[[LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶]]にも登場するが、その時も何故か「杉浦」と名乗っており、周りにもそう呼ばれている。 決着がついたとは言え旧姓を名乗るのは彼の中ではまだ難しいのだろう。 メタ的に言うと「LOST JUDGMENT」は前作を遊んでいなくてもプレイ可能であり、杉浦がその名前を名乗っていたらネタバレになっちゃうので、この形に落ち着いたと思われる。 ・&font(b){モルディオ}([[テイルズ オブ ヴェスペリア]]) 主人公ユーリが住むザーフィアスの下町の水道魔導器(超簡単に言うと水の流れを調整する機械)を盗んだ男。 ユーリが旅立つ理由がその「モルディオ」を探すためであるが、その過程で見つけたモルディオは[[別人>リタ・モルディオ]]であった。 やがてその事で偽モルディオの裏に潜む巨悪の存在に気付いて…ということで、偽モルディオはこのまま正体も分からずフェードアウトすることとなる。((なお、PS3版の追加イベントにてようやく成敗された。)) 彼がなぜ「モルディオ」を名乗ったかというと、リタ本人が魔導器マニアな一面があることと、そのリタの才能を我が物にしようと黒幕が彼女に与えた屋敷がザーフィアスにある(ただしリタはその屋敷に住んでいない)ことから、都合が良かったのだろう。 ちなみにその事を踏まえてかヴェスペリア公式HPではリタの名字が伏せられているが、その直近のバーサスHPでもそのまま隠されれいた。 なお作中の描写的に「リタ・モルディオ」というのは本名で間違いない。 ・&font(b){C4-621}([[ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON]]) 同作の主人公。 機械の型番めいた名前だが、これは「第4世代強化手術を受けた、621人目の強化人間」といった感じの意味合い((作中には「C1-249 スッラ」、「C4-617~620」などの強化人間も登場する。))で、当然ながら本名ではない。支援者であるハンドラー・ウォルターからは「621」と呼ばれる。 そんな彼の初仕事は、物語の舞台である惑星「ルビコン3」に密航し、破壊されたACの残骸を漁って失効していない傭兵ライセンスを拝借する…いわば&font(b){「偽名探し」}である。 そこでめでたく使えるライセンスを手に入れて生還する事ができれば、621は「登録番号:Rb23 識別名:[[レイヴン>レイヴン(AC)]]」という新たな偽名で活動する事になる。 ・&font(b){ポカパマズ}([[ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…]]) [[主人公である勇者>主人公(DQⅢ)]]の父親[[オルテガ>オルテガ(DQ)]]が「ムオル」という地方で名乗っていた名前。 ムオルは最果ての地と呼ばれるほど辺境にある地方で文化が違うらしく、オルテガはここでは「ポカパマズ」と呼ばれていた。 その理由だが、かつては「読み方を変える」の補足で触れられている通り、ムオル地方では「オルテガ」の発音は「ポカパマズ」になるという設定だった。 だが令和になってリメイクされた際には「ここに来る頃には『オルテガがいる』というだけで魔物達が襲撃してくるため偽名を名乗っていた」という設定となった。 『勇者』であるオルテガらしいエピソードとなった反面、&bold(){何を思ってそんな珍妙な名前を名乗ったのか}という新たなネタ要素が増えた。 &s(){ドラクエシリーズの[[主人公の父親>パパス]]はネーミングセンスがおかしい。} ・&font(b){[[ウェザー・リポート>ウェザー・リポート(ジョジョの奇妙な冒険)]]}([[ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン]]) ・&font(b){[[Mr.プリンス>サンジ]]}([[ONE PIECE]]) ・&font(b){[[ポートガス・D・エース]]}([[ONE PIECE]]) ・&font(b){[[トラファルガー・ロー]]}([[ONE PIECE]]) ・&font(b){[[ブラック・ジャック>ブラック・ジャック/間黒男]]}([[ブラック・ジャック(漫画)]]) ・&font(b){[[ラミー>ラミー/リャナンシー(灼眼のシャナ)]]}([[灼眼のシャナ]]) ・&font(b){[[越前屋右衛門>両津勘吉]]}/&font(b){[[浅草一郎>両津勘吉]]}([[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]) ・&font(b){[[ルルーシュ・ランペルージ]]}([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) ・&font(b){[[ナナリー・ランペルージ]]}([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) ・&font(b){[[V.V.]]}([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) ・&font(b){[[C.C.]]}([[コードギアス 反逆のルルーシュ]]) ・&font(b){[[鰐塚処理>鰐塚処理(めだかボックス)]]}([[めだかボックス]]) ・&font(b){[[うちはマダラ>うちはオビト]]}([[NARUTO‐ナルト‐]]) ・&font(b){[[スケア>はたけカカシ]]}([[NARUTO‐ナルト‐]]) ・&font(b){[[藤田五郎>斎藤一(るろうに剣心)]]}([[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]) ・&font(b){[[クリスタ・レンズ]]}([[進撃の巨人]]) ・&font(b){[[ソーラ・ミートゥカ>観束総二/テイルレッド]]}([[俺、ツインテールになります。]]) ・&font(b){ハイディ・バーミンガム}([[Seraphic Blue]]) ・&font(b){カーチス・ハミルトン}([[Seraphic Blue]]) 追記・修正は、偽名で仲間になるキャラクターの名前を本名に変えた人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 日本史だと沢三伯、才谷梅太郎、石川清之助、菊池源吾とか -- 名無しさん (2021-02-08 10:48:28) - 作中の存在からすれば気づくのは困難とはいえクトゥルーの這い寄る混沌の偽名は適当すぎると思う ナイ神父とかニャルラトフィスとか -- 名無しさん (2021-02-08 10:55:16) - ナデシコの愛すべきバカなパイロットのがあるww -- 名無しさん (2021-02-08 11:30:57) - 日本一有名な偽名はデューク東郷…と思ったけどコナン君がいたか。女装の偽名なら山田伝子が一番だろうか -- 名無しさん (2021-02-08 11:49:00) - 水泳部と空手部で名前を使い分ける女がいるらしい -- 名無しさん (2021-02-08 15:26:54) - 通りすがりのジョニーです -- 名無しさん (2021-02-08 15:33:17) - 沢木哲也とかも「知り合いの名前」パターンかな。向こうがこっちの名前名乗ってるとかいう中々奇妙な状況故ではあるけど -- 名無しさん (2021-02-08 15:37:50) - 戸籍が無いとかで本名が存在しないパターンもあるよね。フルメタとかシティハンターとかガンダムWとか -- 名無しさん (2021-02-08 16:29:52) - これってひぐらしの園崎姉妹も当てはまるのでは。流石に戸籍上まで入れ替わってはないだろうし -- 名無しさん (2021-02-08 17:27:53) - ある程度本名に似せた偽名の方が、呼びかけられた時の反応と言う意味ではメリットが大きい。後藤を五島にするみたいな漢字だけ変える形なら理想的。 -- 名無しさん (2021-02-08 17:57:09) - 『NARUTO』だとヤマト隊長やうちはオビト(偽マダラ)が代表的かな -- 名無しさん (2021-02-08 18:24:31) - エグレッタ・ウーノとかいう本当に酷い例 全く隠す気がないが故だが -- 名無しさん (2021-02-08 18:31:35) - アイム・ライアードという自分で名乗るには些か胡散臭すぎる偽名…まぁ彼の場合はスフィアの影響もあるだろうけど -- 名無しさん (2021-02-08 18:56:40) - 秋月涼太郎くん好き -- 名無しさん (2021-02-08 19:22:29) - キャスバルはエドワウが改名、シャアとクワトロはその名前の人物に成り代わったものだな -- 名無しさん (2021-02-08 19:34:40) - ジョジョのQちゃんはあれ旅館業法違反だったんか・・・日本じゃないけど -- 名無しさん (2021-02-08 21:29:09) - 「『偽名を使えず、本名しか名乗れない』制約を受けている人物が、『本名の一部(ファミリーネームやファーストネームなど)だけを名乗る』のを使い分けて上手く同一人物であることを隠していた」例は偽名に入るのでしょうか……? -- 名無しさん (2021-02-08 21:42:22) - DEATH NOTEではわりかし重要だったよな -- 名無しさん (2021-02-08 21:52:31) - ヒプノシスマイクの天谷奴零とか……苗字そのものが山田零のアナグラムだが -- 名無しさん (2021-02-08 22:40:05) - 二人の人間が通じ合わせて入れ替わったりしてるタイプもあるな。「ふたりのロッテ」とか。 -- 名無しさん (2021-02-08 22:46:15) - ウーティス、ネモ、ジョン・ドゥ、ハンス・シュミット この辺りは鉄板やね -- 名無しさん (2021-02-09 00:07:54) - 作中の登場人物達からみたら普通の名前だけど過去作を知る視聴者達は「おや?」と思わずにはいられなかった…『ヘビクラ ショウタ』 -- 名無しさん (2021-02-09 00:12:51) - バッカーノの不死者か?本名の一部なら偽名にはならんだろ。 -- 名無しさん (2021-02-09 01:47:44) - ↑7への返答ね。 -- 名無しさん (2021-02-09 01:55:25) - デュオ・マックスウェルはコーオネームなヒイロ・ユイとの対比の為か同人とか商業ムック等のキャラインタビュー記事では本名扱いだったけど実際はデュオ・マックスウェルを名乗る前の名前は不明なんだよな(ヒイロはかつてアディン・ロウ Jr.という名前だったしトロワもトリトン・ブルームという名前だった可能性がある) -- 名無しさん (2021-02-09 02:23:39) - 「浅草一郎」の二重戸籍は偽名に入るのだろうか? -- 名無しさん (2021-02-09 22:50:47) - 星野スミレは芸名では?パー子もあだ名だし -- 名無しさん (2021-03-05 08:58:41) - とある方向音痴は別人の名前を奪ったわけじゃなく襲名の方が近いと思う。あとロザリー・セルエという女性キャラはバリーギムナスという男の娘で本名をロザリー・ギムナスという名前だがセルエという性が母方の性かそれとも完全な偽名かは明確ではないな。あと偽名というとひょっとこ仮面も… -- 名無しさん (2021-03-13 16:37:03) - タイムトラベルものだと未来の有名人の名前を名乗ることも多いかな。「よりによってそれかよwww」っていうやつ。 -- 名無しさん (2021-03-13 16:58:51) - ヒイロ・ユイはパラレル小説では任務の為にシスターに扮していたけどその時に名乗っていた名前が名前のもじりではなくシスター・リリーナと思い切り意中の人物の名前を名乗ってた(日系人設定だからユイの部分でそのまま通せそうなのに)。リリーナもリリーナで姓は本来ピースクラフトだったけど危険を避けるために養父のドーリアン姓を名乗ってる -- 名無しさん (2021-03-24 21:22:13) - ↑リリーナが自分が養女だって知ったのはかなり成長してからだから本人的にはピースクラフトよりもドーリアンの方がしっくりくるのだろう。EWでもピースクラフトじゃなくてドーリアンを名乗っていたし -- 名無しさん (2021-04-17 11:51:48) - モロボシ・ダンとか矢的猛とかは偽名に入らないのかな? -- 名無しさん (2021-04-22 12:51:14) - ここまで源氏名の話ないのか -- 名無しさん (2021-04-22 13:27:18) - アレックス・ディノはスパロボUXでようやく活かされたな -- 名無しさん (2021-04-24 10:41:34) - ヒイロの場合中盤の一時期に使用したレッド・ワンという偽名もあるな。レッド=緋色=ヒイロでワン=一=唯一、という風にメタ的な意味でのもじりが強いが -- 名無しさん (2021-04-25 09:58:33) - 他人の名前を名乗るパターンは北斗の拳のジャギのように貶めたい対象の名を騙る(北斗世界は文明崩壊後だから写真技術とかもないから大まかな特長の真似だけでも有用)とか、Vガンダムのジン・ジャハナムのように影武者として名乗る(本来のジン・ジャハナムという名前自体もハンゲルグの偽名だが)、あと現実とかだと替え玉としてとかも -- 名無しさん (2021-05-02 15:02:12) - 自分でヴォルデモート『卿』とか名付けちゃうお辞儀様のセンスよ。学生時代実は本名のアナグラムになってるとか俺様頭イイ!カッケー!とか思いながら名付けたのかと思うとラスボスなのに途端に微笑ましくなる。 -- 名無しさん (2021-05-22 20:02:13) - 森谷みたいにちゃんと法的手続きとった名前を偽名と言えるのか? -- 名無しさん (2021-05-28 12:17:39) - マジュニアはピッコロが咄嗟に名乗った偽名だが書籍等だと23回天下一武道会編においてのピッコロの表記としてほぼ一貫して扱われているというちょっと珍しい例か。あと東の界王神は天下一武道会でシンと名乗っていて役職にちなむ偽名かと思ったら後にシンは本名という設定になってたな -- 名無しさん (2021-06-02 01:24:14) - 僕はお調子者のフィルであり、早業のルーニーであり、そして同時に臆病者のクリスでもあった。だけれどミヒュトのやつはいつだって僕を「トビー」と呼んだ。 -- 名無しさん (2021-06-16 21:11:22) - 江戸川コナンは劇場版で更に「アーサー・ヒライ」という偽名を江戸川コナンであることを隠すために名乗っている。コナン・ドイルのファーストネームのアーサーと江戸川乱歩の本名平井太郎からと由来自体が江戸川コナンと全く一緒という筋金入り -- 名無しさん (2021-07-14 21:34:08) - ハイスコアの作者がクラスの男子に、「偽名何やったっけ?」と聞かれてたのをネタにしてたなあ。本当は「ペンネーム何?」と言いたかったらしい -- 名無しさん (2021-07-15 08:32:30) - Gレコのアイーダ・スルガンはベルリ達に捕まった時に素性を悟られぬようアイーダ・レイハントンという偽名を名乗ったけど実は偽名として名乗ったレイハントンこそが彼女の本名であり本名と思っていたスルガンが偽名だったという珍しいパターン。ちなみに当人は幼い頃の思い出を僅かにだが持っていたりする -- 名無しさん (2021-07-20 00:36:42) - 自身の女っぽい名前にコンプレックスを抱きつつもその名前自体を捨てようとはしなかったカミーユ・ビダンだが潜入捜査の際にはシュリー・クライムという偽名を名乗っている。由来は不明で、アメリカの絵本にギャシュリークラムのちびっ子たちというタイトルの本があるけど日本語訳されて出版されたのは2000年だから関係はなさそう -- 名無しさん (2021-08-11 22:28:40) - アルセーヌ・ルパン氏は複数の偽名と仮の身分を持っていて、それに合わせて顔立ちから性格・言動まで化けるので非常にややこしい -- 名無しさん (2021-09-12 12:09:18) - サイコマンは? -- 名無しさん (2022-04-26 08:54:37) - 空条Q太郎 ブリなんとかさん シュトルテハイム・ラインバッハⅢ世 -- 名無しさん (2022-07-11 18:04:06) - 龍が如く見参や維新だと偽名まで超有名な歴史上人物だったりするし ビートたけしが明石家さんま名乗るようなもん -- 名無しさん (2022-09-24 22:14:39) - ソーラ・ミートゥカたんは最高に可愛いツインテールヒロインなのに、まさか偽名だったなんて! -- 名無しさん - スパロボOGのスクールにいたラトゥーニ、ゼオラ、アラド、オウカもそうだな -- 名無しさん (2023-06-21 20:43:52)(2023-04-09 20:09:55) - ボブことグエル -- 名無しさん (2023-07-05 09:59:20) - サガフロ2のグスタフも本名をドイツ語読みしただけの偽名だったね。プレイヤー的には呪いの装備…もとい例の剣で13世との関連を疑った人が多いかも -- 名無しさん (2023-12-08 22:19:35) - 北斗のトキ様(仮名)もお忘れなく。 -- 名無しさん (2024-04-27 16:30:08) - 芸名というか、売名で本名を名乗らなかった主人公もいるな(異世界迷宮の最深部を目指そう、のキリスト・ユーラシア。同じ地球人ならツッコむの確実だろこんな名前、ということで付けた) -- 名無しさん (2024-11-25 12:44:14) #comment(striction) #areaedit(end) }